のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

お知らせ。

2009年10月16日 08時37分25秒 | 山本耕史@陽炎の辻
まだ、「耕史さん+ゆきゆき」関係(?)で、こちらに来てくださってる人たちがいらっしゃるようなので・・・

一応、このカテゴリーにもお知らせしておきます。

ゆきゆき@管理人、突っ走りまして、現在「山本耕史さん関係」は
別の場所にお引越ししてます。
(っていうか増設しました・・・)

のんびり別館・夢の中・

陽炎の辻に関連すること、新春の正月時代劇の話題などもそちらに書いてます。
(っていって、わざわざきてくださる人がいるかどーか・ですが・・・/汗)
よろしかったら遊びに来てくださいませ

お正月は楽しみ!ですね。
思いがけない磐音さま復活!
ロケも進んでいるようですし、いろいろな思いを抱えつつ、待ってます(笑)。

ここは、これまで通り、本の事とかぼそっとつぶやくこととか、
のんびり続けていきます。
よろしく!でっす。。

主人公はひとり。でもふたり。だけど、ひとり。

2009年09月20日 17時17分45秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「居眠り磐音 江戸双紙」
佐伯先生の新展開に向けてのインタヴュー記事
繰り返し、何度も読んでいます。
31巻が大きな山場になるんだな・・・という中で。
気になること。
判らないこと。
でも、何となく解ること。

どうしてもこだわってしまう事。

自分の中にだけ納めて置けないことを、書いてみようかと思います。
あくまでも私個人の感覚ですので・・・ご了承ください、ませ。



例えば。
ものすごく気に入っている本があって。
文章暗記できちゃうくらい何度も読んでいる作品で。
それが幸いにも世間でも人気のある本で。
で。
映像になる、と判ったとき。

わたし。
大概、非常に強い拒否反応を起こします。

『本を読んで自分の中に出来上がっている世界を壊されたくない』

ただ、この1点のみのために。
そして。
映像化された作品が高い評価を得ていたとしても、

観ないんです。
とことん、避けます。

でも同時に。
逆パターンもあります。
そのまま、ぴたっと嵌れば、それまで知らなかった作家さんにのめり込むってこと。

「陽炎の辻」は私にとってはこちら。
完全に初めに「映像ありき」でした。
そこから原作にのめり込んだ典型的な例。
加えて今じゃ、主役にものめり込んじゃってますけど、ね(こっちはかなりめずらしい例/笑)

でもね。あえていいますけど・・・
初めに「山本耕史ありき」ではないのです。
初めは土曜時代劇「陽炎の辻」なんです。
(「木曜」でもないんだよね。私って・・・)
その世界がぴたっときたから原作に興味を持った。
そして原作を読んでみたら、ますますピタっときて、
映像も文章も両方ともが更にとても大切な作品になった。

山本耕史演じる坂崎磐音があまりにもハマっていたっていうのは確かに大きいと思う。
原作を読んで、全く違和感がなかったのはびっくりした。
文章の合間に見えるひととなりがぴったりだったから。

そして耕史くんファンということでTVを観始めて、
そこから原作も読もうって思って、
今は両方とも大好きだ!って人たちも大勢いらっしゃると思う。

それで、ですね。
つまりくだくだ書いたけど、要するに・・・・

そういうきっかけから原作に行った人たちを、
元から原作が好きな人たちと分けて捉えないでほしい・・・・

ってことが言いたいのかな、といま気が付いた(^^;)。

映像作品や贔屓の俳優さんから原作に入った人たちも、
最初原作を読んで気に入った人たちと同じだと思うのです。
「この作品が大切だ、大好きだ」って想いは。

本を手にしてその作品世界を楽しむ。
それは入口がどこであれ、文字で表す世界をとても楽しめるってことでは同じじゃないか、と思うんですよ。

若い女性でも私みたいなおばちゃんでも同じだと思います。
男性だって同じ。
文字で描かれた世界に浸る。
それは結局その一人ひとりの中に作品の世界が出来上がって、
それをとても楽しめるってことだから。

佐伯先生にわかってほしいなあ、と思うこと。
山本磐音→坂崎磐音な私だけれど、原作もとても大切に思ってるんですよ、ということ。
そして喩え山本磐音=坂崎磐音として頭の中で読んでいるとしても、
それでもやっぱり原作は原作としての魅力があるから読んでいる。
決して映像にひきづられて読む訳ではないんです。
0が2つくらい違う場所から入った読み手も、もう少し信じてほしい。
文章に魅力が無ければ30冊も読みません。
物語に吸引力がなければ、30冊も続きません。
まして、再読なんてしません。

功罪。
罪の部分。
先生の本意でないところもあるのでしょうけれど、、
でも。
結局読む媒体はすべて、読まれた時点で読み手の想像力に世界観はゆだねられる。
作者の思い描く世界と読者の思い描く世界は絶対同じにはならないんだもの。
ま、原作者が映像に引きづられたらだめだ、とは思うけれど、

原作のみを愛している読者さんたちにだけでなく、
私みたいな入り方の読者にも分け隔てなく、どうか次回作を描いてください。

いいライバルってことかな。
山本磐音と坂崎磐音。
ひとりだけどふたり。
2つだけど1つの世界。

映像と文章。
この2つが馴れ合わずお互いに高めあっていかれたら、いいね。
(例えば、「鬼平犯科帳」のように・・・・・・)

シリーズ31巻。
別れと誕生(?)。ふたつ同時に期待してしまったらいけないかな。

久しぶりの「陽炎の辻」は「だましゑ歌麿」から・・・・

2009年09月19日 15時39分03秒 | 山本耕史@陽炎の辻
昨日。
録画したままほったらかしてあった水谷豊さん主演の時代劇を観ました。
「だましゑ 歌麿」
お話自体は、定番の時代劇で、素直に楽しめる時代劇だったけど、、
テレ朝さんったら・・・・
要所要所に「相棒」のキャストの方々がいらっしゃって、
ちょっと苦笑物でしたよ・・・
私の修行不足かなあ。。あざとい!って思っちゃったら物語に入り込めなくて。。
水谷さんは、さすがですね。歌麿の犠牲になったおりよさんへの深い愛情や、
狂気っていうのか、絵に向かう怖いほどの真剣さを見させていただきました。
(きっとバジルもこんな・・・・/マテ!!)
それにしても、鈴木杏樹さんお好きですね。水谷さんっ(笑)

