昨夜、ヤフー・ジャパンより配信されたニュースの中で、
『 岸田首相も震えた・・・コロナ新変異株で「第6波」非常事態の深刻度 』、
と題された見出しを見たりした。
私は東京の調布市に住む年金生活の77歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
こうした中、過ぎし昨年の2月上旬の頃から、新型コロナウイルスに伴い、
テレビのニュースなどで、感染した事態が日々報じられ、これ以来何かと重苦しい風潮の中、
私は戸惑いながら過ごしている。
こうした中で、私はワクチン接種に関して、
1回目は、今年の6月5日、そして2回目は3週間後の6月26日に、接種を受けたりした・・。
この間、ワクチンに詳しい北里大学の中山哲夫特任教授がテレビに出演されて、
私は多々教示されたりした。
何かしらワクチンは2回接種したとしても、
必ずしも100%感染を抑えるわけではないので、
安心して・・あちこち外出していいわけではない。
油断しては、いけない、と私は視聴したりした・・。
こうしたことを学んできた私は、国民の多くがワクチン接種を終え、
お互いに自粛すれば、やがて新型ウィルスの烈風が終息化となる・・。
このような希望を秘めてきた私は、何かしら国民の半分は自粛しているが、
残りの半分ぐらいは自粛疲れで、
レジャー、旅行、人出の多い街に遊びなどで、自在に過ごしている、
とテレビのニュースで知り、小心者の私は動顛してきた。
しかしながら私も家内も自粛疲れで、ときおり閉塞感を感じる時もあり、
新コロナが終息したら、国内旅行に行こうよねぇ・・合言葉のように過ごしてきた・・。
そして10月1日より、待ち焦がれた緊急事態宣言が全国に解除され、
今後は感染予防と経済活動との両輪で、飲食店では飲酒ができるほか、
営業時間の制限緩和も認める状況となっている。
私は東京都が余りにも緊急事態宣言の期間が長く、規制の多い生活を過ごしてきたので、
長期に入院して、退院したばかりの状態のようで、数日はぼんやりと過ごしてきた。
こうした深情のある私は、《・・コロナ新変異株で「第6波」非常事態の深刻度・・》って、
どのようなことなのょ・・もう非常事態などは・・勘弁して欲しい、
と思いながら、記事を読んでしまった。
この記事は、【 FRIDAYデジタル 】に於いて、11月27日に配信され、
無断であるが記事を転載させて頂く。
《・・
各国の新型コロナ感染者数を表すグラフを見ると、
スロバキアなどの国で感染者がぐっと増えているのがわかる。「91-DIVOC」より
「ワクチンが効かないとなれば、
日本も1日5万人の新規感染者という最悪の非常事態を想定しなければならない。
対策、準備を急いでほしい」
岸田文雄首相は、厚労省担当者の説明を聞いて、こう指示をした。
差し出された「第6波」の可能性に、
レポートを持つ首相の手は震えていたという。
コロナ対策に従事する厚労省キャリア官僚はこういう。
「欧米で感染が拡大している新型コロナの感染状況の調査を行っています。
その結果は日々、欧米における感染症レポートとして、岸田首相にも報告しているんです。
先日の報告に、首相は『新たな変異株が発見された? 本当に? 調査結果は出ているのですか?』と。
レポートの冒頭に『イギリス保健省、アメリカCDC、National Institutes of Health』と、
出典が明記されています。
が、その調査主体を聞き直すほど、岸田首相は動転していたんです」
医師免許を持つ厚労省関係者が、証言する。
「『B.1.1.529』という、新たに発見された新型コロナのウイルス変異株は、
前のデルタ株より、さらに感染力が強いと報告されています。
日本は、菅義偉前首相の号令で、迅速にワクチン接種を進めました。
それによって、感染の流行を沈静化させ、今はかなり落ち着いています。
が、この変異株が日本に入ってきたら・・・
日本でも流行する可能性がある、と岸田首相に報告しました。
緊急事態に備えなければなりません」
今、日本は「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」という状況だろう。
が、海外では、感染の拡大が取り沙汰されているのだ。
隣の韓国では、この2週間に1万5000人の新規感染者があった。
韓国内のワクチン接種率は79.4%。ほとんどがブレイクスルー感染だ。
人口あたりの死亡者は、過去最高のレベルになっている。
これに対し岸田首相は、
「韓国の状況が、新たな変異株と関連しているなら、日本も年内に第6波がくるのでは。
ワクチン接種を前倒ししても、間に合わないということか」
と担当課に問い合わせるも、担当者はこれに答えられず、省内は今、かなり慌てているという。
イギリス保健省は、
アフリカ南部で感染拡大している新型コロナウイルスの新たな変異株が、
猛威を振るったデルタ株をさらに上回る強毒性をもつと発表した。
この新型の変異株は、香港でも発見されており、一段と警戒感が高まっている状況だ。
こうした情勢を踏まえ11月11日、
菅前首相を官邸に呼んで、コロナ対策について話し合った。
岸田首相は、先の厚労省の世界感染症レポート状況報告書を示しながら、
「ワクチンが効かない新型コロナ変異株が、発生した可能性があります。
引き続き、菅さんにご助力いただきたい」 と頼んだのだという。
岸田首相が、そこまで警戒する「変異株」は、
ワクチンで抑制できたこれまでのウイルスとはまったく違う。
「新たな変異株は、遺伝子に多くの変異が生じているのが特徴です。
イギリスの研究機関は、これまでのデルタ株に比べ、強毒性が『2倍』だと発表しています。
イギリスで感染が拡大すると、その2ヶ月後には、
日本でも流行するというこれまでのパターンを考えると、
日本でも、年末から来年2月までに、大きな流行が起きるのかもしれません」
(新型コロナ感染対策を委嘱された医師)
強毒化した変異株はすでに、南アフリカ、香港、ボツワナでも検出されている。
感染者数は、急激な増加を示し、各国にとって「かなり深刻」な状況になっている。
日本でも26日から、南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、
レソト、エスワティニの6か国を訪れた日本人らに対し、
帰国後、待機施設で10日間の待機を求めることを発表した。
今年6月下旬から日本で始まったいわゆる「第5波」は、
8月20日に全国で「25851人」という過去最多の新規感染者を数えた。
あのときは、日本中が新型コロナウイルスに怯えていた。
そのデルタ株の「2倍の強毒性」をもつといわれる『B.1.1.529』変異株。
これが「第6波」を招くのだろうか。
さまざまな制約が解かれ、日常生活を取り戻しつつある日本は、
「喉元過ぎれば」で、警戒心が薄れているのが現状だろう。
年末年始は、人が集まる機会も多い。
また、冬場に向かって寒さ、乾燥、換気不足など「風邪を引きやすい」条件が
揃ってしまう時季でもある。
「ワクチンが効かないウイルス」の報告に手を震わせた岸田首相の警戒は、
けっして大袈裟ではないのだろう。
取材・文:橋本隆・・ 》
今回、橋本 隆さんが取材され、記載された記事を読み終わった後、
何かとプラス思考の私でも、もしかしたらコロナ新変異株で「第6波」非常事態の深刻となる前に、
政府、厚労省、感染学の専門家、病院などの医療関係者などの英知を総力結集して、
対処するほかはないだろう・・と思い馳せながら、無力な私は動顛させられた・・。
こうした場合、私は国民のひとりとして、
従来通り、マスクをして、三密(密集、密接、密閉)を避け、
やがて終息するまで、制約の多い規制の日々が到来するのか・・と何かと気弱な私は、
勘弁して欲しいなぁ・・心震わせたりしている。