のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

新井素子SFファンタジーコレクション3のトークショー

2019年12月15日 09時09分41秒 | ★★新井素子
代官山蔦屋書店
12月13日 19:00〜

行ってきました。
ファンタジーコレクション3のトークショー。
今回は編集の日下三蔵さんも登壇されて久しぶりの2人でのトーク。

内容は本当に濃いもので、素子さんデビュー当時から更にそれ以前のことにも及び、若干というかかなり知らないお話が多くて。
でも小説で三段組のもの(電話帳みたいなもん?)があったとか、枚数制限の全く無い月刊誌があったとか、びっくりするお話が盛りだくさんで面白かったです。


こうして一冊にまとまって一気に読めることがとても嬉しい。
特にこの3巻は私がなかなか再読しないお話たちなので。
久し振りに開くときっとまたとても新鮮にもそして新たな発見もあるんだろうな。

実はまだ2巻も未読。
日下さん秘蔵の沢山のおまけ(と呼んだら失礼な貴重情報)とあとがきしか読んでないという…
なんかね。
ゆっくりと自宅で腰を据えて読みたいんです。
出来れば一気に。
いつ出来る〜〜(笑)



代官山蔦屋書店は初めて行きましたが
駅からは無事にたどり着いたけれど、本屋さんの中で迷いそうになりました。
会場は子どもの本がある場所で、ついつい極ちびくんへの絵本なんか物色してしまいましたよ。
今度はそちらを探しにまた出掛けて来たいな、と思います。
迷子になりそうだけどねー

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新井素子SFファンタジーコレクション2 トーク&サイン会

2019年10月22日 08時40分15秒 | ★★新井素子


10月20日 14:00〜
新宿紀伊国屋書店にて


行ってきました。新宿〜。
笑ってきました。トーク!
んっと。
今回も素子さんおひとり。ということで。
なんともアットホームな時間でした。

「1時間もひとりでは話せないので、なんとか40分くらい話して残りの20分は質問コーナーにしたいかな?皆さんよろしく!」
で始まったトークは、このところの定番(!?)本に関連は一切しないよトーク。
色んな方面に脱線しつつ。
練馬と西武線と時々飯田橋、必ず迷う出版社さんと確実に一人でも行かれる出版社さん。
そして歩こう健康からの歩けなくなったらどーしようトーク。
首都圏に何年も住んでいるのに全く土地勘のない私には謎な距離やら場所やら話題なんですけど
これが楽しくて。
そうだ唯一、羽田近くの駅(駅名忘れた!と仰ってました)から中目黒駅まで歩いたってお話には
思いっきり驚きました。3時間くらいって仰っていたかな?
旦那様と一緒にいったいどんだけ歩くんだ!?

練馬に生まれ育つとがんがん歩く基礎体力が着くそうです(笑)

きっちり40分で質問コーナーへ。
ご自分で仕切れちゃう辺り、おひとりさまトーク、素子さんも大分慣れたかな(^^)
今回初めて参加された方々もいて、会場みんなで1時間目指して頑張れましたよ(笑
そーだ。
作品のキャラクター名はどのように付けられるのか?という質問に
「扉を開けて」の中の国の人たち。西武池袋線で付けて行ったという回答の時に
私、どーしてもディミダ姫と富士見台駅が聞き取れなくて???だったんですが、この話題、今回のSFファンタジーコレクション2の中にありました。それでも何で富士見台駅でディミダ姫???にはなったけど、、しばらく考えて「あ、なるほどぉ〜」
なかなか素子さんな発想だなぁって思いまする。

サイン会に入ってからは私はとにかく父からの伝言を頭の中で繰り返し。。
9月に日経新聞に掲載された素子さんの文。旦那様が俳句を始めたったってお話だったんですが、それを読んだ父が「ぜひ俳句の本も書いて下さい」と。「素子の碁」(サイン貰って送ったんですが)を読んでる父なので気が付いた見たいで。
今回は丁度旦那様も会場にいらしていて、「それは旦那の範疇だねー」と旦那様巻き込んで聞いてくださいました。ありがとうございましたm(_ _)m
あーよかったきんちょうしたけどなんとかつたえられたーふぅ。


心配していた友人も無事に間に合って、
楽しいひととき、でした。


次回は平日19:00からとか?
どーか行かれますように!(次の書店さん、ほんっといままでなかなかご縁がないんですー!)