そして。
そのせいで。
そう。この時代劇は「陽炎の辻」以来久々の「時代劇」で・・・
殺陣シーン&白無垢シーンを見ていたら、もうむしょうに山本磐音に会いたくなって。

最終回以来、ずっと意識的に避けている陽炎の辻シリーズ3の、
(ここでおこんさんの白無垢姿な14話に行かないところが私のひねくれたところ)
第13話を観ましたです。
ほんっとに、1ヶ月ぶり・・・な磐音さん。
ああ。。
斬鉄が・・・!!!もう、無闇にかっこいい。
殺陣シーンが、もう無闇にきれい。。
人を斬るシーンに美しさってどうだろう?とも思うけれど、
この人は人を斬る「辛さ重さ」まで映してくれるから。
だから余計に切なく美しく見えるんだ、、と改めて感じ入りました・・・・・
(あ、予告でおこんさんの無闇に美しい白無垢姿が見れた~ラッキィ~/って知ってたけどさ~笑)

冒頭に戻って歌麿。

水谷豊さん演じるところの浮世絵師歌麿は、松平定信の寛政の改革に命を懸けて一石を投じるっていうお話作りでした。
最後は長谷川平蔵さんも松平公の行き過ぎにくぎをさして、
少し優しい政治(?)に変わって行くところで終わるけれど。
(鬼平さん・・・うーん、この方も違和感。一瞬悪役?って思わせる作りが悲しい・・・
ごめんなさい。。
だって、ねぇ。鬼の平蔵はやっぱり・・・・・)

そしてまた磐音さんへ。

松平定信・・・・
居眠り磐音シリーズは、そろそろこの時代が目の前にせまっているんですよね。
なんだか、そんなことを考えながら、
贅沢禁止令で焼かれる山ほどの絹の反物のシーンを見ていました。

それもまた、
辛いのにどうしても「陽炎の辻」が観たくなった理由かな。

そして、夜。
茶むすめさまに、佐伯先生のインタビュー記事のことを教えていただきました。
読んで、、ちょっと考え込んじゃってます。
いろいろ、、思います。
山本@坂崎磐音が大好きです。
でも、原作の坂崎磐音もとても好き。再読し続けてるんですよ。
どちらも大切で、だからちょっと、今、考え込んでます。

『陽炎の辻3』 最終話

2009年08月08日 23時28分28秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「磐の音」

終わった・・・・・
終わって、しまった・・・・・

予想通り、回想シーンが割り込まれていたけれど、
関前でのあの「きっかけ」の場面を観た時、
本当に涙が止まらなくなった。

あの時がきっかけで、
磐音は今がある。
あの時がきっかけで、
おこんさんが隣に居る。

今津屋に跡取りが生まれたり、
仮祝言があったり、
井戸端会議は何だかこれから先がありそうな会話だったり、、
いろいろ、怒涛のような最終話だったけれど。

あの、時。
そして、磐音さんの涙。

TV放送は足掛け2年くらい?
けれど、本当に6年の月日が流れていることを
実感として味わっていた。

本当に苦しい日々を坂崎磐音は過ごしてきた。
生きることを捨てていた磐音に、もう一度生きようと思わせたのがおこんさん。

*****
 そう。ステラで山本耕史さんはこう語っていた。これは、すごく驚いた。
 原作で、私はそういうことを一切考えてこなかった。
 磐音は人のために必死になるけれど、自分を省みない。
 ああ、そういう捉え方があって、そしてそういう考えで、
 山本磐音は終始一貫した行動をしていたんだ。
 そして最後の着地点がおこんさんっていう
 山本磐音の心情があったんだな、とぐっときて、しみじみ感謝した。
*****

関前に江戸から旅立って、
坂崎家に着いて、
今津屋で由蔵さんが壊れてて(笑)
久々の笹塚様が無理難題持って来ようとして、
跡継ぎが生まれて(一太郎くん/かっわいぃぃぃぃ~~!!)
磐音とおこんさんの仮祝言があって(おこんさん。。。。きれい・・・・・)
あの、ゆりかごの由来をお佐紀さまが原作通りに話してくれてうれしくて、、

とか、
その様々な事の間に1週間単位の時間が流れているであろうこと、
それを、原作を読んでいない、
まして、江戸時代の時間の流れに慣れていない人たちに
どの程度伝わったのか??という疑問はあるのだけれど、

*****
 そもそも、30分って枠なんだもん、無理。
 そして、それが今回とってもイタく感じたのも事実。
 だって。
 この「陽炎の辻」は、人々のふんわりとしたあたたかい「間」がまたよかったから。
 会話にも、風景にも見え隠れする微妙な「間」
 そこに思いやりや気遣いが感じられて陽炎の世界が出来上がるって思ってた。。。
*****

だけど。

6年間。
それを実感として味わわせてくれたこの作品。
やっぱり私にとって別格のシリーズだった。

今はただただ淋しいけれど。

気は、長いですから!
2年くらい、簡単に待てますから。

ええ。
できれば、金兵衛さんに美しいおこんさんの花嫁姿を見せてあげる、そんなスペシャルがあったらいいなあ~~とは、思うけど、、、

でもでも。
佐々木磐音と妻おこんっていう、スペシャル時代劇。
作るよね?
作ってくれますよね?
NHKさん?

もちろん、120分バージョンで、ね。

・・・・・私の着地点はここかい!!!???・・・・・

っとその前に。

DVD。
NG集とは言わないけど、未放映部分を入れてほしいなー。
インタヴュー、載せてほしいなー。
インターネット版の山本耕史さんインタビューも入れておいてほしいなー。
それから・・・・・(要望多すぎ!?/爆)

『陽炎の辻3』 第13話

2009年08月01日 22時56分40秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「関前へ」

金兵衛さんに泣かされた。
おこんさんにほっとした。
霧ちゃん!!!

