夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

シニアのスマホ選び4つの注意ポイント、何かと時代遅れの私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2021-06-17 13:47:51 | ささやかな古稀からの思い

☆電話でスマホの使い方を教えるのは至難の業

70代の母:ねぇ、このボタンはなに?

50代の娘:えっ?どのボタン?

70代の母:え?よく聞こえないよ。

50代の娘:お母さん、じゃぁ音量上げてみて(イライラ)

70代の母:音量上げるってどうやるの? わかんないよ? これ押すの?「ブツッ」(通話が切れる)

コロナ禍で会えない親に、電話でスマホの使い方を教えても、
さっぱり伝わらない・・・。

スマホを巡る高齢の親と子のこんなやりとり、ありませんか・・・?


☆せっかく買ったスマホで親子喧嘩も・・・

「せっかくスマホを買ったのに、使い方を子供に聞いても、
邪険に扱われてしまい、心が折れてしまう。
結局使わなくなってしまったという話は、よくあるんですよ」

こう話すのは、シニア世代向けのスマホやパソコン講座を開催している
スマホ活用アドバイザーの増田由紀さんだ。

「目の前にいれば『このボタンだよ』ですむことも、
電話口だと、なかなか正確に伝わらない。
すべてを言葉だけ説明するのは、とても難しいんですよね」(以下、増田さん)

とくにスマホの場合、機種によって各ボタンの位置やメニューの表示が違うので、
誤解が起こりやすいという。



☆高齢の親にスマホをすすめるときの注意ポイント

1.iPhoneは、難しそう・・・は、思い込み

スマホを巡って親子のいざこざを起こさないためにも、
「シニアのスマホは、“親子で同じ機種”を持つのが、おすすめです。

シニアだから高齢者向けの機種ではなく、
お子さん世代など、教えてくれる人と同じスマホを使って欲しいですね。

たとえば、お子さんがiPhone(アイフォン)なら、自分もiPhoneにするのがおすすめ。
若い世代が使う機種は、使いこなせる自信がないという方も多いですが、
その考えはもったいない。

スマホ教室に通ってくださっている91歳の生徒さんは、
iPhoneを使いこなしていますよ。

長年シニア世代とお付き合いしてきた実感として、
高齢であっても、みなさん使いこなせるようになるんです。

年齢と関係なく、“やったことのないことに挑戦してみよう”、
“新しい道具を使ってみよう”という、前向きな気持ちが大切です」



2.親子で同じ機種にすれば教えやすい

「スマホは、機種が変われば、使い方も変わります。
使ったことのない機種を教えるのは、大変なことです。

実際にスマホを触りながら教えられるなら、直感で分かる部分もありますが、
コロナ禍のいまは、直接会うことさえ難しい状況です。

大半が、親世代に操作を教えることになると思うので、
教える側の負担を減らす意味でも、
使い慣れている自分(子世代)と同じ機種を、購入してもらった方がいいでしょう」

教えられる側としても、教えてくれる人と同じ機種の方が、
話も通じやすく、困った時に、すぐに対処してもらえる。



3.“らくらく”操作の高齢者向けスマホはどうなの?

「シニア世代が、新たにスマホを購入するときの候補として、
『らくらくスマートフォン』、『かんたんスマホ』など
高齢者向けに開発されたスマホは、必ずしもおすすめとはいえません。

高齢者向けのスマホは、操作がシンプルで機能を絞っており、
シニア世代に使いやすい面もありますが、
一般的なスマホと動きが違う部分があるんです。

一般的なスマホなら、軽くトンッとタッチすれば動くのに対し、
高齢者向けスマホは、誤作動を防ぐために、ググッと押さないと反応しないなど、
動作が一部制約されています。

“らくらく”などといった名前のイメージから、
簡単に使える、楽に使える夢のようなスマホという印象を
抱いているシニアの方も多いのですが、そんなことはありません。

新しい道具なので、どんな機種であっても、
イチから使い方を覚えないといけませんし、
使い方を子供に聞いても、子供はそれを使ったことがないから、教えられないのです」

