のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

「悪意」

2005年07月31日 12時59分11秒 | ★★東野圭吾
東野 圭吾 著 講談社文庫。

人が人に対して抱く気持ち。
その中でも、負のエネルギーである「悪意」
それを、人は一体どのくらいの激しさで相手に対して抱くことが出来るのだろう。

この作品は、「犯人」は簡単にわかります。
そして、その犯人と、加賀恭一郎刑事とのやり取り、「何故?どうして?」がとても重要なポイント。
そのポイントを、いろいろと騙されながらも考えて考えて、ラスト。
読み終わっても、とても複雑な思いで、現実に置き換えて更に考え込んでしまいました。

加賀恭一郎が出てくる作品ってことで、前作で教えていただいた1冊なのですが、彼が何故教師を辞めたのか、その原因もここで判ります。なんともやりきれないものが全体を覆い、それは彼の苦い記憶もある意味で関係している話の運び。

「嘘をもうひとつだけ」もこの前に読んだのですが、そちらは、加賀恭一郎のひととなりの確かさ、抜群の推理力と相手に対する思いやりのようなものが、鮮やかに描かれた短編集で、すっきりと読み終わりました。で、今度は長編~と読み始めたのですが、その内容のまったく違う扱い方に、びっくりし、引き込まれ、そしてまだ、考えています。

犯人の気持ちが理解できない。そこまでの「悪意」が存在することを私はどこかで否定したいと思ってしまう。でもまた一方では、今の世の中そんな状態なんてめずらしくないような気もする。

人と人。
相手と自分。
身内と他人。
仲間と一人。
親と子。

推理小説の分野で、こんなに考え込んでしまうことは初めて。これは、そんなお話でした。傑作です。今まで読んできた作品中で一番かも。

風に吹かれて豆腐屋ジョニー

2005年07月30日 21時20分24秒 | おいしい
近頃ようやく風がきた~

三和豆友食品株式会社という会社のお豆腐です。
以前、豆腐がちょっと苦手な友達が、これは「おいしい!」と紹介してくれていたもので、ずーっとずーっと探していたのですが、我が家の近所では扱っていませんでした。
それが。
昨日、娘の歯医者さんでちょっと足を伸ばした先のスーパーで見つけまして!!
即購入。
今夜の食卓に上ったのです。

これ。お店でも妙に存在感があるし目立ちます。ネーミングもそうなんだけれど、その形が。
  こんなんなんです
舟形っていうのかな。あさ~い。上部から撮った写真のイメージで、楕円形だけれど底はちゃんと均等にあるのかなーと想像していたものですから、売り場で笑ってしまいました。

さてさて、その気になるお味ですが。
単純に冷奴でいただきましたが。
も、ほんと~~~に、うまい!!です。おいしい!!!です。
とろけるプリンのような舌触りでなめらかな口当たり。豆の味がしっかりとしてとてもおいしかった。ネーミングだけではない、
「おぬし、やるな!」って感じです

ただ。我が家の上の子にはちょっと不評。彼女はお豆腐自体がちょっと苦手にプラスお豆もだめなもので、これは「おかしなお豆腐だね」と困ってました。もちろんしっかり食べさせましたが。
お豆はOKでお豆腐が苦手な人でしたら、絶対絶対、これはいけると思いますよー。もちろん、お豆腐大好き人間には、もう手放せないおいしさです。

そうそう。この三和豆友食品株式会社。妙なネーミングのお豆腐類を沢山作ってますが(笑)HPも、妙・・・
おもしろいですよー。歌とかあったりして。時間があったら覗いてみてくださいな。もちろんPCの音を入れとくのを忘れないでね~ドンドコドンドコドン