そして。
磐音さん・・・・・


久々に、落ち着いて観られた回。

金兵衛さんの二人を見送る場面と、
そして途中で祈る場面は、もう、涙なしで見られなくて。
子を思う親心。。。
ほんとうに、沁みる場面です。

屈託のないおこんさんの素直な笑顔は、ほんとうに美しい。
まっすぐに磐音さんをみる瞳もきれい。
二人連れ立って関前までの道を辿る姿を、
もっともっと観ていたかった。

予告で判っていた霧ちゃんのこっそり追いかけ道中。
やっぱり。
彼女は自分の「行く末」を決めかねていただけ?
先走って磐音様へのハートマーク??って思ってたのが、
先週ちょっと疑問符になっていたのだけれど。
今週は本当に、「自分の道」を探す彼女の姿を見られた気がする。
おてんと一緒に別れてしまったね。
でも・・・・でも・・・うん。

雑賀泰造さんは。
なんか、ここまで楽しめる状態になれるとは思ってなかった。
初登場の第1話は、も、拒否反応以外なかったもんなあ。
それが今では・・・・
雑賀泰造さんが出てくると、何故か笑える私・・・
しかもどんな表情を見せてくれるのか妙に楽しんでいたりして・・・(笑)
磐音VS雑賀泰造。
こういう結末になったのね。
磐音さんの斬鉄は、も、最高!
こう来たか!!と単純に殺陣(???アクションって言いたくなるよーな)シーンに夢中になれました。

・・余談・・このシーンに妙に「るろうに剣心-京都編-」の志々雄真実を思い出した私・・・/苦笑

それにしても。
待ってた甲斐がありました。
磐音さま!
ようやく言ってくれました。
おこんさんに
「母が何と言おうと、それがしとおこんさんは生涯一緒です」
原作でもねー。船の上で言いますよねー。
ここ、好きなんだ。
それを山本磐音さんに言ってほしかった。
これまでがあまりにも・・あまりにも・・・だったので。

ほんと、待ち続けた甲斐がありました~!
ちゃんと相手をみて言い切る。
たまにははっきり言い切ってあげないとね。
惚れ直しちゃいましたよ。
(ああ、うらやましい。中越おこんさん・・・/テヘヘ)

そして。
これはTVシリーズオリジナルな一場面。
霧子にも一言。
「身内だ」と。
「いつでも帰って来い」
と。。

ね。ね。霧ちゃんはやっぱり佐々木道場に帰ってきてほしいよね。
帰ってきて、磐音様とおこんさんの強い支えになって、で、利次郎さんと・・・
(あ、先走りすぎ?)

坂崎家に着いた後。
何だか、妙に緊張しましたよ。
照埜様がちょっと誤解を受けそうなくらいな描写でしょ?前回から。
嫁の立場としては、あれは怖い・・・・(いや、私が嫁ではないのだが~/爆)
懐剣を見つめるシーンは。
多分、きっとおこんさんへ、っていう気持ちも含めたまなざしだと思いたいんだけど。。。
表情厳しいなあ・・・・・
背筋がしぜんと延びちゃいます・・・・
(お母上様。どうかお許しください・・・・/ってだから私じゃないから!)

さて、
いよいよ親子&許婚の対面!!
さあ!!

ってとこで、、、


え?

・・・つづく・・・

ですか!!??

ここで切りますか!!!???


はぁ。
30分経ちましたか・・・・もう・・・・・
ったく、相変わらず・・・・・・・


泣いても笑っても、次回は「最終回」
最終回です・・・・
予告でまたまたびっくりしつつ、、、
(スタッフブログのあのシーンは、あーゆー場面なんですか!!!???)

ついに、
ついに最終回。。です、ね・・・・・

『陽炎の辻3』 第12話

2009年07月25日 22時32分15秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「惜別」

今日から3週。休みなしの、陽炎3。
ラストに向かって始まるんだなあ。
休み明けの今日が関前編序章?
そんな位置づけに感じた今回。


何だかもう、あっちもこっちも「さようなら」で。
あっちもこっちも、「こうなったよ」と一区切り。
もちろん、今生の別れではないのだけれど、
そこまでしなくても・・・ってつい思ってしまった面もあったり・・・

幸吉にうなぎ包丁を渡すシーン。
おそめちゃんがおこんさんとお佐紀さまに渡した匂袋(の、ようなもの?)。
磐音さんとおこんさんが今津屋の仏壇に手を合わせて祈る場面。
この辺りが、とにかく過去6年を振り返ってしんみりとしてしまうシーンでした。

その中で。
仏壇に二人で手を合わせたシーンでの回想。
お艶さまとおこんさんの、病床でのあの、「陽炎1」の最終回の場面は。。
あれ、お艶さまのせりふが追加されてましたね。
(おこんの気持ちが坂崎さんに)届くように私も祈っているって・・・・
DVDでは入っていない場面だから、TVでもなかったんだよね?
カットしたシーンから持ってきてくれたってことだよね?
そこから、
「明日からおこんをどうぞよろしくお願いいたします」
まで・・・・

最高・・・でした。

霧子ちゃんは、あーんと。。
ほのじ?
だけど、自分の所属する世界に対する引っかかりもある?
ううーん。。
実はTVナビを読んでしまってちょっとショック受けてますが、
それは来週の内容・・・・

磐音さんとおこんさん夫婦のために、
道場に居て、、ほしいなあ・・・・・うーむ・・・・・

と、いう訳で。
今週は、前回ラストの予告で泣いた以外は大丈夫でした。(って何が??)
号泣しないで済みました。
どこか、冷静に分析しちゃう自分がいました。
「ああ、終わりの始まりだ」って思ってしまったからかも、ね。

泣いても笑ってもあと2回。
しかも、今度は毎週ある2回。

こうなると、「次週お休み」でもいいなあ~
なんて。。思ってしまう、
やっぱり「陽炎の辻」シリーズが大好きな視聴者だったりするのです。
(単に我儘なだけね。あああああ~~~終わってほしくない・・・・・)

『陽炎の辻3』 第11話

2009年07月11日 21時34分20秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「武左衛門の涙」

金兵衛さんに磐音さんとおこんさんが話をする場面から始まった今回。
その場面に、なぜかとてもほっとしている私でしたよ。

ほんとに今回のシリーズは、一つ一つのお話が重なって少しずつずれていって、
1話のみでは完結していないのね。
だから、こそ。
先走っていろいろ悩んじゃいけないんです。。。