そういえば今回の特典の絵はがきには素子さんサインが入ってましたね。
帰ってきて気が付きました(^^)

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素子の碁-サルスベリがとまらない トーク&サイン会

2018年04月08日 17時32分36秒 | ★★新井素子


4月6日 19:00より
書泉ブックタワー9階会場にて



今回は筆者である素子さんと、そしてなんと旦那さまお二人でのトークです。
聞いた(目にした)途端に申し込み、今までで一番早い番号を頂いてビビり、
当日は早めに着いたので文庫本階をうろうろしてたら集合時間に遅刻(爆)
けれども前から2列目に座ることになりました。

で、お話は。
囲碁に夫婦でハマっていったきっかけと経緯。そして現在。
その間、手嶋さんは「素子さん」と呼び、素子さんは「だんな」と呼ぶ。
棋風の違いが離婚原因になりそうになったため、今は詰碁以外はふたりで打たない(詰碁ってふたりでできるの?)
日本棋院の門を叩いたのは手嶋さん。やるならとことんきちんと、という性格なので、素子さんを誘っていった。
囲碁の先生(会場にいらしてた)と生徒とで合宿までした。
その発案も手嶋さん。具体的にどうやるかを決めたあとは丸投げで幹事は必ず素子さん(笑)
一事が万事全てこの調子なので、素子さんは当日も囲碁より皆さんのお世話に気が行ってしまい、そのために少々囲碁の力が滞っている?

こんな感じで基本、お話の口火は素子さん。そこからふられて手嶋さん。そしてなんだかんだお互い苦情を言い合いながらも仲が良いことがとてもよくわかります。

素子さんが新作を書くとその最終段階でどんな文章(物語だけでなく書評やエッセイなどでも)必ず音読をする。それを必ず手嶋さんが聞く。
(これは基本的に素子さんは話して伝わらない語句の表現を避けているからと。特に漢字。これは見ただけでネイティブな日本人ならば読めなくても意味が通じるとてもよくできた文字。でも話すと伝わらないのであれば、できるだけ別の表現を考える、のだそう。)
ってことでだから。
いまは幹事丸投げとどっちこっち?ってことに落ち着いていた、かな?

今後の野望は。
素子さんは目標である段位をとること。
手嶋さんは(これが面白い)
素子さん朗読のCDを出したり、睡眠に快適に導いてくれる「じゅうびょう~~にじゅうびょう~~~」のCDを作ること(日曜日午後、NHKでやってる囲碁トーナメントの秒読みが非常によく眠りに誘ってくれるんだってことで。(笑))

恒例の質問コーナーでは、太一郎さんのお話は?書けたらいいですね、というどうしても毎回触れられるもの(気持ちはよくわかります。)とかなんだっけ。
そうだ。
第13あかねマンションはもし書くとしたら3階の住人「宮本さん」のお話とな。ほぉぉぉぉ。

すべては、未定、ですが。

そして休憩を挟んだサイン会。
今回は手嶋さんのサインも貰えるのかな?と思ったら、「それは勘弁してください」と固辞されたとのことで。
素子さんとファンの会話を交えたゆっくり丁寧ないつものサイン会になりました。

で。
トップの写真。本の表紙と裏表紙。なぜ並べて撮れたかってーと。
実はトークの途中、実家の父から連絡入り(全くの別件で)いま、こういう所にいるんだよ、とサイン会の写真を送ったら「本屋さんで見た。ちょっと立読みした」と返信あるじゃないですか。(父は素人碁を打ちます)
これは読んでもらわねば!
で、どーせならサインも頂けないかな?
と、急遽その場で追加購入。
素子さんに父の名前宛サインをいただきました。

感謝ー!

ってことで2冊。1冊は実家の父へ。
今回は保存版作らないけど大切にします。

さて、読もうかな。
本当は読んでからトークならば少しは囲碁用語分かったかな?
楽しみです。

そうだ。
素子さん言。
「この本を読んで一人でも囲碁をやってみたいと思ってくれる人がいたら嬉しいです」
何回もおっしゃってました。

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やっぱり

2017年12月18日 22時51分00秒 | ★★新井素子
シークレットですか、ね?

いや。
もうね。

遠い昔にオテガミ書いて
お返事ってか、暑中見舞いハガキ頂いたときときっとおなじ。

頭のなか真っ白になって、
胸の奥がズンズン鳴って、


ものすごく嬉しくて涙出ました。


友人さんとこで確認できたのに
まだ信じられない。


今週末だなー。
緊張しまくりですけど。

持っていくあれこれ悩まなくちゃです

うん。

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ぬいさん

2017年10月28日 18時32分51秒 | ★★新井素子


昨日。
下の子がものすごーく久しぶりに上野動物園に遊びにいってきました。

で。
午後、
「らいくん、らいらい、おんくんの写真送って~」
と連絡。

ライオンぬいずの名前です。

んんん??と思いつつ
昔々、家族で上野動物園に遊びにいってはひとりずつ連れ帰っていたライオンさんたちを写真に撮って送信。

そしたら、夜。
にっこにこしながら帰宅しておもむろに取り出したのは



右側の子。

おんくんに弟ができました。
まさかの10年(以上)越しでライオン兄弟が増えた!!(笑)

そしてめっちゃくちゃかわいい~~(*´∀`)


パンダ親子で盛り上がっております園ですが
我が家はライオンぬいさんで大盛り上がり!
同じぬいさんがまだ居てくれるんですねぇ。
すごいな!動物園ぬいさん!!

