すっかり忘れてた。
ついでに読書メーターのどこにまとめ機能があったかも忘れちゃって困った(爆)
そんな、すっかり気分は夏休み&暑さボケな今日この頃。
7月は長編ではなく短編の多い月になりました。
7月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3439ページ
ナイス数:783ナイス
陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)清明と博雅の間合いが、今よりちょっと清明が上から目線?ってか、博雅をからかって楽しんでいるような雰囲気があるのがすごく好きだったりする。まっすぐな博雅に関しての作者の考えも書かれていたりして、まだまだシリーズ序盤はいろいろ夢枕先生も試していたのかな?それにしても本当に面白い。平安の「平安」とは名ばかりのあの時代の、でも年表や史実に囚われないで描かれた世界。全巻揃ってないのに揃えたくなりだした自分が、、いる。さて、ゆるゆると次巻にゆこう。
読了日:07月30日 著者:
夢枕 獏陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)再読)へぇ~。第一巻はこんな感じだったんだ。。となんだか新鮮な気分で読んだ。とても久々だったので、新刊のような気分(笑)でももちろん世界観は今と同じ。晴明と博雅のやり取りは、博雅がまだまだ不思議の世界入門者のようで、呪についての会話等の混乱ぶりが懐かしい。そして一番の驚きは彼が笛ではなく琵琶の名手でもあること。そうだったっけか~!と、まぁそんなこんなでゆるゆると楽しんでいます。
読了日:07月26日 著者:
夢枕 獏陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫)やめられない止まらない♪状態で、平安京の闇に遊ぶ。このシリーズは全部読んでいるわけではないんだけれど、毎回非常に居心地のよいものを感じてしまう私。今回は久々だったのだけれど、変わらない晴明と博雅に加えて蝉丸法師がいらっしゃり、とても音楽の深い情景を感じられた。それにしても人っていうのは悲しいなあ。愛っていうのは切ないなあ・・・と思う。
読了日:07月25日 著者:
夢枕 獏たかこ (絵本・こどものひろば)再読)するっとまた読んでふと思う。転校生だった遠い日の私はまわりに馴染むこと、合わせることを学んだ。それが間違ったことはもちろん思ってない。けれど、、それでもはじき出されることはあったんだよね。だから、たかこのような強さと優しさ・・・に憧れもあるしほしかったなぁ、とも、、思うのです。
読了日:07月24日 著者:
清水 真裕たかこ (絵本・こどものひろば)図書館)読友さんのレビューに図書館検索したらなんと予約待ち。くりっとした目を扇子の影から覗かせる表情豊かな表紙をめくってみたら。。なんと舞台は現代の小学校!姿もそうならば言葉遣いも平安朝!ちょっと違う子が入ったクラスはさあ、どうなるのかな?色鮮やかでほんのりスパイスの効いた素敵な一冊でした。
読了日:07月23日 著者:
清水 真裕ふたりの距離の概算 (角川文庫)読んできた米澤作品の中で(といっても、この古典部と小市民の2シリーズのみですが)初めて続きが無性に気になり一気に読みたい衝動に駆られた1冊。面白かった。高校という小さな世界の中のひとつの行き違いを明らかにするという実に平凡なテーマなのに、こんなに先が気になるなんて・・・。実は私。かなり千反田さんが気に入っているみたいです。彼女への誤解をホータローが解く。そこにはやっぱり痛みが伴ったけれどそれでも。彼も彼女もみんなの距離の概算がいい方向で計算間違いになっているなあ、と思うのは前向きすぎるかな。
読了日:07月23日 著者:
米澤 穂信遠まわりする雛 (角川文庫)読みやすい。このシリーズはそれぞれのキャラがきっちり地に足をつけて生きているから、こういう短編でもしっかり表情が伝わるんですね。楽しかった。しかし。私は女だからか、ホータローや里志の「言葉が後一歩ででてこない」という状況がよくわからない。むしろ千反田さんや摩耶花の女子トークを聞きたい気分になっていたりして。それぞれの距離がだんだんに変わっていく4人。この先どうなるのかな。楽しみです。
読了日:07月22日 著者:
米澤 穂信クドリャフカの順番 (角川文庫)主要登場人物4人のそれぞれが語り手となって進む物語。。のために、最初、非常に読みづらい。。特に千反田さん!あなたのきっちりした性格はとってもよく分かるし、だからこその語り口だとは思うのですが・・・(爆)なんて思いつつ、でも、ホータローが地学準備室から動かないんだからこれは仕方ないか(笑)だんだん4人それぞれの語り口に慣れて、最後は楽しく読み終えました。シリーズが進んで4人のキャラが更に立ってきて楽しい。ホータローがお料理研究部イベントの時に叫んだ姿をこの目で見たかったですよっ(爆笑)
読了日:07月19日 著者:
米澤 穂信愚者のエンドロール (角川文庫)うーん。小市民シリーズと同じ、居心地の悪さを感じる終わり方でした。このシリーズからこういう感じがあったんだなーと、ある意味小市民での違和感を改めて理解してみたり。物語はトントンと読めて1作目よりも読みやすく面白い。だから、ね。某コントロールしていらっしゃった方がちょっと、、ね。。。言ってしまえば好きじゃない。。。と。ホータローのお姉さん。彼女も似たとこあるけどちょっと違うかな?あくまで私の主観ですが。ってことで3作目いきます。
読了日:07月15日 著者:
米澤 穂信氷菓 (角川文庫)アニメ化に伴って文庫が平積みになったことから手にしたシリーズ。米澤氏はほんと不思議な視点を持った作家さんなんだなあ、と改めて思う。「氷菓」の本当の意味。そこを解き明かすまでの道のりと、解き明かす人の不思議さ。えと、この事件っていうか謎解きはこれでおしまいなんですよね?つい、ね、つい。細かいところで気になっていたりするんだけど、、あと3冊のなかで改めて、、なんてことはあるんでしょうか。何はともあれ、次巻に行きましょう。
読了日:07月11日 著者:
米澤 穂信0能者ミナト (メディアワークス文庫)9Sの作家さんだ~ということで手に取る。内容は随分違うけど、こういう世界・・・好きなんだなぁ。ちゃんと世界が確立しているから、ちょっとな~な部分も乗り越えられて結局一気に読み切ってしまった。湊は何度も張り倒したく・・・・(笑)でも周りに有能力者でも最高の二人を従えて、全くなんの能力もない(?)者がきっちり事に対するっていう設定が面白い。続きも読むかな。
読了日:07月08日 著者:
葉山 透ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)シリーズも3作目。随分こなれた印象あり。でも私はこういうきっちりと整ってきた世界って好きだ。本の謎と母親の謎。二つがちょうどいい塩梅でミックスされていて、3作品の中で一番読みやすかったかな。宮沢賢治の「春と修羅」は先日朗読劇で観て聞いて読んだ作品だったし、もう一つ。チェブラーシカの絵本の話題は・・・。読んでいる途中で、「私もなんだか知ってる?でもチェブラーシカじゃないような。。」と自身に重ねて読めたせいもあるかもしれない。次作も期待。
読了日:07月05日 著者:
三上延クジラの彼 (角川文庫)自衛隊シリーズ短編コース完了。で、今回は長編コースにはいかないよ~~と思いつつ、どうしようかなあ。次の本が決まらない。やっぱりハルと聡子が好き。そして高巳と光稀も。笑ったり泣いたり。バランスのとれた気持ちの良い1冊です。
読了日:07月02日 著者:
有川 浩2012年7月の読書メーターまとめ詳細読書メーター