夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「60歳・貯蓄ゼロ」でも、年金で“一生安心”生活を得る5か条、年金生活の私は学び、やがて溜息ばかり重ねて・・。

2019-09-14 14:33:56 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 「60歳・貯蓄ゼロ」でも 年金で“一生安心”生活を得る方法 
と題された見出しを見たりした。

私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

こうした中、これから年金生活を迎える多くの御方は、何かと大変だよなぁ・・、
と漠然としながら思い深めている。

今回、《・・「60歳・貯蓄ゼロ」でも 年金で“一生安心”生活を得る方法・・》って、
どのようなことですか・・と真摯に思いながら記事を精読してしまった。

この記事は、女性専門誌として名高い『 女性自身』の公式サイトで、
2019年9月13日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

                
《・・「60歳・貯蓄ゼロ」でも 年金で“一生安心”生活を得る方法
   

「老後資金2000万円問題が報道されてから、
私のもとにも、老後を心配するたくさんの相談が寄せられています。
私に言わせれば怖がりすぎですね」


こう語るのは、『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)の著者で、
ファイナンシャルプランナーの長尾義弘さん。

 
今年6月、「人生百年時代を年金だけで乗り切るのは不可能、老後資金として2000万円が必要」と、
金融庁の報告書が公表された。

さらに8月には、厚労省が年金の財政検証結果を発表。
少子高齢化が進むなか、現役世代の年金の受給額が厳しくなっていくことが示されたが、
本当に大丈夫なのだろうか。


「50歳を過ぎてから、いまさら2000万円余計に貯めろとか言われても難しいでしょ。
金融庁は、株や投資での運用を勧めていますが、
初心者が簡単にもうけられるものではない。
なけなしの資金を減らしてしまうリスクのほうが心配」


そんなリスキーな運用をせず、貯金がなくても大丈夫な老後設計はできないものか。
長尾さんが現在の年金制度を徹底的に分析。


「“一生安心”生活を過ごすためには、5つのステップが必要。
順番に解説していきましょう」

                

【1】住宅ローンは、60歳までに完済しておく!


「お金の心配をせずに、安心して老後を暮らすためには、ローン返済は大きな足かせになります。
退職金をすべて使ってでもローンを完済し、老後を迎えることが肝心」



【2】子どもは自立させる!


「自立せず、親の脛をかじり続ける子どもも、老後の足かせ。
かわいいあまりに甘やかして自立させずにいると、年金生活になったとたんに、共倒れになります。

経済的に子どもをきちんと自立させることは、最低限の親の務め。
親に先立たれたときの子どものためでもあります」

                

【3】60歳になったら、月の支出を30万円にする!


「近年、政府の方針で、定年を延長するなど、
60~65歳間の雇用を受け入れる企業が増えています。

ただ雇用延長や再雇用の際、ほとんどの人が収入は、半減します。
これを冷静に受け入れ、生活水準を見直さないといけません。

具体的には、月30万円。
年間360万円でやりくりするのが理想。

最初は厳しいかもしれませんが、ぜいたくしなければ十分に暮らしていける水準。
夫婦で家計簿を見ながら、支出の見直しをしてください」


                

【4】年金受給は70歳まで繰り下げる!


「年金は65歳になったら、受け取るものと考えている人がほとんど。
これを70歳から受給するようにすれば、年金の受給額が42%増額されるんです。

これを利用することが、安心した老後を過ごすために、重要なポイント。
たしかに人は、何歳まで生きるかわかりません。
だから少しでも早く受け取りたいのは、人情でしょう。

でも夫の年金180万円、妻の年金100万円で70歳まで繰り下げ受給した場合と、
65歳から受給した場合の81歳までの年金総額は、ほぼ同じ額になり、
それ以降は、長生きするだけ、70歳からのほうが得になる計算です」


平均寿命が、男女とも80歳を超えているいま、じつは70歳からの受給のほうが、明らかに得。
しかも、もし仮に病気などになり、70歳より早く年金を受け取りたくなったら、
申請すれば、すぐに受給を開始できるのも心強い。

                                 

【5】夫は70歳、妻は65歳まで働く!


「いまの60代は若い。
職場を選ばなければ、70歳まで十分働けます。
65歳からの5年間の厚生年金が加算されれば、頑張って働いた分、年金額も増える。一石二鳥です」


こうして夫70歳、妻65歳まで働くことで、
夫の年金180万円、妻の年金100万円を70歳まで繰り下げ受給した場合、
受給額が42%アップ。

なんと70歳から支給される年金は、合わせて年間404万円に!


「65歳から受給してしまうと、年間280万しかもらえず、
支出を月30万円(×12カ月=年360万円)に抑えても、年間80万円もの赤字。

それが70歳から受給にすると、(年金収入404万円-年支出360万円=)毎年44万円の黒字。
劇的に老後が楽になるんです」


この試算で一番大切なことは、夫婦そろって長生きすること。
お互いにいたわり合う夫婦仲こそが、“貯金ゼロでも、老後が安心”の最大の秘訣といえそうだ。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                    

記事を読む終わった後、特に《・・年金受給は70歳まで繰り下げる!・・
夫は70歳、妻は65歳まで働く!・・》思案させられたりし、
こうした人生航路で共楽できるのかしら、と溜息ばかり重ねたりした。

そして《・・この試算で一番大切なことは、夫婦そろって長生きすること。
お互いにいたわり合う夫婦仲こそが、“貯金ゼロでも、老後が安心”の最大の秘訣といえそうだ。・・》
確かな正鵠な指針だ、と瞬時に賛意したりした。

私は、これから定年を迎える御方には、私なりの思いあり、
お時間のある御方は、お読み下さい。

下記の2019年6月17日に投稿した、
『 現在の定年世代の状況、高齢者74歳の私は動顛しながら学び、やがて涙を浮かべて・・。 』。


或いは、世の中で団塊世代に対する誤解されている御方も多く、私なりの団塊世代に対する深い思いもあり、
お時間のある御方は、お読み下さい。

下記の2017年3月3日に投稿した、
『 団塊世代は、進学、給与、住宅、退職年齢、そして退職後も悲劇が多い、と私は改めて学び、同情を深めて・・。 』


このような深情も私はあり、今回の記事を読み終わった後、溜息ばかり重ねたりした・・。

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