夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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収入減・公的年金減でも大丈夫!  老後を楽しく過ごす発想4つ、年金生活の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2019-09-20 14:50:39 | ささやかな古稀からの思い

先程パソコンを立ち上げて、ヤフー・ジャパンのライフ記事を見ている中、
『 収入減・公的年金減でも大丈夫!  老後を楽しく過ごす発想4つ 
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅に住む年金生活のまもなく75歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で築後40年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

そして私より5歳若い家内も、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年となっている。

今回、《・・収入減・公的年金減でも大丈夫!  老後を楽しく過ごす発想4つ・・》を見て、
特に《・・老後を楽しく過ごす発想4つ・・・》って・・どのようなことですか、
と思いながら記事を読んでしまった。

この記事は、ファイナンシャルプランナー(AFP)、終活コンサルタントをされている小川千尋 (おがわ・ ちひろ)さんの寄稿であり、
公式サイトのあるじゃん(All About マネー)で、 2019年9月20日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

                

《・・収入減・公的年金減でも大丈夫!  老後を楽しく過ごす発想4つ
 

◆老後、生活費は自然にスケールダウンする

定年退職後は収入が減るため、生活費を抑える必要があります。
しかし過度な倹約を続けていては、楽しい老後とはいえません。

定年退職後は、ほとんどの家庭は収入ダウンしますが、
家計支出の構造も変わることをご存知ですか?

減る支出と増える支出があり、トータルすると現役時代より、支出額が減るのが一般的です。
つまり、月々にかかる生活費は、自然にスケールダウンするということですね。

具体的な費目を見てみると、減る支出の代表は、
国民年金保険料、生命保険料、住宅ローン、子どもにかかるお金です。


▼国民年金保険料+生命保険料

60歳で払い込みが満了しますので、月1万6000円強の支出が減ります。
生命保険料は、60歳または65歳払い込み満了にしてあれば、
それ以降の保険料はなくなり、月数千円~数万円が浮きます。


▼住宅ローンの返済

60歳か65歳で払い終わるようにしてあれば、それ以降の返済はなくなります。
この支出がなくなるのは、老後の家計には大きい朗報です。


▼子どもにかかるお金

おそらく50代には終わっているはずですが、
遅くも60代に入ったら、かからないようにしたいものです。

                

こうしてみると、住宅ローンや生命保険料などの固定費は、
60歳か65歳には、払い終えるようにしておくことが、
退職後の生活費を自然にスケールダウンさせる要素だとわかります。


ちなみに、筆者は60歳で生命保険料と国民年金保険料が払い済みになったので、
月々の生活費は約5万7000円減り、だいぶ楽になりました。


一方、増える支出は、通・入院でかかる医療費、健康維持のためのサプリメント代、
子や孫との交際費や援助などです。
みなさんの家庭ではどうなりそうか、シミュレーションしてみてください。

                


◆少ない生活費で楽しく生きられる発想とは?

では、少ない生活費で楽しく生きられる発想について
「仕事」、「家族」、「趣味」、「友人関係」の4つの視点で考えてみました。


▼仕事:健康維持・認知症予防のために続けられるだけ続ける

人生90年超は当たり前の時代は、生涯現役、それがムリでも、75歳か80歳までは働く覚悟が必要です。
というと、「楽しくない!」、「ムリ!」という声が聞こえてきそうですが、
これまでの仕事をそのまま続けろということではありません。

楽しみながらできる仕事を、身体にムリのない範囲で働くという意味です。


公的年金収入があるわけですから、現役並みに収入を得る必要はありません。
月数万円でも、公的年金の足しになり、気分的にも楽です。

それに、仕事をしていれば気の張りがあり、
身体も頭も動かすので、健康維持や認知症予防にもなり、一石三鳥といえます。


「毎日が日曜日」では、時間を持て余して、ムダな支出をする元です。


▼家族:子や孫への援助はできる範囲でしかやらない

可愛い子や孫には、ライフイベントがあるたびに、資金援助をしたくなりますよね。
でも、限りある老後資金から大盤振る舞いをしてしまうと、人生の最晩年にお金に困ることになります。


