職場の後輩『関師匠』に「ラ・フランス」を注文しました。毎年、この時期にお願いして関東地方に住む叔父たちや息子・娘に送っております。山形県高畠町は「ラ・フランス」の産地、今ではお隣の上山市や天童市に生産量では適いませんが、土質が合うのか高畠産は、ひと味違うと評判であります。東京・銀座の「千疋屋」さんの高級品同等の品物が、農家の庭先価格で手に入れることができます^^;
「届いたよ!」という電話のやり取りで、叔父たちや『根本師匠』の近況を確かめ会うのが習慣となっております。しかし、昨日は、この「ラ・フランス」が夫婦喧嘩の火種となってしまいました。
「ポン太郎君とトモぴぃにも送っておいたから…。」(夢屋国王)
「子どもたちは、食べ切れないから要らないって言っていたのに…。」(オッカーザウルス)
「お前たちは、貰い物を総て自分の口に入れようとする。いつもお世話になっている隣人や寮母さんに、田舎から送ってきたもので、お裾分けですがどうぞという気持ちを持てないのかい?」(夢屋国王)
「・・・。」
私の部屋から見える位置に植えてある菊が咲きました。5月の連休に株分けして植え直し、庭の片隅で絶えかけていた白菊も、ようやく満開であります。夏場に管理出来ないものですから、下葉が病気で枯れ上がり、花芽も付け過ぎの感はありますが、古老が愛した菊を3年掛けて何とか復活出来ました。今では古老への供花となってしまいましたが・・・。
裏庭(畑)で咲かせていても詮無きことなので、惜しげもなくご近所の婆さんたちに仏様の供花として提供しますと、今の時期、花壇の花も無くなる季節ですので大変喜ばれております。生産性の無い(食べられない)作物は植えない主義なのですが、菊花だけは人に喜んで頂ける花、一年の労働の対価(ご褒美)の花として植えている気がします。
3年前、北方謙三作「水滸伝(全19巻)」を読んで、続編とも言うべき「楊令伝」の文庫本化を待っておりましたが、ようやく書店で見つけ読み始めました。3年という時間は、大人の眼鏡がないと文庫本の活字が辛い年齢になったことを自覚させるには充分な時間の経過でありました^^;