のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

年末のご挨拶

2011年12月31日 18時22分08秒 | ぽつぽつぽつ
今年もこの日がやってきました。

激動の平成23年。2011年。
あの、3月11日で、何かが確実に。
見える物も、見えないものも。

大きく変わった年ではありますが、

それでもこうして。
変わらずに年を越すことができることを。


いまはただただ、感謝しています。


今年。とっても嬉しかったこと。

この場所を続けてきて、
とてもとても久しぶりの方が、
とてもとても久しぶりに覗いて下さり、


「まだ、変わらずにやっていてくれて、嬉しいよ」


と言って下さったこと。


2004年11月に始めたこの場所は、
気付けばもう、いつの間にか8年目に突入しておりました。
(最近は全然数えることもしてなかったから・・・)

始めた当初とはずいぶん変わり、
自分の中身も随分変わり(笑)、

でも、変わらない「私」も確実にある。

そんなことを確認する場所でも、あったり致します。


のんびりにもホドがある。。っていう状態の現状ではありますが、
自分のペースでゆっくりとぽつぽつと。
これからも続けて行きたい大事な場所です。


今年一年、ありがとうございました。
皆様にとって来年が幸多き年になりますように祈りつつ…

よいお年をお迎えください。


ゆきゆき@管理人


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はなちゃんの冬休み。(やっとわかった編)

2011年12月27日 10時11分32秒 | ぽつぽつぽつ
ほぼ日刊イトイ新聞

あ、そういえば冬休みだな~と思って検索してみたら。


あったあった。

はなちゃんの冬休み。(やっとわかった編)

始まっていました



また、ほぼ一月。
ほっこりと。
まったりと。

やさしいはなちゃんのまなざしと、
ふしぎなばあやのことばの重なりを、

楽しませていただきます!




なーんてことして遊んでないで、年賀状書きなさい~~!!(滝汗)


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イブにクリスマス

2011年12月24日 22時05分59秒 | ぽつぽつぽつ
って、久々かもしれない。
大体最近は23日にやってしまってたからな~。

今日は家族。
親は二人とも仕事。
上の子は予備校。
下の子は部活。

だーれも、クリスマス的な予定は一切なかった一日でしたが、
とりあえず、メリークリスマスっ

  チキンのオーブン焼き
          じゃがいも・たまねぎ・かぼちゃ
          ズッキーニ・マッシュルーム
  じゃがいものニョッキ(バジルソース)
  サーモンちらし寿司
  サラダ
  オードブル

  クリスマスシフォンケーキ(中学生デコレーション)
  好みの飲み物~


フィギュアを観つつ、メリクリ。
今年もなんとか無事過ごすことができそうですね


top写真、ろうそくの火でうまく映ってない~ので。
単独ケーキ(笑)

粉砂糖を振りすぎて、修正がえらいことになっておりましたですよ。。
今年はシフォンを3段に切り分けて、日向夏のマーマレードとココアクリームをそれぞれ挟んでます。(ここまでは母でしたっ)


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舞台 「その妹」

2011年12月20日 00時25分45秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
12月19日(月)
シアタートラム マチネ 18時30分より
上手端っこ~(ユダ側だーと、思った私って…)



夏の三銃士以来の観劇です。
あれはやっぱ「帝劇」って感じがとってもする舞台でしたから、
今回は久々の観劇。ストレートプレイも久しぶり。
市川亀治郎氏と、蒼井優ちゃん見たさに内容一切考えずにチケット取りました。



えーっと。
相変わらず初心者マークがとれない管理人の、
以下、感想はネタバレありです。
舞台雰囲気からなにから、一切知りたくない方はここまでで。
よろしくお願いいたします








んでは。いきます。



ほぼ、3人芝居だと思いました。
市川@盲目の元画家で現在小説家を目指す兄広次、その兄を信じてひたすら支え続ける妹、蒼井@静子、そして二人に援助の手を差し伸べる段田@西島
この3人の人間関係、葛藤、ぶつかり合いで全編が成り立つ物語。