もー成人式も終った一家に
ひととき幼い頃のにぎやかさを取り戻してもらいました。


大事にするよー
おんおん!←新たな子の名前

※あ、このネーミングセンスは下の子だからね~ツッコマナイデネ~(笑)

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素子さんにかこつけて

2017年08月06日 21時13分07秒 | ★★新井素子


昨夜は渋谷に出掛けてきました。
本当は午後もお昼過ぎから行きたかったけど、そこは見事に落っこちた素子さんイベント。
友人さんが当選したので、そんなら2次会しましょう!って、ね(^^)

待ち合わせして行った先は、
ほんの少し前までイベント会場だったお店。せっかくだから中を体感したいでしょ?って気遣っていただいて。
なんだかんだ、やっぱり凹みましたからね。くじ運悪いのはよーく自覚はしてたんだけどね。

お店には本、本、本!!
これはブックカフェというやつか?
なーんて素敵な会場だったんだ!!
とおもうと同時に目にはいる「星へ行く船シリーズ」



ということで
このすぐ近くに座ってひとときを、
素子さんからエンタメ、日常のことまで、あれやこれやと語り尽くして参りました。

楽しかったぁ。
このお店は本にちなんだメニューなんかもありまして、冒頭のトーストはラピュタ。そして私は初めて電気ブランを飲んで見ました。
クセがあるよってことで、おっかなびっくりだったからソーダ割。んでも案外飲める味だったから、今度はロックかな?

このお店はまた行ってみたいなぁと思います。上の子でもひっぱって行こうかな。
お店から出た夜の渋谷はかなり苦手な世界ではあるんだけど、ね。人、人、人~!!!!

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新井素子先生&嵯峨景子先生トーク&サイン会に行ってきた

2017年04月10日 18時56分00秒 | ★★新井素子


昨日。
4月9日(日) 15:00~
書泉ブックタワー9Fにて

「星へ行く船シリーズ完全版」が刊行されてからのイベントのほぼ最後に、やっとやっと、行くことが出来ました。
友人とも久々に(確実に)会えるってことで心待ちにしていた日。
あいにくの雨模様でしたけど、会場は熱気に包まれていて、私は今季初かな。エアコン入った中でのトークショーになりました。

先生お二人で特に進行役の方がいなかったので、なんだかトツトツと。事前の打ち合わせはあった模様ですがかな~り予定と違う進み方だったんだろーな?な話運び。
不勉強でして嵯峨先生の著書がまだ未読である私は少女小説のお話は少々おいてけぼり状態だったのですが、、

「新井素子」にハマった私はSFや推理小説に転がったので。「星へ行く船」は文庫に既になっていて(通りすがりのレイディもだったかな?)そして基本的に雑誌を買わない、というか買えない学生でしたから、コバルトお抱えの作家さん群はあまり手にしなかったんです。
コバルト文庫で気になって氷室冴子先生のジャパネスクシリーズと銀の海金の大地は読んだけど…。あとは大和真也先生(は、コバルトじゃないかな?)
そして90年代の作家さんたちに至ってはお名前もほぼ存じ上げず(>_<)

そんな状態でしたが、コバルト内では外様でお客さん扱いだったと自らを例える素子先生のお茶会に嵯峨先生が参加されていたり、氷室冴子先生を偲ぶ会も同席されていたりと、ご縁の深い関係も見えて楽しいトークでした。

以下ほんのちょっとだけ今回の内容。順不同!ほぼ管理人の覚書。
特に少女小説関連トークはどーか別の詳しい方のお話を探してくださいませm(__)m

質問コーナーにて。「何が一番お土産で嬉しいですか?」の問いに「作品を読んでいただくのが一番嬉しいことです」とおっしゃったあと、「優等生過ぎるかな?過ぎるよね。えーっと」なんて前置きしつつ、健康上のことを諸々話ながらも
「お酒が嬉しいです」とキッパリ。
それも炭酸が一切ダメなので一番嬉しいのは日本酒だそうです。
偶然隣り合わせた、知っていたけど初めまして、な大変お世話になっている某氏が「失敗した!」と嘆いていらっしゃいました(笑)
著書から日本酒好きはかいまみえていたから持ってこようと思ったけれど、それこそ健康を気にしていらっしゃるから控えてしまったと。。
確かに…ああ残念!

