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映画 「風立ちぬ」

2013年07月28日 21時36分43秒 | テレビとか、映画とか、
スタジオジブリ 
宮崎駿作品「風立ちぬ」 公式HPはこちら


行ってきました。
映画の宣伝映像を見たのは5月?
その後のいつもおなじみ大宣伝攻勢。
ジブリはすごいなあ~~と思いつつ、今回は飛行機のお話ってことでだーさん興味津々で(笑)。

今日、出かけてきました。
暑い一日だったから、映画館は最高の都会の避暑地、でしたよ。



さて、感想。
以下、ネタバレはないけれど、、まとまってません。
ほぼ感じた印象のみの感想。

でも、初見まだの人は…どうぞご注意くださいませ。






実際にいた人の物語。
こういうものを宮崎監督が手がけるのは、もしかして初めて?
今までは基本的にオリジナル作品だった、ですよ、ね?

大枠での私の印象は。

遠くに行きたい。
どこかジブリらしからぬ映像。

このふたつ。

理由をうまく説明できないのですが、
二郎が東京に向う場面を見ながら、強烈にどこか遠くに行きたい・・・と思う自分がいました。
その後の運命の彼女との出会い、関東大震災、夢を叶える設計者としての彼の生き方を見ながら、私の底辺には変わらず「どこか遠くへ」という思いがありました。
なんでだろう。
ただ、その映像を見つめながら、ストーリーを追いながらそんなことを思っていました。

細かいストーリー展開や各キャラクターへの印象、想いもありますけれど、
それをすっ飛ばして今はただ。
なんだか、「遠くに行きたいなぁ」と…。

描かれた空の印象かもしれないし、主人公が追う飛行機への想いのせいかもしれない。
いやそれよりもおそらく、ヒロインの想いかな、とも思う。
「大恋愛」でもあり「悲恋」でもある。
そんな二人の恋愛模様がまたどこかに影響したのかな?と。

で、ですね。
そんなこんなで全体的には。

どこにどう焦点を当ててみればいいのか、よくわからなかった。
飛行機を作るという焦点もあれば、二人の恋愛、もある。周りの人々の彼らに対する想いもあれば、ただただ生きねばならない、ということもある。
テーマがたくさんありすぎて、そのどこに自分のキモチを寄り添えばいいのか混乱したのかもしれません。

だって。
ねる間も惜しんで飛行機を作る「彼」にも感動したいし、
先の短いことを悟った上で少しでも寄り添いたいという「彼女」の心にも感動したいし。
でもその内側に戦争というものもある…。

そんな状態なので、ラストはもうただただ「ああ、これでおしまいなのね」と思ってしまったのです。
なんだかとりとめなさすぎて、感想になってませんね。。。



唯一。
思わず涙がこぼれそうなのをなんとかこらえたのは、、

ふたりの祝言の場面でした。
儚く、けれどとても美しいヒロインのその佇まいの静けさ。
固めの盃を交わしたあと、すぐさま仲人になってくれた夫婦に頭を下げるその健気さ。

そこで大きく揺れたってことは、やっぱり私はヒロインに気持ちに寄り添いたかったのかな。



ジブリらしからぬ映像、、という方は、うまくかけないから書かない。
ところどころ、ちょっとしたところでの違和感があった、とだけは言っておこうかなあ。
これまでは、宮崎監督作品の時には感じなかった違和感、です。
(ほかのジブリ作品では思ったことあったけど)

声のことはもう、、ね。どう言ってもしかたないし。。。(え?)

瀧本美織さんはよかったです。
彼女、本当にうまくなりましたね。
なにしろデビュー作の映画「彼岸島」を観ている立場としては、あの彼女がここまで…とちょっと感動。
BS時代劇で観た「妻はくノ一」のことも重なって(織江、素敵だった~)、本当にうまくなったし魅力的な女優さんになったなあ、と思います。
声優は初めて?
とてもまっすぐで健気で儚いヒロインがスクリーン内にちゃんと生きていました。


ちなみに。
一緒に行っただーさんは、ストレートに「俺は単純だから、素直に面白かった」と申しております。
それ以上の語彙はもらえませんでしたけど(^^;)おそらく男子の想い、だろうなあ~と勝手に理解しましたです。

ええ。
私はややっこしい人なので、、ね。
そう。。どこか理解できない「紅の豚」に通じる位置かもしれません。私の総括は!(と、ぶった切っていいものかなぁ?と迷いつつ)



そうだ。最後に一言。
私はあの「効果音」は苦手…でした。あくまでも個人的な印象ですけど。ね。

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