のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

風邪をひいておりました

2017年04月24日 21時37分13秒 | ぽつぽつぽつ
あったかくなったり肌寒くなったりする気温について行かれなかったかなあ。
油断したつもりはないんですけど、、

素子さんのトーク&サイン会のあと。
咳風邪を引いてしまいました。


んで。
翌週の豊洲から帰ってきた夜から

声が出なくなりまして。。。


いやぁ、周りに笑われた~~~(爆)

久しぶりに自分のことで病院通いをし、
実家帰省も取りやめ、
ちょっくらおとなしくしてようやく今日。


「ママ、やっと声が戻ってきたね」

と上の子に言われました


季節の変わり目とはいえ、
久々に3週連続外出あり、とはいえ
ちょっと情けないですねぇ。
午後歩くのを止めちゃってるのもあるだろうな。


いかんいかん、、と思いつつ、今日も仕事から帰ったらもう午後は動けず…
溜まっていたBDレコーダーの映像のお片付けのあとは本を読んで過ごしてしまいました。
だめね。動かねば!
せめて午後ぐるっと歩くこと、また始めなければ~~!!

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新井素子先生&嵯峨景子先生トーク&サイン会に行ってきた

2017年04月10日 18時56分00秒 | ★★新井素子


昨日。
4月9日(日) 15:00~
書泉ブックタワー9Fにて

「星へ行く船シリーズ完全版」が刊行されてからのイベントのほぼ最後に、やっとやっと、行くことが出来ました。
友人とも久々に(確実に)会えるってことで心待ちにしていた日。
あいにくの雨模様でしたけど、会場は熱気に包まれていて、私は今季初かな。エアコン入った中でのトークショーになりました。

先生お二人で特に進行役の方がいなかったので、なんだかトツトツと。事前の打ち合わせはあった模様ですがかな~り予定と違う進み方だったんだろーな?な話運び。
不勉強でして嵯峨先生の著書がまだ未読である私は少女小説のお話は少々おいてけぼり状態だったのですが、、

「新井素子」にハマった私はSFや推理小説に転がったので。「星へ行く船」は文庫に既になっていて(通りすがりのレイディもだったかな?)そして基本的に雑誌を買わない、というか買えない学生でしたから、コバルトお抱えの作家さん群はあまり手にしなかったんです。
コバルト文庫で気になって氷室冴子先生のジャパネスクシリーズと銀の海金の大地は読んだけど…。あとは大和真也先生(は、コバルトじゃないかな?)
そして90年代の作家さんたちに至ってはお名前もほぼ存じ上げず(>_<)

そんな状態でしたが、コバルト内では外様でお客さん扱いだったと自らを例える素子先生のお茶会に嵯峨先生が参加されていたり、氷室冴子先生を偲ぶ会も同席されていたりと、ご縁の深い関係も見えて楽しいトークでした。

以下ほんのちょっとだけ今回の内容。順不同!ほぼ管理人の覚書。
特に少女小説関連トークはどーか別の詳しい方のお話を探してくださいませm(__)m

質問コーナーにて。「何が一番お土産で嬉しいですか?」の問いに「作品を読んでいただくのが一番嬉しいことです」とおっしゃったあと、「優等生過ぎるかな?過ぎるよね。えーっと」なんて前置きしつつ、健康上のことを諸々話ながらも
「お酒が嬉しいです」とキッパリ。
それも炭酸が一切ダメなので一番嬉しいのは日本酒だそうです。
偶然隣り合わせた、知っていたけど初めまして、な大変お世話になっている某氏が「失敗した!」と嘆いていらっしゃいました(笑)
著書から日本酒好きはかいまみえていたから持ってこようと思ったけれど、それこそ健康を気にしていらっしゃるから控えてしまったと。。
確かに…ああ残念!