そして、素子せんせはスマホ、パソコン関係が全滅なので、ネット上で読む雑誌などに寄稿しても本人が読めない。
オーディオブックなんかも、そもそもどーなってるか分からないから聞かせて貰わないと自分ではいじれない。
ってことにも半ば同感しつつ拝聴。
私もネット上の素子さん著作関連はあんまり読んでなくて(目の関係もありますけど)、紙媒体になるのをひたすら待っているのです。
だーかーらー!
どうかどうか出版社さま。紙の本をこれからもずうっと作ってくださいませ!
(だってね。サイン本だって困るでしょ?紙じゃなかったらどこにサインをー!)
どうかどうか、お願いいたします!

あとは。
「星へ行く船シリーズ」で先日小学生の子からファンレターを貰ったとも。
それもコバルト経由なのでおそらくコバルト版。しかも、第1巻しか読んでいないようで続きがあったら嬉しいです、とあったと。。とても嬉しくてお返事を出したいけれどどう書いたら?小学生に完全版が出てあと4冊あるから買ってとも言えないし、と悩んでる素子さん。
観客側で「図書館リクエスト!」と話してましたら、サイン会の途中でどなたかが先生に伝えていらっしゃいました。
素子せんせ、それすら申し訳なさそうだったけど、いやいや。子どもたちの方が図書館は身近ですから!大丈夫。負担にはきっとならないですよ~と、またまたこっちでこっそりと(←直接伝えないという~笑)

そういえば人生で数ヶ月だけコンタクトの時期があったって話題も。目に合わなくて直ぐにメガネに戻ったそうです。(会場のメガネ率も高かったな~(笑))


何て言うか、変わらぬ素子せんせ。
数年前の「未来へ……」のときとおんなじ。というか昔、テレビや雑誌に登場されていた時のまんまのオーラというか、纏う雰囲気。
時間はあっという間に過ぎてしまって、でもサインを一人一人丁寧にお話聞いてくださりながら書かれるので。
番号後方だった私はその間も貴重で。初めましてだけどずっと知っていて隣になれた方(やっかいね(笑))やそのお知り合いの方とお色々話をすることもできて、ホントに楽しい数時間でした。

仕事でトークに間に合わなかった友人も無事サインには間に合って。若いファンの子にもお会いできて、そのあと時間の許す限りでごはん食べつつおしゃべりして。

なんと言うのか、素子せんせでこうして出かけると、いつも自分の中のどこかにあったハズのゆったり穏やかな気持ちとか、どっしり構えていたいと思う心とかいろいろと思い出させてもらえます。
友人との時間のなかでも教えられることが多いし、(面白いことも合わせて多いし!?)
更に今回はまさかのお隣で長年お世話になってる方とご挨拶もお話もできて、ホントに行ってよかった、行かれて良かった!な日になりました。

皆さん、こんな私に付き合っていただき、本当にありがとうございましたm。初対面にも関わらずまるで長年知ってる人のように話ができる不思議さも久しぶりに体験。←ほんとこれは不思議~!
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m



さてさて長いけどもうちょっとだけ。
今回のサイン本。
会場の書泉ブックタワーさんで購入したものには複数サインOKとなってまして…
実は5冊買い込んだので(うちレイディはサイン本でした)4冊サインを頂きたかったんですけど…
そこまでお願いする度胸がなくて、始まりと終わりのお話2冊に為書き入りで頂きました。



つまり。


わが家の本棚はこんな感じになるわけで。。
左側は読む本。
右側は保存本!!

やらかした~やらかしました~(*^^*)



そして、オリジナル栞を3種類
素子さんと麻子さんで迷って…でも麻子さんのこの言葉が大好きなので、こちらを選択。
全種類は揃わなかったけど、満足です(^^)



で、さてさて。この先。
「星から来た船」も完全版になることを祈りつつ、太一郎さんの「あのお話」も待ち続けつつ(前回のトークショーで少し素子せんせの中に可能性が出て来てるらしいです。)

そしてこの先にある「新たな代表作」も楽しみに、また日々活字を追いながら素子さん新刊を…気長ぁ~に待ちましょう~♪

っとそうだ。最後に。
「未来へ……」は近々文庫本になるんですって?上下巻でまたプラスαなお話付♪これも嬉しい情報でした。

さて、頂いたオーディオブックお試し視聴をやってみようかな?上手く聴けるかわかんないんですが、素子せんせよりは多少…と、とりあえずスマホ使えるし~(笑)

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『星へ行く船シリーズ』全5巻いよいよやっとやっとの刊行開始!

