のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

時代劇に・・・・

2011年07月24日 10時17分51秒 | テレビとか、映画とか、
鬼平犯科帳。
中村吉右衛門さんが役を受けるに当たってスタッフにお願いしたこと。


『本当にオーソドックスな時代劇にしてほしい。』


江戸時代。
例えばたばこは煙管で吸う物。
江戸っ子は「まっすぐ」を「まっつぐ」と言う。
まげのない侍、ひげを生やした町人が出てくるのはおかしい・・・・・。

少し前、朝日新聞で連載された「時代劇で候」の第一回に書かれた記事。
それがいま、身にしみていたりする。


時代劇は自由だ、と話す人たちがいる。
それはそうかもしれない。
それはそれで間違ってないと思う。
理解できる。
自由度がうまく生きて素敵な物語になることだって多い。

でも。
時代劇はおとぎ話じゃないよ?
そこもまた忘れないでほしい。

その時代の人々の考え方。
生きたその世界に確かに存在していたルール。

それを忘れてすき放題しちゃったら、
それはもう、時代劇じゃない。

時代劇という舞台ででたらめな作り話をしてるだけ。


忘れないでほしいって望むのは無理かなあ。


例えばね。

あだ討ちは人殺しとは違うのよ。精神的に。
切腹も自殺ではないのよ。精神的には。
町民から武家へ嫁ぐのは大変だろーけど
同じこといつまでグチャグタ・・・ビシっといっちゃれ!磐・・・・・(おっとっと。。)

と、思う私がおかしーんだろーか?


戦はいやです。
人を殺さないで。

ってさ。
戦国時代のお姫様がそれを言うか・・・・・


・・・・・実は観ちゃったのね。少し前のGO。。
ダーウィンのあとそのまま・・・
ちょっと内容持ち直した、、と耳にしたものだから。

・・・・・で。

高卒っ子はほぼ10分でリタイア。自室へひっこみ。。
中学生は白い目のみ。(ま、もともと興味なしだし)
私は。。。「戦やだー」っていってる彼女でテレビ消しましたさ。
戦場に行くだんなにむかって人殺すなって・・・
死ねってことですかぃ!


耐えられなくて。


高卒っこの捨て台詞

「あっという間に2番目のだんなも死んじゃうね」
(このあたりは現役勉強中だからね。知ってますよ。そりゃ。)

その言い方に、切なさも悲しみも、なんもなし。
・・・・・いいのか?これで。育て方間違ったか??私・・・・
と、思いつつもこの物語じゃそう思うよな~と同意して・・・

せめて子どもたちの世代が気に入ってくれないと
今年のこの日曜日の午後8時。だーれも観ないんじゃ・・・(おろろ~~~~)

恋愛大好き世代で(今期の月9を観るっと意気込んでる・・・)、
同時に歴史好き女子でもある彼女たち。
やっぱりだめみたいですよ。この物語。


どーするんだろーね。

ま、どーでもいいんだけど。。


あのね。
来年が心配なの。
ハハはそこだけ。もお、ただそこだけ。。


こんなに大河が訳判らなくなっちゃっていて・・・・・不安不安不安・・・・・
脚本も演出も違うから、、信じて待つしかないけどさ。



「双調平家物語」の続き、予約しなくては~♪


鬼平。。また観たくなった。
原作の大きな力も、もちろんわかった上で、スタッフ、キャストの皆さんに敬意を表して。


と、10日前にうだうだ書いてUPを迷っていたら・・・。
なんですか?
人気子役がもう一度でるんですか?
茶々役をした彼女。今度は千姫!?

ちょっともう・・・カンベンしてくれ。。
どーでもいいっとかいいながら、
それでも大河は大河として厳然と存在していてほしいって気持ちは
これでもたくさん持ってるんですよ。
持ってるからこそ、むっとしたりイライラしたり文句たらたら言うんですよ。。

第一話でよかったから、、って演出家は言ってるようですが、
そうだったっけ?
彼女の使い方を間違った・・・って思った私は、、違った?
あの場面。
感情移入は全く出来なかった人間なんですが・・・・。


京都祇園祭り宵山の日に。
その放送を見ながら、「ああ~池田屋だ~」という話になり、
高卒生と「直前!池田屋事件」を見て。

彼女が一言。

「これが大河ドラマだよね。怖いけどすごく面白い。篤姫も見たいなあ~」

といいました。。。。とさ。。。。。


水戸黄門も終わっちゃうのね。なんか、、切ないなあ。がっつり観られる「新作時代劇」ってないかなあ。。。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっほっい!

2011年07月16日 17時00分39秒 | ☆本☆
今日の収穫!

積読がまた増えたーっ!