そのとき、子や孫が資金援助をしてくれればいいですが、
親にしてもらうことしか経験していない子どもたちに、援助を願うのは難しいもの。


みなさんが想像している以上に老後は長いですから、老後資金が枯渇しないよう、
子や孫への援助は、できる範囲でしかやらないと割り切りましょう。


▼趣味:お金がかからない楽しみ方を工夫する

老後の長い時間は、趣味なくして過ごせません。
特に、老後前半の元気なうちは、趣味は欠かせませんね。

ただ、限りある収入と貯蓄で費用を賄うことになるので、
お金をかけない、かからない工夫や発想をしましょう。


例えば、旅行が趣味の人は、回数を減らす、バスツアーなど安いツアーを探すなど。
もし、趣味にかかるお金は絶対に削れないなら、他の家計費目を削る工夫が必要です。


ちなみに、筆者の趣味は、ガーデニングと読書です。

ガーデニングは、現在、春と秋に花の苗を植え替えていますが、
将来、お金と時間、手間をかけられなくなったら、
植え替え不要の庭にしようと考えています。

家庭菜園にして、自家消費する野菜の一部を作ってもいいかもしれません。


読書は、大好きな本だけキープしてあり、それを繰り返し読んでいます。
読んだら、すぐに内容は忘れてしまうので、しばらくたって読み返すと新鮮ですよ。
これに飽きたら、近所の公営の図書館の無料貸し出しを利用するつもりです。


▼友人関係:割り勘で付き合える人だけ付き合う

退職後は、友人関係は自然に狭まっていくもので、
成り行きに任せて、友人を減らしていくのも1つの方法です。


でも、それは寂しい、友人はどんどん増やしたいと思う人もいるでしょう。
古い友人、新しい友人どちらも、お付き合いに必要なお金は、
割り勘できる人とだけ付き合いましょう。

こちらがお金を出してあげてまで、付き合ってもらわなくてもいい。
と割り切ることも大切です。


お金がないと生きられない、生きにくい時代ではありますが、
みなさんなりに、「お金を使わない発想」、「使っても最小限で済ませる発想」を心がけましょう。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                                

私は民間会社に35年近く奮戦してきたが、定年退職を迎えたりは2004年の秋であったが、
最後の5年はリストラ烈風の中、私は出向となったのは55歳の時であった。

やがて定年退職時になると、この当時は大企業も盛んにリストラが実施されている中、
たとえ私が定年後に新たな職場を探しても、これといった突出した技術もない私は、
何よりも遠い勤務先の出向先で、私なりに奮闘して体力も気力も使い果たしてしまった。


こうした中で、経済にも疎(うと)い私が、
信愛している経済ジャーナリストの荻原博子さんなどの数多く著名人の寄稿文を読んだりした。

そしてデフレ経済の蔓延している中、定年時に持家(マンションか戸建て)のローンは返済完了となり、
預貯金が3000万円あれば、公的年金を受け取りながら堅実に年金生活をし、
少しづつ取り崩して生活すれば、少しばかりゆとりのある年金生活ができるかしら、と学んだりした。

しかしながら定年後に、年金生活を始めた時、
古ぼけた一軒屋を、新たに新築すれば少なくとも3000万円は資金を要すると思い、
老後の資金に余裕がなくなり、私たち夫婦の趣味の国内旅行費などに制約されると思い、断念した。

そして定年退職時の2年前に、少しリーフォームをして、500万円前後で整備した程度となった。

             

こうした中、我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ14年半ばかり過ごしてきた・・。

こうした中で私たち夫婦は、原則として月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施している理由は、
40数年前、私たち夫婦が婚約する前、 お互いに隠し立ては・・やめましょうねぇ、 と私は妻となる人から言われたりしてきた。

そして私たち夫婦は、結婚以来、毎月家計簿を原則として翌月の初めにしているが、
もとより生活費をお互いに確認した上で、
私、家内が趣味に使える費用を捻出する為に、
毎月確認し、家計簿の月次決算をしている。

              

私たち夫婦は、いつの日にかどちらかが大病に遭遇して、
不幸にしてあの世に旅立ち、 残された方は、『おひとりさま』となる。

そして介護・要となれば、介護施設に入居すると思わるが、
こうした施設の選定も誤ると取り返しがつかない、と知人から教示されたり、
まぎれもなく老後の生活は、安楽の中、何が起こるか分からないのが実態だ、と溜息を重ねる時もある。 

しかしながら定年後、大病で長らく入退院を繰り返して、病死されたり、
或いは心筋梗塞であの世に旅立ってしまった友人、知人の5人に、
私は動顛しながら哀悼を重ねてきた。

こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活15年近く過ごしてきた。

そして私は認知症、心筋梗塞など何よりも恐れ、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。

こうした中で、季節の移ろう情景を眺め、陽射し、さわやかな風を心も身も受け、
生きている倖(しあわ)せを実感し、歩いたり、日々過ごしている。

             

