「馬鹿は風邪をひかない。」というよりも「馬鹿は風邪をひいたことすら感じない。」そう信じて生きております^^;
しかし、このところ鼻水が止まらない。どうやら風邪をひいてしまったようなのですが、風邪をひいたと自覚すると急に病人と化してしまう(精神的に弱いのであります。)ので、無視して外仕事を続けております。雪囲い作業もあとは、ドウタンとツツジを囲うだけとなりました。あとは、畑の残渣を片付けて果樹類の軽い剪定を済ませれば、冬を迎える準備は終了というところまでこぎ着けたところで、午後からの雨。天気が崩れることは織り込み済みなので、午前中天気が持っただけで恩の字であります。
午後は、昼寝と決め込んで『第2サティアン』で本でも読もう…「晴耕雨読」を実践するのだと雨の中を自宅から徒歩1分の『第2サティアン』に向かったのでありますが、昨日100金で買い求めたカーテン地のことを思い出しました。少しは外気を遮断できるかもしれないなどと思い、自宅で昔使っていたカーテンレールを取り付けカーテンを吊るす。ふと、雨除けの屋根を設置したウッドデッキの屋根の隙間を塞ぐことを思い出し、ダンプレートをカッターで加工し雪や風が吹き込まないよう大工仕事に手を着ける…気付いてみれば夕方になっておりました。貧乏暇なしなどと言いますが、よくまぁ仕事を見つけては動き回っているものだと自分でも感心してしまうのであります^^;
4年前、畑の片隅に植えたりんご「津軽」が、一個だけ実を着けました。果樹に手を出すのは年齢的に無理だと決め付けておりましたが、友人の『ノロ君』が買い込んだ苗木を押し付けられて、畑の片隅に「津軽」と「ふじ」そして「白加賀(梅)」を植えたのでありますが、ほとんど世話をしないため、今年の雪で枝が折れてしまい、樹勢を確認するため整枝もせず、この一年さらに放置してしまいました。一個だけ実を着けたことは分かっていたのでありますが、木を弱らせないために実を落とそうかどうか迷いましたが、最終的には袋掛けしてシンクイムシの侵入だけは防ぎ、秋、その存在を思い出して袋を破り着色させたものであります。結果的に完全無農薬栽培の「津軽」の完成であります。今晩あたり食べてみることにしましょう^^;
6月の田んぼの水見の帰り道に見つけたハスジカツオゾウムシのご夫妻であります。ゾウムシ類は、擬死(死んだふり)が得意で、息を殺して近づいても、葉先からポトリと地面に落下してしまいます。もうちょっと鮮明な画像が撮れるはずだと思っている内に、画像ホルダーに忘れ去られておりました。この時ばかりは、子作りに一生懸命で、国王の接近は無視されたようであります。擬死の効果は、硬直して動かなくなることで、捕食者からの発見を免れると言われておりますが、『夢屋国王』は、ご褒美の瓶ビール一本と日本酒二合を夕食前に飲んでしまい、オッカーザウルスの怒りを買う前に擬死状態(爆睡)となったのでありましたとさ^^;
No.071 ハスジカツオゾウムシ Lixus acutipennis 昆虫綱 甲虫目 ゾウムシ科
昨年は、カツオゾウムシの個体が多かったような記憶があるのですが、今年はハスジカツオゾウムシが優勢でありました。このゾウムシの幼虫は、アザミやヨモギを好んで食べるので農作物の実害を聞きません。動きは鈍いので撮影には適した昆虫でありますが、人の気配で葉から落ちてしまうので、近付くまでが勝負です。夫婦円満の秘訣は、擬死にあり…敢えて火中の栗を拾うマネはしないのであります^^;