というか。。
あれぇ?
再読コースまっしぐらでいたのね。自覚なし。。
天久鷹央シリーズは結構好き。
新作家さんは。。。ちょっと困りました。
ああ。十二国記の続きはどこまで進んでいるのだろう。
大変な大作になりそうなんだけれどもさぁ。。新潮社さんからのお知らせも途絶えたままだなあ
京極堂さんサイズでも一向に構わないんですけれど~(あははっ)
再読するたびに続きを切望してしまう。
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3794ページ
ナイス数:1350ナイス
最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)の感想
初作家さん)最新刊の裏を読んでそれならば1巻からと衝動買い。が。。うーん。今のところ微妙。1冊使って自己紹介のような、そんな感覚が否めず。嫌いではない。でもまだ落ち着かない。なんというか纏まってない感じで読んでいてもどかしいというか振り回されるというかどこを向けばいいのかというか…。ただこの1冊で終わるのはちょっともったいない感じもラストではしてきていて。私の中で中途半端。まさか付喪神さんやらなんやら方向が登場とも思わなかったし夏神さんが気には、なる。カイリには微妙に抵抗感あるんですけど、ね(^^;
読了日:9月30日 著者:椹野道流
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の感想
再読)このシリーズは読み始めるとクセになって全巻読み返したくなる。そして一回り(笑)推理カルテではなく事件カルテだから通しナンバーがないのだな。そして「事件」であること。なるほどな、と納得する。しかし、沖田先生には出来れば生きていてもらいたかった。もちろんどの人物でも同じだけれど、鷹央の数少ない理解者の一人だし慕われるドクターだったから。出だしが全方向的にハードなふたり。鷹央と小鳥先生の、次は「推理」が希望かな。あ、長編でも読みたいな。
読了日:9月28日 著者:知念実希人
天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)の感想
再読)さくさく読めて楽しめて、それでいてふと立ち止まると背筋が寒くなる状態が目の前にあって。このシリーズはそんな雰囲気なのだ。鷹央ちゃんと小鳥先生。このコンビがこの先どうなるのか。取り合えずツンデレの突っ込みができるくらいには親しくなったんだよなぁ。でもなんだか。小鳥が保護者のような状態にもなりそうで(笑)謎を解きながらふたりの様の変わり方にも興味が尽きないシリーズですね
読了日:9月20日 著者:知念実希人
天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 (新潮文庫nex)の感想
再読)辛い。それはわかった上で読む(再読だからね)のだが、やっぱりラストは人前では読めない。健太が明るい子だから尚更に。そんな哀しさと向き合わなければならない事もきちんと折り込みながら、でも明るさと軽快さを忘れずに描かれる物語。鷹央と小鳥先生の二人だからこその世界がここにある。聞いたこともない病から知っている病まで。お医者さんだからこそ分かる現場の諸々、がきっとあるのだな。
読了日:9月18日 著者:知念実希人
天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)の感想
再読)コース突入です。ここにもう4冊目の出会った時の件も何気に触れられてるんですね。再読はとにかく鷹央ちゃんが無性にかわいい!小鳥をからかい、振り回し…良いように使っているけど頼って信頼もしているのがしっかり見えていて。生真面目だけどかなり突飛な所で面白いから小田原先生じゃないけどぎゅうーっと抱き締めたくなるんですよ、ね(笑)
読了日:9月17日 著者:知念実希人
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の感想
二人の出発点の物語。同時に2人がきちんと地に足がついたな、という印象。大きな事件を解決して(ある意味これが一番病院の危機だった気もするなぁ)その後。鷹央と小鳥、それぞれの今ここに居る、この状態に在る原点が語られてそれがとてもストンっと心に落ちてきて納得と同時にこの世界の腰が座ったというか厚みができた気がした。今まで以上にこれからの二人が楽しみになったというのかな。今までの短編連作の形もいいけれどこういう長編もまたいいな、と思った1冊でした。
読了日:9月16日 著者:知念実希人
黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)魔性の子の裏返し。連続して読むとやはりこちらが表だな、と思う。そしてこちらで読む裏側の世界の描写が辛い。やはり泰麒は麒麟であり存在したい世界はこちら側なのだと実感するからか。2人が向かう先は今のところどんな望みも持てないように思えて読み終わるたびに辛くなる。「今はならぬ」の「今は」にかすかな望みを持っているんだけれどでも。。。黒麒ってこんなに背負い込むしかないのだろうか。そして。陽子の考えなどから天はこの世界に何か変化を起こそうと期待しているようにも思えるけれど、それは考えすぎかなあ。
読了日:9月12日 著者:小野不由美
魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)の感想