そして、素子せんせはスマホ、パソコン関係が全滅なので、ネット上で読む雑誌などに寄稿しても本人が読めない。
オーディオブックなんかも、そもそもどーなってるか分からないから聞かせて貰わないと自分ではいじれない。
ってことにも半ば同感しつつ拝聴。
私もネット上の素子さん著作関連はあんまり読んでなくて(目の関係もありますけど)、紙媒体になるのをひたすら待っているのです。
だーかーらー!
どうかどうか出版社さま。紙の本をこれからもずうっと作ってくださいませ!
(だってね。サイン本だって困るでしょ?紙じゃなかったらどこにサインをー!)
どうかどうか、お願いいたします!

あとは。
「星へ行く船シリーズ」で先日小学生の子からファンレターを貰ったとも。
それもコバルト経由なのでおそらくコバルト版。しかも、第1巻しか読んでいないようで続きがあったら嬉しいです、とあったと。。とても嬉しくてお返事を出したいけれどどう書いたら?小学生に完全版が出てあと4冊あるから買ってとも言えないし、と悩んでる素子さん。
観客側で「図書館リクエスト!」と話してましたら、サイン会の途中でどなたかが先生に伝えていらっしゃいました。
素子せんせ、それすら申し訳なさそうだったけど、いやいや。子どもたちの方が図書館は身近ですから!大丈夫。負担にはきっとならないですよ~と、またまたこっちでこっそりと(←直接伝えないという~笑)

そういえば人生で数ヶ月だけコンタクトの時期があったって話題も。目に合わなくて直ぐにメガネに戻ったそうです。(会場のメガネ率も高かったな~(笑))


何て言うか、変わらぬ素子せんせ。
数年前の「未来へ……」のときとおんなじ。というか昔、テレビや雑誌に登場されていた時のまんまのオーラというか、纏う雰囲気。
時間はあっという間に過ぎてしまって、でもサインを一人一人丁寧にお話聞いてくださりながら書かれるので。
番号後方だった私はその間も貴重で。初めましてだけどずっと知っていて隣になれた方(やっかいね(笑))やそのお知り合いの方とお色々話をすることもできて、ホントに楽しい数時間でした。

仕事でトークに間に合わなかった友人も無事サインには間に合って。若いファンの子にもお会いできて、そのあと時間の許す限りでごはん食べつつおしゃべりして。

なんと言うのか、素子せんせでこうして出かけると、いつも自分の中のどこかにあったハズのゆったり穏やかな気持ちとか、どっしり構えていたいと思う心とかいろいろと思い出させてもらえます。
友人との時間のなかでも教えられることが多いし、(面白いことも合わせて多いし!?)
更に今回はまさかのお隣で長年お世話になってる方とご挨拶もお話もできて、ホントに行ってよかった、行かれて良かった!な日になりました。

皆さん、こんな私に付き合っていただき、本当にありがとうございましたm。初対面にも関わらずまるで長年知ってる人のように話ができる不思議さも久しぶりに体験。←ほんとこれは不思議~!
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m



さてさて長いけどもうちょっとだけ。
今回のサイン本。
会場の書泉ブックタワーさんで購入したものには複数サインOKとなってまして…
実は5冊買い込んだので(うちレイディはサイン本でした)4冊サインを頂きたかったんですけど…
そこまでお願いする度胸がなくて、始まりと終わりのお話2冊に為書き入りで頂きました。



つまり。


わが家の本棚はこんな感じになるわけで。。
左側は読む本。
右側は保存本!!

