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鷹央の師匠の存在と2人の関係。この合間に挟まる謎解きがふたつ、からの師匠との別れ。小鳥先生との師弟関係も重ねて、天久鷹央という人の変化がより深く感じられる一冊になったなぁ、としみじみ思う。哀しいけれど、鷹央の学生時代にこんな師匠が居てくれたことをどこか嬉しくおもった。
- 読了日:
- 2024/04/21
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再読)コース一回り終了。なんだろ。なんだか気が抜けた。様々な事件、関わりを経ていまこの位置にいる木暮様と清之介、そして伊佐治の3人。三者三様の考え方と動きがここまで来ているんだな、と木暮様の失踪から始まるこの一冊から感じ、さらにその先が一体どう変わっていくのかと思うと不安でもあり期待もあり。今回はとても納得はできない終わりではあるけれど、ここで離れられることをよかったとも今は思う。幕閣なんて関わらない方がいいんだから。某シリーズを頭の片隅に浮かべつつ思う。木暮家はそれにしても変わり種ばかりだな。
- 読了日:
- 2024/04/18
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再読)木暮瑞穂と信次郎。幼い日の母の言葉と舞の記憶と目の前の驚愕した表情のまま殺された2人の姿が重なった時、全く別の景色が見えてくる。清之介と伊佐次が望む、焦がれてしまうその謎解きを読者も楽しんでしまうんだよな。でもそれ以上に信次郎と清之介の闇に惹かれているのかもしれない、と思う。引き摺り出そうとする者と押さえ込んで先に進もうとする者。この先が怖くもあり楽しみでもあり。そしてつくづく感じる伊佐次親分の立場の難しさ。再読初めてだったか。また読もう(もはや中毒w
- 読了日:
- 2024/04/04