その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(冬支度)

2011-11-21 12:03:59 | 夢屋王国

折からの強風で、庭のサンシュユの葉が落ちると、夏に木を這っていた「キカラスウリ」の実が現れました。昔は、この実を焼酎に漬けて「しもやけ」の薬として使ったものでありますが、今時、「しもやけ」なんぞ作っているお子ちゃまなどいるはずも無く、未熟の実は食べられると言われておりますが、飽食の時代にこれを食べようなどというご奇特な方も居ないでしょう。今では、無用の長物…いやむしろ毎年蔓を延ばす厄介な雑草であります。調べてみると、植物体は塊茎を作りそこから蔓を延ばしている。いくらむしっても絶えない訳であります。塊茎から採れるデンプンは「天花粉」の材料になるとか…天然のベビーパウダーとして開発してみますか。いやはや、最近の赤ちゃんだって、オムツかぶれや汗疹など無縁の世界ではなかろうか・・・^^;

「ドウタンツツジ」の雪囲いをしておりますと、奇妙な光景に遭遇いたしました。枝先に「どじょう」の干物がぶら下がっているのであります。これは、秋に盛んにさえずっていた「モズ」の仕業に相違ない。「百舌の早にえ」であります。一説では保存食とされたこともあったようですが、今ではモズの本能でやってしまうことと解されているようであります。
『夢屋王国』内のそれぞれの冬支度…歩みののろい国王も、ようやく雪囲い作業を終了いたしました。次は、沢庵漬けとおみ漬けを漬けて、消雪パイプを敷設する…国王の冬支度は、まだまだ続くのであります^^;

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする