あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 はなれられずに 濡れて歩いた どこまでも~♪
春日八郎さんが唄った昭和歌謡…古い、古過ぎる^^; 少なくとも森高千里さんの「雨」の歌詞は知っているはずである。いや、オジサンの世代は青春のフォークソング、伊勢正三さんの曲でイルカさんがカバーした「雨の物語」くらいは弾き語りで唄えるはずであります^^;
ギターに隠れるかと思えた、ちっちゃいイルカさんも62歳ですか…歳の経つのは早いものであります。
さて、雨…ようやく雨が降りました。土砂災害が心配される地域の方には申し訳ないのですが、ようやく『花咲かジィサン』はジョウロを手離して畑の秋野菜を眺めることが出来たのであります。フラフラに成りながらも、こんな時は雨に感謝しなければならないのでありまして、夕刻、実験で遅植えした「だだちゃ豆」を収穫し、湯掻いて『第1サティアン』で飲む。(晴れても降っても、飲んでいることに違いはないのでありますが^^;)
春6月に収穫した「ニンニク」の後作に植える作物が欲しい。晩生の「秘伝豆」ではニンニクの植え付け時期に重なってしまいアウト…本来は砂地が適地とされる山形県庄内地方特産の「だだちゃ豆」を植えたところ、今丁度、収穫できるようになりました。これならば、ニンニクの植え付け時期と重ならない…収量は、早生の「幸福豆」の半分以下でありますが…。農薬を極力減らした栽培に心掛けているのですが、昨年は、6月中旬に播種して、タネバエなどの被害で苗が皆無となってしまいました。今年は植床に軽く殺虫剤を散布して苗を作り、放任主義で育てても何とか収穫にこぎ着けました。昨年何とか収穫した小粒の種を使ったので苗も貧弱、育ちも貧弱…来年は、充実した種を使って再検証であります。
砂浜に生えているカワラヨモギと思われますが、水をどうやって得ているのか不思議であります。環境に適応した結果と思われますが、今年ほど畑に灌水設備が欲しいと思ったことはありません。植物は弱そうで強く、強そうで弱い。ひとつの実験が成功すると、出稼ぎ先でもアイディアが湧くものであり、ほぼ諦めかけていた案件を再検証してみると何やら解決への糸口が見えてくるものでありまして、周囲の者は迷惑至極であろうと思われるのでありますが、『夢屋国王』の進軍ラッパが鳴り響くのであります。
「人間、だめだと脳ミソが感知した瞬間、力量の3~4割が失われてしまう。やらない言い訳を考える前に、やるための方法論を考える。走れ、走りながら考えて、若い内は当たって砕け散れ…。」とまぁ、かなり強引な叱咤激励に、若い衆はひどく迷惑していることでありましょう。しかし、世の中に「絶対」ということがあるのだろうか…「絶対大丈夫!」というのは過信の現れであり、「絶対無理!」というのは既に戦う前から試合を放棄しているのでありまして、放棄してしまった以上、その先は有り得ない。見る角度ややり方を替えることによって、「絶対無理!」から「いくらか可能性が出て来た。」と考えられればしめたものである。
異常乾燥注意報で、カラカラに干からびていた『夢屋国王』の脳ミソも、少々潤いを取り戻したようであります^^;