のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

鍋~~っ♪

2011年01月30日 09時53分56秒 | おいしい
ここ2日間。
高校生とふたりの夕飯。

何食べる~?と聞くと「鍋がいい~~」とお返事。


で。昨夜。

先日、教えていただいた「鍋」をやる。


お酒と水が1対1で。。ということだったけど、さすがに未成年を酔っ払わせられないんでアレンジ。
豚しゃぶ肉をしょうがとお酒で下味つけておいて。

少しのお酒(笑)と水で。
豚しゃぶ肉
白菜
長ネギ
小松菜(あったから)
しめじ(干しといた)

と、一気に煮て、ポン酢でいただく。


うまい!
おいしい!
これ、おいしいっっ。

子どもとふたりで鍋の底まで攫って食べちゃった。


もちろん締めはラーメンですっ。
(生ラーメン買って来てみた。塩~)
これがまた、、食が進む~(お酒もすすむ~)



とってもとってもおいしかったっ。
少人数でもとってもいいし、
冷蔵庫にあるものであっという間に出来るっ。
アレンジも自由自在ね


いいもの教えていただきましたっ。感謝~~!!



ごちそうさまです!!

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るろ剣

2011年01月29日 14時09分59秒 | まんが☆アニメ
迷いに迷って。
今日は仕事BGMに「るろうに剣心」京都編を選ぶ。

ってか、るろ剣は京都編しか持ってないんだけどさ。


アニメってすんごい久々・・・
でもやっぱいいなあ~と、思う。
どこかお笑いも入りつつ
明治の矛盾も描きつつ。




と、いいつつ。

斉藤が「土方さんが・・・」
とかいうと。
あっちの土方さんを思い浮かべてどうしようもない自分もいるのね。


莫迦だな~とか思いつつ。




 るろ剣は音楽また、とってもよいのです。

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はなちゃんの夏休み *冬編*

2011年01月28日 15時05分51秒 | ぽつぽつぽつ
コメントから教えていただいて。
最近すっかりご無沙汰モードのほぼ日刊イトイ新聞に出かけましたよ。
(12月は余裕なかったし、1月はその反動でアナログ文字渇望状態なのだ~!)

あったあった!12月20日から始まっていたんですね。
はなちゃんの夏休み*冬編*
早速お邪魔してみたら。。。

あらら。
もうおしまいでした。
1月20日までの1ヶ月でございました。

ながいながいおやすみは はなちゃん ぜんぶ なつやすみ だそうでっ。

いいですねぇ~。この感覚。

と思いつつ、昨夜一月分一気に読ませていただきました。

夏休みの冬編は。
結構ばあやへの突っ込みが厳しくて、
でも、とっても大好き!が溢れていて。


毎日笑顔で幸せに。
元気で今年も過ごしましょう!


そう、思いました。


平凡な日々が実は一番幸せ。

そんなことも、思いました。


はなちゃんもぶいちゃんも。今年一年また元気に過ごしてくださいね。
で。
またいつか はなちゃん、おてがみかいてくださいね。
たのしみに まっています。


さーて また。
なつやすみのふゆへん。
おてがみよみに でかけましょうか。

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本屋さんにて。

2011年01月26日 23時04分09秒 | ☆本☆
今日は目的の物があって、いつものスーパー6Fの本屋さんに行く。
まさか続編が出るとは思ってなかった本、1冊。
有川さんなのに新刊コーナーに置いていなくて()うろうろして。


見つけてそのままレジに行けば良かったんだけど。


気づくと手には他にも数冊抱え込み。。

赤川次郎
藤沢周平
有川浩

吸血鬼と時代小説(上下巻)と演劇もの。

ジャンルもめちゃくちゃなら作風も違う。
でも楽しみ~。

そしてついうっかり。
「相棒-劇場版Ⅱ-」のノベライズ本まで・・・・・。
(ラストが違うんだもの!?!?!?!)