「六番目の小夜子」

2005年07月28日 22時06分21秒 | ★★恩田陸
恩田 陸 著 新潮文庫

娘が中学校の図書委員のおたよりを持ち帰ってきたのは5月のはじめ。
そこに、「オススメの本!」と、委員会の3年生の生徒が紹介していたのがこの本でした。
これは、少し前にNHKでドラマ化されていて、とぎれとぎれではあったのですがとても気に入って見ていた作品。
その原作の本だ~と、
「お願い!図書室で借りてきて!」
と娘に頼んでおりました。
ところが・・・ちっとも彼女は借りてきてくれません。そもそも図書室に行ってもいないらしい。
そして夏。
本屋さんに夏休み向け(?)にたっぷりと本が並びます。

・・・・・見つけてしまいました。「Yonda?」のパンダくんの黄色い帯と一緒にこの文庫本。

これは、ある高校にもう十数年も続く、ひとつの不思議なゲームにまつわるお話。
県下でも有数の進学校である学校内に続いている「サヨコ」といわれるゲーム。3年に一度、「サヨコ」と呼ばれる生徒が選ばれ、その生徒がルールにのっとって一年間まわりに気づかれずに事を行えれば、その年の大学進学率は大変によくなる、といわれるもの。
その6番目にあたる年、実際に「津村沙世子」という美貌の転校生が3年10組に転入したことから起こる、少々怖くまた高校時代最後の甘酸っぱい香も漂う学園生活を、描き出す。
「サヨコ」としてのバトンを渡され、兄は見事に演じ切り姉は「沈黙のサヨコ」と呼ばれた兄と姉を持つ関根秋。その友人でカンが鋭い唐沢由紀夫、彼に恋心を抱く花宮雅子、そこに津村沙世子が加わった4人の友情と恋愛もからめつつ、「サヨコ」に関する謎解きが始まる。
読み勧めていて懐かしく、怖く、切ない。
こんな学生時代があったよね、と思いながら、「サヨコ」の怖さ、不思議さに惹かれていく。

作品中、秋の父親がいいます。
「それはお客様だな」と。秋がこの不思議なゲームと津村沙世子を話したときに。
そして物語の最後。なんとなく不明瞭なまま謎解きを終えるときに秋がいいます。
「僕たちがお客様だったんだ」と。
転校生。それはやっぱり不思議で興味深く、でもちょっと受け容れがたい存在なのかな。
安定していた水面に小石が落ちて波紋が広がる・・そんな存在。
義務教育時代、転校生をやっていた私は、お父さんの言葉にちょっと複雑で、そして秋の言葉に苦笑しつつうなずいていたのでした。

このお話を、とてもとても懐かしく感じるのは、昔NHKで放映していた「少年ドラマシリーズ」の雰囲気に非常に良く似ていたから。
あの、怖いけれど覗きたくって、不思議なんだけれどどこか判る感覚。夢中になって見ていたドラマ。その雰囲気が、この物語全体に散りばめられていたように思います。そして。
著者のあとがきに・・・なんと「少年ドラマシリーズへのオマージュとして書いた」とありました。
この作品をドラマ化したNHKのスタッフもまた、かのシリーズのファンであり同世代の人たちだった、と。

当時中学生だった(のかな?)私たちから今の中学生である娘たちへ。この本をバトンしようと思います。
どんな感想を持つのかな。ちょっと楽しみ。ちょっと不安。

「春になったら莓を摘みに」

2005年07月28日 12時08分30秒 | ★★梨木香歩
梨木香歩 著 新潮社

梨木さんの書き下ろしエッセイ集。
今までいくつかの本を読んで、とてもこの「作者自身」に興味を持った私。

このエッセイは、何回も短期滞在をしているイギリスとカナダの2箇所でのお話がつづられます。
著者が英国留学時代をすごした、下宿の女主人ウェスト夫人(児童文学者ベティ・モーガン・ボーエン)にどんな風に影響を受け、視野を広めていったのかがよくわかる本になっていました。
ウェスト夫人の「理解は出来ないが受け容れる」徹底した博愛精神。
それが、梨木さんの作品に少なからず影響をし、作品群に潜む、あの確固とした1つの考え方の基本になっている気がします。
実際、読み進むにつれて、ほんとうに「からくりからくさ」の4人の共同生活の現実版がここにあるように感じ、「西の魔女が死んだ」のあのおばあちゃんとの夏がそこにあるように思います。
どんな人の考え方も受け容れ、でも自分を見失わず確固とした信念を持っているウェスト夫人は、けれどもその考え方を決して人に押し付けない。
こんな人に出会えるなんて、なんという「縁」でしょう。