・・・・重い・・・・

作品でした。
とっても、重い・・・・・

特に第2幕ですっかり落ち込ませていただいてしまいまして、参りました。。。
カテコでも市川さん、蒼井さんはお二人とも涙を拭いて笑顔なしのお辞儀…。


私、ここまであからさまな人間のエゴ…思い?を描いたような作品ってとっても苦手です。
いままでの短い観劇体験では観たことなくて、
ドラマとかなら間違いなくチャンネルチェンジかスイッチオフ。
映画なら予告観ただけでごめんなさい。

そんな物語?

ちょっと、凹みました。

物語が描きたかったものも、もしかしたらその先に「希望」があったのかもしれないのですが、
全体的に勉強不足のためか、3人の激しいぶつかり合いに圧倒されてしまったのか、、、理解があまりできず、
じゃあ、原作読んでみようか?という気持ちも…1幕ではあったんだけど2幕ではなくなり。


「その妹」HPでは、作品紹介の中で、

原作者の武者小路実篤は、この善良な人々を、「なんとか救える道はないか」と問いかけながら執筆したと言われています。
その武者小路実篤の苦悩や哀しみ、そして、理不尽な運命に抗えぬ現実との葛藤や無力感は
今の私たちの心の中でくすぶり続ける問いかけにも通じるように感じられ、
この作品がもつ「永遠の命題」が、現代の私たちに提示されているかのように思えます。

とありました。
いま、この文章にはなるほどそういうことか、という納得感があります。
救おうと葛藤し、でもどうしようもなく追い詰められるしかない人々…。
それでも生きていく、人。



それにしても。

蒼井優ちゃん。。もうちゃんづけは失礼でしょうか。
優さん。
私はDr.コトーでの「淡い、頼りない、でも一所懸命な頑張り屋さん」というイメージから一歩も脱出できていなくて、
龍馬伝はあんまりちゃんと観ていなかったし(^^;)
フラガールも飛び飛びしか観てないし、、だったので、驚きました。

終戦直後。自由にならない時代の更に追い詰められた「女」という状態を、
後半はとてもよく感じられて、どこかに(物語でたびたびでてくる)妾のような雰囲気も纏い、
ラストは地に足を付けてしっかり立っているのは彼女。
その周りでのたうちまわって一歩も抜け出せないのが男たち。
そんな情景に見えたのです。

淡いやさしい頑張り屋さんは、いつの間にこんな力強さをまとう女優さんになったんでしょうか!

映像とはまた違う彼女を観れたこと。
それはとても楽しくて嬉しく、満足いたしましたです。

ただ。。声、あんなに甲高かったでしたっけ?最初の方の大量の早口なせりふは。。ちょと辛かった。
ラストの三者三様の葛藤の場面の怒鳴りあいも辛かったけど…(^^;)


総じて、、気持ちは凹みましたけれど、
市川さんと蒼井優ちゃんの演技は堪能できたから、、良かったかな。
(段田さんはなんだかんだで結構拝見いたしておりますし。)

そうそうそう。
西尾まりさんが出ていらしたのには驚いた。

おお~武左衛門さんの奥さんじゃない~~!!って陽炎の辻に一瞬戻りましたよっ(笑)
こういう役はお手の物、、でいらっしゃいますね。生演技、嬉しかったです(^^)。



今度は。。
楽しい作品が観たいな~
(来年1月の藤原たっちゃんはどんな作品だろー?)

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学問の神様。。。

2011年12月18日 22時36分40秒 | ぽつぽつぽつ
菅原道真公めぐり!?


今日は上の子と湯島天神さんに行ってきました。


昨年は行かなかったんだけど、ね。
今年は、ハハがどうにもこうにも。。行っておきたかったのでした(笑)


お参りをして、
絵馬を奉納して、
また、お参りをして、
お守りを頂いて…。


先日、修学旅行に行った下の子から、
北野天満宮のお札をお土産にもらった上の子。


さあ、あとは太宰府天満宮へ行ってこようか!