磐音さん封印中なのに。
手元の積読本。文字通り積みあがってるのに。


あ、ははははは~~~
幸せっ
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相棒-劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜

2011年01月24日 22時19分38秒 | テレビとか、映画とか、
まずはじめに。

もう公開から一ヶ月たっておりますが。
未視聴でこれから楽しみに出かけようと思っていらっしゃる方、はまだいらっしゃるよ、ね?
その方はどうぞここでお引き取りくださいませ。
知らないまま観るのがいいと、管理人は思いますです。
以下、ビシバシネタバレありです。
ラストに触れます。


だから。
どうかどうか、充分お気をつけくださいませ・・・・








では、いきます。(以下、ネタバレです。)





まずは総括。とにかく大満足、です。1800円払っても、行ってよかった。いま、すごくそう思っています。
先日来の映画鑑賞不完全燃焼を吹っ飛ばしていただきました
前回の劇場版は3回も映画館に出かけたんだけれど、今回は他(えへへ)が重なったり忙しい時期だったりしていたから前売りも買わず、テレビまで待とうかな~なんて思っていた私。
でも、何回か上映館の前を通り過ぎるってことをしたり、偶然番宣を観たりしたらやっぱり我慢できず。

隙間で思い切って出かけてきてよかった。
これは。。劇場版Ⅰよりも更に、キツくてつらくて悲しくて、でも見ごたえ充分で、スクリーンで観てよかった作品でした。


劇場について、ほどほどの空き加減な座席は相変わらず懐かしいくらい古いけどとっても快適で。
まずはプログラム~と購入。
でも。
劇場内ホールのあるポスターを見た瞬間に「予感」がしてプログラムはそのまま封印。
作品を見てから読もうと決めて、結果的には正解でした。
予感的中。ラストのさらにラストはやっぱりどうしてもこうだったのか・・・でしたから。

物語は今回、ごく限定された狭い地域のみ。過去映像はあちこちあるけれど、基本は建物内。
刑事物らしいつくりで、大義名分よりもきちんと「それはなぜ起きたのか?」という事件の真相に焦点があたっていて、特命の二人と謎を追うのがとても面白かった。
これは刑事物の原点。
そしてそこに同時進行でもうひとつ。政治的な問題。
警察庁と警視庁の対立、庁から省へと警察庁を上げたい小野田官房長とそれを嫌う警視庁内のトップ連との対立。
これは「相棒」ならではの2本立ての筋書き。
謎解きの中に惹きこまれて、居心地がとても良くて夢中になれる。大好き!な雰囲気の刑事物。
前回の映画でちょっと無理やりかいな?と思った陣川警部補なんかもとっても彼らしい登場の仕方だったし
右京さんのまるで自殺行為のような無茶な場面に笑うこともできたし
そして、そこにもう一方の筋立てが絡み合って、追求する杉下右京と、それを止めようとする小野田官房長の関係も。
きっぱりと右京の「正義」の弱点をつく小野田官房長の態度。ふたりの絶妙な距離感がすごく伝わって見事だった。

よどみがないっていうのか。
脚本が前回の戸田山さんに加えてTVシリーズでずっとずっとかかわってらっしゃる輿水さんが加わって二人だったせいか、
それぞれの定番キャストさんたちもそれぞれにすごくキャラが立っていて、映画での登場キャストさんたちもお見事で、これだけの登場人物をよくもまあ見事にきっちり描けるものだ!は、監督さんにも脱帽?
2時間くらいかな?な、上映時間をあっという間に駆け抜けました。
(ぜったい見落としがある確信、あり!)

で。
篭城事件関係での物語では。
朝比奈@小西真奈美さんと右京さんの場面で泣いた。
気づいたら涙が止まらなくて困った。
影の管理官に復讐をする。それがだめなことは判ってる。
判っているんだけど。。。
止めた特命二人の行動は見事で、そこは何となく右京さん&薫ちゃんで動いた前回の映画の一場面も思い出したけど。
その後の、朝比奈と右京さんの事情聴取(?)の場面が。

辛かったなあ。
右京さんの諭すことばの先に、彼女は未来をみること、できるんだろうか。
相変わらずな正論で諭す彼。
言葉の重みはとても理解できるし、目に涙がたまっている姿も初めてみてどちらの立場でも辛すぎる・・・と思ったけれど。

これがひとつのラスト。

そして。。その先にあったもうひとつのラスト。。
まさか。。
まさかこんな結末が最後の最後に来るなんて・・・・・。
こんな結末が待ってるなんて。
「官房長!!!」と叫んだ右京さんの姿は、CMで観ていたし、
黒ネクタイでいかにも警察の葬儀という場面も観てた。
だけど。。