この留学時代にこの下宿に住まなかったら、彼女がたとえ作家の道を歩んだとしても、こういう作品になったかどうか・・?

梨木さんの作品に違和感を覚えることも多々あったりしたのですが、そういう面でも「理解」ができるように思います。
もう一度、違和感のある作品を読んだら、また違う印象を持ちそうです。

エッセイ集ですが、どこかに物語も潜んでいる、そんな本でした。

揺れた後には台風ですか。

2005年07月26日 21時18分12秒 | ぽつぽつぽつ
台風・・・
昨日から散々脅されて、でもどうしようもないし、必要最低限の用事(仕事)以外は、家にこもっていたんですが。
どうも、今回の台風は夜の夜中に来てくれるようですね。
明日の朝には台風一過のいいお天気になるんだそうで。。。

あまりひどい影響がなさそうなので、ほっとしています。

この台風。
私はこっちに来て、初めて「おお~台風ってこんなになるんだ~~」と体験いたしました。山に囲まれた土地には、本格的な台風ってやってこないんですよね。
何となく、水や食料を用意して、山篭りするみたいで、初めてのときはうきうきしていた記憶があります。
窓に休みなく打ち付ける雨水。も、小石をぶつけられるような音なんですが、それも飽きずにただただ眺めて。

お仕事など、外出の人たちには申し訳ない感覚ですね。
今では、子どもたちの心配やら私自身の問題やらで楽しめなくなってしまいましたが。。

それでも。
準備万端整えて、家にちんまりと閉じこもる。
何となく、好きです。こういうの・・・

週末珍道中。

2005年07月25日 20時33分11秒 | ぽつぽつぽつ
同級生の結婚式で、足利市まで1泊で出かけてまいりました。
もう、○年越しの付き合いになる、気の置けない仲間たち。学生を卒業した後も、年に2回づつ旅行をし、メンバーが結婚するたびにお相手の新郎さんに、「このメンバーの旅行には必ず快く送り出してくださいね」と約束させていた仲間の最後の一人が、ついに身を固めてしまった(笑)のでした。
そもそも、「結婚式」自体が久しぶり。加えて親族としての出席ではない、「花嫁の友人」としての参加はかれこれ10年ぶりのため、もうあたふたあたふた。一週間まえから、どうしようー、みんな何着るのかなあ~~~と、女性軍ならば何度でも悩み苦しむ毎日。もっと前からきちんと用意しておけばいいんですが、なにしろ私は土壇場にならないと「動かない」性格なもので。
加えて、しつこいけれど10年ぶり(そう。子育てに突入してから、さすがに旅行に家族を置いて出かけることは無理でしたので。。)ですから、待ち合わせてわからなかったら(爆!) なんて、余計な心配までしてしまいました。あー、気づいてくれてよかった~~~

式の会場になるホテルでメンバー5人で待ち合わせ。短大時代の寮生活をともにした仲間ですので、あっちこっちから集まります。ほぼ似た時間に集まって、ひとしきり盛り上がった後、式の前に身支度。あ~ら。みんなスーツ姿で地味よね~~と笑いつつ、チャペルウエディングに出席しました。
以前少し話しましたが、わたしの出身校はキリスト教の学校。加えて寮生活をしたメンバーは沢山の「賛美歌」を知っています。もう、ほとんど耳にしても居ないし、もちろん歌ってもいなかったのですが、式での2曲、しっかりきっぱり歌えましたアルトパートまで歌っちゃったりして
披露宴でも、「いったいこの式次第はなに?」なーんて、もうすっかり時代に取り残された感もありましたが、とてもなごやかで、新郎新婦の趣向と心のこもった宴と、そして二人の幸せそうな姿に、わが身の日頃の生活を反省しつつ(苦笑) 楽しい時間を過ごしました。

