その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

渋谷舞

2009-05-23 20:08:08 | 暮らし

我が家の古老が、友人から譲り受けた山野草。名前は…?手書きのラベルがかすれて読めません…^^;

5月19日(火)の田植え作業から数えて4日め。植えつけられた苗は痛々しく見えても、土の中では
既に新しい根が発根しています。

              

帰宅途中で撮影した何方かの耕作地ですが、田植え機械の植え付けは、60cm×30cmのマス目に都合
9株の苗が植えつけられる設定になっているはずです。何故…?聞かないでください。分かりません。
条間30cm×株間15cm。昔から尺単位の作業を行ってきた結果だと思いますが、基本的には一定面積
に株数が多ければ、それだけ収量は上昇するはずですが、密植すると風通しが悪くなり、稲作の中
でも最も恐れられている『稲熱(いもち)病』などの発生原因になり、結果的に登熟不足や品質の
低下を招くことになります。昔からの尺単位の慣行と経験知による成果がこの単位に落ち着いたも
のと思います。さて、本日、土曜日の作業は『補植(ほしょく)』。最近では、こういった作業は
行わなくなったと思います。画像の6マス目の中で、上部緑色の円内が欠株状態となっています。
また、画像左側中央の苗は浮いた状態となっています。こうしたところに差し苗をしていきます。
最近行われなくなった理由は、耕作農地の大規模化に伴って、この作業を行っても収量に大きな差
が出ないことと、肉体的疲労という非生産的な苦痛からの解放といったところでしょうか…?
20年程前、私は地元農業後継者に『補植』などという作業は、非効率的だから止めてはどうかと
提言したことがありますが、それが現実となり、一方、提言者の私、夢屋は未だこだわりを持って
この『補植作業』という強制労働を続けております。「目指せ反収12俵半」

              

ところで、田植え作業の必須アイテムといえば、この『田植え長靴』。
昔、長時間に渡る田植え作業用に、ゴム底の足袋もあったのですが、最近は見かけませんねぇ。
良くTV番組でリポーターが一般的な長靴を履いて田圃に入り、足が抜けなくなって大騒ぎする
映像が流されますが、私らだって長靴で田圃に入ったら足が抜けなくなってしまいます。
少々ヤラセ的な要素が臭いますが、しかし、「これダサくねぇ…」
確か秋田県大潟村で『ギャル米』に挑戦している女性代表者の長靴は花柄だったような…。
そうです『渋谷米』『ギャル米』に対抗して『バァバ舞(米)』のリリースを企んでいる
夢屋農園でも、まず、見た目(格好)から入っていかなければ、アピール性が低い…。
などと、趣味的強制労働に駆り出される前の戯言をはいてしまいました。
タイトルの『渋谷舞』に女性的な香りを感じて覗かれた方、だましてゴメンなさい…m_~_m

 追記)13:30現在、午前の部?終了。今年は、田植え機の爪の調子が悪く、欠株が多くて作業がはかどり
ません。こんな時は、寡黙な我が家の息子「ポン太郎君」の出番なのですが、今年は居ない。
久し振りに土曜日休みの妻が、「昼、チャーハンで良い?」などと労いの言葉をかけてくれました…^^;

追記2)17:10 作業終了。が~疲れた。家に帰ったらネギの苗が届いていました。
ネギの伏せ込み作業は、ちょっと辛いものがありました。今夜は早く寝ます。

コメント
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