まさかこんなことになるなんて。

「僕は自分がすべて正しいとはおもっていませんよ。人は間違える生き物です。間違うこともちゃんとわかってる。そこがおまえとは違う。」
「おまえは自分がすべて正しいと思っているでしょう」

ああ、せりふがきちんと思い出せない。
よーするに、官房長は今回かなり強引に先を急いで動き、その強引さと自らの過ちも含めて判っているけれど、右京さんはいつでも自分が絶対的に正しいということしか考えない。それはだめだってことを、言っていて。
杉下右京にこうして直接はっきりと、でもあの独特の言い回しで言い切れる人物は小野田公顕という人しかいないのに。

「おまえと全面対決はしたくない」

といいながら、これからかなり対決姿勢が濃厚になるのか?
と思ったのに。


ここでブツリ・・・と切られてしまった。
小野田官房長殉職。(殉職で、、いいんだよね?)
政治活動の中での処分に対しての恨みで刺殺されちゃった。

「おかしいな。僕を殺すのは杉下右京だったはず・・・」



亀山薫という人を退職させたときにもすごく驚いたし動揺しちゃったし、淋しかった。
それは同時に美和子さんもいなくなるってことで、それは今回の映画で報道関係が淋しい・・・と思ったし、
花の里も淋しすぎる。。と物足りなさを感じた。

でもそれとまた違う。
小野田公顕という人物がいなくなったら、、、
「相棒」という世界の大きな柱の一つを絶ってしまうことに、なるよね。
杉下右京に同等にきっちり物を言える人物がいなくなっちゃう。
人対人。
右京という人だって万能じゃない。今回の指摘のように間違っていることを違うと言える対等に近い人物。
ただただ頭ごなしに否定するだけでない、こういう人を、、殉職ですかー!!!!!

なんだか、あまりの展開に。
劇場でるまで呆然としていて、、

帰宅してから涙が溢れてしまったです。。


   小野田官房長はある意味家族の話題もそこここにあった。
   体調管理と称して、油物を食べさせてくれない奥様。
   目の中にいれても痛くない、かわいい孫。(この子は1回ドラマ内でも登場したね)
   それも思うと・・・・・・哀しみが更に募る・・・・


「あなたの正義を問う。」


相棒らしいといえばらしい、そのテーマは、とてもとても重いものでした。
見ごたえ充分。
充分過ぎて、心軽やかな帰宅にはならなかったけど、それでも本当に、劇場で観てよかった。。と思っています。


この先。
この「相棒」という物語、世界はどこに向かっていくのでしょうか。


余談

今回のパンフレット。
写真週刊誌のようなつくりでしたね~。
前回、新聞形式にして賛否両論あったもんなあ。折り目で切れちゃう~~~!!!とか。
にしても、相変わらず中身も凝っています。
キーワードのひとつの「SDカード」
これが何気に広告として載ってるのには、爆笑してしまいました!
好きです。こういう「遊び心」


はぁぁ。。もう1回・・・行きたいなあ
コメント (28)
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時代劇枠がなくなっちゃうのか。。

2011年01月20日 23時47分25秒 | ぽつぽつぽつ
いま、友人さんところで知った情報。

NHK土曜時代劇、この3月で終了だ、そうで・・・・・・。


おととし12月(ああ、もうおととしになるのかー)陽炎の辻イベントで、「NHKが最後の砦だ」と、、
一柳さんから聞いた言葉は空耳だったのかなあ。時代の流れには逆らえなかった・・・・ということでしょうか。
30分という枠にしたのが、一番の失敗だと私などは思っていて、
実際、陽炎の「木曜時代劇」と「土曜時代劇」を比べたら、その余韻や流れの差は歴然としていて。。

確かに土曜日にうつってから、内容に首をかしげる作品が多かった。
でも、今回はちゃんと観よう~ってはりきってたのに・・・。

今回が最後の作品になっちゃったのか。


地上波から時代劇放送が無くなっちゃう。
淋しいなあ。。


鬼平の番外編も時代劇chだったりしたし、
どんどんこうして分化されてしまうのかな。
TVを見辛い世の中になったもんだ。。(は、極端か?)