しっかし。きちんとしたカッコって、疲れますねー。
も、2次会が済んだあと、花嫁が「これからちょっと足利の町で飲むって計画あるんだけど。。」と誘ってくれたのですが、「ごめんねー。」と断り、ホテルの部屋に上がって一言。
「これ(スーツ)がどーしても脱ぎたかったんだよね~~」
「ヒールは足が痛い~~」

さっぱりと汗を流してリラックスしたあとは、延々深夜までみんなでお話大会をしてました。どーしても子どもの話題になるのに苦笑しつつ、でも、昔の悪行(??)を思い出して大笑いしたりしんみりしたり、、
やっぱりいいですね。学生時代の友達は。
花嫁も合流する予定だったのですが、さすがに新婚さん。ノックはなく、合言葉(が、あるんですねぇ。)もなく。でも、ほんとうにリラックスした時間を過ごしました。



翌日、日曜日。旦那様はいったん自宅に荷物を置きにいくということで、(新婚旅行はもう少し先なんだそう)、新婦を加えた6人のメンバーで佐野のアウトレットで、お昼まで遊びました。こんなショッピングもめったにない現在。見るもの見るものおもしろくって、でも自分で何をほしいかがわからなくって、結局私はTシャツ1枚ゲットが精一杯・・・
お昼過ぎ、淋しいねえ~~といいながら、それぞれの帰路につきました。

日常から完全に離れた二日間。考えてみると子どもが生まれてからは初めてだった気がします。
「地震」というとんでもない「おまけ」までついてきましたが、ほんとうにリフレッシュして心から楽しんだ週末でした。

自身の処理能力。

2005年07月22日 23時19分00秒 | ぽつぽつぽつ
年を追うごとに、どうもいろいろなことをいっぺんに処理できなくなっているのに気づく。

今、なぜか重なる子どもの用事と、だーさんの用事と、私の用事。
重なることに負担を感じて、余裕がなくなりあたふたあたふた。
ただ、無駄に時間だけが過ぎていく。
もう少し、しっかりしてないといけない年齢なんだろうけど・・・
必要事項をこなすのが精一杯で、ゆったりできないため、メールもかけません。

明日から1泊で出かけてきます。
なんと、私の学生時代の友人の結婚式!
はじめていく街で、久々の式&1泊の旅にあたふたあたふたな自分をもてあまし気味ですが、ようやくなんとか用意も出来たので、ちょっと学生時代に戻って羽を伸ばしてまいります。
方向音痴な私が、果たして道に迷わないかが不安ですが~~(爆)仲間がいるのでなんとかなるかな?

ってなわけで、みなさん、よい週末をお過ごしくださいね

「タッチ」

2005年07月20日 22時45分19秒 | まんが☆アニメ
あだち充 著 少年サンデーコミックス 全26巻。

タッチ。

タッちゃんとカッちゃんと南。幼馴染の3人の中学から高校を描いた、も、これははっきりいって「墓場まで持って行きます」の私の大切な大切な物語。
夏になると、どうしたって1回は読みたくなり、毎回、カッちゃんが消えてしまうところで涙ポロポロになり、タッちゃんがリリーフした後の二人の姿にやきもきし・・・・
何度読んでも同じところで同じ反応な私って、これは、喜ぶべきか悲しむべきか・・・・迷うけれど、ま、いっか。

あだち充先生の独特の「間」で、微妙な三角関係は描かれ、一人欠けてしまったことで止まってしまう二人の時間も絶妙に描かれ、、、気が付けは二人になってからの時間のほうが、ずっと丁寧に描かれており。でもやっぱり必ずそこにカッちゃんがいる。ああ・・・なんて切ないお話でしょう。
ラスト、ようやくきちんと南と向き合うタッちゃんは、初めのころのあのいい加減さが上手に昇華されていて、めっちゃくちゃかっこよくなっていました。

