その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(高所作業)

2011-11-06 16:05:46 | 夢屋王国

昔から『バカと煙は高い所が好き』などと申しますが、『夢屋国王』は高い所が大好きであります。特に、2階の窓から屋根に出て外の景色を眺めるのが好きでありました。
高い所が好きだと言っても、それは落ちないということが前提にあるからであって、落ちるかもしれないといった気持ちが湧いてくると、男性の大事な部分の先端が痺れるのであります。良くオシッコがちびるとか、ビビるという表現は、ここから来ているのかもしれません^^;

 

さて、庭師となって2日目。庭の隅にあるヒバの枝が繁茂し、見苦しくなって来ました。生前、古老が頭を落とせと言っていたのでありますが、幹も太く、梯子に登って両手で鋸を引くには少々勇気が必要であります。また、外に椅子を出して眺めていると高い木なのでありますが、座敷から庭全体を眺めてみると、現在の高さの方がしっくりと庭に馴染んでいる気がするのであります。
庭師は、一本々々の木の枝ぶりを見ることも必要ですが、庭全体の調和を取ることも必要なのであります(←分かったような講釈をしております^^;)オッカーにお願いして梯子を押さえてもらい、縄で梯子の一端を木の枝に結び付け、コケない状態にしてから梯子の最上部(梯子の長さは4.2m)に登り、整枝を始めましたが…これは高所作業車でもないと枝全体に手が回らない。二段目の枝の根元に、新たな枝が出ていることに気付いた夢屋は、思い切って頭を落とす決断をしたのであります。少しずつ枝を掃いながら、伐採!「〇きちゃ~ん!(オッカーザウルスの本名)見てみて…、オヤジの遺言のひとつを果たしたぞぉ~^^;」(オッカーは呆れ顔であります。)
雄叫びを上げる『夢屋国王』でありますが、庭には松の剪定枝とヒバの太い木材が・・・焼却処分代だけでもバカにならない量が…やはり、庭は小金持ちの趣味であります^^;

庭仕事には関係なく、最近、畑や荒れ地で見たことも無い花に出会うことが増えて来ました。堆肥の中(牛の飼料に混入して)や鶏糞に混じってくるのでしょうか…明らかに外来種と思える花…『不思議ダネ』が咲いております。かつて、セイタカアワダチソウが、鉄路沿いに全国に拡がりを見せたとき、花粉症の原因になるとか、荒地が占有されるとかマスコミも騒ぎましたが、セイタカアワダチソウやオオアワダチソウの黄色い花は、秋の空き地の光景として目に馴染むようになってしまいました。『不思議ダネ』もいつの日か、当たり前の景色になって行くのでありましょうか?

コメント (2)
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