なんか淋しい。ほんと淋しい・・・。


で。びっくり。
この土曜時代劇枠って1965年から45年間続いてきていたんですか。
ひゃあ~~~!!
なおさら淋しいじゃないかあ~~~!!!!


ま、NHKはBSに新たに時代劇枠を作ってくれて、この4月から始まるみたいですけど。
BSだからなあ・・・・

それでも。
途切れず続いてくれることを。。切に願っております。
若い子もちゃんと作られた作品は「楽しい」って思って観てくれますから。

細分化されず混ぜこぜで。。本当はだから地上波で続いてほしかったけれど、、ね。
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WOWOW 連続ドラマW

2011年01月17日 21時00分30秒 | だいすき
いま、教えていただいて。

3月20日から始まるWOWOW 連続ドラマW「CO移殖コーディネーター」に、吉岡秀隆さん主演

昨年4月の「大仏開眼」以来ですね~。
あ、でも、1年ぶりだからまだまだ日数的にはすぐっぽい?
なにしろ。
いつ仕事するのか、ほんっとにさっぱり判らないのんびりさんだから。。

待つのは得意です。。あなたに関しては

テレビ朝日でもドラマあるようで、
この春は久々に吉岡さんに沢山会えるのかな、と楽しみです。

っていっても。
WOWOWは第1話の無料放送を視聴した後は、ひたすらDVDになるのを待つ日々になる訳ですが


コトー先生は、もうないのかしら、、ね。。
にしても。
HPの写真が渋い。大仏開眼でも思ったんですが、近年、表情に「重さ」がすごく加わったように感じてます。


で。
これ、WOWOW。
こちら連続だけど。。3月っていったらさ。
つら~い情報も1本飛び込んできたわけで・・・・。ドラマWに関して・・・・・。

いま、それがとっても辛い状況でもあるものだから、
力いっぱい喜べない自分も確かにいます。

山本耕史。
吉岡秀隆。

お2人が同じ月に「主演でドラマW」ってなったはずだったんだあ~~~~
しかも内容はどちらも「いのち」に対する重い重い作品。。。
観終わった後はヘトヘトになりそうな物語。


同時だったらWOWOW加入を必死でだーさんに頼んだのに・・・・。


泣きたいし喜びたいし切ないし嬉しいし。もお、何がなんだか・・・・な、3月になりそうだなあ。。。

嬉しいのは確かなのにぃ~~~!!!

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正月時代劇『隠密秘帖』

2011年01月13日 20時58分00秒 | テレビとか、映画とか、
今日仕事中に。
このところずっと、戦国時代や忠臣蔵に出かけていたので、ついつい、後回しにしてしまった今年のNHK正月時代劇を流してた。

舘ひろしさんが主演だという事以外は全く知らず、
このまま土曜時代劇に入っていくという話だったので、
昨今の風潮からしてほぼ、、期待せず・・・。。
時間もないので、ながら見でいいや~とBGMで流していたら・・・


仕事忘れて見入ってしまいそうになった・・・。


お、おもしろい。
今回の作品はおもしろいじゃないですか!

ちゃんと画面に向かってもう1回観ること決定。


ながら見しただけでも、
憎まれ役の田沼意次を演じた笹野さんが最高で、
大奥のえーっと。。松坂慶子さんも最高で、
松平役は・・・あれ?これは渡辺・・・大く、、ん?でした?


で、更に。
え?なぜ津川雅彦さんが神谷家の用人なんていう不思議な役をやってるの?と思ったら、
ラストでしっかり納得させられました。
カッコイイ・・・って思っちゃったんですが。。私ったら!