先日、みおさんに教わって「背番号の無いエース」もレンタルしてきて観ました。
カッちゃんがいなくなるところまでを、まったく別の筋立てで組み立てた物語。
原作はタッちゃんは病院でテレビ観戦中にカッちゃんが逝ってしまったことを医者から告げられ、両親を迎えに球場にいき、南も後から病院へ・・もう絶対に二度と起きないカッちゃんと対面した後、自宅で明青学園が負けたと電話連絡を受ける。その後、タッちゃんは二人の部屋で、南は河原で号泣。。(私も号泣・・・)になるのですが、映画は、タッちゃんがカッちゃんの代わりにマウンドに立つんですね。それに気づく南。孝太郎。そして没収試合になるのを覚悟で戦い抜く明青ナイン。やっぱり私ったら涙ぼろぼろでした。

うーん。原作の大ファンにもこれは受け入れられてしまったストーリーでした。
そこに行くまでの日々には物足りなさを感じたけれど、それは短い時間で組み立てるから仕方ないよね、と妙に納得し、ラストのラスト、さあ、南はなんて叫んだんだろう?と、しっかり気にしている私がいたりして。
してやられたなあ~(苦笑)

その後のお話を考えると、やっぱり原作通りの話の運びがしっくりくるかな、と思うんですが、ま、そこは初めに出会ったストーリーがどっちか、って問題だけかもしれないな。

タッちゃんとカッちゃんと南。
いつまでも一緒。ずっとこのまま。それができないことを知っていても、もうしばらくはこのままで・・・
やっぱり切ない青春の物語ですね~。

と、すっかり浸りきってしまった一週間でした。
いま、完全版でしたっけ?出てますね。我が家の26冊。すごーく大切に保管してきていますが、さすがに26巻が「昭和62年1月15日初版第1刷発行」となると傷みもあります。一番のショックは1巻でちょこっとページが破れてしまっていること・・・。買い換えたいけど手放したくないし。。

と。
ここまで書いてびっくり。そっかー。これは「昭和」のお話なんだったわね~。

それが今「実写版」で、またまたいろんな意味で気になる人たちが沢山居る。
やっぱりこれは墓場まで大事に抱えていく作品ですね~~(うん!)

富士急ハイランド。

2005年07月19日 15時23分30秒 | ぽつぽつぽつ
昨日は、朝(?)3時半起き。朝食用のおにぎりを作って、久々に首都圏脱出をしてまいりました。
だーさんがめずらしく2連休になり、17日は私は美容院、子どもたちとだーさんはプール三昧をして過ごし、じゃ、18日は家族でどこかに行こう。と。

ほんとうに久しぶりのお出かけなので、子どもたちもかなり興奮気味。朝4時おきもなんのその、さすがにこの時間は高速道路も空いていて、6時半ごろには、富士急の駐車場におりました。
(ってね。私は後部座席でぐーぐー寝ていましたので、一体どのくらい飛ばして行ったかは知りませんー)

さて、8時開園で、フリーパスを求め、写真入のパスを作って(おもしろかったー。なにやらバーコードチケットいれると機械がぱちりと写真撮ってくれて、妙なパスの出来上がり。人にはあんまり見せられませんねぇ)いざ!「FUJIYAMA」へ。
実は、私と上の子はスピード物全滅。のため、だーさんと下の子が走ったのでした。
入り口ですでにテスト走行を眺めていたので、小3の彼女がほんとに乗るのかな?と内心思っていたのですが、まったく平気。「パパ、並ぼう」と大喜びで列に並び、さすがに朝の8時のためどんどん上に登っていき・・・下からだと首の痛くなるくらい高い位置から、更に上にのぼっていくコースター・・・上の子と二人、ひたすら見上げておりました。
いざ、彼女たちが出発だ~となったら、上の子がうるさいうるさい!見てるだけなのに、「きゃあ~~」と叫び・・「こわいこわい」を連発・・・

