久し振りにお狩り場「大沢山」を散策して来ました。秋も深まり、昆虫たちもいないことは分かっているのですが、夏場には無い変化や痕跡があるかもしれない…紅葉が進み、繁茂する草ぐさで見なかった沢の流れも見えるようになり、規模こそ違え、奥入瀬の秋を眺めているような雰囲気を醸し出しております。当然のことではありますが、葛の葉に居たカンタンやフキバッタは、その存在の痕跡さえ残しておりません。そのかわり、陽だまりを見つけてはアキアカネが翅を休めております。広い葉っぱと間違えているのか、陽を浴びた私の肩口に止まるトンボさえおります^^;
木々も少しずつ葉を落とし、確実に冬を迎える準備を始めているようであります。
クサギカメムシ・・・にしては模様が薄い。アオクサカメムシが体色変化したものでしょうか?アカトンボ以外に唯一見つけることの出来た昆虫であります。「カメムシが多い年は、雪の多い年になる。」年寄りたちは、そう語りますが、全くの俗説であります。カメムシは集団でホコラなどで越冬しますから、家屋の手頃な隙間を見つけては集まるだけの話であります。
夕方、友人『貧乏父さん』のブログを見ていたら、どうやら今夜は休みらしい。早速、電話をし酒飲みの約束を取り付けたのであります。人恋しさを覚える秋の夜長は、酒に限る。湯豆腐とネギホルのメニューで語り明かすのであります^^;