土曜時代劇のほうの第1回はまだ未視聴ですが、この重量感で作ってくれるなら。。
と期待しちゃってます。。
日曜日の方よりずっと・・・・・

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12月の読書

2011年01月09日 12時22分31秒 | ★★★毎月の読書まとめ
え?6冊?
少ないっ!!
まあ、そうだよな。
とことん・・・・・・飲み込まれていたしなあ


毎日必ず読んではいても、数ページで意識不明に陥るっていう状態だった12月
でも心は満タン状態だったから、よし!と、しよう



2010年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2178ページ

■駑馬十駕―御算用日記 (光文社時代小説文庫)
ああ、なるほど。数之進が過去にきっちりとケジメをつけるお話だったんだ。だから「甚を去る」につながるんだ。。と再確認。この巻の影の主役は顔回だなあ~。駑馬十駕。これもまた忘れたくない言葉です。
読了日:12月31日 著者:六道 慧

■甚を去る―御算用日記 (光文社文庫 り 3-31 光文社時代小説文庫)
いまこの時期にこの本を手にしたことに縁を感じる。「恩送り」「甚を去る」2つの言葉をこころに刻もう。それにしても随分雰囲気が変わってきたな。時の流れは人と人の関係を変えていく。私はいやじゃない。まだ一山もふた山もありそうだけれど。
読了日:12月28日 著者:六道 慧

■木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)
正直、苦手。恩田さんの文体と組み立てで読みきれるというか読まされてしまうけれど・・・。予想以上に時間がかかってしまった。ただ。舞台にしてくれたらおもしろいんじゃないか、と。二人劇。息詰まる緊張感っていうのを生の役者さんで観て見たいという気持ちはとても強く沸き起こったから不思議。
読了日:12月21日 著者:恩田 陸

■銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)
どの場面での「銀二貫」も、必ず周りの人々のために生きている。高田作品はいつでも泣かされるのを覚悟だけれど、これほど最初から最後まで何度も涙を誘われる作品は初めてだった。独特の雰囲気で、地に足をつけて必死に生きる人々が描かれて、踏まれても踏まれても起き上がる雑草のような生き方が一番輝いている、と信じられる。
読了日:12月15日 著者:高田 郁

■出世花 (祥伝社文庫)
デビュー作。といっても漫画の原作を書かれていたので文体は非常に安定度高い。もう、今の澪のシリーズの片鱗が感じられる。それにしても題材に驚いた。湯灌を生業とする人々の話しだったのか・・・。最初表紙にまた料理関係かと大きな誤解・・・・。全編に『祈り』があってどこか神聖な気持ちを湧き起こされる。かといって悟りを開いたような特別な人物ではない、人の最期のその先の仕事をする人々の物語。とにかく心打たれる。こんな物語は初めてだった。死が生活とともにそこにあった。そんな時代の暖かく凛とした澄んだ物語だな、と思う。
読了日:12月09日 著者:高田 郁

■塩の街 (角川文庫)
今回の再読コースはこれにて終了。。かな。かなり満腹しております。しかしデビュー作で突拍子もない設定をつくり、それを読み手に信じ込ませてしまう筆力は物凄いなあと思う。
読了日:12月07日 著者:有川 浩

▼読書メーター

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ろくでなし啄木 更に。

2011年01月07日 21時13分30秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
昨日の舞台をつらつら思い出しつつ、書き足そうと思っていたんだけれど。。
そこに、今朝のNHK「あさイチ!」プレミアムトークが三谷幸喜さんってことで。
録画の舞台部分のみ抜き出して、さっと今観て驚く。



以下、ネタバレです。







「ろくでなし啄木」ってエロスに挑んだ作品だったのか。。

そうか。そうなの、か。。?

・・・・・ちょっと混乱・・・・・
もしかして、昨日の観てきた直後勢いレビューはかなり狙いから外れてる?
ま、いいんだけど。それが確かに私が感じたものなんだから。


うーん。エロス、か。。。
ま、確かに。
へぇ~、そういうシーンがあるんだなあ、とは思った。エロスというよりお色気シーンといいたいけれど。
でも、ね。なんかとっても「元気」なものだから。。感じなかったんだよね。私は。
そっち(どっち?)方面の雰囲気は

ま、ね。
出演者3人。
この3人が揃うとどうしても、、なんていうか「年少組」っていう感覚を最初に抱いてしまっていて、
お兄さんたちを心配させつつ、自由奔放!好き勝手している弟たち。。なイメージがついて廻るものですから・・・
だって。未だに新選組!(あ、書いちゃった!)は忘年会やってるし、
ことあるごとにいたずらっ子なのは竜也&勘太郎コンビ。。なイメージ。。(でも考えたら勘太郎くんなんてもう、、お父さんだ、よね。。たはは。。)