出発地点から見ていると、コースターが見えなくなる時間があるんですけど、これがほんとに長いんですよね。
さすがに世界一長いジェットコースター(だったっけ?高いだったっけ???)3分だそうで、見てるほうも首がとっても疲れました。

その後、これは大丈夫だろうと、○年ぶりにちっちゃなコースター「マッドハウス」に私も乗り(あー怖かった~~)それから、だーさんが「宝探しをしよう」と「武田信玄・埋蔵金伝説リターンズ」なる、なにやら徳川の埋蔵金伝説と間違えそうなアトラクションに入りまして。
あっはっは。ついつい夢中になりました。
これ、「風林火山」の四文字の漢字を、一枚のカードに時間内に印字するゲーム。印字できるカードリーダーを薄暗い館内の迷路(ってほどじゃないですが)のなかで探し出し、カードを入れて「×」だったり「風」だったり、はたまたカードが入らなかったりジタバタジタバタ、歩き回るんです。
印字されるとついつい「やった~みつけた~~」と喜び、だめだと、「くうう~~~」っとなり。
単純明快なゲームって、どーしてこう人を子どもに返すんでしょうねえ。2回チャレンジしたんですが、「風」と「山」しか見つけられませんでした。
気になるのが、4文字そろって3階への階段が開くとどうなるのか?待ち時間の通路に飾ってある「信玄の黄金羊羹」をもらえるのかしら?ゲームクリアできた人っているのかな~?

「ゲゲゲの鬼太郎の妖怪屋敷」「グレートザブーン」「ロッキースライダー」「メリーゴーランド」「大観覧車」「ハム太郎のフワフワお空の大冒険」などなどを巡り、最後にだーさんが「ドドンパ」に行ってみたら1時間半待ちであきらめて「レッドタワー」に一人で乗り(下の子は身長が足らんかった~)、暑い暑い富士急を後にしました。

意外と空いていました。まあ、朝の8時から遊びだしたので当然かもしれないけれど、午後もそんなに「人混み!」って感じではなくて。暑さが堪えてしまって、最後はぐったりでしたけれど、思いっきり遊べてよかったです。
そうそう。こんなこの夏限定のアトラクションもありました。
「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」
ガンダムの世界を使ってスペースコロニーや大気圏の謎がわかる映像アトラクションだそう。500円別会計だったので入りませんでしたが~

ちょっと、不思議な遊園地ですね。ここ。
ハードなスピード系の遊園地という印象しかなかったのですが、それと正反対の「トーマス」だの「リカちゃん」だの「ハム太郎」だのがあったり、よくわからない「隕石」だの「つちのこ発見!」の看板だのがあって、ちょっと中途半端?只今改装中の場所もあるから、イメージチェンジの途中なのでしょうか。
今回は、上の子の卒業記念割引チケットなんてのがあったので行きましたけど、もういいかなー。子どもたちは今度来るときは友達とだねー、と思ったりしています。

暑い夏が始まります。

2005年07月17日 22時29分27秒 | ぽつぽつぽつ
昨日、久々に(といっても、学校自体はまだ下の子がいるので、久々ではないのですが)小学校の合唱団の歌声を聴きに、体育館に行ってきました。
新団員の4年生のお披露目と、コンクールの度胸試し(?)のために開催されるミニコンサート。

曲目は5曲。懐かしい「ゆかいにあるけば」と「ビリーブ」は一緒に口ずさみ、後1曲新曲があり、そのあと、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲と自由曲を初めて聞きました。

世間は高校野球の暑い夏が始まってます。今日は沖縄県代表が決まったみたいですね。
でも、娘の小学校ではこれから秋の全国コンクールに向けての暑い「歌声の夏」がやってきます。
今年は我が家は参加するわけではないのだけれど、頑張れ!と心から応援しています。

