のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

劇団☆新感線2012年春興行 いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」

2012年05月29日 00時28分38秒 | テレビとか、映画とか、
青山劇場 18時開演 2階席


初めての劇団☆新感線。
初めてのいのうえ歌舞伎。

3回目の藤原竜也のたっちゃん。
2回目の高橋克実さん。

初めての古田新太さんと永作博美さん。

そして知らなかったー。北村有起哉さん。


なんていうか。もう。
これぞエンタメ!
下調べもなんにもしないで飛び込んで、
だけど最初から最後までとってもよくわかる物語で、
初心者の私ごとき観客も、置いてけ堀にならないとても親切な作品。


若干内容に触れます。ネタバレご注意くださいませ。





なにしろこの劇団は初めてなので、いつもこーだよっってことかもしれないんですが、
ストレートプレイで3時間を超える大作で、前回目一杯コケてるもんですから、、
その作風の違いもさることながら、物語の流れの分かりやすさに目を見張りました。

も、とにかく最初から最後まで人を飽きさせず惹きつけて、ちゃんと連れて行ってくれる。
しかも次はどうなるのか??ってまったく展開が読めず、
(某設定だけはなんとなぁ~~~~~く、、気づいてたけど、まそこはね。年齢かしらん?/爆)

こんなに楽しんだストレートプレイの作品は初めてかもしれません。

物語は、、
「血」の物語かな?と思った。
血筋
血脈
血縁
そして、血の呪縛?
二転三転して、最後はどこに行き着くんだろう?って本当に分からないのだけれど
それもまたとても楽しめて。

すでに見ている友人が、「思わずたっちゃんに転びそうになったよ」と言われたんですけど。
ええ。
今回を含めて藤原竜也さんの舞台を実は3回見てますが、
今回一番良かったんじゃないだろうか?
パフォーマンスも見事だけれど、なんていうか「生きている」って感じた。
ラギとして舞台上に存在して、ラギとして話し、生きている。
シレン@永作さんとの呼吸もピタっとはまっていて、どこにも違和感を感じさせない。
「藤原竜也」が表面に出てこない作品は、私は初めてだったです。

そしてうん。
高橋克実さんの貫禄、オーラ?そして役どころの見事なギャップ。
もちろんどんな役柄にもピタっとはまる役者さんだとは、映像でも以前見た舞台でも思っていたけれど、
ここまでの舞台上を圧倒する貫禄というか強さ?は、初めてでした。

古田新太さんはも、なんていうかお話進むにつれて本っ当に悪い人だし、
永作さんは最初から最後までもんのすごくかっこいい女性だし、、
最初気付かずパンフレット購入して気づいた北村有起哉さんは、またまた全然映像ともリンダリンダとも違っていて驚いたし・・・。

なんだこれ?

ほかの方々にしても何ていうか、、誰ひとりとしてよくわからない人が存在せず、そこにいる理由がちゃんとある。
今どんな風に生きている場面か、がきちんとわかる。

なるほどなぁ。
人気、、あるわけだよなあ。
そして。
初心者マークにも、これはとってもいい入口になるような気がするなあ。

な~んてことを、今思ったりするくらい、、楽しいひと時でありました。



今日は2連チャン。掛け持ち舞台という無茶をした日。
しかもちょっと、、夜はどうしようか?と迷う出来事も私的に起こってしまって行くのをためらったのですが、
行ってよかった。

昼と夜で全くタイプの違う作品だったのもよかったのかもしれません。
昼の朗読劇の印象が飛んじゃったらどうしよう?って思ったけれど、杞憂でした。大丈夫だった!(笑)

疲れなんてふっとんで、昼は1時間、夜は3時間くらいを目一杯楽しませていただきました。


あ~すごく忙しかったけど充実した一日だった!





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朗読 『宮沢賢治が伝えること』 3回目(大本命/笑)

2012年05月29日 00時27分07秒 | 山本耕史さん
カテゴリーまよった。
でもやっぱり、久々にこれ、です。



5月28日 世田谷パブリックシアター 14時開演

木村佳乃×山本耕史×段田安則


今回初めて上手側。
ファンクラブチケットなので結構前。
そして、はい。山本さんはこっち側でございました。

ふと気付いたのは、「ああ、今回は全員が俳優さんなんだな~」ということ。
そして。
それに気付いたのは、「注文の多い料理店」

山本さんと段田さん
手元の台本を読みながら、朗読しながら。
相手を見るんです。視線をふと上げて相手の出方を図るというか呼吸を合わせる。
そんな雰囲気が伝わってきて何だかとても面白い。

そして、やっぱり上手い。

声色も若干使うだけれど、あくまでも朗読。
このお二人のやり取りがとても面白くて、そして見事で。
聞き手側の想像力を妨げないその「さじ加減」とでもいうのかなぁ。
それがすごく心地よい、ことばの世界、でした。

今日は「よだかの星」で涙。。
なんだろう。
地の文を読んでいる耕史さんの声のトーンとその語り方に、
どんどんよだかの世界に入り込める自分がわかって、
最後までじっくりと丁寧に、作らないいつもの声で静かに読み語られる物語に、、
もうダメ。
思いっきり掴まれました。
こういう「よだか」は初めて。
とてもとても驚いて、とてもとても響いてきた。


プログラムで「朗読の経験はあるけれど、苦手分野です」とおっしゃっているけれど、
そして2回目の観劇の時の3人の方の様子から、今回すごく心配もしたんだけれど。。
心配いりませんでした。

まぁ、ね。短歌の朗読は。。ちょっと若干違和感ありましたけれど。
これは3回見たどの時にも、どの俳優さんにも感じていて、
「ああ、難しいものだなあ・・・」と思ってましたので私の中では許容範囲。


段田さんも「永訣の朝」が随分変わっていて。
もちろん相手が変わるっていうこともあると思いますが、
前回の違和感は全くなくなっておりました。


この3人の朗読は、一番ゆっくりと進んでいった感じがします。
1時間という時間を丁寧にじっくりと過ごさせていただきました。






朗読って難しいものだなあ、というのが、今回3回公演を見て感じたこと。
そして、同じ台本、同じ演出の中で、役者さんたちのそれぞれの解釈と静かなパフォーマンス。
これはとても贅沢で楽しいものだな、とも教えてもらいました。


案外好きかも。朗読劇。
(文字で同じものを読みたくなるのが難点??ですが/笑)






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痛いー!

2012年05月27日 22時19分14秒 | ぽつぽつぽつ
久々に作った口内炎。


なんにもしてなくても痛い口内炎。
特大サイズに成長中。
昨日よりも確実に、悪化。



昨日のPTA歓送迎会でアルコール飲みすぎたか~(爆)



といいつつ、今日も結局缶チューハイ1本だけ飲んだけど。



食べるのがとにかく面倒になっちゃってねぇ。

これ以上悪化すると、今度は話すことも嫌になるので。。。


今日はおとなしく休もうか。


明日が、一番楽しみな日なのだから。



ああー、痛いよぉ。。
(はちみつパワーまだ効かない~~~~!BBヘルプ~~!)
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朗読 『宮沢賢治が伝えること』 2回目

2012年05月23日 21時56分13秒 | 舞台、とか 音楽、とか。
世田谷パブリックシアター 14時開演

宮沢りえ×松尾スズキ×鈴木浩介



朗読劇2回目。
先日初めて体験したプロの朗読劇。
宮沢賢治の詩(ことば)の世界はなかなかどうしてとても難しく、
また、こういう朗読という舞台自体が初心者だったせいか、こちらも若干緊張気味。
できれば、今後予定している観劇日以外でもう一度観てみたい、と思っていました。

で、今日。仕事お休み。
朗読スケジュール見たらラッキーにも前回と全く違うキャスティング。
しかも鈴木浩介さんはちょっと気になる俳優さんであり、宮沢りえさんは言わずもがなな女優さん。
加えてコージ友さんが今日観劇予定(笑)

・・・ならば行ってしまえ~~!!!

と、3階の席で観劇してまいりました。


プログラムも演出も全く一緒。
もちろん台本も同じ。
そしてマリンバ奏者の方も同じ。
3人の俳優だけが違う。

実は今日は、ちょっと出だしは「う~~ん」でした。
朗読がちょっとスムーズではなく、
何度か皆さんひっかかりつつ(よーするに、、かんじゃって。。)始まって、
そこは残念。
そのせいかな。
前回の3人さんのとき結構楽しんだし笑いの起きた「注文の多い料理店」の場面の「笑い」がとっても少ない。

でも。
時間が進み朗読の後半

「永訣の朝」

宮沢さんと鈴木さんで演じられたこの項は、
前回と全く違う世界を感じて、切なくて胸が締め付けられそうになり、、涙。
鈴木さんの東北弁(?)が見事で、
語る内容がどんどん胸に入り込んできた。
初観劇だった先日、永訣の朝を中川さんでやってほしいって思った、と
アッキーファンの友人が話していた意味を、遅ればせながら今回なるほど・・・と実感。

そして「稲作挿話」での宮沢りえさんの語りもまた、最初と打って変わった雰囲気で。
なんだかなぜだか泣けてしまった。


そして松尾さんは。
実はどんな方か存じ上げず、俳優さんで演出家さんだね、と一緒になった友人に教えていただき納得。
なんだか一所懸命「朗読」をします。
という雰囲気そのままではじめから終わりまで。
ところが途中、注文の多い料理店では客席の笑いのきっかけを与えてくださったのは松尾さん。
鈴木さんとの掛け合いも楽しくてその場の雰囲気が和やかでほっとさせてもらいました。


帰りがけ、2Fの本屋さんの入口に「宮沢賢治コーナー」が出来ていて、
(これはきっとここだけだろうなぁ。3Fで上演されている舞台に合わせた本屋さんの粋な演出!)
初めて詩集を買ってみました。
私はやっぱり、「音」で聞いても「活字」で読みたい人なんだな。
ということを、実感したから。

舞台で演じられたものが全部この1冊にあるのか分からないけれど、
読んでみたい、と思います。



さて。次回はいよいよ大本命の山本耕史さんなのですよ!(あはは。)
段田さんは2回目。木村佳乃さんは初めて。
この三人で、どんな風な世界が作り上げられるのかなあ。
それは。


とてもとても楽しみでもありますが、実はかな~り不安でもあったり致します。
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お知らせ

2012年05月23日 08時35分16秒 | ぽつぽつぽつ
えっと。
突然ですが。



今後、コメント欄を承認制にさせていただきます。
TBには今までも制限付けさせていただいてましたが、こちらも承認制に変更。



管理人、現在文章力普段以上に絶不調なことも一因ではありますが、
さらにお遊びPCに触らない日が出てきている状態。
基本、ブログはお遊びPCのみでいじるので、
通りかかってくださる方々にお目汚しなモノが放置されていると嫌な思いさせてしまいますし、
自身も嫌だし。



ってことですが、
のんびりぽつぽつ行くことには何の変わりもありませんので、
これからも、よろしかったらゆる~くお付き合いのほど、よろしくお願いいたします
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平清盛 保元の乱の前に。。。

2012年05月22日 21時57分17秒 | テレビとか、映画とか、
迷ったんだけど。

今日、録画編集していて改めて感じたこと。
先日は書かなかった小さな引っ掛かりについて書いてみる。
以下、苦言です。
ヤダって方はここまでで・・・。





清盛第20話を観て実感したのは「武士の物語なのだ」ということだったのだけれど。
同時に、「なんでここまで偏るんだ?」とも思ったのだ。
物語全体としては、今回本当に久々に「大河ドラマ」だと思ったし、
源氏や平氏の仲間同士の戦になっていく前段階に、涙する場面もあった。
そういうところは、本当にいい描き方がされていたと思う。

けれど、ね。
同時に。

朝廷側の描き方はあれでいいのか?

と、思って。

はっきりいって、ほとんど物語として描かれていなかった。
朝廷はいまこんな感じよって所々でナレーションと短い映像が差し込まれるだけ。
一応時系列としては判る作りではある。
清盛が中心なんだから、朝廷に割ける時間に限りがあることも判る。
けれど。
今回は「保元の乱」だよ?まだまだ時代は「平安」だよ?戦国時代じゃないよ?
(いや、戦国時代であってもこんな描き方されたら負ける側はやってられないか)
まだまだ、(なんとか一応)貴族の時代で、そこに武士が台頭してくるころの物語だよ?

なのになんで。
台頭する武士ばっかり描くんだろう。

台頭されちゃう朝廷側、貴族の世界もきちんと描いてこそ、
武士側の物語にも深みが出るんじゃなかろーか?


今更もう遅いのだけれど、
「大きな壁」になるとおっしゃったかの方のことばも重なって
なんだかとっても、すっきりしない部分のある回でもあったのでした。


苦言ついでにもう一つ。

えっとですね。毎回のこの作品のクオリティーの差は何なんでしょうか?
ここまで違うとこれはやっぱり脚本ではなく演出の力なんでしょうね。
複数の方々での演出。それはいつものことだけど、なんとかならんのだろうか。
毎回の出来があまりにも違いすぎる。

今回のテイストをずっと守ってほしい。
そう、思います。願います。祈ります・・・。

だってね。
貴族と武士の描き方のバランスの悪さに(必死で)目をつぶったら、
いい出来してるんですよ。今回は本当に。
泣けたんだもん。自分でも思いがけず気づいたら。。
こんなこと、大河で久々・・・(もしかして「組!」以来か??。。/爆)

なまぬる~~~いホームドラマはいりません!
本当に。。
今回のクオリティー保ってくだされ~~~!!


 あ、そして。視聴率に左右されずに頑張ってくださいませ。
 前年がアレですからね、そして今年もたまーにアレでしたからね、アップダウンは仕方ない。
 でも、今回の様な感じで、これを保ってくれたら、今後も見るから。
  たぶん見ると思う。
   見るんじゃないかな。
    ま、ちょっと(挫折の)覚悟はして・・・(え?)
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平清盛 第20回 「前夜の決断」

2012年05月20日 23時21分51秒 | テレビとか、映画とか、
今回は。


すご~く大河ドラマしてました!


面白かった。


視点変えると不満な面もあるけれど、
それは私個人の問題なんで。


とにかくね。
歴史の流れに乗っかって、歴史ドラマを見せてくれてる。

そんな作りで。


大河ドラマ復活!


とか、思ってしまいました。



来週は「保元の乱」


迷ってる人は一度チャンネル合わせてみてくださいませ。
土曜日の再放送でもいいよ。
きっと。
予想外に面白い「大河ドラマ」を見ることができまする。



と。ちょっと宣伝。
だってもったいないんだもん。
イロイロ周りで叩かれて、確かに私もいっとき挫折しかかったけど、

ここに来てぐっと盛り返してきてるから。

前半の山場。
見て欲しいんだもの。


  ま、私の中心はここでさよーならなお人ですが。。。(ああ、どうなる頼長様!!!!)
  それ以降も見ようかな、に少し気持ちが戻ってきてるんですよ。
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書けない・・・

2012年05月16日 22時21分10秒 | ぽつぽつぽつ
うまく書けない。


うまくっていうのは、別に上手な文章ってことではなく。


身の内の感じたことを
ことばに置き換える作業がどうもうまくできない。


月曜日の舞台のことも、
もっと感じたことはある。


改稿したいよ、、と思うのだけど、

ことばが出てこない。





だめだなぁ。


絶不調。か。
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朗読 『宮沢賢治が伝えること』

2012年05月14日 22時02分45秒 | 舞台、とか 音楽、とか。



世田谷パブリックシアター 14時開演

広末涼子×中川晃教×段田安則



今月末の山本耕史さんで(もちろん)行く予定の舞台。
その、本日お昼の部に突然行ってきました。


大切な友人が中川さんの大ファンできっと今日は三茶に来る。
その彼女にとても会いたかったこと。
そして彼女の大好きな中川晃教っていう人を今日ならば初観劇できるって思ったこと。


こんなふうに突然舞台で動くのは耕史くん以外なかったなー(爆)とか思いつつ、
お昼をご一緒に~と待ち合わせして三茶へ。
彼女と、、というか、彼女に連れられてここで「ドリアン・グレイの肖像」を観てからもう3年!?
びっくり~~と言いつつ、アッキー話や耕史くん話で華を咲かせて懐かしの世田パブへ。


私は直前のチケットゲットだったので3階席だったのを、
本日これなくなった方の1階の席を譲っていただいて、
思いがけず全体を見るのにも雰囲気を感じるのにもとても良い席で、
今日は歌わないからな~と残念がられつつ(笑)
初めての中川さん&朗読劇を鑑賞してまいりました。


そしてその感想は。。


以下ネタバレです。




中央に大きなテーブル。
その3方に椅子。
そして始まりはマリンバの演奏と、賢治の生まれた年の状況を書かれた文字がスクリーンに映る。

その中、本日の3人の俳優さんが静かに登場。
「注文の多い料理店 序」から宮沢賢治の世界が始まる。


複数の作品と詩を組み合わせて作り上げられた1時間の朗読。
3人で様々に演じ分けながら作る世界もあれば、
一人で淡々と、本当に「朗読」として読まれる世界もある。

段田さんの劇場中に響きながらも染み渡る落ち着いた声。
広末さんのまるで我が子に語りきかせるような、柔らかくはっきりとした声。
そして中川さんの思いがけず声色を匠に操る若い感情の豊かな声。
そしてそれぞれの声音に重なるマリンバの音色。

華美でもなく賑やかでもない。
ただ、賢治の書き記した言葉をそのままに追いかけて
その世界の中に観客を誘う。

1時間は短いなあ・・・と思ってたのですが、
1時間が適量(?)かも・・・と思い直した私です。


そんな中、物語の中盤でなぜか私は、とてもとても。
一緒に文字を追いたくなっていました。
役者さんたちの声を聞きながら、
同時に同じ文字・・・活字を追いたかった。

一人読書をしているのと、、似たような気分になっていたのかもしれない?
とっても活字を追いたかった。。。


うまく言えないのだけれど、
今までにない世界を感じられた時間でした。


宮沢賢治は明治三陸地震と同じ年に生を受け、
昭和三陸地震の年にこの世を去っているのですね。


ああ、本でもう一度同じ世界を読みたい。
いま、そんなことを思っています。


この舞台は、同じ台本を38人の舞台関係者が日替わりで演じる作品。
これはできることならば、複数回見るのがいいのかもしれない。
そうしたら、それぞれの役者さんたちの作り出す、
それぞれの空間を「同じ台本」で見直すことができる。
再演でもない。ダブルキャストでもない。
なんだこれ?なんだかものすごく贅沢で通常ありえない事じゃないのか?

なんてことも思ってみたりして、ミラクルな時間になりました。


そして、中川さんは。

うん。面白い。
歌手さん・・・ですよ、ね?本業は?
でも朗読劇では耕史さんより経験豊富そうでして、
なんとなく「慣れてる?」っていうのが第一印象。
そして、
声色をいろいろ使い分けて演じることで客席を惹きつけたその力に驚きました。
うん。面白い人だなあ。。って(^^)

うん。いつか。歌う姿も(以前TVでは一度拝見しましたが、生で)観てみたいですね。
そして、さらにいつか、、共演出来たらいいなあ。本当にいいなあ。ミュージカル・・・。
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4月の読書

2012年05月03日 10時42分34秒 | ★★★毎月の読書まとめ
なんとか二桁行ってますね。
ちょっと停滞気味な毎日ですが、
そろそろ、、GWを越えたら復活できるかな?

な、今日この頃でございます。



4月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:3351ページナイス数:447ナイス三匹のおっさん (文春文庫)三匹のおっさん (文春文庫)とやかく言うまい…。もうこの方の描く世界の安定感と人物描写の的確さに安心して一気読み。久々今朝はかなりな睡眠不足であった…(笑)社会問題として大きなものばかりを題材にしながら、「実は私ら、地域限定正義の味方なんですよ。」ときっぱり言い切るその姿勢がまたお見事。がんばれおっさん!そしておばちゃんもがんばらなくっちゃね(^^)読了日:04月27日 著者:有川 浩
シャーマンキング 19 (ジャンプ・コミックス)シャーマンキング 19 (ジャンプ・コミックス)恐山ルヴォアールが突然読みたくなったっ。子どもが借りてきたドラマCDの影響で。読了日:04月26日 著者:武井 宏之
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))厳しい内容であることを事前に知ってしまい(うっかりネタバレを読んでしまって)発売当初に購入するも今まで手に取れず…。それでも読まなければこの世界を「知る」ことはできないわけで、友人に背中を押されてやっと手に取り。取ったら最後、途中で止められずに一気に読み切る。そう、読み切らせてしまうエネルギーは全く衰えていないのだ。この先をどう生きるのか。「雲外蒼天」を信じて澪を信じて見守っていくしかない。それは、芳さんや種市さんをはじめとする、彼女の周りの人々と読者は同じだなあ、ともふと思い。読了日:04月24日 著者:高田 郁
よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)「陰陽師」に釣られて購入。。ニセモノなのかホンモノなのか。。由緒は正しいと思しき陰陽師と、妖狐と人のハーフな中学3年生のドタバタミステリー?なんというか、廻りが良い人だらけな王子の町だなあ~~。軽くてゆるくてあっさりで、とても読みやすいライトノベルでございました。読了日:04月23日 著者:天野 頌子
聖女の救済 (文春文庫)聖女の救済 (文春文庫)ネタバレ)草薙さんの恋物語。。かと(苦笑)その辺りが私にはちょっと苦手でペースダウンしたんだけれど、湯川先生はやっぱりいい味だしていて楽しかった。トリックは微妙だけど、なんとまぁ。。根気のある、、ってかど根性な物語だったなあ。今後湯川先生はインスタントコーヒー派からレギュラーコーヒー派になるんだろうか?インスタント好きっていうのも親しめる性格だったんだけどなー。って、ついね。そういうことの方に興味が…(爆)読了日:04月18日 著者:東野 圭吾
まいにちお弁当日和 No.3まいにちお弁当日和 No.3読んだっつーか眺めたっつーか。マンネリお弁当にカツっ!と思って勢いで購入したのだか。。。ビミョー・・・(苦笑)でも最近は素人さんとはいえないですね。ブロガーさんたち皆さんプロ!と改めて関心。すごいなあ。わたしゃ無理だ。。(凹)読了日:04月18日 著者:白鳥 早奈英
鈴河岸物語 (ノン・ポシェット)鈴河岸物語 (ノン・ポシェット)えー。。消えた。。感想が消えた。。(ボタン間違えた…凹)気を取り直してもう一回。この方の江戸物はこれで3冊目。。過去に若干ややっこしい事情を持つ錺職人の剣次郎を主人公に職人としての生き様を生き生きと描き出す手腕はさすが半村作品。物を作り出す職人と武士との何気ない対比も味がありまた切なさもあり。。幕末という時代に舞台を持ってきた一つの意味かな。読後感は気持ちよく、「どぶどろ」よりも希望ある未来が見える。読了日:04月15日 著者:半村 良
あんじゅう (新人物ノベルス)あんじゅう (新人物ノベルス)前作で主人公が一応の落ち着きができたからか、今回はぐっと「あやかし」や「不思議」に焦点が当たっていて。。タイトルの物語、「あんじゅう」に泣かされる。恋しい気持ちを持ちながら決して相容れない存在。くろすけがかわいくて切なくて悲しくて。でも孤独であっても独りではない。想い、想われる相手はいるんだということは又更に切なさを増してしまった。いやー参った。そして、いつの世もこの世で一番恐ろしいのは人間…。宮部時代劇の真骨頂。手にしてよかったし続きも強く希望。このテイストでまた新たな1冊を待っています。読了日:04月09日 著者:宮部 みゆき
おそろし (新人物ノベルス)おそろし (新人物ノベルス)(ネタバレ)宮部@時代小説を目一杯堪能。これは私にとっては「こわい」けれど「怖くない」物語でした。ってか、むしろ好みだ…(笑)おちかの心のケアのために始まる百物語集め。この発想は奇抜だけれどそれでもナイス叔父様!三島屋のこの夫婦が実に気持ちのどっしりとした大きなおおらかな、それでいてとても人を見る目が細やかであたたかい夫婦。『魔境』の中でお民が語った宗助とお吉への想いには涙。加えて兄が来たときの「「一抹の愛嬌と一抹の悲しみを共に含んで」という描写に、こころが動いた。きっと問題解決した今後も(続く)読了日:04月05日 著者:宮部 みゆき
コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし (講談社文庫)コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし (講談社文庫)時を超えて読み継がれる作品は、時を超えてその作品の中のキャラクターたちも同時に生き続ける力強い作品。今回は「だれも知らないちいさな国」よりもずっとずっとむかし。タイトル通り、実に平安以前にまで遡った太古から近代までの小さな人たちの小さなお話の一冊。コロボックルで江戸時代、など想像もつかなかった世界を違和感なく受け入れられるのは、「人」とどこかでつながっていたからか。あとがきで、上橋さんがコロボックルに見られているという感覚から、「善く在ろう」とする気持ちが生まれる、とお話されているのがまた印象的。読了日:04月01日 著者:佐藤 さとる,村上 勉
2012年4月の読書メーターまとめ詳細読書メーター
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