三者三様の寝姿でありますが微笑ましい^^;
野良猫『ジーコさん♀一家』に、『第2サティアン』が占拠されて3日め…その行動は次第に大胆になっていく。初めは農園のネズミを獲ることを家賃代わりに、農機具小屋を提供していたのだが、『夢屋農場長』の人の良さに付け込んで、今では『サティアン・テラス』は、子猫たちの屋内運動場と化している。『ジーコさん♀』もまた、朝仕事から帰り、お腹を空かせた農場長の朝ご飯を分けろと要求する始末…始めはドライフードで辛坊していたものの、ゴーダチーズの味を覚えてからは、チーズトーストを要求し(パンの耳では満足しなくなった^^;)牛乳をねだるようになってしまいました。しかし、『狩り』は止めない。小さな子どもたちが生き残るための術を教え込むのに必死のようであります。(その間、『第2サティアン』は託児所と化し、お尻の躾がされていない奴が、来客用の座布団にオネショをしたようであります。まぁ、長男『ポン太郎君』が主に使っている座布団だから良しとしよう^^;)
まだまだ、オッパイは欠かせないようです^^;
さて、「狩り」から帰った『ジーコさん♀』は、お気に入りの牛乳で喉を潤すと、お昼寝中の子どもたちに「にゃ~!」と優しい声を掛ける。(翻訳:「起きなさい。全員集合!」…最近、『猫語』が分かるようになって来た^^; 確かに寝ていた子どもたちが一斉に集まるのであります。)本来の居場所である「薪置き場」に移動するようでありますが、今日は床下トンネルを使わず、開放された窓から堂々と『サティアン本丸』を横断し、高窓から『薪置き場』に移動する計画のようであります。運動神経の鈍い『クロ♂』が一番先に薪置き場の屋根に到達し、残り二匹はコルク張りの壁を登れない様子…『クロ♂』は、農場長のザックを踏み台にして登ったようでありますが、勢いでザックが倒れてしまい二匹が取り残されたようであります。「まだ、無理でしょう!」農場長は仕方なく、お昼寝用のマットレスを窓に立て掛け、二匹のサポートをしてあげます。三匹が屋根に揃うと、今度は「飛び降りろ!」との指令の様であります。身をよじらせながら薪のベッドに到着したようでありますが…夕刻、子どもたちをテラスで遊ばせてから、また窓へ向かう『ジーコさん♀』…「おいおい、今度は窓閉めてますけど…。」案の定、『ジーコさん♀』がガラスに激突し跳ね返された。「アホやねぇ。」…窓を開けてやり、マットレスを準備してあげようとすると、子どもたちはちゃぶ台から一気に窓枠までジャンプしましたよ。要領を覚えたようであります。「老婆心」…孫たちを見るかのように手を差し伸べる農場長に対して、母親『ジーコさん♀』は、着実に野性教育を実践しているようでありますよ。猫に見習わなくてはならない光景かもなぁ…。