2016年07月30日 10時11分38秒 | ★★新井素子
出版芸術社さんのツイート

新井素子さんの『星へ行く船シリーズ』全5巻
新装・完全版として9月12日(月)刊行スタートです。
第1弾は
 1星へ行く船
 2通りすがりのレイディ 2冊同時発売です。


詳しくは こちら 出版芸術社さんTwitter



今朝、ぼんやりTwitterいじっていて一気に目が覚めました。
やっとですよやっと!


素子さんトークショーでお話されていた、
そのずっと前に素研さんで教えていただいていた(第一報はいつでしたっけ?)
待って待って何年かな~(笑)
な、

いつまでもいつまででも待ちますよ~!

な。

星へ行く船シリーズ新装版。

あ、新装・完全版。


表紙はどんなかな?とか今からちょっとドキドキしつつ
9月を心待ちにいたしましょう。


9月はいろいろあるぞ。。
関ヶ原でしょ(号泣必須ね)
山本さん舞台でしょ(嵐が丘以来の観劇だ!)
そして素子さんもになった~

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素子さんっ!代官山でトークショー&サイン会となっ!?

2016年07月11日 10時22分01秒 | ★★新井素子
今朝、某所でひとり祭りしてしまったんですけど。。
いつもいつも大変お世話になっている新井素子研究会さんから教えていただきました。

最新刊『ダイエット物語 ……ただし猫』の発売を記念して
8月8日に代官山蔦屋にてミニトークショー&サイン会があるそうです。
なんか、参加するには参加券が必要で、それもトークショーのみのものとサイン会まで込のものとあるみたい。
本を購入したら自動的に両方、ではないんですね。ふむふむ。


代官山 蔦屋書店では8・8(月)夜7時より新井素子さんのミニトーク&サイン会VOL・2を開催。
トークのみの参加券は1000円、当店にて7・21(木)発売の『ダイエット物語・・・ただし猫』付き券でサイン会にも参加できる券は2500円です
ご予約は03-3770-2525へ!
 
素研さんより
そして詳細はこちら 蔦屋さんのHPです。こっちのほうが出版社より本の情報も詳しいね表紙画像もある~


うわぁ~代官山蔦屋だ~
未だに行ってみたいのに行ってみたことがなくて~
しかもしかも8月8日とは、素子さん誕生日ではないですか~!


いいなぁ。行きたいなぁ。行けるかなぁ。
(駅からわかりやすいですか?蔦屋さん?)


だけど、8日か。夏休み直前。しかもまだ8月はどうなるか微妙にわからない。
実家の予定さえなければ、、夜だし行かれそうだけど…(あ、10日はまた東京ドーム…続くな…ま、そこはいーか)
だけどー。代官山。ね。何着ていけばいいんだろ??(超オサレな街という印象しかない全く未知のところ~
コメント (4)
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新井素子先生『未来へ・・・・・・』(角川春樹事務所)発売記念サイン会&トークショウ

2014年11月25日 21時25分20秒 | ★★新井素子
11月22日 15:45~
秋葉原 書泉ブックタワー9F イベントスペースにて


生まれて初めて、作家さんのサイン会。
30年来のファンであり、人生で唯一ファンレターを書いた経験のある作家さんの、トーク&サイン会。
行ってきました。秋葉原。

日比谷線で行った秋葉原の駅は、出口を間違えさえしなければ本屋さんは本当に目の前。
これは筋金入りの方向音痴な私でも迷いようがありませんっ!っていう安心の立地条件でした(笑)
書店の1Fで新刊本『未来へ……』を購入しイベント参加の紙をもらいます。
そして9Fへ。
素子さんファンの友人さんと待合せ(って表現でいいかな~/w)してたので、会場で行き会ってちょっとほっとして。

会場は正面ひな壇とお客さんのパイプ椅子。
なんだかとっても素朴な感じの雰囲気です。
トークで新刊のネタバレされちゃうと辛いですね~なんて話しながら素子せんせの登壇を待ちました。
(15日発売だったんだけど電話で予約してあって先に受け取りに来ることもできなかったので1ページも読んでいない~のです)

さてさて時間(少し過ぎてました?)になって素子せんせと今回の新刊の担当編集者の方が二人で登場。
拍手と共にトークが始まって。
主に編集者さんが質問して素子せんせが答えるという形式でした。
で。
ツラツラ思い返してはいたりするんですけど。

『未来へ……』関係では
 まず最初は楳図かずお氏の「漂流教室」を書いてみよう、と思った。最初は。でも書いてみたら全く違うものになっちゃったけれど。
 仲良し親子さんの取材などで随分とこの登場人物が変わったかな。
 苦労したのは、途中15話位で全く終わる気がしなくなっちゃったこと。この話終わるの?と編集者さんにも聞いちゃうくらい終わる気配がなかったこと
 連載終了2話位まえで「あ、このお話終わる」と思った。

