先程、ここ一週間ばかり愛読している公式サイトの【 夕刊フジ 】に於いて、
医師でジャーナリストの富家 孝(ふけ・たかし)さんが、
連載寄稿されている 『続・長生きは本当に幸せか?』を読んだりしてきた。
そして連載寄稿文の中のひとつ『 病気でなくても加齢でなる「寝たきり」・・・防ぐ方法は1つだけ 』、
と題された見出しを見たりしていた。
私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、 季節の移ろいを享受している。
まして「寝たきり」などになってしまったら、もとより日常生活を束縛されるので、
ときおりいつの日にかの自身の晩秋期を思い馳せると、「寝たきり」は勘弁して欲しい、と切実に念願している。
このような心情をほ秘めた私は、今回の《・・病気でなくても・・加齢でなる「寝たきり」・・防ぐ方法は1つだけ・・》、
真摯に学びたく、記事を精読してしまった・・。
この記事は、公式サイトの【 夕刊フジ 】に於いて、2019年9月2日で配信され、
無断であるが殆どを転載させて頂く。
《・・病気でなくても加齢でなる「寝たきり」・・・防ぐ方法は1つだけ
日本が、世界に類を見ない「寝たきり」の老人大国であることは、いまや広く知られています。
正確な統計はありませんが、寝たきり老人の数は、
1993年の90万人から、2010年に170万人に達し、
2025年に230万人に達すると予想されています。
大きな原因は、過剰な終末期医療(延命)にありますが、それだけとは言えません。
一般的に、がんの末期や認知症の進行などで、最終的に寝たきりになると思われがちですが、
加齢の進行で、身体機能が衰えれば、寝たきりになるケースもあるのです。
内閣府の「高齢社会白書」によると、高齢者が「要介護」となる主な原因は、
(1)脳血管疾患、
(2)認知症、
(3)高齢による衰弱、
(4)骨折・転倒となっています。
つまり、高齢化(老化)は、いずれ寝たきりを招くわけです。
どうしたら、寝たきりを防げるのか?
人生の終わりまで、自分のことは、自分でできる生活ができるか?
答えは1つ。
脳と体を使い続けることです。
たとえば、心臓疾患、脳卒中などの重篤な症状で入院し、
治療を受けた患者さんで、寝たきりにならない患者さんは、
リハビリを早く始め、それに取り組んだどうかで、決まります。
急性期病院は、治療が主なので、リハビリに関しての意識は高くありません。
たとえば、脳梗塞で入院しても、回復後すぐに、上半身を動かすなどのリハビリをやりません。(略)
できるだけ早く、体を動かす。
これが大事なのです。
高齢者の場合は、とくにそうです。
高齢者の場合は、病院で1カ月もベッドに横になったままでいると、
関節が拘縮し、全身の筋肉が減少するだけでなく、心肺機能まで衰えます。
さらに、栄養や水分が十分に与えられないと、物を食べる機能まで失われてしまい、
体力を回復するのは、困難を極めます。
こうして、寝たきりになってしまうのです。
ともかく、体を動かし続けること。
そして、日常生活を支障なく送れるように、心がけることです。
なにも脳梗塞などの疾患に限った話ではなく、普通に年をとっていく過程でも、同じです。
加えて、脳の認知機能も絶えず使い続けることが、重要です。
身体機能の衰えを予防するには、まずは歩くこと。
1日最低でも4000歩のウオーキングが必要です。
さらに、椅子から立ち上がって、
また座るという動作を100回ぐらい行うことが推奨されます。
運動といっても、ジムに通って筋トレをする、ランニングをするなど、
激しい運動をする必要はないのです。(略)
運動には、筋肉の衰えを防ぐ、脂肪を燃やすといったこと以外にも、
脳の働きを活性化する、ホルモン分泌を助けるなどの作用があります。
外からはわからない内臓の老化も、防ぎます。
老人施設では、寝たきりにならない運動として、
ウオーキング、ジョギングを勧めます。
有酸素運動をすることで、代謝と血行をよくできます。
また、「ひとりジャンケン」も勧めています。
これは、利き手でグー・チョキ・パーと順に出し、
逆の手で必ず負けるチョキ・パー・グーを順に出していくというもの。
これを1日5分行うだけで、脳の認知機能の低下を防げます。
いろいろ厳しい現状を書いてきましたが、
「長生き」を目的にするのではなく、何をするか頭を使いながら、年を重ねていきましょう。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
記事を読む終わった後、《・・病気でなくても、加齢でなる「寝たきり」・・・防ぐ方法は・・》
できるだけ日常生活で身体を動かす。
そして脳の働きを活性化することと学んだりした・・。
こうした中、私は殆ど毎日散策をしているので、身体を動かすことに関しては、
良いかしら、と微笑んだりした。
しかしながら脳の働きを活性化については、漠然としているので、
今回、記載させている《・・「ひとりジャンケン」・・》を、こっそりと始めた・・。
そして《・・利き手でグー・チョキ・パーと順に出す・・》ことは右手でできたが、
何かと不器用な私は、同時に《・・ 逆の手で必ず負けるチョキ・パー・グーを順に出していく ・・》のが、
左手で出来なく、苦笑したりした。
やがて毎日、少しづつ「ひとりジャンケン」をすれば、
いつの日にか、何かと不器用な私でも、出来そうと思いながら、微笑んだりしている。