久々の子どもたちの澄んだ歌声。とても暑い体育館だったけれど、とても気持ちよく心地いい30分。去年は一年間、どっぷりとこの中にいたんだなあ~と、感慨もひとしおな、一時でした。

ガンダムSEED DESTINY。

2005年07月16日 21時01分33秒 | まんが☆アニメ
子どもたちのために、NHK教育の「ツバサ」の予約録画をしていたら、ついうっかり(笑)見てしまった。今日のガンダムSD
西川ちゃんのハイネ役のとき、ちろっと見ただけなので、ストーリーはさっぱりわからず、唯一すぐにわかったアスラン君は、全身包帯だらけでどうも大怪我しちゃってるらしくて、一体何があったの??状態

で、一瞬シン君?と思ったらちがった(爆)キラ君(お初にお目にかかります)が出撃した後なんだけれど。

今日のお話のラストの戦闘シーン。これは、もしかして意識してます?ファーストガンダム。
キラが、新しいガンダムに乗って戦ったけど、そのときの相手のせりふ。

「わ、、わずか2分で25機のドク、ザクが全滅だと?」(汗)(汗)(汗)
「ガンダム、来ます!」

これって、あったよねぇ。ファーストガンダムに。地球から再び宇宙(そら)に上がったときだったかな?ホワイトベースを攻撃したジオン軍が、アムロのガンダム一騎に全滅させられるシーン。そのせりふが、こうだったよね?で、この後、ミライが言うんだ。「今の戦いを見たら、追ってこないでしょうね」って。もちろん、追ってきてたのはシャアなんだけど。

思いっきりかぶってました。はい。あのシーンが。

うーん。しかし恐るべしガンダムシリーズ。
さっぱりストーリー知らないくせに、戦闘シーンに惹きつけられ、ついつい見ちゃいましたよ。
こういうところ、やっぱ伊達に30年もやってないね。久々にみた、ニュータイプの戦闘シーン。よかったです。最初から観たくなっちゃうじゃない。(映像は今のが格段にいいしねぇ。)

今日の放映内容は、はっきりいってまったく把握してません。録画もしてませんので、キラって子の名前は間違ってないと思うけど、新型の名前もさっぱりだし、連邦側のザクとか間違ってるかも。。トンチンカンだったらごめんなさい。
詳しい方、怒ったりしないでくださいね~~~

*******
17日。TSUTAYAに行ってきました。キラ君ってSEEDの人だったんですね。なるほどなるほど~と納得し、アムロみたいだ~とその場でニヤニヤ・・・
やっぱり見るならSEEDからじゃないとだめみたいだな~と、巻数眺めて帰ってきました

笑う健康法?

2005年07月15日 23時07分00秒 | ぽつぽつぽつ
毎日、鏡台を開くたびに、かならず笑ってしまいます。
笑う・・・・・苦笑?
いーえ。ほんとにおかしくって笑うんです。

これ、下の娘が幼稚園の「年中さん」で私にくれた母の日のプレゼント。
手鏡の裏に自作の絵を入れて贈ってくれたものなんですね。
だけど・・・
この当時の彼女の絵は、はっきりいって、大笑いする以外コメントできず・・・

髪の毛がねー。
どーしてかなあ。何枚描いても「前髪」しか描かなかったんです。
誰の絵でも、同じ。
顔の線を描いて、頭の線も描いて、そこに前髪をくっつける。。。そして耳の後ろにちょこっと黒。
母の日間近の参観日。同級生のお母様方にまさしく大笑いされました。カッパ???いーや、ザビエルだ~って。(ザビエルさんにも失礼ですね。頭の線がなければ、まだ見られたんだけど。。。)