武左衛門さんの悩みや苦しみ。
それを思って磐音さんが深酒する場所が柳次郎さん家ってのが。。
ほんとに彼は幾代さまに母上を重ねてるよなー
とか、思っちゃいました。
二人のだんまり酒が・・・
それを叱咤する幾代さまの言葉が・・・
じんわりとしみこみます。

武左衛門さんは、これでどうなるんだろう?
早苗ちゃんが今津屋に奉公に出てしまう、そこでこのシリーズはお終いなんだよ、ね?原作は一応の着地点をその後に設けてくれるけれど・・・・

そして・・・
やはり今回秀逸だったのが、金兵衛さん・・・
武左衛門さんの姿、早苗ちゃんの「少しでも助けになるように働きたい」
は、金兵衛さんにとって、昔の自分とおこんさんを思い出す景色。
「説教か!」とくってかかる武左衛門さんに対して、
いつもの威勢の良い叱り方ではなく、
じっくりと諭すように話をする金兵衛さんに、
月日を重ねた父親像を見ました。

2度目の、娘を手放す時を、ほんの少し前に受け入れて乗り越えた、
そんな父親の姿。

いつの時代も。
子どもを手放す時は同じ気持ちだよね。きっと。

なんだかねー。
どんどん「終わり」に近づいているような話運びにねー。

たまんなくなっちゃって。

どうにもこうにも、淋しくなっちゃって。

続きがもしかしてある?
って状態のラスト。
行く末に希望のある終わり方、、してくれるよ、ね?

って。
本編観終わった後、こころがさまよってますよ・・・・

そして。
予告編にまた号泣ですよ・・・・
幸吉に○○を手渡す磐音さんの姿に・・・・・

も、だめだ。。。

んで。
で・・・・

また!来週はお休みです・・・はぁぁぁあ・・・
(テンション低いなー。今回の私・・・・)

『陽炎の辻3』 第10話

2009年07月04日 22時21分24秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「二人の行く末」

涙と笑顔。
由蔵さんの涙に、、、涙。。。
それ以外、吹っ飛んじゃうくらい、、、
由蔵さんに気持ちを持っていかれちゃった今回。
そしてまた。
二人揃った心からの笑顔が、ほんとうにうれしい回でもありました。

いやー。
忙しかったねー!!(笑)
怒涛のほのぼのバージョン・・・???
最終的には「三組の二人の行く末」でした、ナンツッテ、ね。

詰め込みすぎちゃって、何だかツッコミドコロも満載だったけど、、
それは結局30分っていう・・・・(爆)

おこんさん人質場面は、
何のために雑賀泰造はおこんを人質にしたのかな~?って戦い方だったね。
木幡闇斎は「こういうやり方は好かん!」っていってたけど、
じゃ、木幡が倒れた後に何がしかのリアクションがあるのかと思ったら
泰造さん、とっとと消えちゃうし???・・(苦笑)
ま、でも。
殺陣シーンは久々の「シャキ~ン」って包平を峰に返すシーンがあって、
「あ、なつかしー」なんて思ってしまった。
相変わらず見事です。殺陣。
なんていうか、山本磐音さん、太刀裁きすごく早くなったよね。
スピード感が敵役の人と違う。
「キレがあって、相手の動きを読んで一瞬先に受けている」
と、ほんとうに見えます。

冒頭。
金兵衛さんの表す「父親の切なさ」は、
上手に笑いを交えて、だから更に切なくて。
おこんさんが人質になったかもしれない、という状態に、
磐音さんを激しく責めつつも、頼りはあんただけだ、っていう所も何とも言えず。。。
そこで受け手の山本磐音さんの表情もまた何ともいえず。。。
(家基さま絡みだから、いえないんだよね。今津屋の人たちにも金兵衛さんにも詳しいことは・・・・・)

そして・・・
磐音さんから渡される関前からの手紙に、まっすくなまなざしで答えるおこんさん。
それはもう、覚悟を決めた女の姿で、もうこれで絶対に迷わないよね、
と、観る人を安心させる。
場面変わって今津屋さんの面々。
親代わり、、というよりは第二の親であった由蔵さん。
吉右衛門さんやお佐紀さんが、淋しさはつのりながらも「よかったね」という気持ちが素直に現れるのにたいし、、
由蔵さん。
「大切な二人をお武家様に取られてしまう」ことを「悔しゅうございます」
と涙する。
嫁がせる娘の父親のように・・・・

ほんとうに、この二人を側に置いておきたかったんだろうな。
無理とはきっと知りながらも、坂崎磐音という人が刀を捨ててくれることまで祈って・・・・

泣かされました。
ええ。
めがねはずして泣いてたら、びっくりしたことに中一の娘も泣いてました。
「由蔵さん、かわいそう!」
って。
ま、あなたもいずれ、目の前のパパを泣かすのよ~とは、、突っ込まないでおきましたけど、ね(爆)

今回。
久しぶりに、おこんさんの素直な笑顔を見ることができました。
久しぶりに、磐音さんの素直な笑顔を見ることができました。

ああ、この笑顔が見たかったんだよなー、としみじみ思いました。
心からの、屈託のない笑顔。
久しぶりだよね。二人揃って・・・・

柳ちゃん×お有さん。鶴吉さん×おこねさん。
お二方もおめでとうさんです!(ってコレダケカイ!/笑)

来週はまた、、
父親の悲しさ、切なさを叩きつけられそうですね。
でも。
とにかく若者は、一歩ずつ。
前に前に進むのです。

親の心子知らず は、いつの時代もそうなのです・・・・
そしてそれは、悪いことでは、ない。

原作の描かなかった部分。おこんの気持ちの揺れ動きから今津屋の人々の密かな願いまで、、
TVはとことん追いかけてくれたんですね。
いろんな意見はあるけれど、ここ数回の煮え切らない苦しさも、今日の由蔵さんの涙がすべて吸い取ってくれた気がしています。
親はそうよ。いつだって、いつだって手放したくはないのだから。
遠くに行ってしまう子ども達を喜びながらも。見守りながらも・・・・・・
そして、振り切って大海に乗り出すわが子を、結局はとてもうれしく見つめるのです。。。。