…ってあのぉ。この作品の初出は「ランティス」っていう角川書店の雑誌で。。連載していたもので。。それでラスト2話で「終わります」が通っちゃうって。。すごいです。。雑誌の編集上こういうのってアリなのかなあ???と、後で友人と二人首をかしげてみたりしてました。
当初400枚位の予定だったものが最終的には1000枚超えた、とも。ほんっと、、こういうお話は昔からよく耳にしてきましたけれど変わらないなあ。素子せんせ。

後は長年親交のある作家さんの話題から囲碁のお話。
大御所の先生たちの話題から星新一先生の体がとぉ~~~っても柔らかいお話。。などなど。かな?

それから質疑応答では、なにより印象深かったというかびっくりしたのは。

ぬいぐるみを彼氏に好きになってもらうにはどうしたらいいか?という質問に。
「反則技使っていいですか?」と言ったと思ったら突然。
「夫~!たぶんそのあたりにいると思うんですけど。。」と後方を指差して。
場内騒然というか来ているんですか!?たーさん!?
ってことで、いらっしゃいました。素子せんせの旦那様。
そしていきなりふられた質問に戸惑いながらも
「一緒に寝ることでしょうか?」と丁寧にお返事。

いやーびっくりした。なんていうか雰囲気は本当に似たものカップルなお二人。
ご結婚の時に写真週刊誌でお姿を拝見して以来の出来事でした。
(たしか新婚物語のドラマ化の時はどこかに登場されてた、、とあとから読んだ覚えはあるんですけど/w)
まさか生素子せんせに加えて生だんな様、とは!!びっくりの二乗です~♪

その後もいろんな質問にテキパキとお答えくださいましたが。

星へ行く船に関して。
新作は太一郎さんのあのお話ですか?という質問に。
今回書いているのは短編を4編。
水沢所長があゆみちゃんを雇うことに決めたお話
麻子さんがお料理に奮闘するお話
中谷くんがひたすら階段を登るお話
そしてラストに熊さんのお話。
みんな40枚位の短編なので。。とのこと。
太一郎さんのお話は確実に長編になってしまうから。(そして今後書くかも名言されませんでした、かな?)
そして今は表紙をどうするか、で検討中というお話でした。
何でも今回は漫画家さんは避けましょう、という出版社さんの強い意向があるそうで。

…これはね。ちょっと残念です。できれば竹宮恵子さんで描いていただきたかったから。
それが新作でもコバルト文庫のそのままでもどちらでも。。できればそうして欲しいなあという思いがありまして、ね。
なんといっても30年。親しんで繰り返しくり返し、、それこそ暗記できてるかも?ってくらい読んでいる作品だから。
ということで、イベント後に友人さんと飲みながら。。表紙は人物は入れないで欲しいねえ~と話しました。
じゃ、どういうのがいいかな?って2人であれこれ想像。

作品由来の風景ってのもいいね。

どこかの宇宙空間。
きりん草のゆれる景色。
火星…地球…。
うん。
人は描かないでほしい。そこはどうしてももう固まっている、、そしてそのままでいたい部分だから。

なんて、、楽しみました。
肝心の出版時期は未だに未定。でもでも、今年中に熊さんのお話を書き上げてあーしてこーして…なんて素子せんせ考えて、来年の5月頃に出版できたらいいですね~ってことでした。これはあくまでも完全なる予想と希望。。ですけど(笑)


それから第13あかねマンションやくますけと一緒になどなど、昔のシリーズの続編については。
特に第13あかねマンション。これはディアナ・ディア・ディアス方面ともつながるけれどあちらの世界は切り離した上で。
あまりにも「昭和」の物語なので続編を書きにくいということです。
そうなんです。携帯電話のない世界を今更書く事はできない。全く違う世界です、という形ならばまだOKだけれどあかねマンションなんかは重なってますからね。今生きているこの世界に。

これは衝撃的でした。だって密かに続編は望んでいたし。でも素子せんせのお話する意味はとてもよく理解できたし。
なんていうか、、ああそういう理由で書けなくなるということもあるんだ!と知ったといいますか。
すごくリアルによく分かるお話だったので、もう納得するしかない…のかなあ。ない、んだろう、なぁ。


