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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋国王(月の山へ)

2011-11-19 22:08:38 | 夢屋王国

出羽三山のひとつ「月山」は、他県との県境を接することの無い山であります。したがって、山形県内の4エリア、村山地方、庄内地方、最上地方からはよく見える山であり、『夢屋国王』の住む置賜地方からも天気さえ良ければ高所から見える山であります。昨日、国王は、出稼ぎ先の出張で山形県寒河江市まで出かけることになり、雪を頂いた「月山」を眺めながら講師(事例発表程度)を務めてきたのでありました。日々の泥臭い営業活動を、いかに遊び心を持ってこなすか・・・そんな部下たちの熱い思いが伝われば、講師の務めは合格と思いますが、果たしてどうだったでしょうか?帰り際、お追従とは言え「今度、飲みながら話しましょう・・・。」などと水を向けてくれた方もおりましたので、気合注入には成功したのではないでしょうか^^;

しかし、昨朝の王国は寒かった。『第2サティアン』の室内温度は3℃…カンジル(感じる?寒じる?)・・・我が在所では、ブルブルっと来る寒さを「カンジル」と表現します。「シバレル」という表現はあまり使いませんねぇ。王国内の草々も霜でガリガリの状態であります。こんな朝は、ぬくぬくと布団にくるまっていたいところですが、コタツに着所寝の状態ですから、朝の寒さで目が覚める始末。お決まりのモーニングコーヒーを一杯飲んで、自宅裏の畑の残渣を片付ける朝仕事に取り組むのであります。

「雨宿り」という表現はありますが、キャベツの葉の中で『霜宿り』をするアカトンボであります。翅まで霜が降りておりますが、気温さえ上がれば、彼らはまた飛び立つのであります。草に紛れてしまった「千本ネギ」と呼ばれる地物のネギを、久し振りに収穫してみました。このネギは、スーパーなどで売っている長ネギと違って、根元から叢生するので、薬味の刻みネギにはお手頃なのですが、2年間放置しておいたので細く成り過ぎました。来春植え替え用の株を少々残して全量収穫してしまいました。そば、納豆の薬味としてネギ攻めの日々が続くことになります^^;

ネギの畝を掘り進むうちに、コガネムシ類の幼虫が出てきました。ヒメコガネの類ではないかと思うのですが残念ながら種は特定できません。『夢屋国王』が昆虫学者として大成するためには、これを飼育して生活環を明らかにするべきなのですが、今のところ、その余裕が無い。土に埋め戻して、家の明かりに飛んでくるコガネムシ類から類推することにします^^;
寒さが厳しくなって、昆虫たちも来年の羽化に備えて越冬の準備であります。はぁ~人間様も悠長にしていられない。冬越しの準備を進めるのであります。
 

コメント
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