少しずつここを復活させているので、放り出しっぱなしな部分を修正していこうと思い立ち
iPadでパソコンの方でログインしたら
さて、ブックマークはどこで直せばいいんだっけ?
うろうろおろおろ何とか発見。
今は別のツールに移っていたり、なんだりかんだり、止まって長い方々が主なので、ほぼ削除。
ちょっと淋しいですね。
ま、わたしも似たり寄ったりですが…ぼちぼちといきますか。
テンプレート変えようかな?と思ったけど、基本は本読みだもんね、
と結局はこのまんま
あさのあつこさんの世界の容赦なさに振り回され引き込まれつつ、
久しぶりのシリーズ物を楽しむ。
そして、芦田愛菜ちゃんの読書量と読書力に感服した一ヶ月。
ネット予約ならば図書館本を利用出来たことに感謝する。
3月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:2656
ナイス数:642
NO.6〔ナンバーシックス〕♯8 (講談社文庫)の感想
図書館本)怒涛の如く動き出す世界。沙布との永遠の別れ、ネズミとの葛藤。イヌカシと力河の状況。崩壊していく矯正施設の中で強さを示すのは塀の外の彼ら。そして塀の中、市民たちもまた揺さぶられて激流にのみこまれていく。もうとにかく次に進まないといられない。こちらも激流に身を任せて巻き込まれずに見極められるか?いや、見届けたい。ただそれだけだ。いまは。
読了日:03月29日 著者:あさの あつこ
NO.6〔ナンバーシックス〕♯7 (講談社文庫)の感想
図書館本)矯正施設の最上階を目指して文字通り突き進む紫苑とネズミ。そして塀の外側から手を貸すイヌカシと力河。愛らしい莉莉のお父さんが意外な所でこの企てに関わる人であったのが悲しい。そしてNo.6の人々に襲いかかる恐怖は今の現実と重ね合わせられてちょっと動揺。命があっという間に散っていく。この先に何が待つ?ラストの扉の向こう側は予想通りだったけれど、とにかく今は知る人々の全てのこの先がねずみ達も含めて心配で、不安。紫苑はもしかしてもしかするのか?そこも、不安。
読了日:03月27日 著者:あさの あつこ
まなの本棚の感想
図書館本)目次を見た瞬間から「芦田愛菜只者ではない!」と思ったんですが内容が。本読みあるあるな親近感をもつ事柄からこちらが全く感じもしない深い読み込み、さらに古典は日本書紀や古事記、そして現代の人気作家作品までジャンルを問わず読破し、それをきちんと自らの言葉で紹介、感想を表せる語彙力に脱帽。日本語が好きと言い切る彼女のあの演技力の裏側にある厚みを垣間見た感じです。いや、とにかくこれで中学生?参りました。そして日本文学作品、改めて読まないといけないな、とも思わせられました。
読了日:03月23日 著者:芦田 愛菜
NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (講談社文庫)の感想
図書館本)矯正施設に囚われることで潜り込んだ紫苑とネズミ。過酷という言葉を軽過ぎると感じてしまう程の状態を乗り越えた先に開いた扉は、ネズミの出生の由来とNo.6という都市の成り立ち、隠されてきた暗部を明らかにして紫苑を根っこの先まで揺るがす。前巻で紫苑が何者か戸惑って掴めないと思ったのだけれど、今巻で更にそう感じ、けれども目指す未来と姿をおぼろげに見せてくれた気がした。ネズミに対して決して嘘をつかない。それはイコール自らに、ということでこれを貫いた先に何が待っているのだろう。続きに急ぎたい。
読了日:03月21日 著者:あさの あつこ
NO.6〔ナンバーシックス〕#5 (講談社文庫)の感想
図書館本)この世の地獄。それを作り出すのは人間…。裏表紙に書かれたあらすじにビクビクしながら開いた世界はまさしく地獄で、そしてなんだか普通の(?)地獄の方がまだマシな気がするものだった。そして。紫苑とは何者?ラストの心の変容が半端なくそれも一瞬で別人のように変わるのが恐ろしくネズミの怖れを初めて実感を伴って理解できる気がする。壁の内と外。それぞれの人たちの想いを胸に次へ!