そして今書き始めている新作のお話も少し。
これはもう、ほんっと素子節全開!だったのした(笑)
まず、夢のお話から。
富士山の麓に別荘を持ってるそうです。素子せんせ(夢、ですよ。あくまでも夢)
そこに行くときはとても長い吊り橋を渡ります。延々続くその吊り橋の下には桜。見事な桜の木が満開に咲いていて見下ろすととてもとても綺麗。
そうこうしつつ別荘に向かって歩いていきますが、未だに自分の別荘にはたどり着いて居ないとのこと。(夢の中で、ね)
で。
その夢から。
吊り橋をもっと短くして、その先にあるのは別荘ではなくて学校。(女学校とおっしゃったような記憶が…)
その学校のお話を書き始めているとのこと。
おそらく100枚くらい書けば学校の概要や登場人物も分かって、そしたら全部破いてもう一度はじめから書き始めると思う、と。
こんな効率の悪い書き方をするのは私くらいでしょうね~(笑)っておっしゃってましたけど、、ほんとに。。変わらないなあ。いや、変われないんでしょうけれど昔から。。同じなんだなあ。


そうだ。あと千羽鶴のお話。
素子せんせは鶴を片手で本を読みながら折れちゃう特技の持ち主なのですが。
その折った鶴をどうしようか?というお話から千羽鶴になって、知り合いの方々に差し上げまくっていた、と。
だんなさまは引っ越すとき5束くらい千羽鶴があって「どんだけ病弱なんだ!?」状態になっちゃいますよねーなんて笑いつつ、この鶴の処理に結構皆さん困ってしまうようで。
栗本薫せんせ(栗本さんって呼んでました)は笹につけて七夕に流してくださった、なんてエピソードを聞きました。
栗本先生が鬼籍に入られて何年だろう。。
あの一報は思いもしないほど私は辛くて、、思わず子どもの前で泣いてしまった記憶があるのです。
そんな先生の話題をさらりと。まるで今も何かあれば話してるみたいにさらり、と。お話くださったのがとても嬉しかったです。


印象深いことを勢いで書いたけれどとにかく。
なんというか、昔から全く変わらない素子せんせ。
その醸し出す雰囲気も話し言葉も内容も…。
生でお会いできたことの喜びと緊張もあったのですが、同時に。とても懐かしくもあり。
あっという間のイベントをこころからゆったりと楽しむことができました。

その後少し休憩して座っている前列から順番にサイン会。
ひとりひとりと会話をしながらサインを書いていただいて。
私も。。
高校時代からのファンであることとそれから、作品はいつまででもずっと待ってますなーんてことまでお伝えできてしまって。
(某山本さんのときとは雲泥の差!!これはなんなんでしょうね~/笑)

あったかくて幸せな時間が終わりました。

楽しかったなあ。
その後の友との飲みもとっても楽しくて。。幸せ~な気分で東京駅の山手線ホームに立ったのでした。
そこで地震のニュースが飛び込んで一気に現実に引き戻されてしまいましたが、、それも。
実家は取り敢えず大丈夫だったし。。ほっとして。

いまはまた、22日の風景を思い出してみております。

行ってよかった。
本当に幸せで楽しい時間でした。(そしてとっても穏やかな気持ちでもありました。)

 私の宝物!!!


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「星へ行く船」全シリーズ復刊!

2013年02月08日 22時19分41秒 | ★★新井素子
ああああ。
この日をどんなに待ち焦がれたか。

っていうくらい、いますっごく嬉しい。
一瞬明日からの絶賛山本耕史週間のことも頭から吹っ飛びました

そしてこの情報はいつも大変お世話になっている素研さん
詳細はこちらで。


なんというか、感無量…。
言葉にならないくらい、このニュースはぐっときちゃいました。

だって。
星へ行く船がなかったら、今の私はここまで活字大好きになっていたかわからないのです。

文字で紡ぎだされる世界への自主的な入口。
その一歩を踏み出させてくれた作品と作家さん。



楽しみです。物凄く。



イラストはどうなるのかな。
できれば竹宮恵子氏のまま、、
できれば確か連載当時コバルトに載っていたイラストとかそのまんま入れてもらえたら。。
い、、いかん。
心臓バクバクしてきましたっ

首をなが~くして。
ゆっくりと待ちましょう。


やっほぉ~~~


「書き下ろしもあります」この一文がまた、更に気になる…(抑えて抑えて!落ち着けワタシ!!)

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感慨深く。

2011年10月25日 23時21分27秒 | ★★新井素子
つい先日発売された、新井素子先生の新刊本。

「銀婚式物語」

そして、上下巻として復刊された

「結婚物語」


実はこの2作品を、
9月に1回。10月の発売直前に1回。
合計2回予約して…
なぜ、発送連絡が2回くる???と思ってたら見事に2冊ずつ手元に到着…(当たり前!)。


さすがに今現在、同じ本を保存版として手元に置く余裕はなく、、、
本日返品処理…完了。

書庫があったらね。一組は保存版!ってするんだけどね。。
え?もちろん「結婚物語」初版上中下巻も持ってましてよ


今回手元に届いた2作品は、まだ大事に積読コーナー状態だけれど、
今日、素研さんのつぶやきで教えていただきました。

大森望氏が今回の素子さん本を取り上げてくださってる!

