のんびりぽつぽつ

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のんびりと。

2018年6月の読書 ギリギリまとめる。パソコンやばいかな~

2018年07月25日 18時59分39秒 | ★★★毎月の読書まとめ
デスクトップくん。
かなーり反応が鈍くなってなかなかネットも繋がらない。
かといって、このまとめだけはスマホじゃキビシイんだよ。
頑張ってくれ~←買い換える考えは今のところ皆無…(笑)

4月から続くドタバタがようやくひとつの方向に向かおうとしてる。
ケジメが付いたら、少し気持ちも楽になるのかな。

6月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3137ナイス数:698キッチンぶたぶた (光文社文庫)キッチンぶたぶた (光文社文庫)感想再読)今度「プリンのキゲン」の朗読会があるのだそうです。矢崎さんTwitterで知って場所が水戸市では行かれないので大元の本を読み直し(笑)あーこういうお話だったっけ。初読以来なのでちょっと記憶が。でも洋食屋さんなぶたぶたさんはこれが初めてだったんですね?かなり意外でびっくりです。最終話の「初めてのバイト」が好きだな。ぶたぶたさんに対する新鮮な反応。それを「人探し」って形で追いかけてすっごく笑えるし楽しいです。がっつりジャンキーなお料理も彼の手にかかればどこかヘルシー美味しくなる→読了日:06月28日 著者:矢崎 存美
オズ (4) (Jets comics)オズ (4) (Jets comics)感想図書館)予約本を受け取りに来て目に入り、あまりの懐かしさにそのまま読む。詳細完全に忘れてるけど、そーか、AI絡みの物語だったんだよね。すごいな。「突出しすぎた科学は人の心を狂わせる。」ダントリー博士の言葉が深い。がっつりSFの世界だけれど、現在はそれがどこか現実味を帯びてきている。リオンにならないように、人はいきられるだろうか。読了日:06月28日 著者:樹 なつみ
居酒屋ぼったくり〈2〉 (アルファポリス文庫)居酒屋ぼったくり〈2〉 (アルファポリス文庫)感想毎度変わらずに営まれる日常のなか。ちょっとした、時には深刻な悩みに向き合ったり、恋バナがあったり姉妹のほのぼのした姿が見られたり。この本の中には本当に行ってみたくなる人と人とのつながりある町が広がっている。居酒屋ぼったくりも是非とも行きたいんだけれど、今回。大人の隠れ家として歩み始めた喫茶店にもとってもいきたくなった。亡き義父がとても喜びそうだなぁと思い浮かべつつ。続きもこのまま突き進みたいんだけど残念ながら文庫はいまはここまで、ですね。読了日:06月25日 著者:秋川 滝美
素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)素子の碁 - サルスベリがとまらない (単行本)感想ああああ、面白かった!!ヒカ碁アニメ→マンガ→ゲームボーイで囲碁をかじった私にとって、出だしからもう「あるある!!」状態連発で。素子さんの書く文章そのまんまの状態を身をもって経験してるんで爆笑から苦笑いまでほんっと楽しかった!残念ながら私はゲームから先に進まず、だから「どこで終わってるのかさっぱりわからない」から進歩ないのですが、トーク&サイン会で「生身の人と打つといいんです。」と言われたこと。いつか実行できるかなぁ。専門的な世界をこれだけ楽しく分かりやすく親しみ深く表現できる。さすがです見事です!→読了日:06月21日 著者:新井 素子
居酒屋ぼったくり〈1〉 (アルファポリス文庫)居酒屋ぼったくり〈1〉 (アルファポリス文庫)感想初作家さん)本屋さんで何故だか気になって手にした一冊。両親が開いた居酒屋を、その亡き後受け継いで守る姉妹と、そこに夜な夜な集う常連さんや一見さんがあれこれ日常の諸々を美味しいお酒とお料理を供に解決したり笑ったり泣いたり(は、なかったかな?)する物語。時に読み手もその場に集っていられるような、この居酒屋「ぼったくり」に行きたくなるようなそんな世界が広がっていた。シリーズ追うこと決定。短編各話の後にお酒情報やらお料理情報が添えられているのも楽しい。読了日:06月18日 著者:秋川 滝美
NNNからの使者 猫だけが知っている (ハルキ文庫)NNNからの使者 猫だけが知っている (ハルキ文庫)感想再読)ああいいなぁ。命を預り命と生きる。その最期までを共に。わが家はワンにゃん禁止建物でNNNにはどーやっても却下されるけれど、初読からついつい通勤中に猫ちゃんを目で探すようになってしまってる(笑)再びな今回はおばあちゃんになっても新たに猫と生きられる3話がとくに沁みました。こういう形、ほんとうにいいなぁと思います。そしてミケさん!あなたの由来がますます気になります。読了日:06月15日 著者:矢崎存美
NNNからの使者 あなたの猫はどこから? (ハルキ文庫)NNNからの使者 あなたの猫はどこから? (ハルキ文庫)感想猫ねこネコ。猫と人との物語。シリーズ2冊目は仕掛けが分かっているためかもしくは私の心理状態の為か、どれもこれも泣けて困った。その猫を引き取るまでに人はいろんな葛藤やしがらみを乗り越えて切り捨てて戦って守って。小さなひとつの命と生きることを決める。その核であるミケさんは今回あまり前面には出てこないけれどひとつ、ほのぼの分かったこと。そっかー。ミケさんも猫アレルギーのこととか知らないことあるんだな。でも知らなかったらちゃんと調べるんてなんて立派なミケさん!嬉しかった。次回作も楽しみにします。もちろん出るよね?読了日:06月12日 著者:矢崎存美
はるひのの、はる (幻冬舎文庫)はるひのの、はる (幻冬舎文庫)感想過去と未来。二周りする時間。3部作のラストは今までの2作とは少し趣の違う物語だった。ユウ坊が主役になり、彼の不思議な力を基本に据えてまるでSFファンタジーの世界。でも日常の小学生や高校生の日々のお話。不思議が隣にある佐々良の物語。多少混乱しながらも短編連作で綴られたストーリーはどれも変わらず優しい。ラストを幸せに。そこに向かって進むお話がそのまんま不思議の向かう先でもあって、切なくもあたたかく幕を下ろす。ささら さやの番外編も素敵でとても好きな物語でした。読了日:06月10日 著者:加納 朋子
てるてるあした (幻冬舎文庫)てるてるあした (幻冬舎文庫)感想「てるてるあした きょうはないてもあしたはわらう」こんな結末が待っているとは思いもしなかった。親の身勝手から夜逃げをして佐々良の町にひとり着いた少女は魔女と暮らし様々なことを周りの大人や子どもたち、そして赤ちゃんからも教えられる。佐々良の町はこういう場所だから不思議も同居。一つ一つ拗れた糸がほどけていった先の哀しみも含めて、彼女は変わりきっと根を張って生きていく。哀しくて切なくて、おおきな物語。それにしても。とにかくラストに泣けました。読了日:06月06日 著者:加納 朋子
ゆらやみ (新潮文庫)ゆらやみ (新潮文庫)感想登枝と伊夫。互いに強く愛し合う、求め合う、ただそれだけで石見の銀山とその麓の町で生きたふたりの物語。重い。重すぎる。登枝のなかを通りすぎていった男たちは妻となり商いを共に広げた馬蔵であっても、最後の最後まで残ることはなかったのか。ずっしりと暗く重い何かを残される物語だった。あさのあつこさんの、人を描く幅の広さ、深さにもため息がでる。中学生や高校生の青春からこんな女の情念の塊まで。広すぎて圧倒された。読了日:06月02日 著者:あさの あつこ
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