夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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元中流サラリーマン層が「老後は借金人生」に転落しやすいワケ、年金生活の私は学び、悲嘆を重ねながら・・。

2019-09-07 14:59:30 | ささやかな古稀からの思い

先程、愛読している公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】を見ている中、
『 元中流サラリーマン層が「老後は借金人生」に転落しやすいワケ 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

しかしながら、年金生活を過ごしてきた中で、友人、知人などが、突然の大病に遭遇されたり、
愛妻を亡くされて『おひとりさま』の生活を余儀なくされている御方もいる。
或いは、友人が心筋梗塞などで、突然に死去されて、私は動顛させられてきた。

こうした中、私の住む近くでは、老後の資金不足となり、自宅を売却されたり、
或いは知人のひとりが、御子息の影響で生活が困窮され、私は悲嘆したりしてきた。

このように、亡くなるまでの老後生活は、何が起こるか分からないのが実態であり、
私は多くの御方より老後の生活を学び、危険回避としている。

             

このような深情を秘めている私は、
たまたま今回、《 元中流サラリーマン層・・「老後は借金人生」に転落しやすいワケ 》を、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった。

この記事の原文は、医療法人八事の森の理事長・森 亮太氏の書籍『長寿大国日本と「下流老人」』より一部を抜粋し、
サラリーマンが「下流老人」にまで転落してしまった事例を解説された記事であり、
公式サイトの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】に2019年9月7日に配信され、
無断手あるが記事の殆どを転載させて頂く。

《・・元中流サラリーマン層が「老後は借金人生」に転落しやすいワケ

             

☆年金暮らし高齢者は「下流老人予備軍」

高齢者が余裕ある暮らしを送るためには、数千万円に及ぶお金が必要です。
しかし、それだけの預金を蓄えている人は、ごく少数にすぎません。
そこで、多くの高齢者は年金に頼って、老後の生活設計を立てています。


ところが、日本の財政状況は、きわめて厳しい状況です。
さらに、今後は年金額が引き下げられてしまうかもしれません。
一方、医療費は徐々に高くなると予想されています。

既に高齢者の家計には、暗い影が迫っているのです。


しかし、過去の生活スタイルを180度転換するのは、難しいことです。
歳をとっても、人付き合いはしたいですし、趣味も楽しみたい。
時には、見栄を張りたいと思うのが、人情だからです。


なかでも、現役時代にある程度の収入を得ていた中流サラリーマン家庭は、
生活レベルを落としたくないと考え、年金受給額以上の暮らしをしてしまいがちです。

             

☆医療費を無視した人生設計が「下流転落」の原因に

私が受け持っている患者のなかにも、定年後も贅沢な暮らしを続け、
その結果、借金を抱えたり破産寸前に追い込まれたりした人が何人もいます。

また、私がNPO法人を通じて支援しているホームレスのなかには、
現役時代、1000万円クラスの年収を得ていた方もいます。
彼らが転落した原因はさまざまです。


急な病気で高額な医療費が必要になった人はもちろん、
老後のことを考えず、家の増改築や車の購入代金など、まとまった出費が原因で、預金が目減りした人。

投資や、定年後に手がけたビジネスが失敗して借金を背負った人。
子どもの学費や、家を新築した子どもに援助したことが原因で、お金を使い果たした人もいました。


思わぬトラブルも1回くらいで済めば、人はなんとか対応できます。
しかし、それが2度、3度と続くと、どんな人でも、転落してしまう危険があるのです。


私のクリニックに通う患者のひとりで、
多額の資産を持っていながら、自殺寸前まで追い込まれたAさんのケースを紹介しておきましょう。

             

☆退職時には「7000万円」ほどの資産があったAさん

○Aさんの場合
【プロフィール】
80歳男性。大学卒業後、電力会社に入社して営業や総務などを担当。
60歳で定年退職し、現在は特に仕事はしていない。


【家族構成】

77歳の妻、51歳の息子、49歳と46歳の娘がいる。
長男とは以前から折り合いが悪く、現在はほとんど音信不通の状態。
長女と次女は遠くの地方に嫁いだため、それぞれ数年に1度程度しか会わない。