新井素子『結婚物語』の25年後の続編は、『銀婚式物語』

銀婚式物語は最初Web公開されて、私は諸事情から読めなくていたので、こうして本になってくれたのはとてもとても嬉しいのだけど。
同時に。

そうだよなー。

あれからもう25年。

素子姫。。

ほぼ、デビュー当初からの読者にはとても本当に感慨深い一冊になりそうです。。



これはある意味、まっさんの「パンプキンパイとシナモンティー」「ローズ・パイ」と同じだわっ。
コメント (2)
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「あけみちゃん」

2011年05月02日 08時59分58秒 | ★★新井素子
日本SF作家クラブ公認ネットマガジン SF Prologue Wave

教えていただいて。


早速行って。




「あけみちゃん」



人は。
人の幸せを、祈る、生き物。


祈る。
たとえ叶わなくても。いつまでもずっと。



なんだか胸が一杯になって。
そして。



この想いが、少しでも何かに、どこかに、
どうか、、繋がりますように・・・・・。


祈ります。




新井素子という作家に出会えた事を。
それも、高校時代に出会えた事を。

その後ずっと追いかけ続けて来られたことを。

こころから、
幸せだと思う。
コメント (2)
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ブラックキャットシリーズ

2010年09月29日 23時06分09秒 | ★★新井素子
新井素子 著
集英社コバルト文庫

全部通して読んで。

千秋、好き
明拓ちゃん、好き
キャット、好き
潤一郎さん、好き
秋野警部、好き

うん。
ほんと、出てくるキャラクターみんな、いい。
元気で無謀で真っ直ぐで頭良くて一生懸命で。

生きることを力いっぱい頑張っていて。


なんだけど、、ね。
唯一。

私はだめなんだなあ。

山崎ひろふみ。。。

彼だけは、どうにも許しがたい。
どうにもこうにも、はったおしたい。

大きな被害にあった田原さんたちが良い人で許してしまっているけれど。

いいのか?それで?

とか思っちゃう。
悶々とすっきりしない部分があるんだよなあ。。

うっとおしいね。自分のその部分が。
だけどあるものは仕方ない。

これが唯一ネックになって、このシリーズをあまり再読してなかったんだよな。

と、そんなことを改めて思っています。
その他の部分は、素子さんらしいとても楽しい元気な当時の物語なのだけれど。


悪意のない悪事。
これはだめだよ。
悪意のある悪事、より。ある意味取り返しが付かないもん。
悪いと思ってないから、反省しない。
壊すことは自分の仕方のない性癖だって思っちゃってたらだめじゃん?

明拓ちゃんの石をぶつけた気持ちが強烈に判る私です。
そこから抜けられない私、です。

(素子さんにとって大事なキャラなのは充分承知の上で。)

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αだより

2010年09月27日 21時49分27秒 | ★★新井素子
集英社コバルト文庫
ブラックキャットⅢ「キャスリング」後編

その後に収録されている、星へ行く船番外編「αだより」。

あゆみちゃんと太一郎さんの結婚式のお話なのだけれど、
100枚という制限からあゆみちゃんが火星の麻子さんに宛てて綴るお手紙を軸に、
太一郎さんがいかに結婚式に抵抗したか、が判る、ふたりの結婚式前夜のお話。
はっきりいって、その逸話は大爆笑コメディー!

いま改めてくどくどと書くこともないかなーと思いつつ、
「…絶句」新装版から始まった再読が、ブラックキャットシリーズに突入し、
その完結に行く手前でちょっと急停止。

正直「キャスリング」よりも印象深く私の心に毎回響くのは、
やっぱりこれがスタートだったからなのかな。
けれど。

あとがきで素子さん。
「内容はないよー」っておっしゃってるけど。

あります。内容。
それも深い深いもの。

祈り。

このお手紙があゆみちゃんにとっての祈りの象徴で、
そしてそれにあわせて読者も祈る。
いつかきっと、またふたりが火星に帰れますように…と。

ことんっと木箱に落ちる麻子さん宛てのお祝いのお手紙の音にあわせて。

所長と麻子さんに会えますように。かわいい姪っ子に会えますように。
熊さんや中谷くんに会えますように。
礼子さんに会えますように…。
そして。
地球に戻って。
信じて待っていてくれる家族とちゃんと会えますように。


ことんっという音に合わせて。
その都度。圧倒的に切なく祈る。

歳を重ねても毎度この気持ちになれることを、喜ぶべき…だよね?
成長がないーといわれたら返す言葉がないのだけれど。
喜んでいて、いいよ、ね。

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