エロスな部分。
今後、もう少し表現できるようになっていくといいですね。
確かにあそこにこれが加わったら、もっと「笑い」から離れたイメージを持てそうな気がします。

そして、サスペンス部分は。
そうそう。
最後の啄木からの視点で進む物語のときに。一瞬。
古畑さんが浮かんだ場面があった。藤原@啄木のほんの一瞬なんだけれど、古畑さんの謎解きシーンが重なったなあ。
3者3様の視点の中のひとつのポイント。そこから啄木の真実が見えた!と思って、
でもところが。。。「幽霊もウソをつくよ」って言われてしまって煙にまかれる・・・・。

鮮やか!なのです。
こういうストーリー展開は大好き。
これでラストまでしっかり判って、もう1回最初に戻って観たいなあ~と思うわけです。。。
が、それからもう一度戻ったら、この舞台の公演時間6時間になっちゃうねっ・・・・って私がもう1回行かれたらよかったんですよねー。

ああ、残念。

そして、更に。
舞台上で、障子の扉がとっても上手く場面展開を演出します。
これがほんっと、視覚的に楽しい。
パズルのような、、「え?」って思えるような、、、。
ここも巻き戻してチェックしたら更に更に楽しい舞台だ!って思う。。んです。。が。どうでしょうか。


切がないね。


中村勘太郎さんが、すごく印象に残ります。
歌舞伎の世界で鍛え上げられているってこういうことなのか。
私の勘太郎さんのイメージは「組!」以外に全く無いので。今回のこの演技力にはほんっとうに楽しませてもらったし大人になったなあ~~~なんてことも思ってしまった。。(イヤダカラ、もうお父さんなんだってっ)。
藤原竜也くんは、映像と舞台で全然イメージ違いました。この人もやっぱり舞台のほうがいいなあ。ちゃんと啄木だったと思うので。藤原竜也ではなくて。特に最後の独白シーンはオペラグラスを離せなかった。こういう演技、映像では観たこと無いです。私。
吹石さんも、舞台初挑戦とは思えない貫禄。これはでも、三谷+藤原+中村の3セットで一気に持っていかれた~って感じもあるんでしょうか?翻弄される感じが出てた。あ、でも。だからその、、エロス部分はねー。ごめんなさい。
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ろくでなし啄木 プレビュー公演

2011年01月07日 00時42分58秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
6日ソワレ 18:30開演。 東京芸術劇場中ホール 1F後方上手端。

まだ公開されて2日目。しかもプレビュー公演です。
なので、確実に観ていらっしゃらない方のほうが多いと思いますので。。
まず、この言葉から。。

ネタバレありです。
中身を一切知りたくない方。
以下、どうぞくれぐれもご注意くださいませ







三谷幸喜 劇作 脚本 演出。

どれだけ観たかったことか。。この方の舞台作品!
今年は三谷さん祭りな年で、その第一番目の作品に幸いにも滑り込めたことが嬉しい。

藤原竜也さん
中村勘太郎さん
吹石一恵さん

この三人だけで、三人それぞれが主役で脇役で。
三谷流の言葉のシャワーと笑いとサスペンスとお色気と。。
テイスト満載で力いっぱい楽しんできました。

劇場入り口は大行列。規模の大きさにまずびっくり。
なにせ、一月前はシアタートラムに通いつめてましたから、中ホールとはいえ、こんなに人が集まるんだー!!!と。。
そして。
客席で相変わらずどっしりと座ってましたら。観劇マナーのアナウンスでまず笑わせられます。
三谷さんとなぜか野田秀樹さんのボケツッコミトーク。。
(野田さん、この芸術劇場の芸術監督さんなんですね。パンフレットで知りました。)
携帯マナーや観るときの姿勢等が、ほんっとにもお!とんでもないことを言って笑わせつつ場内に流れます。
(ジーザス!と思ったのは・・・・置きましょう。。)

そして本番(笑)。

舞台は至ってシンプル。奥の壁が映像装置になっていたようですが、その使い方がまた面白い。
映画のタイトルのように。。啄木と雨と「ろくでなし啄木」の文字が重なります。
物語は。

