のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

完全に終わっちゃったけれど、プロ野球セ・リーグCS第3戦

2014年10月26日 22時11分22秒 | ぽつぽつぽつ


Gファン的には完全に終わっちゃったけれど、人生で初めて東京ドームに行って野球観戦をしてきたので記録~。


10月17日(金) セ・リーグのクライマックスシリーズ第3戦を下の子と2人で観に行ってきました。
下の子は今年3度目のドーム。
私はその彼女のあまりの楽しい表情に、ゆらゆらと気持ちが揺らいで「じゃ、一緒に行ってみる?」との言葉に乗っちゃった口。
もちろんお財布はこちら、です~(笑)

いやでも楽しかった。

負けたけど。

楽しかったっ!
だって、プロ野球どころか高校野球ですら・・・遡ること自分の小学生時代。
甲子園球場の阪神側で阪神×巨人の試合を親に連れられて観にいって以来、ですから。(たしか張本勲選手のホームランを見たような記憶が?)



東京ドームは数年前に屋根だけ遠目に眺めて「おお~~~あれがドーム!?」と無駄に喜んだ記憶しかないし~(爆)

ということで、20番ゲートが私たちの入口で、1塁側内野席、といってもBの席での観戦。


この日は始めは良かったのよ。
亀井選手のホームランとかファインプレーなんかでスタンドも大盛り上り。
お弁当食べる時間がないくらいみ~んなで大声で応援して手をたたいて歌って踊って。。は嘘だけど、球場で思いっきり声を出して応援する気持ちよさを味わって。

…後半に行くに従って、遠くにいる阪神ファンの皆様の応援の声に、ホームの巨人側がどんどん負けていく感があったんだけど、、でもね。
それでもね。

負けちゃったけどね。
すごく楽しい夜を過ごしました。


この翌々日はフレンチミュージカルコンサートでまたまた大感動したんだけれど、そちらは静かに客席に座っているのみ。
最近は観劇が私の中心だったから、それが当たり前で、それでもとても楽しんでいるけれど。

こうして大きな声を出して拍手して分かるところだけ応援歌なんか歌っちゃって。。
知らない人たちと一体感を感じながら騒ぐ。。楽しく明るく発散できるのって、いいですね~。
気持ちもスッキリできて、これはこれでまた格別だなあ~とすっかり味をしめてしまいました。


せっかくなんだからね、と奮発して買った巨人選手のお弁当。


阿部選手のお弁当と



長野選手のお弁当。

ボリュームたっぷりだったけれどおいしく頂きました。
その後ヘルメットに入ったソフトクリームなんかも食べちゃった。

うーん。奮発しすぎかな~(笑)

坂本選手のお弁当じゃなくていいの?と下の子に聞くと、「一番フツーでつまんないからいい」だって。
でもそのいで立ちは


で、ありました(笑)前回おばあちゃんと来た時に買ってもらったもの。
そして今回はリストバンドを追加…。
なんでもタオルを首にかけてリストバンドで止めるってことをしたいんだそーです。



そして本当ならば。
この週末のどこかで東京ドームで日本シリーズの応援をしているはずだったんだけど。。
いまどっちが何点~?と下の子に聞きつつ、家でテレビも観ずにうだうだしてます。


もう一回行きたかったなあ。ドーム観戦。
残念だなあ~。


楽しかったけど。。。ね。
勝ちたかったねぇ~~~。。


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映画 「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」

2014年10月21日 22時54分41秒 | テレビとか、映画とか、
いま、NHKBSで放送されていた映画
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』


柴咲コウちゃんが出ていたけれど、
なんだかほっこりゆったり、ちょっとピリっとスパイスが効いていて


偶然の遭遇だったけれど、とってもよかった。


深夜アニメで始まった「蟲師 続章」といい、
最近、静かでゆったりした感じの物語にとてもホッとします。
(内容は全く甘くない生き方、で、かな)




もう一回やってくれないかなー(笑)


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食欲の秋、全開~!?

2014年10月16日 21時26分27秒 | ぽつぽつぽつ
先日、朝ふらりと立ち寄ったセブンイレブンで気が付きました。

今年もありましたのですね。
BISTOP SMAP×セブン-イレブン共同開発メニュー 2014 詳細はこちら


今までなかなか買ってみたことがなかったので、ひとりお昼ごはんにしようかな?と一つ購入して帰りました。

「どーん!と大きなチーズ焼きつくね」

おにぎりは日本人に生まれてよかった!の大好物。
チーズも大好き。
つくねも好きだっ。

3つそろって、これはもしかしておにぎらずかしら?と思いながら仕事中も気になり


お昼に指示通りにあたためて一口っ!