『陽炎の辻3』 第9話

2009年06月27日 21時49分52秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「女の覚悟」

先走ってはいけない・・・
そう、思った。
自戒の、念。
原作をガッツリ読んでいるから、メインの流れはとことん知り尽くしてる。
だけど、ドラマは別の作品。
中心の流れはもちろん同じだし、全体の雰囲気も全く同じだけれど、
細かい変化はいつもとても楽しい。
そこを、忘れちゃいけない。
そう、思った。

おこんさんの感情をとても丁寧に追っている陽炎3。
鶴吉さんがもたらした4人の刺客の情報。
それを聞いても、磐音さんの前では気丈にふるまうおこんさん。
でも。
家基様の警護のときに踏んだお百度参りの神社に手を合わせながら
泣き崩れる彼女はほんとうに切ない。

そして今回。
速水様が無償にあたたかいお父様っていう感じがした。
玲圓先生と道場で話している時から、なんとも暖かい包まれるような大きさみたいなものを感じて。
玲圓先生ももちろん大きな懐を感じさせるけれど、どこかピンっと張り詰めた厳しさを秘めた大きさ。
対照的に感じたのはなんでだろ?
剣術家と御側御用取次の差?
うーん・・・・
やっぱり速水様はおこんさんを一応は知っていたからか?
今まで、このお二人の雰囲気をここまで「違う」と感じたことがなかったから、
何だかとても新鮮だった。

そんな雰囲気の速水様だから、おこんさんも誘われた茶屋で話しやすかったんだろうな。
そして、その気丈なおこんを目の当たりにしたから、速見様の次の決断に行くんだろうな。
や、奈緒さまが絡んできたのには、由蔵さんやお佐紀さまじゃないけどびっくりしたけどね~~~!!

ラスト。
お佐紀さまに諭される磐音さん。
前回、予告を観て「あれ?」って思ったその場面が、「ああ、なるほど」と納得できる場面だった。
おこんさんの気持ちを強く諭すお佐紀さま。
これをいえるのはこの人しかいないね。
他人の事よりも今は、おこんさんのことを気遣うべき!!
それは、もう、しばらく前からすっごく思ってたことです。
ハイ。。。。。
よくきっぱりとおっしゃって下さいました!!!

二人でじっくりとゆっくりと話す場面がない。

そう、思っていたから、ね。
磐音さんの「女心さっぱり気付かない度」はとんでもなさすぎ!!
んったくもお!(苦笑)

そして、、、
ああ、もう「つづく」ですか・・・そうですか・・・30分ですか・・・・・

はぁぁ・・・・
はぁぁぁ・・・・

観終わって、何だか無償に淋しくなってます、よ。
何ででしょ。
半分超えていよいよ・・・・だから?
はぁぁぁ・・・・(by柳ちゃん・・・ナンチッテ)

やっぱり。
やっぱり、シリーズ3で終わっちゃだめだよ。
佐々木磐音になったら、もちろん今までの話の流れではなくなる。
武家中心のお話になるから、雰囲気は変わる。
でも。
でも、ここで止めてしまったら、中途半端でしょ?
坂崎の嫁になるおこんさんは感動的だよ?
でも、でもね。
二人がしっかり同じ道を歩く、佐々木家のお話を、やっぱり観たいよ。
原作の通りでなくていい。
芯が一緒だからこそ、2つの作品を2つ同時に心から楽しめる。

こんな作品、そうそうないよ?

ここで止めちゃだめだよ。
お願いだから。
NHKさん。
続きも作ってください。
連ドラじゃなくていい。2時間スペシャルでいい。
それでいいから。
作ってください。

あああーーー。
何だか今回はそんなことをすごくすごく思ってしまった。
強く強く、思ってしまった。

参ったなあ。

切ない。。。
あ、これもまた、先走ってるってこと、かな?

そうそう。
今日も今日とて四出と磐音さんのシーン(おこんさんの回想だね)で、
涙してしまった私。
このシーンはほんっとに切なくて悲しくて最高だなあ。。。

プチかげ。えーっと・・・

2009年06月18日 23時42分49秒 | 山本耕史@陽炎の辻
昨夜は何話目???
10話・・かな?あれ?だよ、ね?

品川家が断絶になるか救われるかっていうお話。

5分って結構長いものなんだなー
と改めて実感(って、これが感想??)

いや。
組頭さんに呼び出されて云々っていうお話内容。
これまた原作再読と同列でTVだったのね。
そういえば、原作では磐音とおこんは関前から帰国しておらず、
老分さんと玲圓先生と速水様の3人が動くんだったんだっけー
なんて、思い出したんだけど。

結構長いじゃない。
組頭さんに叱られるのも、幾代様が事情を話すのも、、
だから、
何だか5分の間に結論でるのかドキドキしながら観てしまった。
ある意味、、
タイムリミット睨んでてえらいスリルを味わった~~(チガッ!!!)

本編がお休みの週。
プチかげがあってよかった~とおもってた。
あー、けど。
今週はプチかげにも磐音さんは出てこない・・・
柳ちゃんも幾代様も大好きなんだけど。。

磐音さんが出てこない・・・・・

さみしいよぉ~。
続き観たいよぉ~。

ま、結局そこに行き着くのだ。
私の最近って、ほんっと、、、ここを中心に廻ってるのね・・・・(苦笑)

新プレマップ♪

2009年06月17日 16時32分55秒 | 山本耕史@陽炎の辻
陽炎の辻3公式HPに新プレマップがUPされてましたー。

なんか・・・・

ほんとに・・・・・

これが、時ちゃんと同じ人・・・・・って・・・・・

あっぱれな変化(ヘンゲと読むのだ!)ぶり!!(笑)


磐音さん。継裃に総髪の髷姿。。。
しばらくはPCでも観られるんだ~。
うれしいなあ~~~~!!
イヤホンつけて改めてみると、ほんとにほんとに、いとよろし・・・です(^^)
で。このプレマップでまた泣くのよね。。

『陽炎の辻3』 第8話

2009年06月14日 10時28分28秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「剣客の宿命」

