天気予報は晴れなのに、朝、小雨が降っている…『夢屋王国』では稲刈りを予定していたのでありますが、また順延になるのだろうか…朝一番に仕事の段取りに伺うと機械作業をお願いしている『チャオちゃん』は、11時から始めようと言ってくれたのであります。
朝飯をそそくさと済ませ、田んぼの角刈りを始めたのでありますが、ここのところの雨で水田に水が溜まっているのでありまして、ここ数日見回りをサボり、水抜きを失念していたことを悔やむのでありますが後の祭りというものであります。コンバインはキャタピラを装着しておりますから、水田面が抜かるんで足が取られなければ大丈夫…中干しはしっかり仕上げているので、角刈りなどが鬱陶しいだけで、作業に影響はないのであります。
4月の種蒔きから数えると6ヶ月、刈り取りに5時間程度、辛い、暑いと文句を言いながらも、あっという間に収穫の秋を迎えてしまいました。収穫は軽トラックの収穫袋に満載して2台分とコンバインの貯留部分に少々…籾の量からすれば昨年とほぼ同じでありますから、未熟米(屑米)の量次第で22.5俵~23俵と『夢屋国王』は皮算用をするのであります^^;
青空の下で俵読みをする。俵、表、票…『美しい国、日本』の第1野党となった自民党の総裁選挙が気になるところであります。とは言え、昼ご飯もそこそこに午後からの作業に出たものだから、野党の選挙なんか構っていられない。夕方作業を終え『第2サティアン』に戻ってから、ラジオで結果を確認いたしました。前評判どおり、党員票第2位の方が、国会議員による投票で新総裁に選ばれるという、一般人では到底理解できない結果となっております。党員がルールを作り、それで良いとしているのだから門外漢は何もコメントする必要は無いのでありまして、結局、与党もこの党も何も変わっていないことを国民の前に明らかにしただけであります。
そんなことよりも『はえぬき』の買い入れ価格が1俵当たり2,000円も上がっている。小規模な『夢屋王国』でさえ、年間4万円も売上が違ってくるのでありますから、規模の大きな農家にしてみればありがたい限りであります。あとは二日後、米を調整して出荷するだけなのでありますが、等級の検査結果が気になるところであります。まぁ、いいか…2等が決選投票で1等になるのだから『夢屋米』も1等米に変わるに違いない…いいえ、消費者(国民)を裏切るような等級の改ざんはあり得ないのでありますよ^^;