【経済状況】

会社員時代の年収は1100万円程度。退職時には7000万円ほどの資産があった。
現在の収入は、Aさんの厚生年金が月25万円、妻の国民年金が月5万円ほどで、合計すると月30万円程度。


Aさんは、ある大企業に勤めていました。
定年直前の年収は1000万円を超え、退職時には預金や株式などで約7000万円の資産があったといいます。
その頃には、3人の子どもは全員独立しており、まさに悠々自適の老後が待っているはずでした。


Aさんは退職してすぐ、3LDKの新築マンションを4000万円で購入しました。

それまで住んでいた郊外の一戸建ては、駅や市街から離れていて、
大型のショッピングセンターや病院などに行くにも、
車で15分ほどかかり、生活するにはやや不便だったからです。


Aさん自身も妻も運転ができますが、高齢になればいつまでできるかわかりません。
また足腰も弱るだろうと考えると、買い物や通院がしづらくなります。
そこで、大都市の中心部で交通の便のよい街に移り住んだのです。


郊外の一戸建ては売却しましたが、築30年だったため、
取り壊して更地にしなければ、売れませんでした。
その費用もかかり、売却で得られたお金は、わずか200万円程度にしかなりませんでした。


そのため、預金は一気に減りましたが、年金が月に30万円も受け取れるため、
問題なく暮らせるだろうというのが、Aさんの考えでした。

               
   
☆妻が認知症を発症、高額な医療費負担が発生し・・。

ところが、新居に移ってわずか数年で状況は一変します。

奥さんが、認知症を発症してしまったのです。
Aさんには子どもが3人いましたが、全員が他府県で生活していて、子育て真っ盛り。
時間的にも経済的にも余裕はなく、実家の手助けはできない状況でした。

しかも、それまでずっと仕事人間として生きてきたAさんには、
家事をしながら、奥さんの介護をすることは難しかったのです。


Aさんは仕方なく、奥さんを介護施設に入れることにしました。

しかし、費用が安い特別養護老人ホームは、順番待ちの人がたくさんいて、
何年も待たなければならないという話でした。

仕方なく、Aさんは民間の有料老人ホームを探し、奥さんの面倒を見てもらうことにしたそうです。

奥さんが入所したのは、料金がかなり高い老人ホームでした。

しっかりとした施設を選んだのは、奥さんに対するAさんの愛情だったのでしょう。
ただし、この老人ホームは、一時入居金が2000万円も必要でした。
Aさんの資産は、この時点でほぼ底をついてしまったのです。


奥さんが入った老人ホームは、月に17万円の費用がかかります。
一方、Aさんがもらえる年金額は約30万円です。


17万円を支払えば、残るお金は13万円です。
しかし、この時点ででAさんは、マンションを即金で買ったため、
「住む場所は確保しているのだから、月に13万円あれば何とか暮らせるだろう」と甘く見ていたようです。


ところが、マンションを維持するためには、
管理費や修繕積立金が必要ですし、税金や医療保険料も支払わなければなりません。

また、奥さんのおむつ代や医療費が17万円以外に必要で、追加で3万円ほど必要になるのも誤算でした。


さらに、70歳を過ぎた頃、Aさん自身も脊柱管狭窄症に悩まされるようになり、
痛みを止める神経ブロック注射を定期的に打つことになりました。
週に1度のペースで打つため、月に9000円ほどの医療費がかかるようになったのです。


結局、支出が収入を上回り、毎月の生活費は数万円の赤字となってしまいました。


しかし、高校、大学に通う孫を抱えている子どもたちに、
経済的な負担をかけたくないという気持ちもあり、
また一流企業のエリートコースを歩んだプライドもあり、子どもたちには相談ができませんでした。


しかし、だからといって、終の住処として購入したマンションを手放す気には、なれなかったそうです。
そこで、つい消費者金融からお金を借りてしまったのです。


最初に借りたのは、奥さんの老人ホームに支払うために必要な3万円でした。
ところが、借入額はどんどん増えていき、やがて複数の会社から200万円以上を借りるようになりました。


Aさんは誰にも相談できないまま、返済に悩んでいたそうです。
そしてある日、線路脇にたたずみ、ぼんやりと死ぬことを考えていたところ、
私が理事長を務めるNPO法人の職員に声をかけられ、すんでのところで自殺を思いとどまりました。


