夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

6年ぶりに『大腸内視鏡検査』を受診して、77歳の私は、あえなく敗退して・・。

2021-12-01 18:52:01 | 喜寿の頃からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳になる身であり、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後43年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

こうした中で、過ぎし9月18日に於いて、
私は調布市より年に一度の『後期高齢者の健康診断』を受診した・・。

これ以前は、
年金生活の中で、『国民健康保険』に加入していて、
年に一度だけ市より健康診断の通知が来て、基本の検査以外に、
『胃がん』と『大腸がん』の検査を受診してきた。

今回の77歳の後期高齢者の健康診断』の結果、
『大腸がん』の検査だけは、再検査・要と診断されたりした・・。

そして私は、6年ぶりに悪戦苦闘した大腸の内視鏡の検査かょ・・
と苦笑を
重ねたりした。



過ぎし2014年(平成26年)、『大腸がん』の検診で初めて再検査・要と診断された後、
晩秋には私の白内障の手術であったりして、
2015年(平成27年)の3月初旬には、内科胃腸専門医院で、大腸の内視鏡の受診した。

この少し前に、この内科胃腸専門医院を訪れて、大腸の内視鏡の依頼した。
まもなく担当医師に、検便の状況を報告し、問診を交わした後、
この後、40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は質問された。

『検査前には、腸内を空にする必要がありますので、検査日の当日の朝に来て頂いて、検診されますか?』
と看護師さんは私に優しく私に言った。

『午前中に何かしら下剤を飲み、腸が綺麗になった後に検査ですので、短期決戦のようですねぇ・・』
と私は看護師さんに言ったりした。

『この他には検査前と致しましては、前日より下剤をお飲み頂く方法がありますょ・・』
と看護師さんは私に優しく私に言った。

『高齢者にやさしい検査前の方法で、ソフト・ランディグですねぇ・・』
と私は看護師さんに微笑ながら言ったりした。

『・・・』
看護師さんは私の顔を見ながら微笑んだりした。           

『私は気弱い身ですので、短期決戦のハード・ランディグより、ソフト・ランディグでお願いします』
と私は微苦笑しながらながら看護師さんに言ったりした。



こうした根底のひとつには、知人から大きな病院で検査を受診した時、

受診者6名前後で集合し、何かしら下剤を飲み、腸が綺麗になった人から、
検査を受けられる、と私は聞いたりしていた・・。

こうした状況は、小学生の運動会で、6人で同時に走り、
殆ど5番目で恥ずかしい体験を重ねてきたので、
まして下剤を飲み、腸が落ち着かない状況で、同じ受診者とまるで
競争のように感じて、勘弁してほしい、と願ったのであったりした・・。



この後、看護師さんは具体的に検査前日の食事、下剤薬の説明をして下さった。


◎2月29日(月)
     検査2日前 食事は普段通り。 就寝前に、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。

◎3月1日(火)
     検査前日 便やカスを腸内に残さないように、参考メニューを受けた。
       朝食・・おかゆ(練り梅、卵雑炊風、鮭雑炊風に味付け。ただし、ネギなどの繊維質は避ける)
           或いはうどん(素うどん)、味噌汁、スープ、澄まし汁などは、具を少しにする。

      昼食・・朝食と同様

      間食・・ビスケット、クラッカーなど5~6枚
           アメ、ガム、氷砂糖  水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯)

      夕食・・形のある食べ物は絶対に避ける。 スープ(具の入っていないもの)

      夜9時頃、『下剤(プルゼニド)』を2錠呑む。そして粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。

◎3月2日(水)
     検査当日 食事は摂(と)らない。 朝7時頃、粉末【下剤(マグコロール)】を水150mlに溶かして飲む。
     水分(お茶、炭酸飲料、粒の入っていないジュース、砂糖湯) アメ、ガム、氷砂糖は可。

     内視鏡の検査・・・午後1時30分~

このように40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、私は説明をして下さった後、
『下剤(プルゼニド)』を2錠の2セット、そして白い粉末の入った2セットと紙コップを私は手をされた。



やがて私は、この検査前の指示書に基づき、何かと小心者の私は忠実に守り、
食事、『下剤(プルゼニド)』の錠剤、或いは白い粉末の【下剤(マグコロール)】を
水150mlに溶かして飲んだりした。


そして白い粉末の【下剤(マグコロール)】は、年に一度の『健康診断』の胃の検査で飲みバリウムより、
ジュースのような味が加味されて飲みやすかった。

そして検査日の当日は、前日の夜は夕食も摂らず、白い粉末の【下剤(マグコロール)】の効果の為、
早朝4時、やがて10時、12時と三度ばかりトイレに行き特別便となったが、
宿便はとれたかしら、と私は微苦笑した。



やがて最寄駅の近くにある胃腸科病院に予約時の午後一時半前に、到着して待合室で待機していた。

まもなく60歳前後の女性の看護師さんより、
上は作務衣風、 下半身は検査の為、レインウェア風の生地で御尻だけが開けようになっていたので、
私は検査を考えれば、もっともだよねぇ・・、と心の中で呟(つぶや)きながら微苦笑した。

そして予定時に40代の顔立ち綺麗な女性の看護師さんより、
血液検査の注射、 肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、
何かと単細胞の私はこの麻酔を素直に効果して、 この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。             