 ※私、ドラマが原作と違っていてもいいって思ってます。
  ドラマ→原作の人間ですが、それぞれをとても大好きです。
  その上で、毎回感想書き散らしてます。(念の為・・・/17日追記)

どうも、私は待ちすぎるとダメみたいだ。
2週間待ち続けて、あまりの待ち遠しさに気持ちがとっちらかっており。
1回目に観た段階では
「???????」
という印象。

で。
深呼吸してもう一回観ました。(ま、これから数え切れないくらい観るんだけど、ね。)

さて。
今回は、おこんさんの気持ちはまだ決着はつかず。
磐音さんが復活して、武左衛門さん大活躍(??)、柳次郎が世話係にいい味だしてるお話。
大事が済んだ後の深川での磐音さんの日常のような場面が随所にあった。

で。
今回の感想は始めはちょっと辛口・・・・です。(その後は激甘口ですが~/w)
これは、丁度原作の再読が同じ場面に重なったこともあるかもしれないけれど、
磐音vs四出(というか田沼)のお話運びは良い!も、すごく良い!
だけど。
磐音→佐々木家養子話の、方がねぇ・・・・・
なんとも居心地のわるい「これは違うだろ?」って思ってしまう話運び。。なのよね。

怪我が治っていないのに棒を振り回しておこんさんに叱られる磐音のシーン。
叱られちゃってる所まではいいの。なんとも二人らしい雰囲気だし、
磐音さんの浴衣姿はもうもう、本当に似あう!!!
ただ、その先。
何だか勢いでおこんさんが「養子縁組」のことを言ってしまったのにちょっとビックリ。
加えて、磐音さんが「おこんさんの考えに従う」と言って更にビックリ・・・
その後、「剣の道は捨てられない」という話が続いたから・・・まあ、そうか・・・とも思ったけど。
玲圓先生との話運びも、なんだか磐音さんが言うなりになってるような、、違うんだけどでも、、なんだか主体性のない様子で、、、
更に。
由蔵さんが「つい口を滑らせた」っていう形で柳次郎や武左衛門さんに養子話を明かしてしまう・・・これは無いだろ。。。
仮にも今津屋の老分さんがそんな口の軽いことでは商売成り立たないハズだし、
ついうっかり知ってしまった友人っていうのは、、ものすごく悲しくない?
そして何よりも「ついうっかり」知られてしまった坂崎磐音の立場って・・・・

辛口でしょ。
今までにも「うーむ」ってところはあったけど黙ってた。
(というか触れずにいられた。自己消化できたから。)
けど、どうしてもね。
今回の「養子話の話し運び」だけは納得できなくて。
残念で・・・・

おこんさんとはきちんとじっくり話をするのが彼の本来の姿。
友人にも「最初に自ら打ち明ける」のが彼の本来の態度。
そうした態度の上で、玲圓先生とも会話をする。

原作の、この姿を変える必要はなかったんじゃないかと思う。
だって、そうじゃなかったら『坂崎磐音』って人のひととなりが変わっちゃう。
今まで自ら選んで行動してきた意思の強さ。
それがまるで感じられなくなっちゃうんじゃないのかなあ。

残念。
かなり、残念。
・・・・・予告でも何やら今度はお佐紀様にお説教されてるし・・・・

おこんさんの揺れ動く気持ちを丁寧に追いかけているのは判るんだ。
だけど、それはあくまでも『磐音」がしっかりと立っていること』が前提だと・・・・

ゴホゴホゴホゴホ・・・・

さて。気分一新して他の場面!

捕物帳は、ま、ね。
予告を観たとき、柳次郎と武左衛門さんが怪我の完治してない磐音さんに変わって大立ち回りなのかな?と思ったら、結局〆は磐音さんでしたねー(笑)
でも、どことなく太刀裁きがいつもの流れる感じに見えなかったのは、病み上がりだったから、かな?
そこまで考えた殺陣だったとしたら、、、すごいなあー。

長屋の場面や宮戸川でのシーンは、ほっとして、心からほっとして。
磐音さんがどれだけ深川での暮らしに安らぎを感じていたのか、
なんだかそんな気持ちがにじみ出ていて幸せになった。
金兵衛さんの涙や「生きて帰ってきた」と3人の前で手を合わせるシーンは
しみじみ、良かった・・・と思える場面。

そして。
惹き付けられて目を離せなかったのはラストの四出縄綱との場面。
これは、壮絶でそしてとても哀しいシーンだった。
殺陣も激しいけれど、ラスト。
峰に返した磐音の刀を素手で掴んだ四出。
四出は磐音の峰の刃を返そうとしているように思った。
命のやり取りをしろ、と。その覚悟を決めろ、と。
その四出を見返した磐音。
四出の命を磐音さんが絶つ瞬間までが、ものすごく長くそして刹那の時。
その時の磐音さんに浮かぶ哀しい表情が心に迫った。
一瞬の表情なんだけど・・・
その一瞬で判る「哀しさ」は『山本磐音』の真髄!!!。
あの一瞬の表情で、磐音の剣客としての辛い覚悟がわかる。
剣客としての死を望む四出縄綱を想う磐音っていうのは、TVでは初めて描かれた場面かと。。

「剣の道を捨てられない」ということは、こういう「死」もまた背負って生きること。

黙祷する磐音さんを見つめるおこんさん。
その前に少し決意した風もあったけれど、
彼女があの決心をするまでには、どうももう少し時間がかかるみたいですね。
(予告観るとそうだよね?)
これもまた一言あり・・だけど、まあ、そこはいっか。
決断する彼女をじっと待ちます。

って・・
ってってって・・・・

ええ?
最後に大ショック!!

来週また放送ないの????????

ガァ~~~~ン・・・・・
これが今週最大の残念・・・・かも(爆)


「陽炎の辻3」プレマップ。

2009年06月09日 08時01分44秒 | 山本耕史@陽炎の辻
よかったぁ~~~~。
撮れてた!!