ピン(石川啄木/藤原さん)、テツ(中村さん/ピン、と啄木に命名したのは彼)、トミ(吹石さん/啄木を本名「はじめさん」と呼ぶ)の3人で。テツとトミが啄木像が落成したときに再開し、10年前の啄木が姿を消した温泉での1夜に起きた本当の出来事を回想する。。
という形で始まります。

最初の視点はトミさん。
彼女の視線からのその夜の出来事が目の前で繰り広げられる。
トミさんの視点からの物語が終了すると、幕間。
次に、トミさんが信じていた物語の裏側で起きていたテツとピンの物語。
最後に、啄木像が出来た現在に戻って、幽霊の啄木が語るピンから観たその夜の物語。

笑いは満載。お色気も満載(でもなぜか笑いが起きる・・・)。ミステリーテイストもスパイス効かせて。

言葉と言葉の応酬かと思うと、体を張ったアクション(???)ってか、とにかくすっごく良く動く3人がいて、
バタバタバタバタしてたかと思うと、不意にほろっとさせられる。(涙はないけど、その感覚が絶妙)。

最初から最後まで、笑って驚いて考えてニヤリってして、ミタニンワールドに溺れました。
これでプレビューなんですね?
じゃあ、これからの2ヶ月で、一体どんな風に変化していくんだろう?
そこがまた観たい。。と思うけれど。

悲しいかな、今回はこの1回コッキリしか行かれません~。

でも、行かれて良かった。

いいなあ。
愛だよ。愛!(by ジーザス!)

なんかね。すごく好きなんだろうな、っていう感じが舞台上に溢れてる気がした。
3人がお互いに役者として信頼しあっていて、その一回り大きな愛情が後ろからしっかり3人を支えてる。
三谷幸喜という人の愛情溢れる舞台だなあ。。
12月にも愛情溢れる・・・溢れすぎる舞台を堪能しきって、(そういう所そっくり?。山本耕史って人の演出も。)
そして今日。「GODSPELL」の初日から丁度1ヶ月後に「ろくでなし啄木」。

縁ですね。縁。
つながるつながる。。

それは元を正せば「組!」であり。。
それはここには書かないけれど。パンフレットでふふっと幸せになりました。
(といってもまだ拾い読み状態。読み応えたっぷりありそうなパンフです!)

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ああ・・・今度は3月・・・。

2011年01月05日 09時05分09秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
三谷幸喜劇作・脚本・演出「国民の映画」
ぴあから連絡入っていて、PAROCO劇場も初めてだ~って思ってぽちったら。

あ、そうですか。
3月ですか。。



・・・・・・無理、です。。。


とにかく今は、決定済みの行き先以外増やせる状態じゃないしなあ。
小日向文世さんでしょ。小林隆さんでしょ。白井晃さんも興味あり。
観たいんだけどなあ。


とりあえず。
明日。
ひとつ観にいってくるけど。
えーっと。芸術劇場。こっちは若者3人組!(ふふふ)


今年の年明けは、エンタメ三昧です。。。
(あ、昨年末もエンタメ三昧だったっけ・・・

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映画館で。

2011年01月04日 14時42分42秒 | ぽつぽつぽつ
「最後の忠臣蔵」を見に行って、みつけた。
大森南朋さんじゃないですかっ。松嶋菜々子さんもお久しぶりです。

どんな物語だろ?
「犬とあなたの物語」

気になるけど、2月か。時期が…うわぁーん!!

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あけましておめでとうございます。

2011年01月02日 11時09分03秒 | ぽつぽつぽつ
相変わらずごった煮状態なこの場所ですが。
実はブログ7年目に突入しております。

よく、、ここまで続いてきたもんだ、と自分で自分に驚きつつ。
この場所から繋がって広がったご縁を、大事にしたいなあと
今、改めて思っています。


私自身も随分変わった・・・かもしれない?
かなり激動のここ2年くらいと、その前のゆったりしていた時期と。
でも、どちらもやっぱり今の私の中に確実にあるもの、です。


どこまで転がっていくのかな~な、自分と、
全く変わらないなあ~な、自分。


楽しみつつ、今年も走っていけたらいいなと、思っています。


今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
コメント (4)
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