チーズがとろけてる~♪
ともぐもぐしてたら

・・・・・うっ

つくね。。。なんこつ入りだったんですね



最近多いです。いや最近でもないか。もう定番になりつつあります?
なんこつ入りつくね。

私、これがダメなんです。
あの歯ざわりがどうにも受け入れられなくて。
つくね自体は大好物なんだけど、なんこつ入ると一口もダメ。


はい。気付きませんでした。気づかないで食べました。
でもでも、チーズものりもご飯も美味しいし。
ならばもしかして?と思ってもう一口食べてみました。


・・・・・ダメでした


結局つくねはごめんなさい
(なんこつがまんべんなく入ってるから除けない…)

をして、チーズはさみおにぎらず??を完食

ああー残念です。
私の好き嫌いのせいだから誰にも文句いえないし、あれが入ってなければこのおにぎり美味しかったし。
なんこつ無しつくねのこの商品ないですか~?(ワガママっ)


ってことで、近日中にリベンジっ!
今度はバジルソースのアボカドチキンサラダロールにしようかな?
寒いし、ミネストローネスープパスタもいいなぁ?
デザートは全部あり、だな?

なんて。ね。
ゆ~らゆらしてます。
食欲の秋

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数ヶ月に一度の。

2014年10月09日 21時45分21秒 | ぽつぽつぽつ
友人とのランチ。

ここ2年ほど続いていること。



これは。
共通の友人に会いにいくための決まりごと。

ちょっと長く眠り続ける友人に、2人で会いにいくために。
2人で決めた、お外ランチの日。
楽しみにするために。
ずっと続くために。続いてもらうために。


そしていつか、また3人で出かけられるために。
祈りも含めた元気の源。


今日のランチ場所は。
あちらこちらに移転して、その度に出かけていた某有名店。
一番初めの出店からほぼ移転するたびに行っていたお店。
またまた新しくなったので、そこに出かけてきました。

安心の美味しさ。
懐かしい味。

居心地の良いお店で目いっぱいおしゃべりをして、目いっぱい笑って。
それから会いに行った友人の前でもまた、脱線に次ぐ脱線をしながら散々おしゃべりをして。



きっと「相変わらずうるさい2人だなあ~」って思っているんだろうな。
うん。
声は聞こえている、のだから。



また、会いに来るよ。
今度はクリスマスカードをもって、かな。
楽しみに、ね。


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若者たち2014

2014年10月05日 21時23分15秒 | テレビとか、映画とか、
今更なんですけど。
録画してほったらかしてたんで私にはタイムリーな話題ってことで。



フジテレビで放送終了した「若者たち2014」

吉岡秀隆さんが出てるってことでチェックしてました。
んで、途中で実は挫折しました。
なんかねー。
いや、どちらを見ても見事な俳優さんばっかりでどこにも隙がなくて、
その時々のテーマを見事に表していて素晴らしいんですけれど。


いかんせん、私には重すぎて。
で、ちょっと今時それはどうなの??と思うこともあったりなんかしちゃって。。
(そこを本気で突っ込んじゃったあたりがおそらくドラマの仕上がりが見事なためなんですが)


そんなこんなで(どんな?)後半は完全に斜め状態。家族が見ていたのでTVはついているけど、大体その時間はほかのことを並行してやってる私なのでちゃんと観ず、
その後、録画を見直すこともなく次の週へ。でした。

でもね。やっぱり新城さんの結果だけはきちんと見なくちゃな~なんてふっと思って。
最終話は一人でちゃんと見たんですよ。
したら。


新城さんの言葉の端々に見え隠れするコトー先生(え?)なんて思ってその行く末に幸あれ、と思い、その後。


驚きました。
今。
いま、この時に。

彼の弾き語りを目にすることができるなんて・・・・・
「若者たち」をフルコーラス(だよね?)で弾き語りする、新城@吉岡秀隆さん。
もちろん知ってましたよ。
できること。そして歌ってたことだって。
だけど。
歌ってたときをタイムリーに知らない私。
今回ギターをつま弾く場面があったので、それだけで「おお~~~~♪」って思ってたのに。


生まれた家に別れを告げるラストナイト。
その場面で歌う彼に。

正直いうと。
ギターを弾き歌う吉岡秀隆、に。

すごく揺さぶられて動揺して感動して切なくなって、、泣きましたさっ!