再読)戴国関連は今回やめておこうと思ったのだが…ここだけ読もうかな?と手を出した。そして私が生きる世界はここなのだ、と強く感じた再読になった。広瀬が「ここではない」と思うこと。それは理解できるけれど高里の持つ違和感とは全く別のもの。なんていうかこの世界で麒麟の本性のままそれを理解せずに生きる彼は、これはもう苦痛以外の何者でもなく。血の穢れで命を落とす可能性すらある彼がこんな状態の中で生きねばならなかったことが恐ろしい。そう思うことで更に。ここは私が住む世界。あちらの世界は違いすぎる世界なのだと実感する(続
読了日:9月8日 著者:小野不由美
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)陽子と楽俊の出会い。彼女がここまでを自らの足で生き抜いたからこその出会い。そしてその後の道行。彼女が自分の中の醜さを狡さを認めて受け入れた時、同時に私も受け入れることができただろうか。人が生きる上できっと抱え込んでいく様々なもの。良いものもあれば良くないものもある。でもそれもまた「自分」と。それにしても景麒。彼は本当に最初から彼なんですねぇ。上巻でも思ったけどそのぶっきらぼうで無愛想で言葉足らずな性格…。面白いなあ。王と麒麟。二人で1人。ならば天は選ばれる王の性格までをも考えて麒麟を生むのかな。
読了日:9月6日 著者:小野不由美
月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)なぜだろう。毎回読むときはこの上巻はとても辛いだけだったのに今回は。陽子の物理的な苦しみに胸を痛め、精神的に追い詰められていく彼女の心の狡さと醜さとに納得し受け入れ、一緒になって乗り切っていく感覚があった。こちら側に来たあとの彼女の激しさ。力強さ。「生きること」のみに執着して生き抜いていく姿は今後の彼女に重なって感動すらしてしまう。同時に。ここがこの「十二国記」の出発点なんだということもしみじみ感じる。国の作られた謂れ、そのシステム。陽子と共に教わって気が付いたらどっぷりと浸っているのだ。
読了日:9月6日 著者:小野不由美
華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)それぞれの国のそれぞれの「時間」を短く切り取って描かれた短編集。どの物語もその先にあるもの、その前にあったものを思うと重く考えさせられる。けれどそれはそれとして一瞬でも幸せであったとき。苦しくても後から懐かしく思い出される時があるのは救い。国を治めるということの重さ、苦しさ。選ばれた彼らの苦悩を一番感じるのは実は「帰山」「華胥」の才の国の物語の先を背負うことになる女王のこの時の心の内を思ったとき、とても切なくなったのと同時に、王を選ぶ天命。その在り方。その意味も考え込んでしまう「責難は成事にあらず」
読了日:9月1日 著者:小野不由美
読書メーター
あれぇ?
再読コースまっしぐらでいたのね。自覚なし。。
天久鷹央シリーズは結構好き。
新作家さんは。。。ちょっと困りました。
ああ。十二国記の続きはどこまで進んでいるのだろう。
大変な大作になりそうなんだけれどもさぁ。。新潮社さんからのお知らせも途絶えたままだなあ
京極堂さんサイズでも一向に構わないんですけれど~(あははっ)
再読するたびに続きを切望してしまう。
2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3794ページ
ナイス数:1350ナイス
最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)の感想
初作家さん)最新刊の裏を読んでそれならば1巻からと衝動買い。が。。うーん。今のところ微妙。1冊使って自己紹介のような、そんな感覚が否めず。嫌いではない。でもまだ落ち着かない。なんというか纏まってない感じで読んでいてもどかしいというか振り回されるというかどこを向けばいいのかというか…。ただこの1冊で終わるのはちょっともったいない感じもラストではしてきていて。私の中で中途半端。まさか付喪神さんやらなんやら方向が登場とも思わなかったし夏神さんが気には、なる。カイリには微妙に抵抗感あるんですけど、ね(^^;
読了日:9月30日 著者:椹野道流
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の感想
再読)このシリーズは読み始めるとクセになって全巻読み返したくなる。そして一回り(笑)推理カルテではなく事件カルテだから通しナンバーがないのだな。そして「事件」であること。なるほどな、と納得する。しかし、沖田先生には出来れば生きていてもらいたかった。もちろんどの人物でも同じだけれど、鷹央の数少ない理解者の一人だし慕われるドクターだったから。出だしが全方向的にハードなふたり。鷹央と小鳥先生の、次は「推理」が希望かな。あ、長編でも読みたいな。
読了日:9月28日 著者:知念実希人
天久鷹央の推理カルテIII: 密室のパラノイア (新潮文庫nex)の感想
再読)さくさく読めて楽しめて、それでいてふと立ち止まると背筋が寒くなる状態が目の前にあって。このシリーズはそんな雰囲気なのだ。鷹央ちゃんと小鳥先生。このコンビがこの先どうなるのか。取り合えずツンデレの突っ込みができるくらいには親しくなったんだよなぁ。でもなんだか。小鳥が保護者のような状態にもなりそうで(笑)謎を解きながらふたりの様の変わり方にも興味が尽きないシリーズですね
読了日:9月20日 著者:知念実希人
天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 (新潮文庫nex)の感想
再読)辛い。それはわかった上で読む(再読だからね)のだが、やっぱりラストは人前では読めない。健太が明るい子だから尚更に。そんな哀しさと向き合わなければならない事もきちんと折り込みながら、でも明るさと軽快さを忘れずに描かれる物語。鷹央と小鳥先生の二人だからこその世界がここにある。聞いたこともない病から知っている病まで。お医者さんだからこそ分かる現場の諸々、がきっとあるのだな。
読了日:9月18日 著者:知念実希人
天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)の感想
再読)コース突入です。ここにもう4冊目の出会った時の件も何気に触れられてるんですね。再読はとにかく鷹央ちゃんが無性にかわいい!小鳥をからかい、振り回し…良いように使っているけど頼って信頼もしているのがしっかり見えていて。生真面目だけどかなり突飛な所で面白いから小田原先生じゃないけどぎゅうーっと抱き締めたくなるんですよ、ね(笑)
読了日:9月17日 著者:知念実希人
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の感想
二人の出発点の物語。同時に2人がきちんと地に足がついたな、という印象。大きな事件を解決して(ある意味これが一番病院の危機だった気もするなぁ)その後。鷹央と小鳥、それぞれの今ここに居る、この状態に在る原点が語られてそれがとてもストンっと心に落ちてきて納得と同時にこの世界の腰が座ったというか厚みができた気がした。今まで以上にこれからの二人が楽しみになったというのかな。今までの短編連作の形もいいけれどこういう長編もまたいいな、と思った1冊でした。
読了日:9月16日 著者:知念実希人
黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)魔性の子の裏返し。連続して読むとやはりこちらが表だな、と思う。そしてこちらで読む裏側の世界の描写が辛い。やはり泰麒は麒麟であり存在したい世界はこちら側なのだと実感するからか。2人が向かう先は今のところどんな望みも持てないように思えて読み終わるたびに辛くなる。「今はならぬ」の「今は」にかすかな望みを持っているんだけれどでも。。。黒麒ってこんなに背負い込むしかないのだろうか。そして。陽子の考えなどから天はこの世界に何か変化を起こそうと期待しているようにも思えるけれど、それは考えすぎかなあ。
読了日:9月12日 著者:小野不由美
魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)の感想
再読)戴国関連は今回やめておこうと思ったのだが…ここだけ読もうかな?と手を出した。そして私が生きる世界はここなのだ、と強く感じた再読になった。広瀬が「ここではない」と思うこと。それは理解できるけれど高里の持つ違和感とは全く別のもの。なんていうかこの世界で麒麟の本性のままそれを理解せずに生きる彼は、これはもう苦痛以外の何者でもなく。血の穢れで命を落とす可能性すらある彼がこんな状態の中で生きねばならなかったことが恐ろしい。そう思うことで更に。ここは私が住む世界。あちらの世界は違いすぎる世界なのだと実感する(続
読了日:9月8日 著者:小野不由美
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)陽子と楽俊の出会い。彼女がここまでを自らの足で生き抜いたからこその出会い。そしてその後の道行。彼女が自分の中の醜さを狡さを認めて受け入れた時、同時に私も受け入れることができただろうか。人が生きる上できっと抱え込んでいく様々なもの。良いものもあれば良くないものもある。でもそれもまた「自分」と。それにしても景麒。彼は本当に最初から彼なんですねぇ。上巻でも思ったけどそのぶっきらぼうで無愛想で言葉足らずな性格…。面白いなあ。王と麒麟。二人で1人。ならば天は選ばれる王の性格までをも考えて麒麟を生むのかな。
読了日:9月6日 著者:小野不由美
月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)なぜだろう。毎回読むときはこの上巻はとても辛いだけだったのに今回は。陽子の物理的な苦しみに胸を痛め、精神的に追い詰められていく彼女の心の狡さと醜さとに納得し受け入れ、一緒になって乗り切っていく感覚があった。こちら側に来たあとの彼女の激しさ。力強さ。「生きること」のみに執着して生き抜いていく姿は今後の彼女に重なって感動すらしてしまう。同時に。ここがこの「十二国記」の出発点なんだということもしみじみ感じる。国の作られた謂れ、そのシステム。陽子と共に教わって気が付いたらどっぷりと浸っているのだ。
読了日:9月6日 著者:小野不由美
華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)の感想
再読)それぞれの国のそれぞれの「時間」を短く切り取って描かれた短編集。どの物語もその先にあるもの、その前にあったものを思うと重く考えさせられる。けれどそれはそれとして一瞬でも幸せであったとき。苦しくても後から懐かしく思い出される時があるのは救い。国を治めるということの重さ、苦しさ。選ばれた彼らの苦悩を一番感じるのは実は「帰山」「華胥」の才の国の物語の先を背負うことになる女王のこの時の心の内を思ったとき、とても切なくなったのと同時に、王を選ぶ天命。その在り方。その意味も考え込んでしまう「責難は成事にあらず」
読了日:9月1日 著者:小野不由美
読書メーター