こうして年金生活を15年近くなる中、友人は3人だけとなったりしているが、
私は心友と明言できる人は、たったひとりかなぁ・・ と思い馳せたりしている・・。

私は高校時代の友達と、定年後に毎年一度だけ逢っている。

過ぎし1962年(昭和37年)の当時、私は高校3年生で、
私は彼の実家に50回ぐらいは泊まったり、
彼も私の実家に少なくとも20回は泊まったりし、こうした中、お互いの家族とも懇親していた。

こうした間柄でも、私が20歳を誕生日を迎えた時に、
私は大学を中退して映画・文学青年の真似事に邁進する中、
疎遠になったりし、その後は彼の結婚式の披露宴に列席したぐらいとなった。

そして私は民間会社で35年近く奮戦して、2004年(平成16年)の秋に定年退職後になるまでは、
お互いに年賀状を交わす程度で、数年毎に電話をする程度となった。

やがて私が2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、 多々の理由で年金生活を始めて以来、
毎年12月の時節に、 お互いの住まいの中間点の『吉祥寺』の居酒屋で、懇親を重ね丸14年が過ぎ、
15年目となっている。

こうした会合は、お互いに好きな酒を呑み、食べたい料理を食べながら、
少なくとも4時間前後は談笑を重ねてきた。

話し合う内容は、昨今の過ごし方・・病気、親の介護、葬儀、お墓などの時もあれば、
相続でこじれている、或いは性の衰えまで、
あらゆる人生の360度のことをお互いに打ち明けて、 苦笑したり、ときには微笑んだりしている。

               

今回の記事、私はいささか交友関係は差異があるが、
やはり定年後の年金生活をしている中で、話し合える人は欠かせない、と私は微笑んだりしている。


こうした中、ファイナンシャルプランナーの井戸美枝さんが懇切丁寧な寄稿文を読み、
そうですよねぇ・・と私は微苦笑しながら学んだことがある。             

《・・総務省の「家計調査」(2017年)によると、60代の貯蓄額は平均で2202万円です。
また、高齢者夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみ)の1カ月の収支を見ると、
実収入約21万円に対して、支出(食費・交通通信費・交際費・教養娯楽費など)が約26.5万円で
毎月約5.5万円の赤字になっています。

私の体感では、実際の毎月の赤字額は、5.5万円より多い家計が、ほとんどです。
シニア世代では、毎月の年金収入だけでは足りず、 毎月8万~10万円を貯金などから、取り崩している人が、大半です。
高齢者の暮らしには、質素なイメージがありますが、今どきの高齢者は、高コスト体質なのです。・・》

このようなことを学び、私は微苦笑を重ねたりした・・。

             

私たち夫婦は国内旅行が共通趣味のひとつであるが、 制約があるとすれば、
定年後まもなく自動車の免許書の更新を中止した私は、
最寄駅の近くにある旅行代理店に私たち特有のプランを依頼して、
JR、航空機、フェリーなど、 そして宿泊先を選定したりしてきた。

或いは通販のクラブツーリズムの滞在型で、魅了されたプランに参加して、 幾たびか活用したりしてきた。

いずれにしてもリゾートホテル、観光ホテル、観光旅館などに滞在して、
街中、周辺を歩き廻ったり、郊外の山里の小道を歩いたりして、遊学をしたりしてきた。

こうした中で、ここ5年は家内は遠くに独り住まいの家内の母の介護で、
6泊7日前後で行ったりして、 家内の妹とで、お互いに交代している関係で、旅路も少なくなっている。

そして我が家は、私たちの旅行費が減少して、
代わりに何かと家内の母宅に対し経費が増加している、 と私たち夫婦は微苦笑したりしている。

更に今年は私が入院生活が2度も体験し、家内も初めての入院生活をしてきたので、 医療費は激増している・・。

そして《・・定年後で生活費が一番かかるのは60代で、
毎月の生活費は「60~64歳世帯」の約30万4600円から、5歳刻みで、ざっと2万円ずつ減り、
70代、80代と歳をとるごとに、必要な生活費は下がっていく。・・》と学び、微苦笑してきた。

しかしながら人生の軌跡が予測つかないように、我が家も家内の母宅の経費が増加したり、
或いは私たちが、それぞれ入院生活を体験してきたので、 家計の支出も予期せぬ出来事があり、
大波小波だよなぁ・・と微苦笑をしたりしているが、健康であれば・・と思いながら微笑みを重ねたりしている。 

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