目覚めると60歳前後の女性の看護師さんより、
検査は終わりましたので、 水分補給を中核とした点滴をしたが、一時間近く要した。

この間、私は下腹部が張り、こうした状況を60歳前後の女性の看護師さんに尋ねると、
水分不足でおならを出せば、解消するはずです、とアドバイスされ、
私はこっそりと点滴を右腕の手首に受けながら、腰と足を動かして、
10回くらい軽くおならをすると、 確かに楽になったりした。




やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
大きなポリープはふたつ有り、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫逢し、
小さなポリープは6ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しました、 と私に説明して下さった。

こうした中で、悪性腫瘍であれば、がんに進むこともあり、 よくみられるポリープと思われますので・・
と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。

そして、今後一週間は、おかゆ、うどん、スープなどの消化の良いを食べて下さい、 と教示されたりした。

この後、受け付けて精算した後、
内視鏡検査(病理検査)の結果は10日過ぎた頃に来院して下さい、 と私は言われたりした。

今回のポリープ摘出費用は、院内の告知表で、
一割負担で10、000円前後、 3割負担で25、000円前後から30、000円前後と明記されていたので、
私は二割負担の身であり、多くポリープがあっても20、000円で済み、
私は微笑ながら胃腸科病院を辞したのは、午後5時であった。

こうした中、私は一番戸惑ったのは、食事を一時的に断食することであった・・。
今回の場合は、検査の前日の夕食より、検査日の夕方まで、ほほ24時間を断食し、
検査の前日の昼食前まで、或いは検査後の夕食以降も、おかゆ、うどん、スープなどを私は食べたりしてきた。

平素の朝食は、五穀米の入ったご飯で、一汁七菜を愛食し、
夕食は鶏肉、豚肉、牛肉など大好きな私は、その日に応じて食べていたので、
大きく変貌し、歌を忘れたカナリアのような心情となったりした。

            

やがて内視鏡検査(病理検査)の結果を聞くために、私は検査を受けた病院に訪れた。

後日、大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、

摘出したポリープを専門検査する処で精密検査された表を見ながら、 緊張している私に言ったりした。

『特に悪質な状態は見られないですが・・、 貴方様が心配されているがんなどは・・
こればかりは予見できなく、稀に発達した人もありました。
今後、血の混じった便・・或いは大腸が異常と感じられる場合、来院して下さい』
と医院長は微笑みながら、私は少しばかり安堵した。

こうした中で、悪性腫瘍であれば、がんに進むこともあり、 よくみられるポリープと思われますので・・
と医院長より私は言われて、御礼の言葉を重ねたりした。


やがて70歳以上の人の高額療養費の限度額の特権として、
一か月自己負担上限額『一般』1万2000円に基づき、

私の住む調布市から、還付連絡を頂き、 いずれも樋口一葉さんのお札に満たない額を返金された。

これ以来、私は大腸も一生の大切なお友達だと再認識させられて、
一日のひととき、ヨーグルトを箱の2分の1を昼食の前に愛食している。

こうした成果か分からないが、この後の『大腸がん』の検診で、
再検査・要は無縁となり、 今日に至っている。


そして何かと気弱な私は、『大腸がん』にも遭遇しないよう、秘かに祈願している。  




このような深情を重ねてきた私は、本日の12月1日、
6年ぶりに『大腸内視鏡検査』を受診した。

以前と変わったことは、白い粉末の【下剤(マグコロール)】を
水150mlに溶かして飲んだりしたが、
少しだけ増え水200mlに溶かして、飲んだりしてきたぐらいであった。

そして今回も、検査前に女性の看護師さんより、
血液検査の注射、 肩の近くに大腸を静止させるの注射をして頂き、
何かと単細胞の私はこの麻酔を素直に効果して、
この後の肝要の大腸の内視鏡の検診は、気を失って眠っていた。             

目覚めると女性の看護師さんより、
検査は終わりましたので、 水分補給を中核とした点滴をしたが、一時間近く要した。



やがて大腸の内視鏡の検診をして下さった医院長より、
『XXさん・・残念ながら悪い結果をお伝えします・・』
と私に言ったりした。

『先生・・悪性な腫瘍とか・・がんのような症状ですか・・』
と私はドキリとしながら、医院長に言ったりした。

『検査してまもなく大きなポリープをひとつ、摘出して傷口は出血防止の為、クリップで縫い、
小さなポリープは2ばかり有り、いずれワイヤーで摘出しましたが、
上の一部に黒ぽく映っているを、お判かりになりますよねぇ・・』
と検査で映し出されたディスプレーの画面を差しながら、医院長は私に説明して下さった。

そして医院長は『・・多分、便の残留部分と思われますが、
不鮮明の為に、もう一度・・再検査をして下さい・・』
と医院長は、やさしく私に言ったりした。

『先生・・指示通りの白い粉末の【下剤(マグコロール)】を飲んで、
お腹をからっぽにしたつもりですか・・齢を重ねると、腸の力も衰えたためですか・・』
と私は力弱く、医院長に言ったりした。

『次回の検査前に、今回の下剤(マグコロール)より、少し強い下剤をお渡ししますので、
これで再診を受けて下さい・・』
と医院長は私を慰めるように言ったりした。



やがて今回摘出したポリープを専門検査する処で精密検査され、
結果を私が2週間後に、訪れることとなったりした。

この後、私は医院を辞した後、6年ぶりに『大腸内視鏡検査』を受診して、
あえなく敗退して、次回の検診は1月の中から選定して下さい、
と医院長から言われたことを思い馳せ、敗者復活戦かょ、と苦笑しながら帰宅に向かった。

コメント (4)
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