読了日:03月19日 著者:あさの あつこ
うちのカレー 食堂のおばちゃん(7) (ハルキ文庫)の感想
相変わらず美味しくてあったかいはじめ食堂。すっかり料理人が板についた万里くんの調理師免許試験があったりおふくろの味談義があったり。世事も折り込みつつ重くならずでもきっちりと心に収まるエピソードが綴られる。メイさんと中条先生の和解が心に残ります。また自動車免許問題もその答えにうなずくものでした。そういえば、ドライカレー。私は子どもの頃からひき肉を炒めて作るのがドライカレーでした。学生時代ご飯と炒めたカレー味のチャーハンの形で出てきたときには驚きましたっけ。それぞれの家庭の味。母の味で私もいま作っています。
読了日:03月17日 著者:山口恵以子
こすずめとゆきの感想
図書館本)読友さんの感想に惹かれて。深夜、不思議な音で目を覚まして初めて見る雪に新鮮な驚きを示すこすずめ。疲れていながらも温かく我が子を包み話を聞くおかあさん。翌日を思って大変だと考える大人と素直に楽しみだと思う子どもを優しく語る作品。 黒井健さんは昔から大好き!今回もその持ち味が更にこのお話をふんわりと包み込んでいた。とても素敵な一冊。手元に置いてもいいなぁ。雪のしんしんと降るあの音を思い浮かべながら。
読了日:03月14日 著者:黒井 健
NO.6[ナンバーシックス]#4 (講談社文庫)の感想
図書館本)りっぱに生きた。そう言い切れる生き方って何だろう。物語は激しく厳しく動き出す。でもまだ、ほんの入口。紫苑とはいったい何者なのか。ネズミとは何者なのか。分からないことが解かれることを怖く感じつつ、一方ではそんなことはどうでもよくて、この子たちをどうか無事生き延びさせて。そう祈りながら読んでいる。生と死の物語。甘いものはどこにもなく、その描写に胸が悪くなりそうになりながら。生きるって事はこういう事だ、と突きつけられつつ。それを真正面から受け止めてその先を見せてほしい。更に先に希望があることを祈って。
読了日:03月13日 著者:あさの あつこ
PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐の感想
再読)今日、という日に。今年は特に改めて強く響く言葉がある。思い出そうよこの時を。泣きながら。でもつながったこの瞬間を。辛い過去がけれども今を見つめている。今のこの世の中を。なんだかそんな気分になった今年のこの、数珠つなぎのことばたち、でした。祈りと共に。
読了日:03月11日 著者:
NO.6 [ナンバーシックス] ♯3 (講談社文庫)の感想
図書館本)徐々に剥がされるNo.6という都市の裏側。一枚剥がれる毎に不安感、恐怖心が募る。沙布はいったいどうなってしまった?嫌な想像しか出来なくて息苦しくなってくる。まさか、まさか、、ね?中途半端とはいえこういう世界を色々読んできた身としてはたまらない。あさのさん…そんなことする?まさか。ね?はずれて欲しい。このとても嫌な想像……。そして動きだした紫苑とネズミ、西ブロックの面々はどうなるのか。No.6の彼らは?心情を深く描くために足を止めた形のこの一冊。次に進む。すぐ、進む。図書館本、届いていてよかった!
読了日:03月10日 著者:あさの あつこ
NO.6 〔ナンバーシックス〕 ♯2 (講談社文庫)の感想
図書館本)壁の内と外。愛と憎しみ。敵と味方。紫苑とネズミの関係が少しずつ変わる。その変化が今後どんな影響を2人にもたらすのだろう。第3の道を2人は見つけ出すことは出来るのだろうか。登場人物が少しずつ増え、No.6の実情、裏側もほんの少し現れだし、この先に不安を抱えながら次に進む。希望…は、あるのか?
読了日:03月08日 著者:あさの あつこ
七丁目まで空が象色 (文春文庫)の感想
久しぶりのシリーズ新刊。5作目。待っていたので嬉しい。楓ヶ丘動物園の面々は相変わらずの行動力と破壊力+推理力と情報収集能力?でお見事!象さんどうなるか!!と思いましたがラストはほっとできてよかったです。にしても。中国マフィアまで絡む事件に遭遇するってほんと、ハンパないトラブルメーカー集団(笑)いつでもどこでも動物第一で行動する彼らをますます好きになりました。これも始めから読み直さないとなぁ。今回まさかの2号くんとか事件の確信部分の彼女(彼?)など新キャラも登場してますから続きをとっても希望です
読了日:03月05日 著者:似鳥 鶏
巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)の感想
11年ぶりの新刊、とのことで。待ったなぁ〜〜!「冬」はタイトルには無いけれど季節はちゃんと冬でした。雰囲気が優しくなっていると思ったのは気のせい?それとも主人公2人が着実に小市民に向けて進んでいるってことでしょうか。身近な生活の中の謎。スウィーツを絡めて進むお話は今までになくホッとして美味しそうで。で、やっぱりシリーズ最初から読み直さないと忘れてることも多そうだなと所々気付かされつつ読み終えました。揚げパンエピソードが一番好き。小山内さんが可愛くて小鳩くんの対応や、よし。あ、こんな所も小市民に近づいたかな
読了日:03月02日 著者:米澤 穂信
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