こういう事は、本当に突然にやってくる。
緒形拳さん。
今朝。ラジオで突然の訃報を耳にしました。
だって、つい先日
「風のガーデン」の記者会見風景をご自身のブログで書かれてたのに???
ほんとうに、驚いて、そしてとても悲しくなりました。
涙がこぼれました。
私にとって、緒形さんは。
「峠の群像」というNHK大河ドラマが大きな存在感として残っています。
今でもOP画像を何となく思い出す。
忠臣蔵。赤穂浪士。大石内蔵助となると、自然に緒形さんの内蔵助像が頭に浮かびます。
そしてもう1つ。
「動く壁」というTV作品。
動く壁(1994年、フジテレビ、主演)と、いま検索しましたが、ようするに少し前に話題になっていた堤真一さん主演の「SP」と同じ。
何だかとても重厚で、そうか、こういう職業ってあるんだよね。重い重い仕事だね、と、印象深く心に残っています。
緒形さんって、ほんとうに好々爺から極悪人まで、何でもござれで、それでいて何だか役柄を離れると、とてもとてもすてきな人で。
俳優としても、人としても、何だかとても理想の歳のとり方っていうか、歳を重ねるほどにとても良い笑顔と雰囲気を身にまとっていらっしゃるようで。
大好きでした。
ほんとうに、ほんとうに大好きでした。
子ども達にとっては、NHKの
「プラネットアース」のナビゲーターとして、印象に残っているようです。
最期の最期まで、役者でいてくださった人に。
こころからご冥福をお祈りいたします。
・・・・・ほんとうは、とてもとてもお会いしたいこころを隠しながら。