嬉しいっ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月の読書

2011年07月11日 11時34分05秒 | ★★★毎月の読書まとめ
暑い夏到来!
ってことで図書館行こう♪と思ったら・・・。

近隣の公立図書館、昼1時から4時を節電のため閉館にするとのこと。。。

ぶぅぅぅぅ~~ん・・・・・。




6月の読書メーター読んだ本の数:15冊読んだページ数:4342ページ

双頭の悪魔 (創元推理文庫)双頭の悪魔 (創元推理文庫)学生アリスシリーズ、これで読了。こちらは全て似た状況で起こるミステリーなのですね。江神さんの事情を直接聞くのはマリアなのか~。向こう側とこちら側の2ヶ所同時に起こった事件はアリスたちが大丈夫か?って勝手に心配(w)にしても、やっぱりラストはちょっと切ないというか辛いというか・・・でした。これで一通り読み終わり安心して「女王」の次。最終巻を待てます。読了日:06月28日 著者:有栖川 有栖
燦〈1〉風の刃 (文春文庫)燦〈1〉風の刃 (文春文庫)昨日の移動中に読み終われるかなと思ったけど、ちょっとずれ込んだ。。物語の流れは定番で易しく読める時代物。まだまだ導入部分でこれからこの主役たちがどう動くのかを期待。中心の3人(燦、伊月、圭寿)がなかなか楽しい気持ちの良い性格設定で、「夜叉桜」シリーズ(?)より馴染みやすいかもしれないな、と思う。・・・実は燦を女の子だと思いこんでた・・・莫迦です(表紙で単純にねー//汗)。読了日:06月21日 著者:あさの あつこ
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)こころが痛い・・・物語。マリアが登場。有馬家の悲劇。謎解きをするときのその状況が、この孤島にゲストで来た3人の傷ついた状況を更に実感させられる。推理小説だけど人間の物語。ラストは。。こうなるしかなかったのかなあ。。。読了日:06月20日 著者:有栖川 有栖
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)最期に。「月の光のせいにしないでくれ・・・」江神さんにそう訴えたある人の言葉が悲しい・・・・・。悲しすぎる・・・・。それ以上をいま語るのは止めよう。月の光の中で。。。その行動に納得は決してできないまま。(感傷的だね)読了日:06月18日 著者:有栖川 有栖
GATE7 1 (ジャンプコミックス)GATE7 1 (ジャンプコミックス)読友さん達が読んでらっしゃるので気付いた久々の新作!1冊でまだまだ序章って感じ。最近のCLAMPさんは内容把握が大変だなあ(^^;)読んでいて頭の片隅に「東京BABYLON」「X」を思い浮かべる。北斗と昴ちゃん。。そして「ホリック」四月一日!!!あはははは。描かれる世界は大好物っぽい。「ことば」の『音』と『漢字』の使い方の感覚がいつも本当に好きだ。吉でも凶でもなく、「無い」とは?次巻を楽しみに待ちます。読了日:06月15日 著者:CLAMP
トコちゃんばったにのる (コロボックル絵童話 3)トコちゃんばったにのる (コロボックル絵童話 3)秋祭り。トコちゃんは妹のチョコちゃんの手助けでばったを捕まえてばったレースに初参加。子どもだけで捕まえなければいけないばった。捕まえれば参加資格ありってことで、レースは途中で失敗しちゃったけれど、お父さんは「参加しただけで偉い!」とほめる。ちいさなちいさなあったかい家族がここにいる。読了日:06月14日 著者:佐藤 さとる
石に匪ず―御算用日記 (光文社文庫 り)石に匪ず―御算用日記 (光文社文庫 り)(ネタバレあり)表紙の花嫁姿。幸せな花嫁と同時に悲しい花嫁も重ねてしまうのは考えすぎか。「石に匪ず」という言葉の意味を想ってしまう。今回は切なかった。出だしの「喰い足りぬ姫」には驚いたと同時に楽しんだけど。どの花嫁も幸せに・・・・って、主題とかな~り離れた感想かな。今回はこれで止めて、再読をすこししたらするつもりです。(いくつもの謎が重なり平行していて、ちょっと混乱してる部分がありますので。)羅針盤。。数之進のもう1人の盟友になったであろう人に合掌。読了日:06月14日 著者:六道 慧
新選組血風録 (角川文庫)新選組血風録 (角川文庫)2年ぶりの再読。無名の隊士に視点を合わせそこから語られる節目の出来事やなんでもない日常。京の町で必死に命を賭けた男たちの生き様が鮮やか。でもやっぱり注目は総司。ごっつい監察方の山崎もいい。そして決して主役ではないけれど土方さんの描かれ方が好きだ。きっと隊内でこういう位置だったんだろうな・・・と思う。そういえばこの物語では局長は案外影が薄いのね。「政治」ばかりしているし・・・・・。読了日:06月13日 著者:司馬 遼太郎
そりにのったトコちゃん (コロボックル絵童話)そりにのったトコちゃん (コロボックル絵童話)本編3作読了後、いっきに「そら」「ふね」そしてこの「そり」と絵本シリーズを読む。何気にトコちゃんが成長しているのが感じられて、本作を読み終わったとき自然と笑みがこぼれた。再文庫化の本編を待ちながら、「ばった」も探そうかな?と思っている。大好きな村上勉氏の「絵」が本領発揮。カラーも良いですね。本編の挿絵のモノクロもそのやわらかなペンタッチからホレボレするんですが。読了日:06月08日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
コロボックルふねにのる (コロボックル絵童話)コロボックルふねにのる (コロボックル絵童話)読了日:06月08日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
コロボックルそらをとぶ (コロボックル絵童話)コロボックルそらをとぶ (コロボックル絵童話)読了日:06月08日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
コロボックル物語3 星からおちた小さな人 (講談社文庫)コロボックル物語3 星からおちた小さな人 (講談社文庫)読むたびにこころに暖かいものが広がる。おチャ公の単純な身勝手さ。そこから変わっていく気持ちの変化。かなり忘れていて、だからこそ新鮮で、ドキドキして楽しんだ。昔はおチャ公の最初の頃のつぶやきにかなり抵抗したもんだったなぁ・・・(^^;)。少しは余裕持てるようになってるのか?自分。。あーこれで、4巻は発売を待たねばならない。。楽しみだ!と書いた後、重松氏の解説になるほど~。男子の夢も紡いでいるんだ。女子の夢も紡ぎすぎるくらい紡いでくださってますが♪「リアルさ」に実感&納得。読了日:06月08日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ (講談社文庫)コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ (講談社文庫)こんなに時間が飛んで2巻だったっけ?と思わず背表紙で確認。。。してしまった。そして。コイバナもこんなに散りばめられていたんですね。風の子とおチビ。かわいいっ!そして「マメイヌ」は昔、近所の竹やぶで探した記憶あり!(笑)有川センセの解説にいちいち同意している自分がいます。読了日:06月07日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (講談社文庫)コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (講談社文庫)乾ききった心に染みとおる・・・。指先までふんわりとあったかい気持ちが通り過ぎていった。自分の生まれる前からある物語。子どもの頃から大好きなこの作品を今、また文庫化して手に取れる喜び。。(小学校のとき買ってもらったハードカバーも持ってるけれど)あの頃から何も変わらない世界が1冊の小さな本の中にある。。。目の端を黒いものが通り過ぎないかな?って思っていたころを懐かしく思い出す。大切な宝物。読了日:06月03日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
死刑基準 (幻冬舎文庫)死刑基準 (幻冬舎文庫)あまりに残酷な事件のために、最初はかなり読むのがきつかった。滅入ってしまう事件内容と表現。書き手が弁護士さんだからか?主人公と周りの人々の関係等、過去の部分も正直きつい。なかなか主役に気持ちを入れることも難しく・・・。でも、法廷描写になると、そこはプロが書いているからかとても面白い。裁判官さんの表情までさりげなく挟み込まれて新鮮。そして謎を解いていくラストは一気に読みきった。「死刑」という制度に対してのプロでも揺らぐその点はもう少し描かれても良かったかなと思うけれど十二分に伝わってきます。読了日:06月01日 著者:加茂 隆康
読書メーター

