今日は何もしない…そう決めた土曜日でありましたが、寝てばかりもいられない損な性格であります^^;
筋播きした「山形青菜」は、このところの雨でヒョウ(スベリヒユ)に負けそうであり、今年挑戦したニンジンも数本抜いてみると手頃な太さになっている。ひと畝ほど草むしりをして、ニンジンを数本引き抜き、お彼岸の来客を迎えていたら、一日が終わってしまいました。夕刻前、ニンジンの過熟による根割れが心配になって、100本ほどのニンジンを引き抜きましたが、又根の物や根割れ、成長不足の物が多くて、真直ぐに伸びたニンジンは30本程度でしょうか。真直ぐだがやや細身のニンジンは、オッカーに自慢するために自宅で食べることにして、又根だが太く育った物は、夕刻『第1サティアン』にやって来た友人の『貧乏父さんA(H.N.)』と『イチオ』にあげることにした。自宅でカレーや肉ジャガに使うには十分な太さであるから^^;
そう今夜は、昨日手に入れたダッチオーブンでローストビーフを作るのだ…しかし、レシピを眺めて驚いた。「牛のヒレ肉1kgを準備して…」ちょっと待っていただきたい。牛肉1kgをご馳走できるほどお財布の中身は分厚くは無いのであります。仕方がないから特売のステーキ用もも肉を買い込むことに^^;
少々、肉に塩コショウをして揉み、焦げ目を付けてから、自家製のタマネギと取れ立てのニンジン、カボチャのスライスをダッチオーブンに入れた頃には、夕日が沈もうとしておりました。電気の無い『第2サティアン』での下準備を終え、手元の見える『第1サティアン』に七輪ごと移動を開始したのでありますが、家主は『体育協会』の芋煮会とのことで不在…戻ってくるまで暫しの我慢と思いつつ、ダッチオーブンを開けてびっくり玉手箱…お肉が薄いし野菜から出た汁で、哀れステーキ用の牛肉は「煮肉」になってしまいました^^;
こういう失敗作は『貧乏父さん(H.N.)』に処分をお願いするに越したことはないのでありまして、野菜の甘みと若干の肉汁がしみ込んだ野菜をいただいていたほうが美味しいと感じる作品に仕上がりました。次回は、値段的にもお手頃な豚のブロックか鶏のもも肉で再挑戦することにしましょう^^;
ビニールハウスの副産物(放射熱)として、今年は手を加えなかったのにイチジクの木が大きくなりました。大量に実を着けているのですが、残念ながら私はイチジクを食べ物として扱ったことがありません。完熟すれば生で食べられるの?甘露煮にするの?遊びのネタが尽きない『夢屋王国』の秋であります。