やらかした~やらかしました~(*^^*)



そして、オリジナル栞を3種類
素子さんと麻子さんで迷って…でも麻子さんのこの言葉が大好きなので、こちらを選択。
全種類は揃わなかったけど、満足です(^^)



で、さてさて。この先。
「星から来た船」も完全版になることを祈りつつ、太一郎さんの「あのお話」も待ち続けつつ(前回のトークショーで少し素子せんせの中に可能性が出て来てるらしいです。)

そしてこの先にある「新たな代表作」も楽しみに、また日々活字を追いながら素子さん新刊を…気長ぁ~に待ちましょう~♪

っとそうだ。最後に。
「未来へ……」は近々文庫本になるんですって?上下巻でまたプラスαなお話付♪これも嬉しい情報でした。

さて、頂いたオーディオブックお試し視聴をやってみようかな?上手く聴けるかわかんないんですが、素子せんせよりは多少…と、とりあえずスマホ使えるし~(笑)

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3月の読書 ずっと変わらず大切な作家さんと新しい作家さんと

2017年04月03日 09時54分40秒 | ★★★毎月の読書まとめ
長く大好きな作家さんの作品が
新たな姿になって帰ってきて、
そして、変わらず魅力的で、というよりも更に魅力を増して手元にくる。

こんなこともあるんだなぁ、とこのところずっと感謝して嬉しくて仕方なかった時間が
ひとまず終了。
星へ行く船シリーズ。
新たなファンを開拓も充分にできる魅力ある物語です。

新しい作家さんもその表紙にちょっと苦手意識あったんですが読友さんの感想は確かでした。
非常に面白い。こちらも久々なSF的分野でこれからの楽しみに厚みが増しました。