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

図書館革命

2011年07月03日 23時23分38秒 | ☆本☆
有川 浩 著
角川文庫

図書館戦争シリーズ本編最終巻、読了。
現実と重なりつつ(自主規制もしくは善意という名の驚くほど狭い考え方?)
こんな世にならないようにと願う。

図書隊と未来企画をつなげた柴崎がすごい!あーもぉ!とっとと手塚とひっつきなさい!
堂上と郁にはびっくり。でもまあ、この二人だとこのくらい極限状態にならないと前に自力で進まなかったかな。

…しかし気付くと。
根幹にあるテーマに見事にコイバナを絡めて、最後はそちらに重心を移して締める。
この作品づくりの巧みさが、
荒唐無稽ではあるけれど、よく考えれば現実に大切な目をそらせないテーマを
読者に重すぎず、でも流すことはできない強さで伝えられるんだろう。

新宿の本屋さん、トラックの運ちゃん。そして大阪のおばちゃん達に乾杯!!

さあ次は番外編。どんな物語が綴られるのかな?楽しみに待とう。

巻末、児玉清さんとの対談に学び、そして涙。
創作の仕方から演劇論まで非常に興味深い。

戯曲はものすごく苦手だけれど、読んでみるか?

もう一つのシアター!
これなら大丈夫かなぁ?

……過去の自分を振り返ると、最後まで読み通す自信がほとんどないんだけれど……

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読み出すと止まらない

2011年07月02日 07時59分08秒 | ☆本☆
有川浩、図書館シリーズ。

ずっとおっきい本のままで
手を出せなかったこのシリーズが、
今年はほぼ毎月1冊ずつ文庫化ってことをしてくれていて。

手に取ると。

もお、他の事は何にもしたくない、
って状態になる。


タイトルから想像していたものとは
全く違ったその内容。


深く。
深く考えさせられる「表現の自由」ということば。


ああ、続きを読みたい!

けど、今日は仕事のあと学校だー!!!!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする