はい、これだけ。
だけども、とてもとてものめり込み楽しく苦しく心躍り切ない。
読み終わりたくない世界を堪能。
求む。早期文庫化!
今村翔吾作品、なんでこうも引き込まれるのか。ふぅ〜
6月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:577
ナイス数:97
幸村を討ての感想
弟からの借り本)真田家の物語。豊臣の滅亡=大坂夏の陣が終わった後の家康の疑念から物語は始まる。ただひたすらに「名を残すこと」「家を守ること」この二つの為に生きた2人。戦乱の世の最後にそこに命を賭けて戦い抜いた兄弟の生き様を、関わった人々からの視点で描く。六文銭の一枚目から始まる幕間的な章、本編といえる各章、それが静かに微かに忍び折り重なり合い、ラストの一番の戦さ場に流れ込む。夏の陣、ではないその先。真田にとっての最大の敵「徳川」に向かうための、命懸けの戦。真田幸村といいつつ、実は兄信之、いや信幸の物語と→
読了日:06月17日 著者:今村翔吾