最近は、携帯電話会社の店頭に操作を聞きに行きたくても、
コロナでなかなか対応してくれないとう現状。
やはり友人や子供と共通の話ができる機種を、選ぶのが良さそうだ。



4.価格が安いだけで買ってはいけない

「たいして使わないから、値段が安いほうがいいと、
価格で選んでしまう人もいますが、これは失敗のもと。

例えば、安く買えるからという理由で、
携帯電話会社の限定スマホを買ってしまうと、
子供や友人など、周囲に持っている人がいなければ、
使い方も教えてもらえないし、トラブルがあったときに相談できません。

コロナ禍で、オンライン化が加速し、ワクチン接種の予約をはじめ、
病院の予約にしても、スマホやインターネットの活用は、必須になってきています。
シニア世代こそ、積極的にデジタル機器を使いこなせないと生きていけません。

少し値は張っても、長く活用することを考えて納得できる機種を選んで欲しいですね」



☆シニアのスマホ選び【まとめ】

・子供と同じ機種なら、操作を教わりやすくトラブルのときも頼れる

・子世代と親世代で同じ画面で話ができるiphoneは、シニア世代にこそおすすめ

・自分は関係ないと思わずに、新しいことに挑戦する気持ちが大切

・「年だから安いのでいい」、「安いから」という理由で買ってはいけない



☆教えてくれた人 
増田由紀さん

2000年に千葉県浦安市で、初心者向けのパソコン教室「パソコムプラザ」を開校。
2020年10月より、全国どこからでも学べるオンラインスクールにリニューアル。
スマホ、iPad、パソコン講座の講師をはじめ、講座の企画、執筆、講師養成などを行う。

丁寧な解説と、わかりやすい教材が人気。シニア世代のスマホの利活用に力を入れている。
『いちばんやさしい60代からの』シリーズ(日経BP)著者。
デパートカルチャー講座、新聞・雑誌への執筆・監修など多数。

                    取材・文/鳥居優美 ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 
 
 

今回、スマホ活用アドバイザーの増田由紀さんに導かれて、
《・・シニアのスマホ選び4つの注意ポイント・・》を多々学んだりした・・。
 
私は年金生活を過ごしている中、
ここ10年近く、確かに電車に乗車すると、前の席に座った御方たちは、殆どスマホを見たり、
街中を歩けば、歩きながらスマホを見ながら歩いている。

或いは遊歩道を散策していると、周囲の景観も視ず、
季節のうつろう美景を無視し、歩きながらスマホを見ながら歩いている御方もいる。

危険な「歩きスマホ」が社会問題となって久しいが、
2010年からスマートフォンの普及率は、急激に増加に伴い、
二宮金次郎さんの真似事をして、前かがみに歩く御方が多くなっている。



私の同世代の男性が、お孫さんからスマホを教えられた結果、
たえず持ち歩いて、友達のような玉手箱だ、と私に絶賛している人もいる。

しかしながらスマホは、なんでも教えてくれるような魔法の玉手箱であるが、
果たしてねぇ・・と私はパソコンからの情報の一部だけで十分であり、
興味がなく、保有していなく、現在に至っている・・。

しかしながら外出先で、この世は予期せぬまさかの出来事に、
遭遇するかしもしれないので、スマホをお守り代わりに、
いつの日にか必要と思ったりしている。
 
或いは首都圏大地震なとが万一に襲来した時、自宅か外出先か避難場所にいると思われるが、
こうした時は、緊急情報を知り、無力ながらも対処致したく、
やはりスマホのような情報機器が必要と思ったしている。
 


やがて、いつの日にか体力の衰え、或いは大病となり、要支援、そして要介護と身となると思われ、
こうした時はスマホのような情報機器が必要と思ったしている。


何ごとも、程々に活用されれば・・と微苦笑している。
コメント
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