栃木県矢板市、茨城県高萩市の国有林を、高濃度に汚染された焼却灰の最終処分場にしよう…寝耳に水の住民に動揺と反対運動が起こっても不思議ではない。その県で発生した汚染ごみを、発生した県に埋め立てる。もっともらしい処分方法でありますが、名指しされた市町村は、そりゃ~怒るでしょうねぇ。1kg当たり8,000ベクレルを超える焼却灰…1年間の追加被ばく線量は、1ミリシーベルト以下という自然界の放射線量に匹敵する量だから、さほど心配ありません…何たって国際基準(IAEA)の年間被爆限度量以下なのだから…???
資源の無い国が世界の資源を買い漁り、加工し、輸出して繁栄を手に入れた国…浪費癖がつき、どの蛇口を開いても安全な水を飲むことが出来て、スイッチを入れれば、煌々と明かりが部屋を満たしてくれる暮らし…それが当然の暮らしの姿であると思っている国民は、ごみもまた自分のところに来るのでなければ、何の問題もないのでありまして、矢板市や高萩市の皆さん、国からの迷惑料をお支払いしますから、我慢してください…こんな解決法をいつまで続けるのだろうか?そして、どこかに埋めなければ、解決しないのだから厄介な問題でもある。
食って食えない訳が無い。毒きのこであっても食えるはずである。ただし、後から腹痛や吐き気が起こったとしても保証の限りではないということを除いては…^^;放射性物質を埋め立てて処分する。原子力発電は、通常稼動している間は、最も安価な発電方法であると宣伝されてきたのであるが、一旦事故が起こった場合や最終処分費を勘案しない算出結果であって、原子力発電をゼロにするなどという妄動は、産業経済を無視した選択であると主だった経営陣が表明するのであれば、そして安全だと言うのであれば、消費電力量に応じて、みんなでコンクリートで固めた焼却灰のペレットを、各家庭で1個ずつ保管することにしませんか?ペレットにはICチップでも組み込んで、割り当てられた家庭の情報を組み込んでおくから、勝手にどこかに捨てたりしたら処罰しちゃう。そんな風に繁栄と危険性をみんなで分担しないと、放射性廃棄物に限らず、一般家庭のごみ焼却場の最終処分地もすべて人口の少ない田舎にすれば問題ないだろうと、繁栄の代償を過疎地が負わなければならなくなるのであります。
国際基準をクリアしている放射性廃棄物は、安全なんだから率先して環境省と国会議事堂の前に積み上げてみよう。我々、官僚も国会議員も安全に執務しております…むしろ、反対運動のデモ隊も押し寄せないから好都合かも^^;貝割れダイコンやホウレンソウを安全だから私は食べますとテレビの前でパフォーマンスを行うのだから、国会議事堂前に積み上げるパフォーマンスも悪くないと思うのですがねぇ…。
いずれ、住民と調整に入っても、光栄な最終処分地に指名された住民が納得するとは思えない。本日、『夢屋国王』は米の調整作業(籾すりと袋づめ)であります。米の調整作業とは、アメリカと最終処分法について、調整会議をすることではありませんと、お断りだけしておきます^^;