磐音さんの新しいプレマップ。
昨夜、HPで観てびっくり。
慌てて録画準備したんだけど・・・

なにしろ、ほら。
深夜から早朝っていうのはとっても日にちを間違え易く。
(前科もあるし・・・ねぇ。まっさん!!)
すっごく慌ててたから心配だった。
曜日間違えてないかなー??と。。

待ち遠しすぎるものだから、
「もしかして○○だったら~」
の公式が悪い方に傾いてるからなー。

撮れてる。
うう・・・撮れてる・・・

感動・・・で、涙・・・・

プレマップ観ただけで泣いていてどーする!!

でも。
涙・・・・・

ようやく、ここまで・・・・・

えっと。
総合・デジタル総合 6月11日(木)午前1時35分
から、もう一回ありますよー。
また予約です。今度は「陽炎」単独かもしれないし?

見逃した人は是非!!!
とても素敵な磐音さんとおこんさんの姿がありますよ・・・・(ああ、涙・・・・)

仕事、行かなきゃ!!

『陽炎の辻3』 第7話

2009年05月30日 21時10分23秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「不覚」

えっと。今回トンデモナク長いです。
気持ちが完全にトッチラカッていて、上手くまとめられないのでこのままUP!しちゃう。
携帯でお越しの方がもしいらっしゃったら、、大変なことになってる、、。ごめんなさい・・・・(^^;)

数日たって落ち着いたらもう少しまとまる・・・のかも????(無理かな~/爆)


では。感じたままに、、、いきます!


先週から覚えてしまうくらい予告を観て、
そのたびに心臓バクハツしそうになって、、

赤い鳥居が見えた時点で、思わず目をそらしてしまった・・・・・・

切ない・・・・・

原作19巻『梅雨の蝶』の第2章「不覚なり磐音」
予告を観た後、我慢できなくて読み直してしまったこの一冊は、シリーズの中でも好きな方なんだけど。だから当然、どうなるかも充分に判った上で、今日を迎えたわけなんだけど。

でも。
目の前で実際に「磐音が斬られる場面」を観るのは、予想以上に衝撃的でショックだった。(いや、自分でもビックリ・・・・/もしかして「山本磐音」が斬られることがショックだったのか??)

長屋での「帯親」のお話っていう、なんともほのぼのとしたシーンから始まった今回。
ほとんど新婚さん(笑)な磐音さんとおこんさん、なんとも照れますなぁ(子が出来たら~の磐音さんのうろたえふりが・・・・ツボですねー。ハイ!)、な会話と艶のある雰囲気に、刺客の目が重なる。

玲圓先生との立ち合いのシーンは今まで一番迫力があって、しかも技がまたランクアップ??
で、霧子ちゃんのびっくり目(カワイ♪)じゃないけど画面に釘付けになった。
すごいよ。山本耕史&榎木孝明!生で見てみたい!!

そして。遂に。
玲圓先生に「養子となって我が道場を継いでもらえぬか?」と言われた磐音。

今後の生計(たつき)をいかにするつもりなのか?
その、答えが見えてくる。

けれど。

簡単に「お願いします」とは言えない事情がてんこ盛り。
自身、考えてもいなかったこと。
止むにやまれず人を斬ってきたこと。
おこんさんのこと。関前の家族のこと。
磐音さんの心の奥底では、一番望みたい「行く末」であっても、
ますます身分の差を広げてしまう今回の話を、おこんさん抜きで決めることは決してできない。
そして、そうだと親子とも割り切ってはいても、仮にも嫡子であった自分を完全に坂崎の家から切り離す決断もまた、大きな選択。

玲圓先生の言葉は、磐音自身の未来を決めるためのとても大きな分岐点。そして、決断のきっかけ。

悩んで悩んで、自分を、そしておこんさんを思ってくれる人々の言葉だからこそ悩んで、悩んで・・・・
そして「必ず、かならず、こんの元に帰ってきてくださいませ」に重なって・・・・

鳥居のシーン。

「おこんの所に行かなければ・・・」

磐音が倒れるところから霧子ちゃん登場、今津屋に担ぎ込まれるシーンからは原作とは少し違う話運び。
だけど。
霧子ちゃんを上手く組み込んだ道場のシーンのお陰で、違和感なく見ることができました。

後はもう。。。
とにかくおこんさんに魅せられた。

怪我に悲鳴を上げながらも、きっちりと段取りを指図できるのはさすが!
焼酎を吹きかける場面は、町娘であるおこんだからこその肝の据わり様な気がする。
徹夜で2日間(かな?)看病し通すのは、愛する人のためだしわかるけど、加えてお見舞いにくる人たちに「申し訳ありません」って気遣いも忘れない。
「帯親」の儀式もきっちりと行う、と言い切る。
「今津屋のおこん」は伊達じゃない。

そんな彼女が、玲圓先生と旦那様、元締めさんとの会話を耳にして大きく動揺する。
磐音が佐々木家の養子になったら、町娘な自分は、益々身分の差が開いてしまう。
士農工商・・・・
身分の低いこんな自分が磐音の側にいていいのか・・・・・。
「身分違い」は、とても大きな、越えることが困難な「大きな壁」だものね。この時代。
大切な磐音様からは絶対に離れられない・・・離れたくない・・・・
・・・・・でも・・・・って・・・・・・
意識の戻らない彼を心配で心配で、そして不安でたまらない所にもってきて、この話題。

そりゃあ、心が弱りますよ。

磐音さんに「答えて・・・・」と涙する気持ちは痛いほど良くわかる。

磐音さんのうわ言からおこんさんが問いただす、っていう原作のあの場面も大好きなんだけど、でも、おこんさんの心情っていう点では、TVの方がぐっと掘り下げて丁寧に描いてくれたな、と思った。
そして中越おこんさんの表情がとてもとても気持ちをぐっと掴んでくれて。。。

ああ。
もう本当に・・・切ない。
切なすぎる・・・・・・。

金兵衛さんの場面も、深川のみんなの場面も、柳次郎さんがおこんさんを気遣う場面も、そして、
笹塚さまが「金に糸目はつけるな!」と竹蔵親分を動かす場面も。
もうもう、兎に角今回ぜーんぶひっくるめて。

泣けた。。
です。
ぼろぼろ・・・・です・・・・・・

ラスト。
磐音さんが目覚める場面。
静かで美しい。すごく。気持ちが溢れ出る。
二人それぞれの表情にとてもとても深い愛情が見えて、も、画面がにじんで仕方なかった。
磐音さんはおこんさんの側でとても安心している子どものような表情。
おこんさんはほっとして、肩の力が抜けてとても幸せだっていう表情。。