もう、まっさん(さだまさしさんね)同様に安定の人になってたハズなんだけどな。
それでもこうして驚かされると私ったらまたまたこんなに惹かれるんだな。


あほですね~。成長しませんね~。
でも、この部分は成長しなくてもいいのかな?とも思ったりして。


全体を通して杉田監督の持ち味がガッツリと出たこのドラマ。
抵抗感はでも、あの「北の国から」のころと同じかもしれないな、とも思ってます。
やっぱり監督はこういうドラマがいいね。

ってことで、ラストで気づくとしっかり納得させられたドラマ作り。これもまた監督の持ち味、かなあ~。


そして。
新城@吉岡さんが手話と共に伝えた言葉。

谷川俊太郎の「未来へ」という詩。
これがきっと全てに通じるメッセージ なのでしょう。

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9月の読書 かなりバラエティ豊か?

2014年10月03日 20時33分50秒 | ★★★毎月の読書まとめ
冊数やページ数が多いのは「動物のお医者さん」のおかげ(笑)
読書メーターの読友さんの影響で再読したけど、普遍の面白さだなあ~。
読み応えは『光圀伝』かな。
ラストに「大政奉還」という言葉が出てきたことにひどく驚いた。かなり幕末を意識しつつ読む作品ではありましたけど。
俵万智さんのエッセイ『旅の人、島の人』は友人さんオススメの一冊。初めて発売からすぐに図書館に予約。とっても綺麗な一冊を手にすることができました。
で、すっごくすっごく良かったんだ。これ。すっごく素敵な景色や生活を表す言葉の流れに自然に溶け込む短歌。表紙カバーの下の本体の絵が見られなかったのが唯一の心残り~。
そこで刺激されての『万葉集のこい歌』は。ホントに日本語っていう言葉の美しさを「いにしえといま」両方ともに感じられて大好きです。
『みをつくし料理帖』はついに最終巻。しばらく開くのをためらって、というかもったいなくて読めなくていましたが開いたら最後閉じられないのは10冊目にしても変わらず。
同時になんて綺麗に物語が終わるんだろう…ということにも妙に感動。ラストまですったもんだしていたのにそれも含めて綺麗な終わりを見せてもらい、同時に粋な計らいもあり。
番外編に軽く触れられていましたが、正直なところ。これですっぱりと「おしまい」でも私はいいな、と思います。
先を知りたいと思う気持ちも強いけれど、そこは受け取った読み手に委ねて。。もまたいいなあ、と。



