あ、それでも10冊行ったのか。。
二桁行かないんじゃないか、って思ってた。
今月は…諸々たくさんオフで頑張った。
やっとほっとできる、、かなあ。
2月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3228ページ
ナイス数:625ナイス
天使はモップを持って (文春文庫)再読・ネタバレ)ああ、そうだったそうだった。。大介との出会いからゴールまでのお話だったんだ、と思い出しました。短編8話。その7話まではとても軽快なキリコのリズム。そしてラストの1話が…。重いんですね。なぜ?大介×キリコになると続編のラストのお話もそうだけど。。うーん、なんか下向きにもったいないなあ、と今回感じる。もっと二人の軽妙な掛け合いや楽しい日常を読んでみたいなあ…と。シリーズ3作目はどんな感じなのだろう?と気になる今日この頃(w)
読了日:02月28日 著者:
近藤 史恵モップの精は深夜に現れる (文春文庫)どんなことにも柔軟性を持ってまっすぐに軽やかに。それでいてとても生真面目に向かっていく生き方をするキリコちゃん。その生き方は器用に見えてとても不器用。それを判ってくれるのが大介なのかな。読んでいてとても気持ちのいい物語。確かに日曜日の夜、ちょっと月曜の出勤が気重な時に読むと元気を貰えるかも。前作をあまりにも記憶にとどめていないことに気付いて、只今振り返り再読中(笑)この後も物語は続いているようですね。手元に置いて繰り返し読みたいな、と思う読後感のとてもさらりとした気持ちの良い作品でした。
読了日:02月26日 著者:
近藤 史恵鷺と雪 (文春文庫)ある程度予想はつきながら、、でもその突然に断ち切られるラストに愕然とする。英子嬢とベッキーさん。そしてその周りの人々の未来はどのように進むことになるのか。大きな時代の転換期に、でも日々をどんな立場の人たちもそれぞれの「普通の日常」として生きていく。。時代に合った落ち着いた文体がまた、より鮮やかにふたりの生きる時代を描き出してくれ、苦手だと認識しているこの時代を英子嬢と共に夢中で駆け抜けた気分だったりする。大きな出来事をなんでもない日常から垣間見る…。それが、その時代に本当に生きている人たちの現実だよね。
読了日:02月24日 著者:
北村 薫玻璃の天 (文春文庫)あの時代の流れをきっちりと見つめたうえでの、上流階級のお嬢様の日常。徐々に暗いものが見え隠れしつつ、その中できちんと成長している彼女の今後がものすごく気にかかり、またその傍にいる道しるべにして一つの大きな謎であるベッキーさんの事情も明かされ、こちらもその先がものすごく気にかかり…。ラスト、英子お嬢様の言ったことばが重く読み手の心にも響く。
読了日:02月20日 著者:
北村 薫街の灯 (文春文庫)ベッキーさんシリーズというから、ベッキーさんが主人公かと思ったらそうじゃなく、英子お嬢様が主役。そして推理物だけど主体は昭和初期の上流階級の女学生からみた、時代とその流れ。その「世の中を理解する一つの道しるべ」がベッキーさん?これがとても面白く、読んでいて心地よい文体によって深く描かれる良く知らない(というか得意ではない)昭和初期に、数ページで一気に惹きこまれた。この先、この二人がどこに向かっていくのかが、ところどころの伏線(?)と共に気になる。
読了日:02月19日 著者:
北村 薫ステップファザー・ステップ (講談社文庫)再読))善良な泥棒さんと中学生の双子のお話(笑)我が家には古い文庫本と青い鳥文庫が在住してるということで、、文庫本の方を読みました。(青い鳥文庫は確か1話抜けてるのだ。)何とも読後感の清々しい、とても人情あふれる物語ってところは、宮部時代小説に通じるものがあるように思う。中心の3人以外も、おじいちゃんも置き引きと偽札絵のプロさんもみーんなちゃんとキャラが立っていてさすが宮部作品。ライトな物語は時に読み手を救ってくれます。続編…あったらいいのにな。
読了日:02月15日 著者:
宮部 みゆき燦〈2〉光の刃 (文春文庫)舞台が江戸に移って物語が進んだようなまだ謎だらけのような…。圭寿の夢とそれを少しでも叶えようとする伊月の姿がそれぞれに何とも健気。お家騒動なんだろうなあ、と思うのだけれどガッツリ時代小説!のような重苦しさやドロドロ感があんまりなく、読みやすい。薄めなのもこのマンガチックな表紙も、対象年齢はかなり下からでしょうか。時代小説入門にはいい場所かもしれないな。ラストの展開に次巻はぐっとスピードが出るかな?と楽しみです。
読了日:02月13日 著者:
あさの あつこモダンタイムス(下) (講談社文庫)若干ネタバレ)上巻は初めの方ですでに挫折気味になり・・・。バイオレンス物は好まない~と思ったのだけれど、頑張ったのは「この奥さんは何者だ!?」に尽きる(^^;)そして下巻。流れは一気に加速して謎は謎のままでも、社会の枠組みはこういうものだ、という物語の骨格に人々の姿を肉付けした物語と判る。苦手部分は置いといて、全体としてはよくできた物語でした。奥さん下巻がかっこいい!そして旦那様(いや主役だから~)も、下巻はその覚悟がかっこいい!って思ったら、え?最後はまたえらく牧歌的な…??いーのかそれで?
読了日:02月11日 著者:
伊坂 幸太郎モダンタイムス(上) (講談社文庫)今一回かいた文章削除しました。やっぱり迷ってるから感想うまくない。ということで、下巻を読了したら改めて書きます。正直言うと、現在は苦手分野だな、というところにおりますです。
読了日:02月08日 著者:
伊坂 幸太郎塩の街 (角川文庫)只今すっかり寝不足です。。何度読んでもなぜこうもこの世界に惹きこまれてしまうんでしょう。電撃文庫の3回殺すぞ場面(フツーに戦闘シーンといいましょう!/w)がなくても、まったく世界の描写に違和感はなく、どんな覚悟で彼が飛んだのかきちんと伝わるこの物語。そしてその後の物語で、更に深く伝わる覚悟。自衛隊シリーズ、やっぱり大好きだっと実感中。
読了日:02月01日 著者:
有川 浩2012年2月の読書メーターまとめ詳細読書メーター