結局、Aさんはマンションを2000万円で売り払い、手頃なアパートに引っ越しました。

              

豊かな老後を迎えるはずが、終の住処になるはずだった都会のマンションで暮らせたのは、3年ほど。
購入時の価格は4000万円でしたが、売却費は半額程度になってしまいました。
その売却代金で、借金をすべて返済し、残ったお金で細々と生きていくつもりだといいます。


Aさんの経済状況は、かなり恵まれていた部類だと思います。
預金額も十分でしたし、年金額も平均よりかなりもらっています。

それでも、高価なマンションの購入と、奥さんの認知症という2つの大きなアクシデントによって、
自殺を考えるところまで追い込まれてしまったのです。


今後、日本は国力の低下が予想されています。
高齢者が増えて、社会保障費はふくれあがるばかり。
一方、少子化によって若い世代は少なくなり、税収は伸び悩みます。

そうなれば、医療費負担の増額や、年金支給額の削減が進む可能性は大です。

高齢者の経済環境は、厳しくなるばかりです。

特に危険なのは、このようにある程度経済的ゆとりがあり、
将来に向けて不安を感じていない元中流サラリーマン層なのです。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

 

私は中小業の多い音楽業界のあるレコード会社に35年近く奮戦してきたが、
サラリーマンの時代では、生涯の給与、ボーナス、退職金を合算しても税込2億5000万円であった。

そして最後の5年はリストラ烈風の中、私は出向となったのは55歳の時であり、
各レコード会社の音楽商品のCD、DVDなどの物流を委託している物流会社に出向となった。

勤務した職場は、音楽のCD、DVDなどの商品を、
ソフトの販売店に出荷、返品など取り扱う物流会社の中のひとつの商品センターで、
私を含めた管理の正社員の5名の基で、契約・パート社員の男女120名前後で対応した。

こうした中、音楽の約2万種類のCD、DVDなど並ぶ商品棚は、 東京ドームより広い商品センターで、
私なりに奮闘し、
この出向先で2004年(平成16年)の秋に定年退職時を迎えた。

やがて定年退職時になると、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。

                                

私は
何とか年収1千万円台で卒業できたが、
大企業で栄進された方、或いは官公庁の上層部のように高額所得地位にも成れず、
つたない私は程ほどの年収、退職金であり、金融資産も程ほどとなっている。

こうした中で、多くの方たちから人生の3大支出と称される教育資金、住宅資金、老後資金の中で、
無念ながら私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
子供の教育資金は不要となり、 結果として程ほどの預貯金は出来たりしていた。

こうした中で、経済にも疎(うと)い私が、 信愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の寄稿文を読み、
デフレ経済の蔓延している中、定年時に持家(マンションか戸建て)のローンは返済完了となり、
預貯金が3000万円あれば、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
少しづつ取り崩して生活すれば、少しはゆとりのある年金生活ができるかしら、と学んだりした。

しかしながら定年後に、年金生活を始めた時、
古ぼけた一軒屋を、新たに新築すれば少なくとも3000万円は資金を要すると思い、
老後の資金に余裕がなくなり、私たち夫婦の趣味の国内旅行費などに制約されると思い、断念した。

そして定年退職時の2年前に、少しリーフォームをして、500万円前後で整備した程度となった。
                                   
こうした中、我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ14年半ばかり過ごしてきた・・。

こうした中で私たち夫婦は、原則として月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している理由は、
40数年前、私たち夫婦が婚約する前、
お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、 と私は妻となる人から言われたりしてきた。

そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、
もとより生活費をお互いに確認した上で、私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、
毎月確認し、家計簿の月次決算をしている。

            
              

私たち夫婦は、いつの日にかどちらかが大病に遭遇して、不幸にしてあの世に旅立ち、
残された方は、『おひとりさま』となる。

そして介護・要となれば、介護施設に入居すると思わるが、
こうした施設の選定も誤ると取り返しがつかない、と知人から教示され、
まぎれもなく老後の生活は、安楽の中、何が起こるか分からないのが実態だ、と溜息を重ねる時もある。

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