夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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『要介護2』の80代男性、終の棲家に選んだ老人ホームを退去させられた理由、76歳の私は学び、動顛させられて・・。

2021-06-03 12:54:13 | ささやかな古稀からの思い
先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 要介護2の80代男性、終の棲家に選んだ老人ホームを退去させられた理由 
』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


こうした中で、私たち夫婦にとって難題は、
やはり晩秋期の不安は、いつの日にか、介護・要となり、
介護施設にお世話になる時と思われる。




                 
いつの日にか、要介護認定された場合に備えて、
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの介護施設のほか、
有料老人ホーム、 介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などを学んだりしてきた。              

そして私たち夫婦は、『要支援』までであったら、
何とか自宅介護で過ごせると思われるが、
やはり『要介護』になってしまったら、やむなく介護施設に入居すると思案したりしてきた。


私たち夫婦のどちらかが、『介護・要』になってしまった時、
国の支援を受けている費用が程ほどに適度な特別養護老人ホームに、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦すると思われる。
      
やむなく高価と称されている有料老人ホームに、

事態逼迫する中、選定にせざるを得ない状況も思案する時もある。



こうした深情を心情を秘めている私は、
今回、『『要介護2』の80代男性、終の棲家に選んだ老人ホームを退去させられた理由 』って、
どのようなことですか、と思いながら記事を精読してしまった。

この記事の原文は、『週刊ポスト』の2021年6月11日号に掲載され、
関連の【 マネーポストWEB 】に於いて、6月3日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。



《・・「老後の介護は、カネ次第」・・収入や貯蓄があるかどうかで、
入居できる施設や受けられるケアが大きく変わってくる「介護格差」は、
厳然と存在する。

多くの人が、年金収入で老後の生活を賄うなか、
入居一時金なしで、月額約8万円から利用できる公的介護施設「特別養護老人ホーム(特養)」を
希望する人が増えている。 

しかし、「特別養護老人ホーム(特養)」は約32万人といわれ、
入居を望んでも叶わない人が多い。

それゆえ、民間の有料老人ホームなどに入れる資金がある人は、
“勝ち組”に見られる。

1000万円以上することもある入居一時金を用意できて、
月額20万~30万円の費用を賄える人であれば、
「終の棲家」の選択肢が広がることはたしかだ。


しかし、高いカネを払って有料老人ホームに入った場合でも、
落とし穴はある。

「入院が長引き、ホームを退去させられました」。
そう語るのは、茨城県の有料老人ホームに入居していた『要介護2』の80代男性。

一体、どういうことなのか。
「入居の半年後、誤嚥性肺炎になり、近くの病院に3か月間入院しました。

入院生活の終盤にホームから
『利用については、そろそろ考えてもらわないといけません』
とやんわりと退去を促す連絡があったのです・・・。

退院直前に、ホームから正式に退去を勧められた」


介護評論家の佐藤恒伯氏が解説する。
「有料老人ホームの収入は、入居者からの家賃と食費や光熱費、
それに介護保険の自己負担額と、
国に請求する介護保険費から成り立っています。

つまり、入居者が支払う月額利用料とは別に、
介護サービスを提供することへの対価が、施設の運営を支えているのです。

『要介護2』なら、約20万円の介護保険費が、施設の収入になりますが、
本人が入院中であれば、それがゼロになってしまう」

前出の男性は、3か月間ホームを空けたことで、
施設側の経営を圧迫し、不興を買ったと考えられるのだ。・・  》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 



今回、『要介護2』の80代男性が、有料老人ホームに入居の半年後、
たまたま誤嚥性肺炎になり、近くの病院に3か月間入院した後、
この有料老人ホームより、退去の要請があった、と私は学び、
動顛させられたりした。

もとより『要介護2』は、身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に、
何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。

立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に
何らかの支えを必要とする。

排泄や食事に、何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
問題行動や理解の低下が見られることがある。


このように私は学んできたので、こうした身で、
有料老人ホームより、退去の要請があり、やむなく退去すれば、
一時的にしろ介護難民となる。



今回、遅ればせながら有料老人ホームの経営基盤の基本、
《・・有料老人ホームの収入は、入居者からの家賃と食費や光熱費、
それに介護保険の自己負担額と、
国に請求する介護保険費から成り立っています。

つまり、入居者が支払う月額利用料とは別に、
介護サービスを提供することへの対価が、施設の運営を支えているのです。・・》
学んだりした。



いつの日にか、私たち夫婦のどちらかが『要介護』になってしまったら、
やむなく介護施設に入居する、思案したりしてきた。

こうした中、『要介護1』か『要介護2』の場合は、
何かと制約の少ない『サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)』も良いが、
『要介護3』になったら、介護付きにしないと困苦すると思われる。

こうした時は、『要介護3』以上が入居資格のある『特別養護老人ホーム』は、
国の支援を受けて費用が程ほどであり、ただ競争率が高く、
入居が叶(かな)わなくなってしまった時、困苦すると思われる。
      
やむなく『介護付き有料老人ホーム』も思案できるが、
費用が高価なところが多く、難点である。




もとより介護の難題は、いつまで介護を受ける必要な期間が判らず、
やがて永がられば本人の自己負担額が増し、貯金は切り崩しても資金不足となり、
当然ながら、退所が余儀なくされて、行き場がなく迷子のような介護難民になることである。
コメント (2)
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