おこんさん。

人間、我慢辛抱が肝要。いつか必ず・・・・・

だよ。
大丈夫、、、、だよ。

 ところで。
 霧子ちゃんはやっぱり磐音さんに惚れてしまってる・・の、ね?
 まあ、ねぇ。あの状況では今まで全くそういう経験のない子だろーから
 完全にひっかかる・・・・モトイ・・・・好きになっても仕方ないね。
 これまた原作とは違うけど、何だかとっても自然な心の動きだな、って思う。
 磐音さん、また朴念仁状態なんだろうなあ。全く罪作りな・・・・・(爆)。

原作とは少しずつ違うストーリー。
でも、とても中身が充実してて、どっちがどっちか判らないくらい上手くお話を作り上げてくれていて、とてもうれしい。

ほんとに、大河ドラマみたいだ。30分が。30分しかないのに。

スタッフの方々、キャストの皆様。
ここで言っても届かないだろうけれど、でも。
本当に感動してます。限られた時間の中で、ここまで表現してくださるその力に感動してます。
一話ごとにどんどん磨きがかかっていると思う。
頭が下がります。

ありがとうございます!!

来週放送がないのが・・・うらめしい~~~~~~~~~~~~!!
ヤキュウいらないからぁぁぁぁ~~~~~と、昔、ヤキュウで好きな番組がつぶれたときを思い出してます(苦笑)
あ、でも。
「プチかげ」は、あるのよ、ね?
女の本音バクハツ~~~も、とても楽しみにしてるんだよ~。
今週は磐音さんが幾代様にやりこめられて「はいっ!!」って言ってるのが、これまた最高に楽しかったし!!!

『陽炎の辻3』 第6話 プラス「土スタ」もチョット。

2009年05月24日 10時43分36秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「生か死か」

もう、第6話なんだなぁ。

正直に言うと。
今回、次回予告の映像に涙してしまって・・・本編そっちのけかい??状態(爆)
いや、本編もすごく良かったんだけど、
やっぱり、ねぇ。
あの予告はちょっと衝撃ありすぎっすねぇ。
(もちろん展開は知ったうえだったけど、こうして映像として見るとね・・・)
おこんさんの言葉が辛い。リピートしっぱなし~~~!?

ええーっと。
キヲトリナオシテ・・・・・(笑)

今回は磐音さんは家基様の警護の様子、そしておこんさんは原作にはない奈緒様との一夜の様子の2本立て。

ま、で。その、ね。
「土スタ」で山本耕史さんおっしゃった通り。
(土スタ。新人アナさんたちが・・・イラナイ・・・・ってってって・・・・思っちゃった私は心のせまぁ~い人間・・・。でもさ。あれがなければもっと耕史さんにお話聞けたでしょ?って思っちゃったんだよねー。もう一回出演・・・してほしい・・・今度はレギュラーの人たちと・・・・)
とにかく何をおいても殺陣シーン!!。
雑賀衆との戦い。
忍集団との戦いだから、あっちもこっちもタップリ魅せて頂いたけど、
妙に感動してしまったのが、磐音さんと玲圓先生が二人で戦うあの場面!!
雑賀泰造に二人で立ち向かう所は、なんとも迫力もあってよかった。
二人ですっと正眼に構えたシーンは最高に感動しちゃって、、そして「ああ~親子みたいだ~」と思っちゃって、次回の事を思ったりして。
そして、喰助(漢字あってるかな?)とのシーンも迫力満点。二刀流も見事!!

飛び道具や格闘家さんとの戦いも変わってるし、唐人さんとの時はすごく良かったけれど、
やっぱり、刀対刀の正統派(?)な殺陣が私は一番好き。
見ていて惹き込まれるのはやっぱりこっちだな、と思う。

この殺陣のシーン。撮影に2日間かかっているんですね。
2日間が放映時には5分くらい?
時代物の撮影の手間とスタッフキャストの皆さんの大変さ,、そして、「陽炎」にかける皆さんの意気込みを思います。
45分あったらな。。もう少し・・・・・

霧子ちゃん、ようやくお顔がはっきり判りました。
霧子と磐音の殺陣シーンもよかったな。
そして、磐音を助けた(助けてしまった)霧子の苦悩のシーンも。
原作でも霧子ちゃんは好きな女性なので、
こちらでもいい立ち位置でいてほしいな、って思います。

おこんさんと奈緒様は。
ガイドブックでもお二人おっしゃってますが・・・
いい人すぎだよなー。こんな女性、普通居ないよ・・・・おこんさん。
ほんと、天使だわ。
中越さんが気持ちの持って行きかたに困ったり、笛木さんがやはりとても演じるのが難しかったのが良くわかる。
これ、やっぱり男性側からみた女性じゃないですか?
もー。ある意味とても納得いかないシーン。
ただ。
原作よりもきっちりと、おこんと奈緒の二人の気持ちに決着をつけてくれたのかな?とは思います。
けど・・・・(以下自粛・・・・)

ラスト。
磐音さんとおこんさんのシーンは。
ほんとにこの二人、お互いを一番大切にしてるね、ってことで。
ハイ。
「土スタ」で耕史さんったらサイズがどーのとか口走ってましたが(コラコラ!/爆笑)
磐音さんとおこんさんの今シリーズでのシーンは、どれもとても落ち着いてしっとりと艶があって、幸せを感じます。

さーてさてさて。
来週!
も、予告編のせりふを覚えちゃいそうだ。
うわぁ~。待ち遠しすぎる!まだ今日は日曜日~~!!!!(爆)

 土スタHPの裏話コーナー。スタッフ編のほう。いいこと書いてある!。
 なんか、山本耕史っていう人の人となりそのまんま。
 「組!」の集まりも続いてるのね。副長が企画して(笑)
 年1回程度っていったって、メンバーがものすごいからなあ。
 しかも昨年末の集まりは局長と副長が一番乗りって・・・!!
 続くことが奇跡に近いような気がする!?
 小野アナウンサーじゃないけど、覗いてみたいぞ!?