のんびりぽつぽつ

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11月の読書 どんなときでも傍らに本がある

2016年12月08日 08時56分59秒 | ★★★毎月の読書まとめ

開かなくても


読むのが一行だけでも


そして、全く開けないときでも


2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1832ページ
ナイス数:753ナイス

ああ言えばこう食う (集英社文庫)ああ言えばこう食う (集英社文庫)感想
のびのびと、軽やかに、爽やかな、、毒舌(笑)親友と呼べるお互いだからこその内容と容赦なさ。それが非常に気持ちよく、読んでいて何度も笑い、、いや、爆笑もする。とても羨ましくなった。伴侶を得られないというけれど、生涯の最高の伴侶を既に得ていらっしゃいますね。心底うらやましいです。とりあえず一般的な意味での伴侶がいる身ではありますがそれとこれとは全く別物ですもん、ね(笑)
読了日:11月30日 著者:檀ふみ,阿川佐和子
いろがみびりびりぴったんこいろがみびりびりぴったんこ感想
下の子の絵本)これも実習用に用意した一冊。これを読んでからおりがみで造るのは上手くいったとのことでした。ページを開くととても鮮やか。色紙が「あか」をメインに踊ります。ぬり絵とはまたひと味違うはり絵のたのしさ。最後に必要な道具類も柔らかい線のタッチで描かれているので、読み終わったら作ってみるっていいですね
読了日:11月27日 著者:松田奈那子
太ったんでないのッ!? (新潮文庫)太ったんでないのッ!? (新潮文庫)感想
お二人での著書は初めて。抱腹絶倒は期待通り。掛け合い◯才…ですよねぇ。否定されてますけど(笑)笑いのツボは押されまくりで温かくて幸せな笑いを沢山頂きました。そして。食欲のツボは幸いなことにあまり押されずにすんで?いや、高級食材が目白押しでさすがにこれを自宅でお料理はね。でもお茶漬けとかごはんものはとっても美味しそうでした!アガワさんが楽しいのは知ってたけど、ダンさんもホントに楽しいですね。
読了日:11月24日 著者:檀ふみ,阿川佐和子
([い]4-3)なでし子物語 (ポプラ文庫)([い]4-3)なでし子物語 (ポプラ文庫)感想
初作家さん)穏やかでやさしく、力強い物語。しなやか、というのかな。読んでいてこんな感覚になったのは初めてかもしれない。様々な事情からそれぞれに立ち止まっている3人が、出会った場所で学び救いつつ救われ、ぶつかり戸惑い、そして前を向く。立ち止まらす間にその先へ。自立と自律。ヨウヨとリュウカとテルコ。3人を囲む人々。止まっていた時間が動き出した。きっと大丈夫。温かくそう思える最後だった。
読了日:11月21日 著者:伊吹有喜
パンダ銭湯パンダ銭湯感想
下の子の本)実習用(年中さん担当)に買ってきて、母びっくり。これは読友さんの感想に惹かれて読みたかった一冊でした。ということで、明日、幼稚園に持っていく前に読ませてもらって。パンダの極秘事項が明らかになっちゃってます!!(笑)ほのぼの銭湯。とても楽しいお話でした。笑顔になれる日常のひとこま。絵本ならではの素敵な風景です。最後にちょっと仕掛けが、あるね♪
読了日:11月20日 著者:tuperatupera
ぶたぶたの花束 (徳間文庫 や)ぶたぶたの花束 (徳間文庫 や)感想
今年は2冊も新作に会えた!今回も様々な仕事をこなすぶたぶたさんとの出会いの中でそれぞれの人の物語が綴られる。薔薇の花が共通テーマだけど、私にとってはもうひとつ。全編通して「カウンセリングぶたぶたさん」だなぁ、と思いながら読んでいた。作中の人たちもだけれど、合わせて私も、ね。ぶたぶたさんにカウンセリングしてもらってる気分で。短編5作品のどこにもどこかに「そっかそうだねほっとした」って私自身が感じる気持ちや場面があるように思えて力が抜けて。柔らかな気持ちって本当に大事だと読むたびに教えられます。
読了日:11月8日 著者:矢崎存美
食堂のおばちゃん食堂のおばちゃん感想
図書館)初作家さん)ほっこりした、ふんわりとした、町の食堂の物語。美味しいごはんと楽しい会話と人とのゆるやかな繋がりの中で過ごす、何でもない日常。とても落ち着く世界でした。こんな場所に溶け込んで生きていかれたら幸せだろうなぁ、と心底思ってしまいました。作者さんを知ったのはnhkの「サラめし」ご本人が長く働いていた社食の食堂(物語にもちらり、と出てきたような?)のおばちゃんがベースかな?巻末のレシピも含め、繰り返し読みたくなります。どーしよう。返したくない本屋さん行きたい!(笑)
読了日:11月5日 著者:山口恵以子
時限病棟 (実業之日本社文庫)時限病棟 (実業之日本社文庫)感想
始め、登場人物にかなり苦手な方々が多くて気が削がれスピードに乗れなかったんですが、謎が解けていくにつれてその行動や言動を納得してラストは軽く驚きもあり、前作よりも内容的に練られていて楽しかった、かなと。ただ、かなり残酷な場面もあって得意ではありません。いろいろ未消化な感じもするのですが、まさかここから更に続く、なんてことあるんでしょうか?それにしてもこの病院…怖いです。前回は中味でしたけど、今回はその箱も。。空っぽになってもまだこんなことになるなんてなぁ。
読了日:11月2日 著者:知念実希人

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