のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

2024年7月の読書

2024年08月03日 15時19分00秒 | ★★★毎月の読書まとめ
はい、1冊!
読んでいて懐かしかった

読んだ本の数:1
読んだページ数:416
ナイス数:79

冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)感想
終わった。四季を巡り「小市民」を目指したふたり。その終章は思いもかけない小鳩くんの事故から始まり、ほぼ過去、中学3年生の時の小山内さんとの出会いとなった、そして小市民たれ、となるきっかけとなった出来事の回想で進む。今と過去を繋いで開いた解決は苦くて辛いものでもあった。けれど一つの季節の終わりを見事に見せてくれたなぁ、と思う。一足先に次に進む(であろう)小山内さんと、一回立ち止まる小鳩くん。新たな場所で2人が出会い交わる新たな季節を見てみたいなぁとどこかで望みつつ本を閉じた。春からまた振り返りたいね
読了日:07月22日 著者:米澤 穂信

2024年6月の読書 また忘れた

2024年08月03日 09時32分00秒 | ★★★毎月の読書まとめ
読むペースもめちゃくちゃ遅くなってるけど(1冊読み切っただけでエライワタシ状態)
まとめ投稿も忘れるようになっちゃってる
 
ダメダメじゃ
 
 
縁結びのお話。久しぶりの一冊は麻乃助の今までを思い出し友との関わり、変わっていく縁と立場など様々な重なりを感じて、いつになくしみじみとしてしまった。お寿ずさんの後はきっとそうなるんだろうな、と思っていたお雪さんとの縁の思いもしなかった転がり、そして繋がるそれぞれの縁。最後はああそう言うものだよなぁ、となんだかストンっと納得する。納得、は変か。落ち着いた、かな?大矢博子氏の解説にまた至極納得し、切なくなり、これはもう一度最初から「時の流れ」を追うこと、だなと。「時」の物語のこの先も楽しみだ。
 
読了日:2024/06/29