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2021年2月の読書

2021年03月31日 22時49分00秒 | ★★★毎月の読書まとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1541
ナイス数:357

ドクターぶたぶた (光文社文庫)ドクターぶたぶた (光文社文庫)感想
再読)最新刊からの振返り) あ!そうか。名探偵ぶたぶた(現時点での最新刊)でのぶたぶた先生章のタイトルはそーゆーことか!と、この再読あとがきで気が付いた(嬉)ドクター。それも消化器系内視鏡手術のスペシャリストだから必然的に(?)重篤な病であることの方が多いんだろうけど。和む。患者やその家族にとっては大事であろう病プラスぬいさんだから拒絶してしまうのも理解はできるけど、小さな子ほどこんな実技もスペシャリストなお医者さまがいてくださったら本当にいいなぁ、と思う。ほのぼの。
読了日:02月18日 著者:矢崎 存美
ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)ぶたぶたのいる場所 (光文社文庫)感想
再読)最新刊から振り返りシリーズ)異色のぶたぶたさん。いや、いつでもどこでも彼は異色、なのだけれども、ここのぶたぶたさんは特にそうだよなぁ。なにせおおっぴらに舞台に立ちイアーゴーなんてやってしまうんだもの。親子の関係、男女の関係、家族の関係。ひとり、ということ。白亜のホテルを舞台に、人の有り様が描かれてふと、我が身を振り返る。今回はそんな時間が多かったかも。そしてやっぱり。生の舞台が観たい!心置きなく観たい!そう望んでしまいます。
読了日:02月14日 著者:矢崎 存美
素子の碁-サルスベリがとまらない (中公文庫 (あ58-8))素子の碁-サルスベリがとまらない (中公文庫 (あ58-8))感想
再読)単行本で読んでます。あれから3年かぁ。今回は新あとがきに加えて夫婦対談が付いているっていうとっても豪華版な文庫化。そして私はちょうど「ヒカルの碁」のアニメ版をAmazonプライムビデオで発見して懐かしく見終わったあとのこの一冊。大変楽しく、時に大笑いしながら読み終わりました。単行本のサイン会の時、急遽素人碁を打つ父の分までサインしてもらい、囲碁をするなら人間と打ちなさい(私はヒカ碁→ゲームボーイ→おもちゃの碁盤で子どもとなんとなく→やっぱわかんないねで終わってます)と言われたんだよな。懐かしいな。
読了日:02月11日 著者:新井 素子
ショートショートドロップス (角川文庫)ショートショートドロップス (角川文庫)感想
再読)初読みは単行本。文庫化を喜んで再度手にする素子さんフリーク(笑)さすがに編本(?)では新たなあとがきはないですね。グッと惹きつけられるもの、一歩引いてしまうもの、完全に置いてけぼりになるもの。大きく初読の時と変わりはしないんですが、ひとつ。上田早夕里さんの「石繭」ああ、こういうことなのか。と再読で初めて近づけた気がしました。ちょっと嬉しい。堀真潮さんは新作が出ているみたいなのでまた読みたいと思います。編んでもらう一冊は新たな作家さんと出会える楽しみがあって良いですね。
読了日:02月07日 著者:新井 素子,矢崎 存美,宮部 みゆき,高野 史緒,図子 慧,萩尾 望都,堀 真潮,皆川 博子,三浦 しをん,村田 沙耶香,辻村 深月,新津 きよみ,松崎 有理,上田 早夕里,恩田 陸
海の家のぶたぶた (光文社文庫)海の家のぶたぶた (光文社文庫)感想
再読)最新刊からの振り返り。そーか。始めから秋からはカフェを開きます、だったんだった。それにしても。冬に読んでも食べたくなるかき氷。焼きそば。カレー。昔の海の家しか知らないし海より山にご縁たっぷりな海なし人生(笑)なのだけど「うみねこ」には本当に行きたくなるんだよなぁ。海目的でなくても大丈夫なんだし、行きたいなぁ。本の中でふわぁ〜っと気持ちが広がりました。安心できるぶたぶたさんです。
読了日:02月03日 著者:矢崎 存美
名探偵ぶたぶた (光文社文庫 や 24-28)名探偵ぶたぶた (光文社文庫 や 24-28)感想
ついに探偵業か?と思ったら、なんとそういう形での「名探偵」でしたか。うん。納得。確かにいつでもぶたぶたさんは名探偵、です。今、を含めながら描かれる5つの景色は心の底からホッとできて肩の力を抜くことを教えてくれる。やっぱり好きだなぁこの世界。そして5編それぞれのぶたぶたさんのお話をまた読みたくなるのです。かき氷のうみねこやさん続いていて嬉しいな。カウンセラーな彼に話を聞いてもらいたい。悪魔の叫び声かぁ。砂の嵐ってご存知?(笑)ああ、ほっこりとしあわせ、です。
読了日:02月01日 著者:矢崎存美


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