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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋国王(新人研修)

2011-11-17 12:10:43 | 夢屋王国

今朝、『夢屋王国第2サティアン』から見える米沢市西部の斜平山(ナデラヤマ)に初雪が降りました。低い山に2度、3度と雪が見られるようになると里にも雪が舞うようになります。日の出が遅いので、今では朝仕事といっても手元が見えるようになるのは6時。時間に余裕のある時は、薪ストーブに火を入れ、余裕が無い場合は石油ストーブに点火して暖を取り、レギュラーコーヒーなど飲みながら夜明けを待ちます。晴れた日は、木刀を軽く100回程度の素振り、雨の日は「ケーナ」を吹いて(ドレミの音階練習程度なのですが…^^;)気合を入れて朝仕事に臨むのであります。
みぞれ交じりの今朝は、朽ちてしまった稲杭の両端を鋸で切り詰め、下部先端をナタで削って、さくらんぼの幼木やキウイの支柱として再利用。1時間程度の朝仕事で大した作業は出来ないのだけれども、毎日の積み重ねが大切と自分を鼓舞しながら、黙々と続けております。
本当は、積み残しの自宅回りの「雪囲い」をしたいところなのですが、早朝からバタンバタンと音を立てては、白河夜船のオッカーやご近所さんを起こしてしまうのは忍びない…こんな心遣いは気付いてもらえないことでしょうが^^;

「おしどりミルクケーキ」で有名?な日本製乳㈱の屋根越しに見えた斜平山の雪景色も、あっという間にどんよりとした雪雲で視界から消されてしまいました。こんな日に限って、国王の出稼ぎ先ではH23年採用の新人研修であります。国王の今の仕事は、職場の中でも泥臭い仕事であります。当世風の若者に半日程度、この泥臭さを味合わせては・・・という国王の発案が採用されて、研修担当より依頼を受け、4班体制で営業回りであります。彼ら、彼女らの将来を暗示するかのような雲行きなのでありました^^;
今風の若者が、私たちの仕事をどう感じたか知る由もありませんが、いつもは腐れ上司(国王のこと)と同乗し、営業回りをする中堅処にとっては、先輩振れる良い機会であります。新人研修と言いながら、ちゃっかり中堅処の指導者研修も兼ねてしまうところが、国王の真の目論見ではあるのですが・・・。

一年を振り返りながら、画像ホルダを確認しておりますとサンチュの葉に止まったコカマキリの幼虫が出て来ました。こんなチビ助が、秋には立派な大人になって、偉そうに鎌を振るうのであります。成長を遂げるまで、一体何匹の幼虫が息絶えたことでしょう。幸運にも秋にペアリングを終え、子孫を残せたものは、一体何匹いたことだろう。幼虫の頃から狩を宿命づけられた彼らと、飯の種である研修と仕事を与えられる職場の新人君たちよ。君たちも『夢屋国王』のように、立派な(?)職業人になるのだよ・・・などと、自らもかつて新人であったことをすっかり忘れている国王であります^^;

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