朝5時…夜通しコオロギの合唱は途絶えることが無く、深まる秋を前に精一杯鳴いております。私の壊れかけた耳にも、3種類ほどの鳴き声に聞き取れるのですが、コロコロ…、コッコッコッコ…、コロロォ~コロロォ~…音を文字に変換するのは難しい。それぞれの音に意味があり、翻訳できるのであれば、人間とコオロギの通訳として活躍できるのでありますが、国家や人種が違うだけで、それぞれの行動や発する言葉を理解できない人間でありますから、昆虫の意図など思いも及ばないのであります^^;
5時30分…ようやく外も明るくなり、窓から入る風は肌寒い程であるのに、今日の日中も猛暑になると言うのですから気が滅入ってしまうのであります。窓の近くで鳴いていたコオロギの声が次第に弱まりましたが、遠くで鳴く声は、まだ続いております。
三度目の正直と今年挑戦したニンジンは、ご覧のように見事な根割れを起しております。二股、三股に分かれている根は、耕作土が浅く、まだ硬い土の塊が土中に残っている証拠であり、来年もまた有機質肥料を入れて土を柔らかくする必要があるだろうと反省する。根割れの原因は、生育途中での土中水分の急激な変化や高濃度肥料の多用によって起こるとされているので、今年の天気なら仕方がないと諦めるしかありません。保湿性が高く、かつ水はけが良い土壌を好む…何のこっちゃ…土作りが大きなポイントのようであります。
手を掛けなければ上手く行かないものや手を掛け過ぎてもいけないもの…野菜作りも子育ても似たようなところがあります。私の場合は、一番大事なときに、子どもたちに手を掛けられなかったような気がするのでありますが、野菜と違ってやり直しが効きません。世の中のお父さん、お母さん…惜しみなく愛を注いであげてくださいな。(私は出来なかったけど^^;)