夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

年をとって『記憶力がよくなった』人たちがしている3つのこと、76歳の私は学び、多々教示させられて・・。

2021-06-27 11:19:49 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 NEWSポストセブン 】を見ている中、
『 年をとって「記憶力がよくなった」人たちがしている3つのこと 
                        読者調査で判明 』、
と見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であり、
家内は私より5歳ばかり若く71歳となる。

そして私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、
我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後40数年の古ぼけた戸建てに住んでいる。





私は過ぎし6年前の70歳を過ぎた頃から
齢を重ねるたびに、物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑する時もある・・。

たとえば家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、
その地の情景などは鮮やかに重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じることがある。


しかしながら、私の幼年期のことなどは、何故かしら鮮明に思いだせるのである。

たとえば祖父と父が健在だった頃、

所有していた田畑、雑木林、竹林、田んぼの中で流れていた小川などの情景、
或いは初めて観た映画作品は、小学校に入学する前年の1950年(昭和25年)の夏、
『長崎の鐘』を母に連れられて鑑賞したこと、今でも心の片隅に残っている・・。


   

ここ数年、無念ながら物忘れが多くなり、溜息を重ねたりしているが、
確か私が小学3年生の頃、 亡き脚本家の菊田一夫(きくた・かずお)さんが
『・・忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ・・』と、
名作の『君の名は』で遺(のこ)された名言に、私は独り微苦笑したりしている。

そして昨今でも、新聞、ネットのニュースなどを読んだり、テレビでニュースを視聴したりすると、
やがて数日後には、忘れてしまうこともあり、つたない私の小さな悩は、

 収容できずオバー・フローになり、忘れてしまうことで、
悩が適度な記憶量に調整を図っている、 と無念ながら思ったりしている・・。

しかしながら時折、家内より『今からボケたら、困るわょ・・』、
と私は叱咤激励をされる時もある。




私が恐れていることは、いつの日にか認知症になってしまったら、
自身の意志が伝わらず、ささやかな日常生活に困苦するので
《・・年をとって『記憶力がよくなった』人たちがしている3つのこと 』って、
どのようなことですか、と思いながら真摯に記事を精読してしまった。

この記事は、『女性セブン』の
2021年6月17日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の【 NEWSポストセブン 】に於いて、6月26日に配信され、
無断ながら、記事を転載させて頂く。


《・・物忘れが増えてくると、「年だから仕方ない」と思いがちだが、本当にそうだろうか? 

世間には50歳を過ぎて司法試験に合格する人もいれば、
医師免許を取得した人もいる。

彼らはどこが違うのだろうか? 
その答えは、女性セブンが実施したアンケートにあった。

年齢を重ねて、「むしろ(記憶力が)よくなった」人たちに共通する
生活習慣があることがわかった――。

 
今回の記事《・・『記憶力がよくなった』人たちがしている3つのこと・・》を読みながら、
私は微苦笑したしまった・・。

◆1・・・6割が習い事や勉強をしていた、関しては、

私は年金生活の中、多くの方と共に習う事、或いは修学にどは、
長年サラリーマンをしている中、何かと共同作業が必要で、もとより束縛されていた為か、
せめて年金生活で大切な時間は、『ひとり遊び』としている。

たとえばブログを投稿したり、魅せられた御方の投稿文を読ませて頂き、
このように過ごされているのか・・と学んだりしている。

或いはデジカメで、ともすれば忘れがちな情景を、
記憶のかたみ・・と思いながら、撮ったりしてきた・・。



◆2・・・「人と話す」、「声に出して読む」ことが脳の刺激に関しては、

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、
恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。


或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行は私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。

こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

しかしながら昨年の2月より、新型ウィルスの烈風で、
世の中は『三密(密集、密接、密閉)』となり、
私は生まれて初めてマスクをして、買い物、散策をしているが、
知人に逢っても、お互いに2メートル近く離れて、身振り手振りも交えて談笑している。

或いは人影の少ない処を選定して散策しているが、
人影が途絶えた所は、こっそりとマスクを外すこともある。

このように新型ウィルスの烈風に伴い、閉塞感があり、
何かとおしゃべりな私は、困苦しているのが実態となっている。


 

◆3・・・物覚えがよい4割の人が、日記をつけている関しては、  

私は「日記をつけない」が、ブログの投稿文だけは、
パソコンの故障、国内旅行、入院をしていない限り、ここ16年、毎日投稿している。

ボケ防止もあるが、許された自由時間の多い年金生活に於いて、
何となく惰性で過ごすのは、自身によくないので、せめて頭の体操と思いながら、
投稿しているのが実態となっている。

《・・「運動は、脳の血流をよくすることで、記憶の定着をサポートします。
 運動をしすぎると、体の酸化を進めて、老化につながるので、
 つらさを感じない程度の運動を、毎日するのが重要です。・・》
体力の衰えを実感している私は、無理は禁物だよねぇ・・微笑み返しをしてまった。



余談であるが、本日は買い物の予定日に伴い、我が家の買物専任者の私は
家内から先程依頼された品・・忘れてはいけないと思い、
メモ用紙にピーマン、ニンジン、ダイコン・・と書いたりしている。
コメント (2)
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