その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

雪中野菜(その後②)

2009-05-30 13:33:33 | 暮らし

タイトル『草笛』には、皆さん引かれるものがあって、多くの方に読んでいただけたようです。
我が家の田圃にポツンと残った『スズメノテッポウ』ですが、これも穂の部分を抜いて草笛に
して遊びました。

さて、5月18日に「雪中野菜(その後)」を掲載し、「カルス」からの分化ではないかと述べま
したが、本日、畑を耕運したところ、雪の下から収穫したキャベツの茎からも分化した株があり
ましたので、掘り起こしてみました。

              
こんな風に雪の下から、包丁で結球部分だけ切り取ってくるのですが、

              
切り残った根が下の部分ですから、「カルス」からの分化というよりは、側芽が成長したもののようです。
根こぶも着いていないようなので、もう一度植えつけてみることにしました。一度で二度おいしいこと
と成るか…結果が楽しみです。雪中野菜には不向きであると感じたレタスですが…本日の状態は

              
ここまで成長しました。上部の葉が結球しかかっているように見えるので、これもまた植えてみます。
「畑の耕運も結構上手になったよな…」などと自画自賛しながらエンジンを吹かしていますと、

              
「ムクドリ」がやって来ました。きゃつらは、エンジン音を聞きつけるとこうしてやって来ます。
耕した畑に降り立っては、恐るおそる、出てきた虫を啄ばんで行きます。

              
抜き足、差し足というか、いい表情しているでしょう…^^;
この鳥が、あの美しい水色の卵を産むのかと思うと非常に不思議です。
失礼、その姿形から、子ども(卵)の美醜を推測するのは、失礼というものですね。
こんな下らないことを考えながら、土曜の午後が過ぎていきます。
これから古老を見舞って、田圃の肥料の講義を受けて参ります。

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飛びウド伝説

2009-05-30 05:05:05 | 暮らし

5月24日のブログ上でご紹介した「アサツキ」ですが、ネギ坊主のような花が開いて、幾何学的な花が
咲いたので、再度登場願いました。

今朝は久しぶりにゆったりと(それでも4時頃からガサゴソやっていたのですが)した朝が迎えられ
ました。除草剤散布で大失態を演じたとはいえ、今のところ大きな障害もなく稲も植え傷みから持ち
直しつつありますし、散布後4日目で水が引きかけていることから、若干の水調整をして観察終了。
水田の回りを見渡すと「休耕田」にきつねの尻尾が生えてきました。

              
水田雑草の『チガヤ』ですね。田植えが終わっても、水管理をし、古老が大事にしている盆栽や畑の散水
をしていると、あっという間に出勤時間です。我が家に古老が居れば、朝仕事に草刈りもできるのですが、
いつの間にやら伸び放題になってしまいました。
明日は、週末の釣行を諦め、草刈りと畑作業でもやるか…。俺って、ムラ一番の働き者じゃないか?
自画自賛の毎日、こんなオヤジに付き合わされる妻は、かなり疲れてます。

さて、タイトルが「飛び梅伝説」でなく、『飛びうど伝説』だったことにお気づきでしょうか?
              

本来、自家用に栽培している場所から東に約20m移動しています。ん~なぜ?
昨年は、確かに『ウド』が繁茂し、多くの種を付けました。今年は、川砂に種でも播いてみようか
などと思っていた矢先ですから少々驚きました。どう考えても種がこぼれたとしか思えない。
しかし、太さを考えても1年物にも思えない。これはきっと主(我が家の古老)を慕って、
『飛び梅』の如く移動したに違いない。「東風吹かば、思い起こせよウドの花 主無きとて
成るを忘れそ…」とばかり、『飛びウド伝説』として移動したに違いない。
が、しかし『ウド』よ。主が入院しているのは、北北西の病院であり、お前が移動したのは
東南東である。「北北西に進路を取れ…新たな伝説に向けて…」おそまつ。

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