年長さんになったある日、「プールの先生の絵だよ」といってくれよんで同じ頭を描いていた彼女に、ついに私、いいました。
「ねえ。ママの頭見て?うえ(爆)にも髪の毛あるでしょ?○ちゃんのは、ほら、前髪しか描いてないよ?」
と。
彼女ったら、その時までほんとに気づかなかったように
「あ、ほんとだー。こう?」
と、はじめて頭の部分を黒く塗ってくれました。

もお。子どもの目って一体どうなってるんでしょ!
彼女に「画才」はなさそうです・・・
ま、だーさんはクレヨンの輪郭のみでほぼ出来上がりなんですけどねぇ。

娘たちからのプレゼント、大事にしてますが、どーしてもこれは笑いますって、お話でした。
健康にはいいかな?

戦国御伽草子。

2005年07月14日 22時12分33秒 | まんが☆アニメ
『犬夜叉』 高橋留美子 著 少年サンデーコミックス

あっははは~なんとコミックスの画像!
や、確か以前1冊だけ買ったような記憶はあったのですが・・・(爆)
積読本のなかにまぎれてました。
あっははは~~~

ちょっと、ビデオを観てまして。TVをコツコツと録画していたもの。高橋留美子作品でサンライズ製作ってことで、CLAMPさんが紹介してくれて、それで「ほお~今はそんな作品描いてらっしゃるんだ~」と思ったのが数年前?設定みたら、こりゃおもしろそうだと、TVを欠かさず録画。しかも貯めておりました。

話の内容は、ご存知の方はよくご存知でしょうから、大雑把に。

主人公は日暮かごめ。15歳の中学3年生。そして犬夜叉。そこに、珊瑚ちゃん、弥勒さま、七宝ちゃん、冥加じいちゃんが加わって、「四魂の玉」のカケラを集めながら戦国時代を旅して歩く。
犬夜叉と深い繋がりがあり、悲しい定めの巫女桔梗、犬夜叉の兄殺生丸、宿敵奈落(こいつが憎らしい~)などなど、様々に絡み合い、現代も絡み合い・・・そんなお話。(ほんとに大雑把くわしくはこちらでどうぞ。どーでもいいんだけど、OPの殺生丸がやたらかっこいいぞ

ストーリーは「さすがに上手いなあ~」と感心し、声優陣も、山口勝平さん(工藤新一) が犬夜叉役だし、日高のり子さん(浅倉南)が桔梗役だし、かごめ役の雪野五月さんは存じ上げなかったんですが、とってもいい感じ。第一話見た途端に「保存する」と決めたのでした。
まさかあんなラストになるとは思ってなかったので、今もなんだか放映終了が信じられないのですが・・・

私は、原作をこの1冊しか知らないのです。
すべてアニメで見てまして、発行巻数の多さに、さすがの私も原作を集めるのは躊躇したのでした。
ただ、あまりに悲しいTVの終わり方に、このところまた、原作読んでみたい病が復活。
ふっと思い返すと、高橋留美子先生の作品って、ひとつも原作読んでないんです。「うる星やつら」も「らんま」もアニメーション作品として知っていますが、当時きちんと見られる家庭環境ではなかったし、人気あるのは知ってても、親に逆らってまで「見たい」と主張できなかったんですねー。原作集めるには、お小遣い足りないし。。。

うーん。1巻読むとほんとにアニメと一緒ですねぇ。原作に忠実にアニメも作っていたのかな?
っていっても、TVでまだ3話目だ。これ。逆髪の結羅のところかー。しかも途中・・・
いま40巻もでてるってことで、、やっぱり躊躇してしまう。
ああ、でも最終がどうなるか、とてもとても気になることは気になるのです。
ああ、でもでも・・・・

410×40=

いっそ、弥勒様が出てくるとこだけピックアップしようか・・・(って、そうすると絶対全部ほしくなるんだろうなあ・・・)

************
15日朝。
犬夜叉キャラクター占いなんてものを見つけてやってみた。私は犬夜叉だった。なんだか意外な気分。よーするに、後先見ずに一直線ってことか?二股しないようにねってさあ(爆!)