3月の読書メーター読んだ本の数:9
読んだページ数:2823
ナイス数:1001
星へ行く船シリーズ5そして、星へ行く船星へ行く船シリーズ5そして、星へ行く船感想終わって、しまった。読み終わって、しまった。この巻はドームの外に出るところから。あゆみちゃんがまがりなりにも動き出すところから読むのを止められなくなるのは分かってた。でも、今回。本当に読み終わるのがイヤだった。なんでかわからないけど、要所要所で自分の気持ちが揺さぶられてどうしようもなくて。だからもっとゆっくり読みたくて。でも出来なくて。そして。ふたりが乗った「星へ行く船」のその後。αだより。これもまた笑えると同時に胸一杯の嬉しさと寂しさと切なさが溢れる。完全版として再度手元に来てくれて、中身も「おっ?」→読了日:03月31日 著者:新井素子
星へ行く船シリーズ4逆恨みのネメシス星へ行く船シリーズ4逆恨みのネメシス感想私のさまざまな部分がこの人の作品に影響されている。本編を読みながら、長く待ち続けた星へ行く船シリーズ続編発売を知った当時の喜びを思い出したりしていた。そして、内容はもうそれこそよぉ~~く知っているのに、読みながら笑って哀しくなって笑って覚悟して…いまだに新鮮に反応できる。何度読んでも何年(何十年)経っても。この巻はあくまでもその後に続く、2冊で1冊。でもそれぞれテーマが別だからどうしても2冊、タイトルも別。というお話。続きを知りつつ辛くなりつつも尚、次を楽しみにできるのは、幸せ、なのです。読了日:03月28日 著者:新井素子
恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂感想図書館本)「食堂のおばちゃん」の前。一子さんが孝蔵さんと洋食屋さんを始めてからの何だかんだな物語は、そこかしこがとても「美味しくて」ちゃんと昭和の時代をなぞり、そして気持ちがとてもあったかく穏やかになれるお話でした。読んでいてとても居心地がよく、気持ちの晴れる作品。いいですね。改めて「食堂のおばちゃん」も読みたくなったし手元に置きたくなります。お店を始めての試行錯誤。「料理」ではなく「おかず」「食事」ではなく「ご飯」この考え方は家のごはんに通じるものもあって「家の味」を見直して大切にしなくてはとも思います読了日:03月26日 著者:山口恵以子
妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)妖怪探偵・百目3: 百鬼の楽師 (光文社文庫)感想「妖怪とは人間と世界との接点に生じる何か」こういう定義は初めてのような気がする。人が関知しないときの妖怪はどんな姿なのか?は聞くけれど、そこをもっと踏み込んだのかな。「濁」との戦いは、そのやり方が予想外だった。でもこれはいいなぁ、とも。播磨のやり方、妖怪たちのやり方、そしてそこを繋ぐ百目の動き。それぞれの個性がはっきりしていて今まで積み重ねたものの答えがちゃんとある。終極で語られる未来の怖さは格別で今回の濁なんてかわいいものじゃない?と思うし人の定義に遣りきれなくもあるのだけれどそれでも。(続読了日:03月24日 著者:上田 早夕里
妖怪探偵・百目2: 廃墟を満たす禍 (光文社文庫)妖怪探偵・百目2: 廃墟を満たす禍 (光文社文庫)感想怒涛のごとく流れは急になっていく。1巻からそのまま続いて2巻。播磨の哀しい生い立ちや邦雄の過去のまだ不明な部分、忌島、さらに百目のことなんかも一部明かしつつ、「濁」とそれぞれがそれぞれの立場でどう対決するか?に照準があっていく。人の暗闇を餌に肥え太る濁に身の毛がよだちつつ、この災厄を本当に乗り越えられるのか?と思う。絶えずどきどきしながらひきこまれて読み終えて、とにかく直ぐに3巻へ読了日:03月21日 著者:上田 早夕里
妖怪探偵・百目 1: 朱塗の街 (光文社文庫)妖怪探偵・百目 1: 朱塗の街 (光文社文庫)感想初作家さん)読友さんの感想に惹かれて。妖怪探偵事務所の話、と思いきや、実は影で不穏に蠢く何か、にそれぞれの種がどう対応していくのか、が大きなテーマ?それなりに持ち込まれた問題を解決しながら、人と妖怪の間を調整していくことで、種としての考え方や感じ方、この世界の有り様を説明してとても自然にそこを理解でき、その上に影にあるものをそっと織り込む。いや、面白いです。巧み、です。こんなに初読みで一気に引き込まれたのはいつぶりだろう?直ぐに次の巻に手がのびてます。これからどうなる?ものすごーく、先が気になる!読了日:03月16日 著者:上田 早夕里
地獄堂霊界通信(2) (講談社文庫)地獄堂霊界通信(2) (講談社文庫)感想ほぼ、移動中の電車内で読了。1巻よりも読みやすく、物語が安定しているなぁ、とおもう。そしてただ楽しむだけではない、その一文の裏側に深いものを感じさせるところは、はじめからこの作者さんの持ち味だったのですね。三人悪と呼ばれる子どもたちの今後を見届けたくなりました。「辛かったら泣けばいい」そう真っ直ぐに言いきる子どもたちが眩しいです。読了日:03月12日 著者:香月 日輪
掟上今日子の退職願掟上今日子の退職願感想図書館本)久しぶりの掟上さんシリーズ。今回は同年代の女性刑事たちとのエピソード。非常に読みやすく今までで一番すんなりと頭に入ってくる一冊でした(笑)誰に対しても全く変わらず「初めまして」から接する(?)今日子さんと、それを受けての各刑事…いや警部さんたちの反応の違いを楽しみつつ読了。そして今日子さんの「退職願」の意味をラストに知りました。なるほど、そういうこと、なのですね。作者あとがきがまたよかった、というか刺さりました。成ることより、その後続けることの方がずっと大変。どんな仕事もそして立場も…。読了日:03月10日 著者:西尾 維新,VOFAN
コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし (講談社文庫)コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし (講談社文庫)感想佐藤さとる先生の訃報にたまらず手にとって再読もラスト。どれもこれもが初めて読んだ時からずっと魅力を失わず私の心の中に穏やかな風とともに優しい空気を運んでくれた。村上勉先生の表紙、挿絵と共にこの物語とその世界はこれからもずっと私の中に住み続けてくれる、と本を閉じる。小さな国のむかしむかしの物語はその後の物語の見事な土台であり、そしてまた、その後の物語があったからこそ生まれてきた歴史でもあり。。「虚構の世界を作る」ということの一端をあとがきで明かしてくださりながら尚且つ、これが現実であったらと思わせる構造に→読了日:03月06日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
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