オヤジ達は、どうも『純血』という言葉に弱いかも…。期待された方、お気
の毒さまです。純血といっても在来種の「タンポポ」の話です。
西洋タンポポと在来タンポポの見分け方は至って簡単で、ガクの部分に反り
返りがあるものが「西洋タンポポ」で、標題画像は、「在来種」です。

街角で良く見られる光景で、ブロック塀と道路側溝の僅かな隙間に根づく
タンポポでありますが、この10mにも満たない空間に、56株のタンポポが
ありました。(いい歳をしたオヤジが、タンポポの数を数えている光景を
想像してみて下さい。十分に奇人の部類です。)
総て、「西洋タンポポ」です。こうした帰化植物に敏感な学者さんが居り
まして、「今や在来種は風前の灯…。」悲壮感漂うコメントを出す方も
いらっしゃる訳です。一時期、「セイタカアワダチソウ」が侵入した際も
大騒ぎに成りましたが、こうした帰化植物や動物は、生態系のポッカリあ
いた空間に入り込むものであって、既に存在する種を押し出してまで空間
侵略するものではないと私は考えます。
確かに、内水面では「ブラックバス」や「ブルーギル」が繁殖し、ワカサ
ギ漁などに甚大な被害をもたらしていると言われていますが、へら鮒を
釣りながら、オイカワなどの小魚を追う「ブラックバス」を見ていますと
貪欲ではあるけれども、エサの捕獲率は非常に低い気がします。
在来種のタンポポは、他家受粉を基本とする虫媒花と言われており、西洋
タンポポは自家受粉が可能と言われています。最近は、在来種と西洋種の
交雑もあり、ガクの反り返りだけでは、判定出来なくなりつつあるとか…。
「雑種強勢」の原則からすると、タンポポの種の存続という生存原理が
働いているのかもしれません。
の毒さまです。純血といっても在来種の「タンポポ」の話です。
西洋タンポポと在来タンポポの見分け方は至って簡単で、ガクの部分に反り
返りがあるものが「西洋タンポポ」で、標題画像は、「在来種」です。

街角で良く見られる光景で、ブロック塀と道路側溝の僅かな隙間に根づく
タンポポでありますが、この10mにも満たない空間に、56株のタンポポが
ありました。(いい歳をしたオヤジが、タンポポの数を数えている光景を
想像してみて下さい。十分に奇人の部類です。)
総て、「西洋タンポポ」です。こうした帰化植物に敏感な学者さんが居り
まして、「今や在来種は風前の灯…。」悲壮感漂うコメントを出す方も
いらっしゃる訳です。一時期、「セイタカアワダチソウ」が侵入した際も
大騒ぎに成りましたが、こうした帰化植物や動物は、生態系のポッカリあ
いた空間に入り込むものであって、既に存在する種を押し出してまで空間
侵略するものではないと私は考えます。
確かに、内水面では「ブラックバス」や「ブルーギル」が繁殖し、ワカサ
ギ漁などに甚大な被害をもたらしていると言われていますが、へら鮒を
釣りながら、オイカワなどの小魚を追う「ブラックバス」を見ていますと
貪欲ではあるけれども、エサの捕獲率は非常に低い気がします。
在来種のタンポポは、他家受粉を基本とする虫媒花と言われており、西洋
タンポポは自家受粉が可能と言われています。最近は、在来種と西洋種の
交雑もあり、ガクの反り返りだけでは、判定出来なくなりつつあるとか…。
「雑種強勢」の原則からすると、タンポポの種の存続という生存原理が
働いているのかもしれません。