2014年9月の読書メーター読んだ本の数:21冊読んだページ数:5671ページナイス数:1686ナイス万葉集の恋うた (中経の文庫)万葉集の恋うた (中経の文庫)感想ここ数冊の本の影響で、いにしえといまの美しい日本語に触れたくなり手に取る。以前図書館で借りた「万葉恋歌」で感銘を受けた作者のこの一冊は間違いなかった。親しみある言葉で説明される万葉集の歌の数々は、いま、そこで詠まれているかのごとく鮮やかに景色を浮かべ、心を想う。「恋」が実はとても自由であったこと。それ故の悲恋もあれども人々は、自らの想いを時に密やかに、時に大胆に相手に伝える。生き生きとした時の流れも感じられ、非常に深く濃い一冊。「万葉恋歌」を含む既刊本3冊を抜粋して纏めて文庫化したとのこと。(続)読了日:9月25日 著者:清川妙
夜な夜な短歌集 2014年春号夜な夜な短歌集 2014年春号感想「夏号」から先に読んだのですけれど、この皆さん処女作(と言っていいでしょうか?)な春号はどの句もとても初々しくて素直なことば運びで柔らかく優しく感じます。季節の雰囲気を纏うからっていうこともあるのかな?芽吹きの季節の初めての歌集っていうのがすごく似合う一冊、と思いました。そして読むことしかしない(それも学生の義務以外はほとんど読まないできた)私にもとても楽しめる歌ばかりでした。読了日:9月24日 著者:masaレイmomonga華雪せんむJune
星の王子さま (新潮文庫)星の王子さま (新潮文庫)感想再読)これを子どもの頃の私はどう感じたのだろう?と考えてみても記憶にはない。昔から知っていて、でも全く知らなかった世界が広がっていて。時を越えて読まれる物語の不思議が、ここにもある。言葉の一つ一つがそのままの意味で、またその一歩先の意味をくみ取ろうとすればできそうで。それがイコール大人の考え方かな、と思うとくみ取りたくなくて、でも頭に浮かんだ想いは消えない。「たいせつなことは、目では見えない」「花のことと似てるな。どこかの星に咲いている一輪の花を愛していたら、夜空を見上げることは、心のなごむことだよ…」続読了日:9月24日 著者:サン=テグジュペリ
旅の人、島の人旅の人、島の人感想図書館)サラダ記念日をブレイク当時に手にしてるわたし。けれどエッセイ集は初めてです。友人の薦めで読んでみましたが、これがとてもよかった!あたたかい島に震災の後に初めは避難の意識強くやってきて、そのまま住み着いて3年。旅の人というには長すぎて島の人というにはまだ短い時間を息子と共に過ごしてきた日常や非日常を楽しくやさしく暖かく語ってくれる。読んでいると本当に石垣島という島が素晴らしくて、人々が素敵で今すぐにでも飛んで行きたくなった。いや違う。時を戻すことができるならば子どもたちと共に移住したくなった。(続)読了日:9月22日 著者:俵万智
動物のお医者さん (第8巻) (白泉社文庫)動物のお医者さん (第8巻) (白泉社文庫)感想再読)始まりがあれば必ず終わりもある。最終巻はそんなちょっと淋しさも感じながら読み始めたハズだったんだけれど?二階堂の迫力あるいとこ、思いがけず発覚した漆原教授の実家。そして銀杏バトル。南国ではカンガルーと戦い、ハムテルの開業の足を引っ張らないように自立しようとした二階堂はなぜか最大の障壁になってしまい???そして彼らは…。何とも賑やかで楽しくて笑える世界はそのままに、最高の幕引きが待っていました。それぞれの未来が見え隠れしつつみんなでクリスマスツリー(漁師町の/笑)終わった気がしない(笑)楽しい再読最高読了日:9月19日 著者:佐々木倫子
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動物のお医者さん (第2巻) (白泉社文庫)動物のお医者さん (第2巻) (白泉社文庫)感想再読)一般教養から各専門に分かれる4年生。とはいってもまだまだ技術も知識も当然未熟なハムテルや二階堂に持ち込まれる無理難題(?)バタバタと大騒ぎな面々の中で妙に淡々として動じないハムテルは、そうか!バイトもしたことのない「温室育ち」なのでした(笑)なんて、ね。微妙に焦点ずらした感想ですが、予定になかった再読完全コース。すっかりその気になって楽しんでいます。チョビとミケの初対面からのエピソードが大好き。読了日:9月15日 著者:佐々木倫子
動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)感想再読)もう何回目かわからないこの物語。なのに今回初めて気付いたことが一つ。チョビって……女の子だったんだー!!ごめんなさい。ずっと男の子だと思い込んでました(--;)ごめんねーチョビ~(; ;)獣医さんになるべく奮闘するハムテルと友人の二階堂。同コースの学生たちとまわりにいる様々な動物たち。おかしな教授や先輩。いつ読んでも何度読んでも確実に楽しめてあったかな気持ちとワクワク感をもらえる作品。ほんとは文庫版より大きいサイズで読むと更に作者の素晴らしい画力を堪能できます。読了日:9月14日 著者:佐々木倫子
鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)感想再読)弱い人々への温かい視線、悪さをする人々へも理解をもち、人情厚いながらも、情け容赦なく極悪非道を斬って捨てる。この鬼の平蔵さんに惚れて一体何年(あ、十年単位?)だろう。原作は久しぶりの世界だったけど、色あせず引き込まれて。もう脳内変換は完全に中村吉右衛門氏とその周りの人々ですが全く違和感なし。懐かしい物語を改めて新鮮に読み終えました。読了日:9月13日 著者:池波正太郎
光圀伝光圀伝感想図書館)友人たちとの会話から手に取ることになった1冊。そういえば「水戸黄門様」としてしかこの人を知らないなあ、と。読み始めは戸惑いの連続。何しろ残酷だし血なまぐさいし…。天地明察でもかなり剛毅な殿様として登場されたけど幼少は更にもっと!?と若干あとじさり、けれども老年の書を所々に挟みながら構成された物語はぐんぐんと人を惹きつけて読むことをやめられず。その学問への命をかけた探究心と史書を編むことへの情熱。それと同時に「生涯傍に…」と願う人々を次々と黄泉路に送らねばならない運命。心を打たれ一気に駆け抜けた。読了日:9月10日 著者:冲方丁
魔法のカクテル魔法のカクテル感想図書館)とても久しぶりのエンデ新作。あとがきを読んだら、はてしない物語から10年経っての発表だっとか。読み始めは戸惑いました。あまりに「今」に通じる描写だったので息苦しさが先にたって。けれども読み進むとこれがエンデの魅力。おかしな表現ですが、きちんと児童書。楽しく、怖く、でも必死さにドキドキして更にちゃんと救いの手があって。気がついたら見事なことば遊びのリズム感に遊び、ラストは気持ちよく本を閉じることができました。ふと、時間の花を思い浮かべたりしながら。読了日:9月6日 著者:ミヒャエル・エンデ
そこにいますか―日常の短歌 (めくってびっくり短歌絵本)そこにいますか―日常の短歌 (めくってびっくり短歌絵本)感想図書館)ふっと思った。つまり万葉集だって当時は日常の短歌だったんだろうなあ。それを実感する一冊になりました。本当に何でもない日々を切り取って31文字におさめること。その視点がさすが、でもありびっくりもしました。今の人たちだけかと思ったら、北原白秋や斉藤茂吉の句もあって楽しいです。「おう君」や「ねじ」の句が好き。シリーズになっていると奥付で知ったので他の本も手にしてみたいと思います。ほむほむご自身の歌集も読みたくなってるな。読了日:9月5日 著者:
おそろし (新人物ノベルス)おそろし (新人物ノベルス)感想NHKBSプレミアムで映像化されたよ、と聞いて驚いて本棚を探り、そのまんま読み始めてしまいました。やっぱり好きだ。宮部時代小説!の基本ともいえる物語。辛い過去を持つ人々が「百物語」の語り手と聞き手としてつながる。そんな町場の片隅で繰り広げられるものが、あの世とこの世をつなぐ合間の世界さえ引き付ける。鳥肌が立つほど怖い部分もあるのに、どこかに優しくあたたかい眼差しを感じて乗り切れる。こういう空気感を描き出してくれることが大好きなのかもしれない。不思議がとなりに普通にあった時代。そこにも惹かれるのを自覚。読了日:9月4日 著者:宮部みゆき
みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫)みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫)感想本編が完結し読み終わった直後に再度手にしたこの本。おいしい澪の料理の写真のページに添えられる、登場人物たちの様々な「ひとこと」に、切なくなりながら一気に読み終える。物語が終わった後だとまた、本当にいろんな想いがこみあげるなぁ。滋味あふれる一冊です。(初読よりもずっと短篇の物語も含めて心に残るきがします。)読了日:9月2日 著者:高田郁
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想最後の最後までとんでもない大事件が起こる澪の周り。けれどもそれぞれの人々のそれぞれの心と行動ですべてが終幕・・・大団円に向かって進んでいく。その物語運びの見事さ、と言ってしまうとそれまでだがその進める行間に作者の登場人物ひとりひとりに対する温かさが感じられ、それはイコール澪の作る数々の料理であり源斉先生の想いでありつる屋の人々のことばであり・・・。野江の身請けの話はそういえば私は四千両という金額を用意しろといった、かの戯作者を恨んだこともあったっけ、など思い出しつつ最後は涙の向こう側に文字がありました。読了日:9月2日 著者:高田郁
×××HOLiC・戻(3) (KCデラックス ヤングマガジン)×××HOLiC・戻(3) (KCデラックス ヤングマガジン)感想電話は内と外を繋ぐもの、って侑子さんが言った言葉だったっけ?ほかの作品だったかな?読んでいてとにかく四月一日が切なくて辛くて。彼にとってはそれほどまでに望む世界であったのですね。選ぶのはきっとそちらだろう、と思っていた通りではあったけれど、目覚めた四月一日の涙が哀しいです。待つという言葉と共に。そして戻った世界での思いがけないつながり。小狼との「縁」はこれからどんな風にこの世界を変えていくのか?また百目鬼くんの選ぶものは何なのか?気になることは山積みです。ツバサクロニクルの世界も含めて。読了日:9月1日 著者:CLAMP
東雲の途 (光文社時代小説文庫)東雲の途 (光文社時代小説文庫)感想文庫になるのを待っていました。そして思いがけない方向に物語は進みました。遠野屋清之介の向かう先。こういう途があったのですね。意外だったけれどまた、伊左次から投げかけられた言葉を思えば当然の途、でもあり。毎回、遠野屋さんの過去の重さが苦しかったのが、すうっと抜けたように読み終えることができました。続きは?ありますよね?まだ、木暮信次郎の向かう先がありますよ、ね?シリーズ読み直したくなっています。それにしても、この作品初めての読後感の気持ちよさ、です。待った甲斐がありました。読了日:9月1日 著者:あさのあつこ
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