久々のひかわきょうこ祭り!(笑)
めるへんめーかー氏といい、懐かしいコミックスは酷暑も気にせず読みふけられます(笑)
2013年8月の読書メーター読んだ本の数:24冊読んだページ数:4972ページナイス数:587ナイス
扉を開けて (コバルト文庫)の
感想再読回数不明本)今回は復刊本にて。なんていうかもう、馴染みすぎるくらい馴染んでいるこの世界。ところが今回少しだけ感覚が変わっていた。年齢のせいだろうか?重ねた経験の問題だろうか?ネコの言うことの正論なのはわかる。けどでもね?ってディミダの言い分に頷くことがあちらこちらにあって。素子さん本でこういう考え方に関する感覚のズレ(とまではいかないけれどかすかな違和感?)は初めて。それでも面白くて(併読という制約がなくなったら)最後まで一気読み。明日への扉のその先を、読みたいなと思ったりこのままでいいと思ったり。読了日:8月30日 著者:
新井素子花宵道中 (新潮文庫)の
感想短編連作で綴られる苦界の物語。少しずつ登場人物が重なっていてでも違うお話で、底辺に哀しみを抱えつつそれでも与えられた場所で生き抜く女たちの姿を描く。花魁の悲しさ、強さ、儚さ。R指定とのことでそういう描写も多数あるんですが作者が女性だからでしょうか?普通の時代小説物と変わらない感覚で人物に寄り添って読み進めることができました。各章それぞれに心に沁みる物語。最後の1章がすこしだけ明るい未来を見られて救われつつ、けれどいま、八津と緑のその後が気になっています。読メで知って手にしましたが読んでよかった。読了日:8月29日 著者:
宮木あや子オズの魔法使い (新潮文庫)の
感想きちんと読んだのは初めて。読むのが遅すぎたな、とちょっと思いますが、素直に楽しい物語でした。ドロシーとかかしとブリキの木こりと臆病なライオン。最後はこんな終わり方なのか!と大まかな外枠のみ知っているだけの私はようやく着地した感じ。読了日:8月23日 著者:
ライマン・フランクボーム歌う竜 (花とゆめCOMICS)の
感想1人の魔女を結婚式に呼ばなかったために呪いをかけられ歌うこと、、というか音楽関係の才能の一切をなくしてしまった王家。その7番目の姫君だけは呪いをまぬがれて歌うことができる。そんな星にやってきた吟遊詩人とその姫君が歌う竜(なんと食事は上質の音楽!)と一緒にこの宇宙のどこかにある、音の星、そこに生える歌の木を探して旅をする物語。短編読み切りなのです。私は3作のみ読んでますけどその先ってあったのかなあ。でも取り敢えずは読み切りなので一作ごとにいい塩梅のSFとファンタジーの融合です。読了日:8月19日 著者:
めるへんめーかー海風骨董館 (花とゆめCOMICS)の
感想帰省が引き金でめるへんめーかー祭り中(w)これはもってきてる1冊。短編集。表題作はどこか「霧の向こうのふしぎな町」にも似た世界なんだけど、大切なものとして「人」もいるのが新鮮なのです。ラストの物語は「歌う竜」の続編!これは大好きなシリーズだったなぁ。。。と更に祭りは続く模様(笑)読了日:8月18日 著者:
めるへんめーかーぱんぷくりん (PHP文芸文庫)の
感想絵本、と言っていいのかな。ほっこりする楽しい物語が6話。黒鉄ヒロシ氏の絵とともに。さらりと読めて楽しい。青い竜のお話が好き。読了日:8月18日 著者:
宮部みゆき幻色江戸ごよみ (新潮文庫)の
感想再読)この一冊はあまり繰り返して読んではいなかったようで、忘れてた作品も多かった(^^;)なんてもったいない!ふと背筋が寒くなるものから、ただ淡々と人の営みを表したもの。ときには1人語りで表す物語。人の行動の裏側にある苦しい想いや切なさ。大仰ではなく静かに綴られる一文字一文字が、その都度物語に奥行きをだす。どこをとっても良作で心の中に何かを残す作品ばかり。切ないなぁ、というものが多いけれどその中にどこか生きる人への温かみを感じられる宮部みゆき時代小説でした。また読もう!読了日:8月18日 著者:
宮部みゆき屋根裏の魔法使い (花とゆめCOMICS)の
感想帰省中の実家の本棚から)なんて言うか、好きなんです。この世界。予定調和というか決まった形のメルヘンが多いんですけど、それがとても安心できる。そして、お菓子やお茶会の絵がまた、何とも言えず雰囲気があって、、、大好きで手放せないんですねぇ。読了日:8月15日 著者:
めるへんめーかー彼方から (12) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (11) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (10) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (9)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (8)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (7) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (6) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (5) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (4) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (3) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (2) (花とゆめCOMICS)読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (14) (花とゆめCOMICS)の
感想久々の全巻一気読み。この物語は途中で作者さんが体調を崩されたりして、とても長い期間をかけて描かれた作品なんだよな。きちんと完結してくださったことが本当に嬉しい。何度読んでも毎回楽しめる作品なのです。読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (13) (花とゆめCOMICS)の
感想イザークとノリコがエンナマルナで皆に受け入れられる場面がとことん好きだ。読了日:8月11日 著者:
ひかわきょうこ彼方から (1) (花とゆめCOMICS)の
感想ちょっと一休み、に、久々の再読。この安定感がひかわさんなんだなぁ。異世界に飛ばされて、言葉を覚えることから主人公の努力が始まる物語に、初めて読んだ当時、衝撃を受けた記憶がある。目覚めと天上鬼。大好きな作品。今夜一晩で何巻までいかれるかな。読了日:8月9日 著者:
ひかわきょうこ天上の羊 砂糖菓子の迷児 <薬屋探偵怪奇譚> (講談社文庫)の
感想このまま後味の悪い状況でおしまい!?と思ったら、、、。ちょっとほっとする。妖怪が主役とはいえ、なかなか「人間」に厳しい物語。ちょっと嬉しい人の思いがけない登場があってそこはニヤニヤ。それにしてもホラー度はこの新シリーズは高いなあ。今回は初め、ではなく途中で鳥肌物になっちゃいました(^^;)怖いけど面白い。そして前シリーズから再読しないと張られる伏線の出所はわかるのに内容がわからないというお莫迦な状況が改善されませぬ。。(どうしよう・・・/爆)読了日:8月9日 著者:
高里椎奈ソラチルサクハナ<薬屋探偵怪奇譚> (講談社文庫)の
感想新シリーズも文庫化までひたすら待ち続け、気付いたら2冊発刊済み。ということで初めて手にした薬屋探偵シリーズ続編。秋も座木も去り、ひとり残されたリベザルがどんな風に物語を紡いでいくのだろう?とドキドキしながら読み始めたら・・・。導入部分で早速つまずく私。。あれ?こんなに怖い物語だったっけ?ホラー?完璧ホラー???でも。。進むうちにだんだんに下の世界観を取り戻し、リベザルの一人で立とうとする姿は今までのような萎縮ではなく前を向くちゃんとした1人の妖怪で。いいな、と思った。そして。読了日:8月5日 著者:
高里椎奈読書メーター