その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(掃除…)

2012-09-20 12:54:10 | 夢屋工房

友人『ユッキー』の父親が亡くなりました。「なぁ~夢屋!人生色々あるよなぁ~。俺も色々あったぁ~!」この春にそんな会話をしたオヤジさんは、その後体調を崩し帰らぬ人となりました。病気とはいえ呆気ない最期であり、安らかに眠るその顔に苦痛の色が見えなかったことが幸いであります。焼香しご冥福を祈るのでありますが、これからは同級生の両親が、いや、同級生その人の訃報を耳にすることが多くなるお年頃なのであります。
長男『ポン太郎君』は、長い夏休みを終えて今日、東京へ帰っていくのでありまして、父親と息子などと言うものはいつの頃からか会話が無くなってしまっております。友人の父親の死に接し、酔っ払った『夢屋国王』は、『ポン太郎君』に薫陶を与えるのであります。「お前のジィちゃんが俺に(身上を)任せると言ってからは、一度も文句を言わなかった。言いたいことは山ほどあったろうが、不満も怒りの言葉も漏らさなかった。男には護らなければならない物がある。愛する人であり、愛する子どもたちであり、家であり、国である。任された以上、この家は俺が護るが、決して家に帰って来て欲しいなどとは頼まない。しかし、万が一のことがあれば、帰れる家は常に用意しておく気持ちでいる。あと一年半、成人したのだから、これからのことは自分で考えよ。終わり!」酔っ払いの戯言ではあるけれども、お彼岸を前に、手を合わせる仏の数が増えてきたオヤジからの精一杯の声援であります^^;
酔いにまかせて後は寝る。また、夢を見ておりました。今朝は、汲み取り式のポットン便所の掃除と修理…夢診断によれば、金運上昇の兆しがあるとか。熱心に綺麗にする気持ちが強ければ強いほど、暗示が強くなるのだそうであります。がしかし、私の見た夢は、便所掃除と詰まりの修理を丸投げしている夢だから、運気も丸投げ状態でありましょうか^^;
角度を変えて眺めてみるムラサキツユクサの花言葉は「尊厳」であります。父よ、あなたは強かった…何故か軍歌が思い出される彼岸の入りであります。そう、古老の立ち日がまた近づいている…「尊敬しています」などと伝えられなかった息子であります^^;

コメント
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