その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(郷愁)

2011-11-03 18:16:18 | 夢屋王国

霜月は、『雪囲い月間』と王国法で決めております。この節、夜明けは遅く、日没が早いので、外仕事の時間が限られてきます。降霜前に長ネギを収穫し、桶に砂を敷いて冬用に保管する。大根を収穫して水洗いし沢庵漬けを…青菜も『夢じぃ漬け』に…結構、やるべきことがあるのではあるが、如何せん土日、天気に恵まれないことの多い季節でもあります。
大仕事は、庭木の雪囲いであり、梅雨時に整枝作業をしていないものだから、剪定・整枝をしながらの雪囲いとなり、延べ7日間ほど掛かる予定であります。「勤労感謝の日」は、文字通り一年のオヤジの働きを慰労する日と決めているので、何とかその日までには終了したい…いや、勤労感謝の日を過ぎた辺りから、天候はみぞれ交じりの空模様となり、怠れば自分が泣きを見るだけなのでありますが^^;

今日は「文化の日」なのだから、少しは文化的な遊びをしたい…外の陽気に騙されて、遊ぶものなら、次第に自分で自分の首を絞めることになるのですが、こうして秋晴れのポカポカ陽気が続くと、ムクムクと遊び心が湧いてしまうのであります。そして、我が家の古老が残した負の遺産を、恨めしく見上げるのであります^^;
今年、古老の三回忌を期に、私自身の遺言の第1条を決めて子どもたちに公表いたしました。
「俺が死んだら、まず庭木を伐れ!所詮、お前たちでは管理できない。誰かが決断しないと伐れなくなるから、第4代夢屋当主がこれを許す^^;」
庭木を楽しむなどということは、小金持ちの趣味である。剪定し、肥培管理し、雪囲いをする。果実を結ぶ訳でもなく、11月の休日は、管理で潰れてしまう。人に委託すれば、数万円の費用が掛かる・・・とてもサラリーマンの趣味とは言えない代物なのであります。
そして、切り倒して初めて気付くのであります…庭が淋しい…^^;
その時は、今風に芝でも植えて、ガーデンパーティでもやってくれ…自然や郷愁というものは、失ってみて初めて気付くものなのでありますよ。

No.70 ヒラタアブの仲間… Syrphidae ・・・   昆虫綱 双翅目(ハエ目)ハナアブ科

この季節、残り少ない花々には無数のアブの仲間が、花粉を舐めにやってきます。オオアワダチソウは、彼らに絶好の花粉をご馳走してくれる花。ヒメヒラタアブ・ホソヒラタアブなど、ヒラタアブの種類は多数…黒と黄色のストライプを見て、子どもに「これ何?」って聞かれたら、自信を持ってヒラタアブの『仲間』と答えれば、間違いないでしょう^^;

 

コメント
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