なんて、笑いながら。


ラストラン。
走り始めます。



あー、やだね。
なんで受験って寒い時期なんだろうね。


家族はな~んにもできないけれど、
とりあえずあったかく、あったかく。
家の中を保っていきます。


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11月の読書

2011年12月04日 23時54分02秒 | ★★★毎月の読書まとめ
よれよれになりながら。。
活字に逃げ込む日々…で、ございます。


11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4499ページ
ナイス数:786ナイス

結婚物語(下) (中公文庫)結婚物語(下) (中公文庫)
あー笑ったっ!関東ローム層で婚約破棄か?とか新婚旅行を忘れてるとか、もうもう、、相変わらずなふたりなんだから~って当たり前です。3冊バージョンとおんなじお話!(^^)どっちかというと3冊になってる以前の方が好きかも…と思いつつサクサク楽しく読み終えました。これが25年前…やっぱりそこが感慨深いと同時に、本当にすてきなカップルだと思います。金婚式までさあ、みんなでげんきでいよう!!ねっ♪
読了日:11月30日 著者:新井 素子
結婚物語(上) (中公文庫)結婚物語(上) (中公文庫)
電車をあやうく乗り過ごすところでしたよ素子さん!(笑)ついつい夢中になって待ち合わせで友人に笑われました。外出移動中に読了。しかし、、おもしろい。このカップルを読んだのは当然○年前なのだが、いまだに大うけして読んでしまう私。上中下巻に分かれていた最初のものも好きなんですが(サブタイトルが何とも言えず。。)こうして上下巻になってもそのテンポに変わりはないですね。このまま下巻に突入します。(そうすると3冊だった当初のものも・・読みたくなるんだろうなあ私。。)
読了日:11月28日 著者:新井 素子
銀婚式物語銀婚式物語
時間も忘れ、音も聞こえず、夢中で…。読みふけったあの頃から今まで、素子姫の愛読者というかファンというか、も、生活の一部状態な追っかけというか…である自分を、ちょっと誇らしく思ってしまう。「銀婚式」です。「結婚するよ」と、写真週刊誌に乗っかっちゃったあのかわいらしい彼女が、今は銀婚式…。その日常は相変わらずちょっとずれたカップルで、でもきっとお知り合いになった人たちをいつでもあったかく包み込むだけの魅力あるお二人で…。さまざまなことを乗り越えつつ「今」がある。それを。。ほんとうにほんとうに。。心から。(続)
読了日:11月26日 著者:新井 素子
第二音楽室―School and Music第二音楽室―School and Music
「聖夜」とセットだということで。こちらは4作の短編、中編が入ったSchool and Music。年齢のせいか、一人称が「ウチ」の「デュエット」「裸樹」はなかなか自分的に感じながら読むのは難しかったけれど、普通の活字本として「音」に向かうイマドキの子のまっすぐな感覚や、恋愛感情もうまく絡めた世界は楽しめた。「第二音楽室」と「FOUR」。この2作品はハーモニーが重なっていく様を行間に「聴き」ながら読んで行かれた気がする。特に「FOUR」は好き。4台のリコーダーが4つのパートの一人一人の気持ちを重ねつつ(続)
読了日:11月25日 著者:佐藤 多佳子
おまえさん(下) (講談社文庫)おまえさん(下) (講談社文庫)
下巻はほんっとに面白い。謎が積み重なって少し息苦しい感じのする上巻と違ってテンポも気持ちが良くて。今回気づいたのは、あら、湊屋さんのはねっかえりお嬢様・・・この春にお国元に下がっていかれていたんですね。。。ってこと。あの明るさを保ってきっと居場所を見つけてくださいますように。。なんて、丸助さんを眺めつつ祈ってしまいました(笑) 八方良しの結末。これがやはり、宮部時代小説の醍醐味であると、感じ入ります。再読コース、これにて完了!
読了日:11月24日 著者:宮部 みゆき
