私は東京の調布市に住む年金生活の77歳になる身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後43年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
こうした中で、過ぎし9月18日に於いて、
私は調布市より年に一度の『後期高齢者の健康診断』を受診した・・。
これ以前は、年金生活の中で、『国民健康保険』に加入していて、
年に一度だけ市より健康診断の通知が来て、基本の検査以外に、
『胃がん』と『大腸がん』の検査を受診してきた。
今回の77歳の『後期高齢者の健康診断』の結果、
『大腸がん』の検査だけは、再検査・要と診断されたりした・・。
そして私は、6年ぶりに悪戦苦闘した大腸の内視鏡の検査かょ・・
と苦笑を重ねたりした。
過ぎし2014年(平成26年)、『大腸がん』の検診で初めて再検査・要と診断された後、
晩秋には私の白内障の手術であったりして、
2015年(平成27年)の3月初旬には、内科胃腸専門医院で、大腸の内視鏡の受診した。
この少し前に、この内科胃腸専門医院を訪れて、大腸の内視鏡の依頼した。
まもなく担当医師に、検便の状況を報告し、問診を交わした後、
この後、40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は質問された。
『検査前には、腸内を空にする必要がありますので、検査日の当日の朝に来て頂いて、検診されますか?』
と看護師さんは私に優しく私に言った。
『午前中に何かしら下剤を飲み、腸が綺麗になった後に検査ですので、短期決戦のようですねぇ・・』
と私は看護師さんに言ったりした。
『この他には検査前と致しましては、前日より下剤をお飲み頂く方法がありますょ・・』
と看護師さんは私に優しく私に言った。
『高齢者にやさしい検査前の方法で、ソフト・ランディグですねぇ・・』
と私は看護師さんに微笑ながら言ったりした。
『・・・』
看護師さんは私の顔を見ながら微笑んだりした。
『私は気弱い身ですので、短期決戦のハード・ランディグより、ソフト・ランディグでお願いします』
と私は微苦笑しながらながら看護師さんに言ったりした。
こうした根底のひとつには、知人から大きな病院で検査を受診した時、
受診者6名前後で集合し、何かしら下剤を飲み、腸が綺麗になった人から、
検査を受けられる、と私は聞いたりしていた・・。
こうした状況は、小学生の運動会で、6人で同時に走り、
殆ど5番目で恥ずかしい体験を重ねてきたので、
まして下剤を飲み、腸が落ち着かない状況で、同じ受診者とまるで
競争のように感じて、勘弁してほしい、と願ったのであったりした・・。
この後、看護師さんは具体的に検査前日の食事、下剤薬の説明をして下さった。
◎2月29日(月)
検査2日前 食事は普段通り。 就寝前に、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。
◎3月1日(火)
検査前日 便やカスを腸内に残さないように、参考メニューを受けた。
朝食・・おかゆ(練り梅、卵雑炊風、鮭雑炊風に味付け。ただし、ネギなどの繊維質は避ける)
或いはうどん(素うどん)、味噌汁、スープ、澄まし汁などは、具を少しにする。
昼食・・朝食と同様
間食・・ビスケット、クラッカーなど5~6枚
アメ、ガム、氷砂糖 水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯)
夕食・・形のある食べ物は絶対に避ける。 スープ(具の入っていないもの)
夜9時頃、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。そして粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。
◎3月2日(水)
検査当日 食事は摂(と)らない。 朝7時頃、粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。
水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯) アメ、ガム、氷砂糖は可。
内視鏡の検査・・・午後1時30分~
このように40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は説明をして下さった後、
『下剤(プルゼニド)』を2錠の2セット、そして白い粉末の入った2セットと紙コップを私は手をされた。
やがて私は、この検査前の指示書に基づき、何かと小心者の私は忠実に守り、
食事、『下剤(プルゼニド)』の錠剤、或いは白い粉末の【下剤(マグコロール)】を
水150mlに溶かして飲んだりした。
そして白い粉末の【下剤(マグコロール)】は、年に一度の『健康診断』の胃の検査で飲みバリウムより、
ジュースのような味が加味されて飲みやすかった。
そして検査日の当日は、前日の夜は夕食も摂らず、白い粉末の【下剤(マグコロール)】の効果の為、
早朝4時、やがて10時、12時と三度ばかりトイレに行き特別便となったが、
宿便はとれたかしら、と私は微苦笑した。
やがて最寄駅の近くにある胃腸科病院に予約時の午後一時半前に、到着して待合室で待機していた。
まもなく60歳前後の女性の看護師さんより、
上は作務衣風、 下半身は検査の為、レインウェア風の生地で御尻だけが開けようになっていたので、
私は検査を考えれば、もっともだよねぇ・・、と心の中で呟(つぶや)きながら微苦笑した。
そして予定時に40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、
血液検査の注射、 肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、
何かと単細胞の私はこの麻酔を素直に効果して、 この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。
目覚めると60歳前後の女性の看護師さんより、
検査は終わりましたので、 水分補給を中核とした点滴をしたが、一時間近く要した。
この間、私は下腹部が張り、こうした状況を60歳前後の女性の看護師さんに尋ねると、
水分不足でおならを出せば、解消するはずです、とアドバイスされ、
私はこっそりと点滴を右腕の手首に受けながら、腰と足を動かして、
10回くらい軽くおならをすると、 確かに楽になったりした。
やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
大きなポリープはふたつ有り、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫逢し、
小さなポリープは6ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しました、 と私に説明して下さった。
こうした中で、悪性腫瘍であれば、がんに進むこともあり、 よくみられるポリープと思われますので・・
と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。
そして、今後一週間は、おかゆ、うどん、スープなどの消化の良いを食べて下さい、 と教示されたりした。
この後、受け付けて精算した後、
内視鏡検査(病理検査)の結果は10日過ぎた頃に来院して下さい、 と私は言われたりした。
今回のポリープ摘出費用は、院内の告知表で、
一割負担で10、000円前後、 3割負担で25、000円前後から30、000円前後と明記されていたので、
私は二割負担の身であり、多くポリープがあっても20、000円で済み、
私は微笑ながら胃腸科病院を辞したのは、午後5時であった。
今回の場合は、検査の前日の夕食より、検査日の夕方まで、ほほ24時間を断食し、
検査の前日の昼食前まで、或いは検査後の夕食以降も、おかゆ、うどん、スープなどを私は食べたりしてきた。
平素の朝食は、五穀米の入ったご飯で、一汁七菜を愛食し、
夕食は鶏肉、豚肉、牛肉など大好きな私は、その日に応じて食べていたので、
大きく変貌し、歌を忘れたカナリアのような心情となったりした。

やがて内視鏡検査(病理検査)の結果を聞くために、私は検査を受けた病院に訪れた。
後日、大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
摘出したポリープを専門検査する処で精密検査された表を見ながら、 緊張している私に言ったりした。
『特に悪質な状態は見られないですが・・、 貴方様が心配されているがんなどは・・
こればかりは予見できなく、稀に発達した人もありました。
今後、血の混じった便・・或いは大腸が異常と感じられる場合、来院して下さい』
と医院長は微笑みながら、私は少しばかり安堵した。
こうした中で、悪性腫瘍であれば、がんに進むこともあり、 よくみられるポリープと思われますので・・
と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。
やがて70歳以上の人の高額療養費の限度額の特権として、
一か月自己負担上限額『一般』1万2000円に基づき、
私の住む調布市から、還付連絡を頂き、 いずれも樋口一葉さんのお札に満たない額を返金された。
これ以来、私は大腸も一生の大切なお友達だと再認識させられて、
一日のひととき、ヨーグルトを箱の2分の1を昼食の前に愛食している。
こうした成果か分からないが、この後の『大腸がん』の検診で、
再検査・要は無縁となり、 今日に至っている。
そして何かと気弱な私は、『大腸がん』にも遭遇しないよう、秘かに祈願している。
このような深情を重ねてきた私は、本日の12月1日、
6年ぶりに『大腸内視鏡検査』を受診した。
以前と変わったことは、白い粉末の【下剤(マグコロール)】を
水150mlに溶かして飲んだりしたが、
少しだけ増え水200mlに溶かして、飲んだりしてきたぐらいであった。
そして今回も、検査前に女性の看護師さんより、
血液検査の注射、 肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、
何かと単細胞の私はこの麻酔を素直に効果して、
この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。
目覚めると女性の看護師さんより、
検査は終わりましたので、 水分補給を中核とした点滴をしたが、一時間近く要した。
やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
『XXさん・・残念ながら悪い結果をお伝えします・・』
と私に言ったりした。
『先生・・悪性な腫瘍とか・・がんのような症状ですか・・』
と私はドキリとしながら、医院長に言ったりした。
『検査してまもなく大きなポリープをひとつ、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫い、
小さなポリープは2ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しましたが、
上の一部に黒ぽく映っているを、お判かりになりますよねぇ・・』
と検査で映し出されたディスプレーの画面を差しながら、医院長は私に説明して下さった。
そして医院長は『・・多分、便の残留部分と思われますが、
不鮮明の為に、もう一度・・再検査をして下さい・・』
と医院長は、やさしく私に言ったりした。
『先生・・指示通りの白い粉末の【下剤(マグコロール)】を飲んで、
お腹をからっぽにしたつもりですか・・齢を重ねると、腸の力も衰えたためですか・・』
と私は力弱く、医院長に言ったりした。
『次回の検査前に、今回の下剤(マグコロール)より、少し強い下剤をお渡ししますので、
これで再診を受けて下さい・・』
と医院長は私を慰めるように言ったりした。
やがて今回摘出したポリープを専門検査する処で精密検査され、
結果を私が2週間後に、訪れることとなったりした。
この後、私は医院を辞した後、6年ぶりに『大腸内視鏡検査』を受診して、
あえなく敗退して、次回の検診は1月の中から選定して下さい、
と医院長から言われたことを思い馳せ、敗者復活戦かょ、と苦笑しながら帰宅に向かった。