5月はエンタメ月間になっていた。
けれど、活字で楽しむことも思った以上にできたかな?
有川浩さんは大ヒット。
こういうお話だったのか…と目の前にいる下の子に読ませたくなり、、図書館→本屋さんをやらかしてしまいました。。
辻村さんは読んでいる途中で何度も有川作品と誤解しそうになるような感じ。
文体といい内容といい、なんだか似てたなあ。
ほぼ、CLAMPさんが表紙だ~ってことで衝動買いした作品です。
ま、テッパンの作家さんたちばかりでした、ね(笑)
そしてなにげに、、「ちくわのわーさん」好きだよー!
2015年5月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:3806ページナイス数:1641ナイス
水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)の
感想うん。面白い。素直にそう思える「推理小説」なんというか、ミステリーではなくてこう呼びたくなる王道の物語。話の作りが推理小説の基礎編のようで、珍しく私でもラストへの流れはわかった。でもだから魅力が失せるわけではなく、さらに気になって読み進めることができるのは嬉しい本格派、です。館シリーズこれで2冊。続けて読みたいと思います。読了日:5月30日 著者:
綾辻行人ハケンアニメ!の
感想アニメは昔から大好き。が、この物語の入口はちょっとハードルが高くて読みにくく、でも読み進む内にどんどん引き込まれて最後は力いっぱい心を揺さぶられる。そんな作品でした。アニメ業界はちょっとご縁がありまして、そんなことが入口のハードルを上げてしまったかもな、とも思ってます。ゼロから生み出す新たな世界。紙の上から3次元に起こして映像の中に落とし込んでいくアニメーションを作る作業は好きなだけに知っていましたけれど、でも。その中で生きる彼や彼女のそれぞれの立場から紡がれる物語はとても生き生きとして素敵でした。(続)読了日:5月24日 著者:
辻村深月明日の子供たちの
感想図書館本)いつ予約したかも定かでない待ち時間。待った甲斐があった。そしてそのまま本屋さんに走りたくなってる自分を自覚中。児童養護施設という場所での先生と子どもたちの日常を描いた作品。読み物としてきちんと楽しむことができるその中に、有川流の問題提起が折り込まれている。それが決して「本を読むことを楽しむ」域から逸脱することなく、現実の問題を考えさせ気付かせ、そして重くなりすぎない。これはもう、この作家さんの職人技だ。心から今回そう思った。新人職員が直面する最初の食い違いから最後の「砕いた」場面まで。(続)読了日:5月19日 著者:
有川浩ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)の
感想図書館本)文庫本のみの「負の方程式」を目的に借りました。で、結局本編のラストをもう一度確認して番外編へ。重い内容。予想通りの状態に息がつまりましたが、何とか解決?しそうでほっとしました。いつも感じますが宮部作品の中学生はとても大人びていますね。弁護士になった彼女の彼女らしさにふっと笑顔になりました。同じ土俵で怒っている。うん。そのまっすぐさは変わらない。病院の廊下に響いた言葉はきっと三好君に伝わる時が来ると思いたい。そして。どんどん浮世離れしていく彼とお幸せに!(笑)読了日:5月17日 著者:
宮部みゆきいとみち (新潮文庫)の
感想2巻が出ているな~と思って1巻を手にしました(笑)読み始めは非常に苦労してなかなか入れず・・・ああ、これはちょっと無理かな?と思ったあたりからいきなりすぱっっと目の前が開けて・・・岩木山を眺めるように?暖かくいとを見つめつついとの視線になりながら読みきることができました。「階段途中・・・」もそうでしたが、音楽を表現するのがとても巧くて知らない世界なのに「音」を思い浮かべられる。不思議な魅力があります。テーマは友達作りとか人見知りを治すことで主役は高校生なのに学校の描写はほぼなくてバイト先がメイン(続)読了日:5月14日 著者:
越谷オサム三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)の
感想長期積読本)で、前作を思い出しつつ今作を読み始めました。最初のお話が貴子さんだったのはびっくり。でも母親としても女性としても一歩前に踏み出す内容に納得。そして祐希と早苗のカップルもまた清々しい。そんな中で3匹の面々が絡む問題は前作よりもちょっぴりニガイ後味の残るもの。いろいろあるのだ。現代社会・・・。若干影の薄かった息子連のお祭り復活奮闘記とか、周りの人たちを掘り下げる辺りは有川流でとても嬉しく読みました。苦味もちゃんと自然に描く。そこも好きだなあ、と少し前に読んだ某1冊を思い返しています。読了日:5月12日 著者:
有川浩パラドックス13 (講談社文庫)の
感想タイムパラドックス。がっつりSFの世界を駆け抜けた感がある。それでいてそれぞれの個人の存在感も半端ない。当初13人もいるので把握できるか?と思ったけれど杞憂でした。読み始めたらどうにも続きが気になって、この畳み掛ける悲惨な状況からどうラストをもってくるのか知りたい気持ちを押さえられず。どこか次の場面を予想できる展開もあったにも関わらず、最後まで夢中で読みきりました。なんでこんなに長く積読だったんだろう。いまも息づくSFの世界。そんな嬉しさと懐かしさも感じています。満足感で一杯。読了日:5月8日 著者:
東野圭吾虚像の道化師 (文春文庫)の
感想久しぶりのガリレオシリーズ。どこかで知っていた作品はTVで見たものかな?このシリーズは映像も比較的大丈夫な私なので(始めのころのキャスティング限定なんですが)内海刑事は脇に徹し、シリーズ最初の「湯川×草薙」になっているのがちょっと嬉しい。インスタントコーヒーも!(笑)ってことで今後も文庫化されたら手元に置こうと心を入れ換えました(えっ?)読了日:5月7日 著者:
東野圭吾ちくわのわーさんの
感想図書館)うーやん、ぶーさんに続き、わーさんがやってきました。お昼寝したりマカロニやスパゲッティと歌やダンスを楽しんだり巻き寿司さんにちょっと似た姿になってみたり。この後どうなるのかな?と思いながらわーさんと先を急ぐと…。あー!そういうことですか!そーかそーか。最後はほっこり温かい姿。楽しみました。読了日:5月1日 著者:
岡田よしたか読書メーター