おまえさん(上) (講談社文庫)おまえさん(上) (講談社文庫)
再読しつつ感じているのは、前2作とは雰囲気が違い、その違いってのが武家と町人の違いって言うか人情話より捕り物帳というか、霊験シリーズの2作に近いような感覚というか・・・。なんつーかうまくいえないけれど只今どこかそんな感覚で、あります。
読了日:11月22日 著者:宮部 みゆき
聖夜 ― School and Music聖夜 ― School and Music
図書館)初作家さん。なのです実は(^^;)。期限が迫っていて少し焦りましたが心配無用。非常にやさしく読みやすい文体で高校生のこころと音楽を深く描き出している、見事な作風でした。キリスト教も音楽もどこか似通った経験を持つためか聖書引用もオルガンや最後はパイプオルガンの情景も浮かびやすく、文章を追う自分とは別に、音楽が変化していく景色を感じる自分もあったように思え、なんというか二重に重なる風景をこの1冊に体験していたように思います。って。。上手く表現できないのですが。勧めてくれた友人に感謝。
読了日:11月16日 著者:佐藤 多佳子
日暮らし(下) (講談社文庫)日暮らし(下) (講談社文庫)
満足。満足っ。いつも「日暮し」はラストでとっても満足する。今回はこのつづきがあるのが嬉しいけれども、なんだかこのままでもOKのような。。(笑)弓之助がお春の事情を駕籠に揺られつつ泣きながら話す場面に、ああ、やっぱりおでこや弓之助をこういう事件に関わらせたくないなあ…と思ってしまう。それは無理なお話だ、と判ってはいるんだけれど。子どもの描写に妙に気持ちが行くのが今回の再読コースの特徴かな?
読了日:11月14日 著者:宮部 みゆき
日暮らし(中) (講談社文庫)日暮らし(中) (講談社文庫)
湊屋の事情の段に3日もかかってやっと読み終える。。雑用過多でペースダウンとはいえ、、体力ないなあ。(ため息)彼はどんな感情をその心の奥に隠しているのだろう?なんともいえない虚しさも感じる。佐吉をこころから信じるこちら側の人々の暖かさとのあまりの対照的なところが、妙にひっかかった再読でありました。
読了日:11月12日 著者:宮部 みゆき
日暮らし(上) (講談社文庫)日暮らし(上) (講談社文庫)
「ぼんくら」と同じ構成で最初は連作短編のようにみせつつ・・・・中に進むのだよね。おでこがやっぱりかわいい!なんて素直でまっすぐな子だ!と、このエピが一番最初だったことを忘れてた。。(をい)「嫌いの虫」その言葉も物語もなんともいえず上手いなあと思う。長助ちゃんはいま、どこでどうしているのだろう。。なんて再読重なると思うところもあったりして。さあ「中巻」は、走ろう!
読了日:11月08日 著者:宮部 みゆき
ぼんくら(下) (講談社文庫)ぼんくら(下) (講談社文庫)
ふと、、思う。このまま幽霊が幽霊のままだったら…と。と、これは「日暮らし」を知ってるからこその感想であって、、再読何度目だ?だからこそのものだけど。今回のラストに妙にしんみりしてしまった。のは自分の精神状態の影響もあるね。お徳さん。大好きです!あなたを泣かせたくないというの、すごくすごく、わかる。
読了日:11月05日 著者:宮部 みゆき
ぼんくら(上) (講談社文庫)ぼんくら(上) (講談社文庫)
(ネタバレ)再読×何回目? 相変わらず一気に惹きこまれる。「震える岩」から続いて読むのは初めてだけど、明らかに作風というか描く視点が変わっている。始めの短編連作のような感じから「長い影」に向けて、構成は秀逸で単なる捕り物帳ではないのだ。うーん。最高!弓之助ってそういえば、最初は測ってばかりだったんだっけ。これがまた深いんだよなあ。ああもう。即効で下巻突入!
読了日:11月02日 著者:宮部 みゆき

2011年11月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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